現在日本にはバイオディーゼルの品質規格がありません。規格があれば、それを満たす製品を売れば文句をいわれません。でも、今の状態で車にトラブルが起きたとしましょう。まず悪者にされてしまいます。そんな燃料使うから!って 確かに、不安定なバイオディーゼルも出回ってますので、事実の場合もあります。でも、本当はどこかのリコール対象車になるような車だったかもしれません。そんな状態の中日本でバイオディーゼルを売るのは恐いですよね。。。
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軽油引取税(32.10円)は目的税ですから、道路を走るディーゼル車に使用する以上国内産植物油起源または海外産植物油起源バイオディーゼルであろうと、化石燃料であろうと課税は当然にされるべきものと考えます。しかし、CO2の削減を国として進めるのであれば、バイディーゼルや植物性軽油は16.05円にするなどの導入促進が必要です。また、国内バイオマス産業の保護育成を考えれば、海外由来植物を原料とする場合には16.05円の課税額に対し、国内由来植物あるいは廃食油を原料とする場合には10円の課税額とするなどの政策が必要だと思います。

 

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 水力・風力同様バイオ燃料も再生可能エネルギーと言われる。

 しかし、この再生可能と言う言葉にはちょっと勘違いされやすいニュアンスが含まれる。それは、「再生可能エネルギー=無尽蔵なエネルギー」ではないということ。

 起源が太陽光のエネルギーである以上、日々地球に注ぐ太陽光エネルギーを越えることはできない。バイオ燃料の場合、1年間に収穫される油量には限界がある。

 また、当然に地域的偏りもある。南極・北極と赤道直下を考えてもらうと明確にイメージ出来るように、赤道直下に豊富なバイオマス資源が偏っている。

 これは、次世代のエネルギーとはいえ、20世紀に石油資源の奪い合いが戦争を引き起こしたのと同様の危険を内包していると言うことである。  

 すでにマレーシア・インドネシアの「みどりの油田」に中国・韓国企業以上にヨーロッパの企業が現地プランテーション会社とバイオディーゼルの合弁会社を設立し、「みどりの油田」の確保争奪戦が始まりつつある。

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