主なAntiscamサイトに詐欺師の情報を掲載する場合、最低限求められるのが、詐欺師が盗用している写真や自称している職業などとともに、

  • メッセンジャーのID(スカイプ、ヤフー、Whatsapp、Viber、LINEなど)
  • メールアドレス
  • 電話番号

といった固有情報が求められます。しかしながら、Facebook上での詐欺情報の場合、そこまで入手できていなくても報告ができるので便利です。

 

英語が苦手でも、日本語のグループがあるので、そこに報告することができるでしょう。ビジター投稿は目立たないところに表示されますが、内容が非常に緊急度がある場合、アドミニストレータの方がシェアする形で前面に表示してくださいます。

 

日本語のグループ;(ほかにもあると思いますが私が把握しているのはこの2つと、もう一つ秘密設定のグループです。)

国際ロマンス詐欺撲滅協会(Japan)

ロマンス詐欺(国際結婚詐欺)Romance scam

 

メアドやメッセンジャーIDなどの情報がなくても投稿できるとはいえ、この種の情報は単にあなたが狩りで見つけた獲物を見せびらかすためのものではなくて、被害者や被害をまだ受けていないけれども詐欺師と友達になっている方々に見ていただいて注意を喚起するという目的があります。可能なら、単に詐欺師のプロフィールをシェアするだけではない、それ以外のメッセージを含めるべきでしょう。単にプロフィールだけ載せても詳しい人がすぐにコメントして補足してくれますが、英語のグループなどでは時々「証拠は??」と突っ込んでくる人もいます。

 

どんな内容を含めるべきでしょうか。どこまで情報を把握できるかによりますが;

 

1) 頻繁に詐欺に使われている写真であれば、その写真を報告しているAntiscamサイトのリンクを含める。

例: この写真はドイツの男性、Uweさんの写真です。Uweさんは写真盗用被害者で、彼の写真が出てきたら100%詐欺師です。詳しくはこちらをご参照ください。

http://www.romancescam.com/forum/viewtopic.php?t=58970

 

 

2) 写真検索でヒットした写真を使ったプロフィールであれば、写真の本物の人物の情報を含める。

 

 

3) 写真のヒットがない場合でも、詐欺師アカウントだと確証できる場合その証拠となることを含める。例えば典型的な設定。

●シリアやアフガニスタンの米軍兵、シリアの洗浄ジャーナリスト、英国人の船乗りかエンジニア、石油系のエンジニアやビジネスマン。

●お決まりの妻と死別か離婚で子供が自称する年齢の割には小さい。

●女性の場合できすぎたモデル体型で華やかでセクシーな写真と反比例するつつましい職業(看護師、保育士、教諭、店員か学生など)

●プロフィールやタイムラインに見られる本人の文章の特徴

●メッセージを受け取っているのならそのメッセージ内容。

 

 

4) 実際に被害に遭った方に代わって投稿する場合、被害額や手口について言及。もちろん被害者の名前は載せない。

 

 

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Romance Scams Now というAntiscamサイトのフェースブックグループにScam Rescue by RSN というフェースブックサブグループができたそうです。このRSNというサイトは私はほとんど関わっていないのでサイトがどれだけ良いサイトなのか等詳しいことは知りません。少なくとも数あるAntiscamサイトの一つで、FBでもアクティブであることは知っていますが。

 

このグループで勧めてる被害者救助の方法をご紹介しましょう。但し、私としてはこのグループに参加することを促すつもりはないので、方法論の列挙とします。私の独自の方法も混ぜていますので完全な訳ではありません。

 

リムジン後ろリムジン真ん中リムジン真ん中リムジン真ん中リムジン真ん中リムジン真ん中リムジン真ん中リムジン真ん中リムジン真ん中リムジン前

 

ステップ1

フェースブックの詐欺師を探す。フェースブック上のAntiscamグループのページは複数あります。そこに掲載されているのを探すのも一つの方法。それから、お友達に友達数3000人以上で誰でも承認する方がおられたら、だいたいその方のお友達の中に何人か詐欺師のなりすましが紛れ込んでいます。私がよく使う方法は、そのような方々の友達リストの検索機能に詐欺師がよく使う名前を入れてみると結構ヒットする。下の図はある方のお友達リストからMichaelという名前の典型的な詐欺師プロフィールをみつけだしたところ。黒塗り部分は普通の方々と思える人物を消去。

 

ステップ2

もし詐欺師だと確認できたら、詐欺師の情報が報告されて公開されていることを確認。これは助けようとしている相手に証拠として示すのに必要です。元記事のグループに報告するのもよいですし、自分が参加しているグループでもよいでしょう。日本語のグループは;

国際ロマンス詐欺撲滅協会(Japan)

ロマンス詐欺(国際結婚詐欺)Romance scam

等があります。

 

Antiscamグループは、無実の人をレポートして訴訟を起こされたくありません。ですから確証のない、いたずらや嫌がらせと思われる投稿はアドミニストレータに注意されたり削除されたりします。ですから、投稿がそのまま公開されていたら、あなたが見つけた情報は確かに詐欺師情報だと保障されたと言えます。

 

プロフィールのリンクに加えて、この写真が何度も詐欺に盗用されている証拠(Antiscamサイトの特定のページのリンク)や、写真の本人に関する情報(有名人の場合、軍やテレビ局などのプロフィールのリンクなど)を添えると、さらに強力な証拠を提供できたことになります。

 

ステップ3

詐欺師とお友達になる必要はありません。しかし、タイムラインなどを隠している詐欺師の情報をもっと得たい場合、Scamハンター用の捨てアカウントを使ってリクエストを送るとよいでしょう。そうすると、相手の情報をもう少し詳しく得られます。私個人的には、Antiscam活動そのものがリスクありますので、Antiscam活動はリアルのアカウントを使いません。詐欺師と友達になっている方に友達リクエストしたりメッセージ送るなら、リアルの友達のフェースブックに「知り合いかも」で詐欺師アカウントが出てくる可能性があります。ということは、詐欺師にも大事なリアルのAntiscam活動とは無関係のお友達の名前が「知り合いかも」に出てくるわけです。私はそれを望まないので、リアルのアカウントは警告にもハンティングにも使いません。

 

ステップ4

詐欺師のタイムラインに見られる人々の中から、詐欺師の偽アカウントをよりリアルに見せるために協力してる詐欺師の協力者と、リアルな人々を識別します。例えば、積極的に「いいね」をしていたり、意味の薄い称賛コメントをしていたり、タグ付けのメッセージを定期的に投稿している人などは、知っていて協力している可能性もあります。。詐欺師たちは複数のプロフィールを持ち、互いのプロフィールに「いいね」やコメントをして、自分の詐欺用アカウントをよく見せたり、単に自分のブックマーク用に使ったりもします。一人ひとりのプロフィールをよく見てゆくと、それが詐欺師か、共犯者/協力者か、それとも普通の人かわかるでしょう。わからない場合は気にする必要ありません。

 

詐欺師のタイムライン見ていると、日本人狙いの詐欺師の場合、たいてい詐欺師の友達リストの日本人は「被害者」と「誰でも承認する無意識の協力者」に二分されます。外国人の場合、できすぎるくらいきれいな女性やイケメン男性がリストされていたら共犯者の偽プロフィールの可能性あり。私は日本人、韓国人、台湾人以外の外国人は少しばかり警戒して、共犯者の可能性あれば声をかけません。欧米人の場合は太っているかガリガリの中高年であれば被害者の可能性が大きいとみています。被害者の可能性がありそうな東南アジア人の場合、その人と同じ国のAntiscam活動グループに頼みます。タイ、マレーシア、フィリピン、カンボジアなどは被害者とミュールが両方存在しうるところで、そちらのAntiscam活動家は区別をつける方法を知っています。

 

日本人の「被害者」「無意識の協力者」の違いの識別は結構難しいです。友達数4000人以上いる人でも詐欺師から愛のメッセージを受け取っていたという方にお会いしましたし、友達数100人程度の方でも「英語分からないから放置」と仰って何人か見ず知らずの外国人を友達リストに入れている方がおられます。だいたい「詐欺師を無意識に協力している」方々は、「誰でも友達承認」されると同時に、本当にリアルで知っている方以外とは積極的なやり取りをしませんのでメッセージを送ってもほとんど読まれませんし、仮にメッセージに応えてくださっても、詐欺師から全くコンタクトも受けていないため友達削除してブロックしたりすることには消極的です。それよりも5000人目指すためには何もやり取りのない見知らぬ友人がリストされていることがその方々には大切なのでしょう。

 

一時期、「無意識の共犯者」の方々(ああ、共犯者と言っちゃった!!)にも熱心に注意を促したことありましたが、無駄なことだと思うようになりました。たとえその方々の友達リストに詐欺師が入っていることが、本物の「被害者」の方々に「この人の友達なら安全だ」という保障を与える結果になっていたとしても。確かにその方にとっては何も起きていないのだから、私が「あなたのお友達になっている誰それは詐欺師です。」といっても削除してブロックする十分な動機にはならない。

 

 

ステップ5

詐欺師のタイムラインのコメントやいいねから見つけた本物の人々(詐欺師やその協力者ではないと判断できる人々)に以下のような内容を含んだメッセージを送ります。(書き方は自分らしい文章に変えるとよいでしょう。)

 

こんにちは、突然すみません。オンライン詐欺を防ぐ活動をしているボランティアです。

お友達になっている「(詐欺師の名前)」はオンラン詐欺師として報告されているのでお知らせしたくてコンタクトとらせていただきました。こちらのリンクをご覧ください。

(詐欺師の情報を掲載したサイトやフェースブックページのリンクを張り付ける)

この人物をすぐに友達削除し、ブロックされることをお勧めします。もし送金されてしまっているようでしたら、ご連絡いただければ次にどのような手順を踏むべきかアドバイスいたします。 (あなたの名前)

 

被害者(もしくはまだ被害を受けていない詐欺師のお友達)に詐欺師に関するレポートを確認してもらうことが非常に重要です。ですから、まだどこにもレポートされていない詐欺師であれば、被害者にコンタクト取る前にその詐欺師のプロフィールを詐欺情報掲載するフェースブックページなどにレポートします。

 

これだけでいいのです。いくつものメッセージを送る必要はありません。返事が来ればそれはよいですが、返事がなくても気にする必要はありません。もし警告して差し上げた相手があなたの言うことやレポートを信じないなら、それもかまいません。なぜなら彼らの頭に疑いの種を撒くことができたわけですから。何かの機会に相手の詐欺師に対して懐疑的になる時が来ることは確かです。

 

すべての人を助けることはできないですし、聞いてくれる人しか助けることができません。被害者の方と議論しないで、メッセージを送るだけでよいのです。もし議論すれば、被害者は自己防衛の態勢に入り、警告を無視します。

 

 

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