今はもう無いけど、わが家には「高島式九星気学」←たしかこんな名前
の本が必ずあった。

今だに誰が購入してきたのかわからない。
誰だかわからないが、占いの本だからチラチラと見てました。
本当にチラチラとしか見てないから、全く理解が出来ず、私にとって九星気学はよくわからないものだった。

月日は経ち、私自身はタロットや西洋占星術に興味が沸き、ものの見事に西洋かぶれになったふふ~ん

しかし、ある縁から九星気学の先生と出会い、九星気学と占ってもらえましたなっ・・・なんと!

命盤を作成してもらい、 筮竹と積み木みたいなもの6つと合わせて占っていく。
筮竹をじゃっじゃっと混ぜ、適当に見えるが適当じゃなく2つに分け、何本かづつ筒に戻していく。全て戻したら積み木をひっくり返したり…返さなかったり…

なんと言うか、不可思議でしょうがなかったぼーぜん
あっけにとられながら見続けている。
しかし…先生から占いの結果を聞くと、全てが的を得ているお答えでした。

全く理解ができない涙

タロットカードには1枚1枚にイラストが描かれて意味があり、他のカードとの兼ね合いでいろいろと見えてくる。
しかし 筮竹や積み木にはイラストとかはない。1つ1つの棒に意味があるようには思えない…

本当に不思議だ…

私がキツネにつままれたような顔をしていたら、先生が説明をしてくれました。

以下は私なりにまとめた内容です。


筮竹に九星気学は中国の占術です。

時間を遡ります。

その昔、地球には電気もガスも無かった。
あるのは、空に海に山。
夜空には月や星が空を輝かせ、海には魚やたくさんの生命。
山々には深い木々や美しい花達。

自然に満ち溢れていた。
自然しかなかった。

そして自然はエネルギーに溢れている。

大地には地脈があり、河には水脈がありエネルギーの通り道になっている。
これらのエネルギーを上手く使っているのが風水なのかな。

自然やエネルギーを包括した森羅万象をベースに作っていった占術が東洋の占術なのではないかな。

自然と人間の生活の環境と生まれた日の宿命。全てを大きく取り込んで占いをしていく。

1つのことに捕らわれない大きな視野に合理性。
そして…自然と共に生きていき、手と手を取り合っていく『和』の精神性。
これらが東洋占術なのではないだろうか。

私はわからないながらに、易(筮竹と積み木)、と九星気学にその精神性を感じてしまった。


生まれた日の宿命、そのものは変えることはできない。しかし、生まれ育つ環境によって人の生き方は変わることはできる。

良い方向にも。悪い方向にも。


人間は一人じゃない。必ず自分以外の人間に出会い、影響しあって生きていく。
自然も私達人間に語りかけてくる。

地球の全てに影響され、変化して生きていく。


東洋占術…スケールでけぇ…


free birdでしたあひる



あ、私はもっぱら西洋かぶれでいきます。( *・ω・)ノ