米国の心理学者、フィル・マグロー博士はDr Phil Showというテレビ番組で有名です。彼のショーでは離婚や浮気の問題などの人間模様を扱うショーです。時々ロマンス詐欺の問題も扱っています。

 

詐欺被害者は最初は非常に自信ありげです。絶対に相手が本物であると信じている。

 

Dr. Philショーの他のトピックなら、話の仮定が視聴者の想像を覆すこともあるでしょう。でもロマンス詐欺の話の場合、最後に被害者が納得するか拒絶モードに入るかに関わらず、「母親は騙されていた」「祖父の彼女は詐欺師だった」という結論で終わります。

 

この手のストーリーに例外はないのです。典型的なパターンで展開され、被害者が送金してしまうという事件は全て詐欺で本当に相手が被害者に会いに来る事はあり得ない。

 

被害者側の主張が覆されて、愛した相手が詐欺師だったという証拠が続々と提供されてゆく様子、そして被害者が最後は騙されていた事を認めるのを見るのは本当にスカッとします。

 

こちらも、やはり写真の人物をスタジオではないですが映像で登場させて被害者の方と対面させています。

 

Love Scams: "My Mother Chose Her Catfish over Her Family"
May 29, 2014

 

Gildaさんという女性はオンラインデートサイトで知り合ったEricを名乗る男に合計15万ドルほどを送金してしまった。彼女は相手にお金を送るために自分の家を売って、今では2部屋のアパートに住んでいるのだという。

 

Dr PhilはEricが要求したお金とその理由をリストする。ビジネスへの投資、ホテルと病院の請求書、彼の息子に贈り物と学費、航空券、携帯電話とパソコン、食費、小切手代など。

 

Ericの飛行機代はロンドンからカナダに飛ぶためのものだったが、Ericが来ることはなかったという。

 

彼の出身校や病院などを調べてEricなる人物が存在しないことを証明した後、最後に写真の人物が画面に登場、Ericじゃありません!! というわけでめでたし、よかったね!! という内容でした。

 

!!著作権の関係でビデオは張り付けません。リンク先で元のビデオをご覧ください。

 

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「ロマンス詐欺により自殺に追い込まれる」 2010年8月18日 ABCニュースの記事

 

Captain Thachのフェースブックでも紹介されています。

 

ニューヨーカーの男性が自殺。家族によると、男性は国際ロマンス詐欺の被害にあってすべてを失い、親族からもお金を盗ってしまっていたのだという。「父は銃弾を頭に撃ち込み、椅子に座った状態で死んでいました。」と息子のピーターさん。父親は、自分が巻き込まれた恋愛から富への幻想が詐欺だったと気が付いて、ニューヨークの自宅で自殺する以外ないと考えたのだろうと信じている。

 

 

 

ピーターさんが父親の持ち物を全部調べた時に初めて、父親のショッキングな秘密を知ったのだという。ウェスタンユニオンの送金票の束、そしてその送金先はロマンス詐欺の拠点で知られているガーナ。

 

 

「ガーナ、300ドル、そしてガーナ200ドルなどと書かれていました。それをすべて足し合わせると、5万ドルにもなりました。」

 

 

父親のアルさんのノートパソコンには、アイシャと名乗る女性のメールの写真とメッセージが見つかり、その女はここニューヨークにきて彼と一緒になると言って、離婚して退職している元ビジネスマンのアルさんに未来と富を約束してくれていた。

 

 

「女は銀行にお金があり、それを父に送金すると言っていたのです」と息子さん。しかし、まず最初に彼女はNulu Sulemanという人物を通じてそのお金が彼女に送金されなければならないと言っていた。この時点で、父親のアルさんは自分のお金が無くなっていて、息子さんにお金を無心するようになった。

 

彼は息子さん名義のクレジットカードを使い、お金を借り入れた。ピーターさんの信用は想像以上にガタ落ちになった。

  

ピーターさんはニュージャージーで自動車修理工場とレッカー車を扱った小さいながらも成功したビジネスを営んでいた。父親の住んでいた家を所有していて、父親が住宅ローンを支払うこともやめてしまったことをこの事件のあとで知ったのだという。

 

「この家は抵当に入っています。私はこの家を失うことになるのです。父の事件は私と私の家族をめちゃくちゃにしました。」

 

アルさんが自殺した日、彼はアイシャがデルタ航空で到着すると信じてた。しかし、彼女は現れることはなった。

 

「父がなぜこんなことをしたのか、私には想像もつかない」と息子さん。

そして最後に奇妙なことに、その週の火曜日、父親のパソコンにNulu Sulemanを名乗る男からメッセージが入っているのを見つけた。アイシャ、もしくはシャンダと名乗る女がシカゴで銃弾を頭に撃ち込んで自殺をしたと。

  

「奴らを追跡するのは不可能です。奴らは幽霊のようで、人々の生活をめちゃくちゃにする。他人の生活をこのようにダメージを与えるべきではないのです。父がこのような死に方をするのを見て、ほかの家族も同じような目にあっている可能性もあると考え、このことについて声を上げることにしました。何も隠したくはありません」とピーターさん。

 

 

 

自殺したアルさんと、ガーナの詐欺師が成りすましていたアイシャを名乗る美女。

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離婚した男性が82000ポンド(約1140万円)をロマンス詐欺被害で失い自殺

2010年2月 Daily Mail Onlineより

 

妻と離婚していたPhilip Huntさんはインターネットのデートサイトで美しい女性と知り合ったとき、本当に祈りが聞き届けられたと思った。彼女は若くてお金があり、290万ドルをナイジェリアから英国に送る手助けをしてくれれば二人は幸せな生活を始められるはずだった。しかし不幸なことにそれは巧みに作り上げられた詐欺であり、Huntさんは8万2千ポンド(約1140万円)を失い、自ら命を絶った。

 

 

58歳の男性はローズと名乗る女にすっかり夢中になり、彼女がマラリアにかかった、あるいは資金の入った荷物が税関で引っかかったなどという話に乗せられて何千ポンドも送金してしまったのである。

 

何度も詐欺師に送金した後、彼の家は抵当に入られ、借金をして、利息がうなぎ上りになり、雇い主に現金を貸してほしいと懇願したりするようになった。そして借金で首が回らなくなり、とうとう線路の上に横たわって自殺を図った。

  

元彼女からこれは絶対に詐欺だと警告されていたにも関わらず、ハント氏は最後までローズを信じようとしたのだった。

 

彼の携帯電話が遺体のそばに置かれたリュックサックから、ローズに送信されることも読まれることもなかったローズあてのテキストメッセージが見つかった。

「僕は冷たく、寂しく、落胆している。僕は今夜は君がいないと寂しい。僕は神様のもとにいくよ。」

 

ハント氏は2回離婚し、レスリー・スミスというガールフレンドと別れたあとでオンラインのデートサイトを利用するようになった。

 

彼はナイジェリアに住むというローズとテキストメッセージやメールをやりとりするようになった。ローズは彼女の写真をハント氏に送り、彼は美しいブルネットの白人女性に瞬く間に恋をした。

 

何か月か経って、Hunt氏はローズが重い病気で彼の助けを必要としていると信じさせられるようになった。そしてそのご褒美は彼女と彼女の持参するお金による生活。

 

 毎回ローズと会える機会が近づくと、姿の見えない犯罪者たちはホテル代や医療費、英国までの旅行代としてお金を請求してきた。

 

彼は詐欺団の2名の男と会うためにロンドンまで出かけてゆき、紙ぺらを100ドル札に変えるトリックでだまされた。彼はロンドンの空港近くのホテルでエージェントと会った。二人の巨漢が大きな黒と灰色の紙が入った箱を開けた。彼らの一人がスプレーを1枚の紙にかけると、それは100ドル札に変わったのだった。目の前で見せられたトリックを信じて、スプレー代のお金を払ったのだった。

 

ハント氏は2008年12月から送金を始めていた。ある時、彼は雇い主から2万5千ポンドを借りようとしたが、それを撤回し、その仕事を辞めた。

 

彼の詐欺師との最後の接触は前年の6月で、翌年8月13日に線路で列車にひかれて複数の傷を負って亡くなった。

 

警察が彼の死因を調べ、警察あてに書かれた手書きのメモが彼の自宅から見つかった。そこには「これ以上は何もできない」と書かれていた。それからたくさんの詐欺のメールと、彼自身の自殺を予告するメッセージも見つかった。「僕は返しきれない程の借金を負ってしまったので自殺する」と。当局は彼の死因を自殺と判断した。

 

元恋人だったスミスさんに事情聴取をしたところ、スミスさんは「奴らは人の弱みに付け込むハゲタカのような奴らよ。私はこのような犯罪について人々が注意深くなるように警告するわ。フィリップはおとなしくて控えめの紳士でした。そして知的で。だから詐欺に騙されるなんて信じられなかった。でも彼は最悪な状態だったし、奴らは彼が一番弱い時に付け込んできたのよ」

 

英国交通警察のダニー・スニー警部は「皆さんは警戒心を怠るべきではありません。あまりにもうまくできすぎた話などあるわけないのです。あったことのない人物とお金の絡む話が出たら特に警戒すべきです。そのようなことはありえないからです。医療費やホテル代、交通費などの要求は絶え間なく続くでしょう。」

 

警部はまた、この種の国際詐欺に関する犯罪捜査は続けているが、まだ一人も捕まっていないと語る。


中高年男性に「年齢なんてただの数字よ」といって近づいてくるネット上の若い外人美女の正体はアフリカの男です。男性のみなさん、お気をつけて!

 

ハートブレイクハートブレイクハートブレイクハートブレイクハートブレイク

 

FBIの統計によるとロマンス詐欺の被害は件数、被害総額ともに女性のほうが高いです。しかし男性が決してロマンス詐欺に引っかからないわけではありませんし、むしろ数字に出てこない潜在的な被害がたくさん存在している可能性があります。

 

例えば無害そうなおじさんの写真を使った詐欺師に騙された女性なら、周囲は同情してくれるかもしれませんが、胸の大きいAV女優やグラビアモデルの写真を使った女性を装う詐欺に騙された男性は「そんなのにはまるからよ」としか言われないかもしれませんね。このHuntさんの元カノは彼に注意を促していたのに、彼女のこと聞き入れなかった、男としてのプライドも邪魔したのかもしれませんね。

 

そして最初の頃の送金なら日本円で1万円か2万円程度。水商売の女性たちに大判振る舞いするより安いかもしれません。

 

 

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2013年4月

ナイジェリアの20歳の男性が白人の78歳の高齢女性と結婚

 

別に年の差恋愛否定はしません。高齢者でも若い人と結婚したって問題ないと思う。女性の方が年上でも全然構わない。


でも、不自然過ぎますよね。同じような文化圏内で、収入などもほとんど同じレベルの人同士だったら、稀ではあっても恋愛そのものが「自然」なものってこともあり得る。

 

白人の信頼できそうな男性を装ってこの女性位の年齢の女性を騙して送金させる詐欺に比べれば合法的ですが、途上国の若者が先進国の老女と結婚って、明らかに財産狙いでしょう。女性が亡くなって遺産相続したら、隠れていた本命の同世代彼女と結婚してメデタシじゃないですか?

 

これらの報道写真を見ると女性側の親族と思われる欧米人の姿が見えない。何もかも捨てて(でも亡夫の遺産はしっかり持参して)、ヨーロッパか北米からナイジェリアやガーナに飛んできた感じがしますね。勿論、花嫁側の親族が誰も来ないのは交通費の問題もあるでしょうけれど。

 

他にも;

24歳のガーナ人男性が73歳の白人女性と結婚

ナイジェリアの18歳の少年が70歳の白人女性と結婚

23歳のナイジェリア人の青年が白人のお婆さんと結婚

23歳の青年が68歳の女性と結婚

ナイジェリアの青年が白人のお婆さんと結婚

ナイジェリアの青年が白人のお婆さんと婚姻届け

 

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母娘がミリタリー詐欺の共犯者として逮捕される。

2012年6月のニュース(ABCニュースなど複数のオンラインニュースで2012年に報道されていました。)

 

米国コロラド州の母娘が米軍を装った詐欺団の「ナイジェリアロマンス詐欺」の共犯者として100万ドル以上を374人の被害者からだまし取ったとして逮捕されました。

 

娘のTracy Vasseur(40歳)と母親のKaren Vasseur(当時73歳)は2009年から詐欺の共犯者としてアフリカの詐欺団に協力し、アフガニスタンに駐留する米軍兵を装って疑うとを知らないインターネットのデートサイトで女性たちを罠にかけ、3年以上にわたって米国をはじめ40か国の374人の被害者を騙したとのことです。

 

 

米国のIC3(インターネット犯罪苦情センター)によると、40代以上の離婚したり夫に先立たれたり、あるいは障害を持つ女性がオンラインのロマンス詐欺に引っかかりやすいといいます。

 

Vasseur親子はコロラド州の犯罪に関する20の法律の違反、マネーロンダリング、および窃盗などで告発され、有罪と認められれば娘のTracyは205年、母親のKarenは172年の服役ということになります。

 

 

偽りの恋愛関係が構築されると、兵士たちの持ち物を届けるため、あるいはアメリカに戻るため、もしくはほかの費用を賄うためなどとして金銭が要求されました。この親子は被害者からのお金を受け取ると、10%を自分たちのものとして、残りをナイジェリアの仲間に送っていました。Vasseur母娘にとられたお金は112名もの異なるナイジェリア人の名前に送金されていましたが、そのほとんどは「Olamigoke Ayodeji」という人物あてだったそうです。送り先はエクアドルや英国、インド、UAE、そして英国にもありました。

 

 

ほとんどの被害者は女性で、インターネットで伴侶となる相手を探して、様々なデートサイトやフェースブックなどのSNSを利用していたそうです。これらの詐欺行為をしている間、Vasseur母娘は被害者にコンタクトとったり、海外の共犯者と会ったりはしたことがないといいますが、定期的に主犯たちとコンタクトをとっていたようです。そして娘のTracyは共犯者のためにデートサイトを作ったりもしていました。

 

そしてオンラインの関係が確立してくると、犯人たちは自分たちが本当の米国兵士でアフガニスタンに駐留していることを証明するために、偽の軍の証明書類や写真を被害者に送ります。そして、関係が確かなものになると、犯人たちはコロラド州にいる「エージェント」を通じで送金するようにと要求してきます。最初はウェスタンユニオンやマネーグラムなどの送金サービスを通じてです。

 

被害者たちは兵士たちと話をするための衛星電話のための支払いを要求されたり、兵士が被害者のもとを訪ねるための交通費、あるいは休暇をとるための許可などとしてお金を要求されます。送金金額はたいてい1万ドルを超え、高額になると5万9千ドルにも上ったといいます。

 

 

 

母娘二人は親戚の若い女性を雇い、被害者からのお金を受け取らせ、一年以上もそれをナイジェリアに送金させてきました。ウェスタンユニオンが二人の利用を制限したからだと言われています。

 

起訴状によると、一人もしくはそれ以上のナイジェリア在住の人物たちがこの詐欺にかかわっていることがわかっているが、それらの人物を特定することはできないそうです。

 

 

 

Vasseur母娘は20の個人及び法人名義の銀行口座を11の地元銀行に持ち、それらをだまし取ったお金の洗浄(マネーロンダリング)に利用していました。

 

 

また、訴状によると、複数の被害者に対するゆすりの疑いも挙げられていました。何人かの被害者は疑いを持ちましたが、お金を取り戻すことはできませんでした。

 

 

Jack Campbellを名乗る共犯者からのメールによると、彼はノースキャロライナの被害者に「軍のエージェントであるTracy L. Vasseur」に送金するようにと指示していまいsた。軍人であると称するCampbellは、旅行費用と私物を取りに行くために必要な費用と被害者に伝えていました。その被害者は2010年の11月9日と12月31日の間に10回の送金を行い、合計被害金額が2万4200ドルにも上りました。

 

 

 

 

捜査当局によると、捜査員が話を聞いた被害者たちは誰もお金を取り戻していないそうです。

 

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2014年3月のニュースではこの母娘は娘のTracy L. Vasseurが19年、母親のKarenが12年の実刑の判決を受けたそうです。

 

ナイジェリア人のロマンス詐欺の手助けをするようになったときは娘のTracyは離婚したシングルマザーだったそうです。ナイジェリアの犯罪グループはアメリカに共犯者を必要としていて、Tracyを共犯に引きずり込めそうな相手と判断し、実際にそうなったといわれています。

 

 

このナイジェリア詐欺というのは年間10億ドル以上にも上る犯罪産業で、その中心がナイジェリアと言われています。

 

ほかのロマンス詐欺被害者と同じように、Vasseurは騙されていました。シングルマザーを相手に探している兵士など存在しません。しかし心痛よりも貪欲さをVasseurは募らせました。

 

Vasseurは名前が挙げられていないナイジェリアの企業のためにマネーロンダリングをはじめ、母親のKarenまで巻き込みました。そして米国軍のエージェントと称して共犯者たちに被害者がコロラドのエージェントに送金するようにさせるようになったのです。

 

 

 

 

顔立ちで人を見るべきじゃないですが、いかにも

犯罪者っぽい感じの母娘ですね。

 

ピンク薔薇ピンク薔薇ピンク薔薇ピンク薔薇ピンク薔薇

 

この娘のTracyという人物は、シングルマザーでした。そして、詐欺被害者でもあったわけです。しかし、ある時点で詐欺の共犯者に転身。自分が騙されたと同じ方法で別の被害者たちを騙し、そして共犯者たちに分け前を送っていました。これも、悲しいロマンス詐欺被害者の成れの果てです。彼女のようにならないようにするためにも、詐欺被害を受けた方々には相手が詐欺師だとわかったら接触を断つことをお勧めしています。もちろん相手との接触を続けることは被害者の方のご自由で、私にはそれを無理に止める権利はありませんが。