• 31 Jan
    • 写真の人にコンタクトしても良いケース

      写真の本物の人を見つけた場合、その人にコンタクト取るべきではないという私の意見を書いてきました。実際、英語の主なAntiscamサイトも同様のことを勧めています。但し、コンタクト取っても大丈夫な場合があります。それは、本人が詐欺被害者やその支援団体などからのコンタクトを受けることを想定して、写真盗用被害者としてメアドなども公開している場合。殆どの場合、公人です。大学教授や軍の高官など。当然ですが、ご専門分野でご活躍中の先生や将軍などがネットで詐欺被害に遭った方々一人ひとりと直接対話してくれるはずはなく、おそらくはネットで公開されているメアドは盗用写真案件のための公式のメアド。届いたメールが秘書にも自動的にBCCされていたり、メアドそのものが「詐欺被害受けた人から連絡を受ける」ための窓口だったりします。ご本人がホームページやフェースブックぺ―ジなどを通して詐欺アカウントを通報してほしいというアナウンスをしている場合もあります。よく知られているのは、米国Roane State コミュニティカレッジのChris Whaley博士や、カナダのRegina大学のAlec Curos博士など。当然のことですが、詐欺被害を受けているときは彼らの写真使った詐欺師と非常にカジュアルで日常的なやり取りをしていたことでしょう。そうすると、その乗りでついついコンタクト取ってみたくなるかもしれません。彼らのような公人でAntiscamの活動を何らかの形でなさっている方は、詐欺被害者のコンタクト窓口も公式なものです。もし、連絡を取りたいのであれば、ビジネスライクなマナーできちんとしたメールを書くようにしてくださいね! 

  • 25 Jan
    • 写真の人にコンタクトとるべきでない理由(2)

      写真の人にコンタクトとるべきでない理由(2)~写真の人の人柄はわからない。詐欺師が盗んで使う写真は、いい顔しています。間違っても、ダークサイドな顔はしていないでしょう。明るい笑顔、悩んでいるような真面目な顔…。写真を見ながら瞑想して、相手のことをいつも考えていたという被害者の方にもしばしばお目にかかります。写真を見て相性抜群と考えた方もおられる。写真ってインパクト大きい。しかし、写真の人の人柄まで、写真は保証しないのです。どんな人物なのかも知らずに、日本的な性善説でコンタクトをとると痛い目に遭いますよ!リブログ記事のほうもご参照ください。

  • 10 Jan
    • 写真の人にコンタクトとるべきでない理由(1)

      写真の人にコンタクトすべきでない理由(1) ~ 見つけた別の相手も詐欺師かもしれない。『国際ロマンス詐欺に遭った。そして自分の相手が他の人の写真を盗んで使っていることに気づいた。そして写真の本物の人のSNSを見つけた』というときに、写真の人にコンタクト取るべきではない理由の一つは、あなたが見つけた写真が本当にその本人であるという保証がないからです。もう一人の詐欺師のSNSをたまたま見つけてしまったのだとしたら…それは新たな悲劇の始まりになるのです。例えば、その写真の人が俳優や軍の高官など、公人であれば、公式ホームページや軍のバイオグラフィーなどを見つけて本当にそれが本人であることは確かかもしれない。しかし、公人でない場合、見つけた別のSNSプロフィールが写真の本物の人であることをどうやって確認できますか? その人にコンタクトとる?? これこそ危険です。見つけたSNSが、もっと巧みな詐欺師だったら、どうします? 例えばあなたのお相手はフェースブックで友達数10人、タイムラインもほとんど更新がなく、一度に10枚の写真をアップしているという、どこから見ても詐欺師プロフィール。一方あなたが見つけた別のFBは、友達数が300人いて、タイムラインは引用句や友達によるタグ付けでほぼ毎日更新があり、見かけ上生き生きしてい見える。こちらが本物の人のFBだと判断して相手に接触を試みる。どんなことが起きるでしょうか。それは、飛んで火にいる夏の虫にされるってことですね。短いストーリーを書いてみました。主人公は前にBaitingに使ったキャラの名前使ってミチコさんにします。 ミチコは、今までコンタクトをとっていたマークという男が詐欺師だということに気が付いた。写真を検索したら、同じSNSにマークよりもずっとタイムラインが活き活きとしたものを見つけたのだ。そしてそれをマークに伝えたら、逆切れしてブロックをかけてきた。ミチコにとってそれは大きなショックだった。今まで信じていた相手が成りすましだったというのだ。ただの悪夢であってほしいと思った。 その「スティーブン」を名乗る人物のタイムラインは、活気に満ちていた。マークの友達数がたったの10人だったのに対して、スティーブンは300人の友達がいた。そして、何よりもタイムラインはほぼ毎日、タグ付けされた誰かほかの友達によるシェア記事が掲載されていて、スティーブンによる諺のシェアも多数ある。これが本物の人のタイムラインなのだとミチコは思った。 ミチコはマークとやり取りをしていた時に、フェースブックにもない写真をマークから送られてきていた。その写真の一つがあまりにも素敵だったので、プリントして家に飾っていた。写真を眺めながら、この人は私と相性が合うと確信したのだった。 そんな矢先、マークと友達になっている別の女からが「マークは詐欺師よ、私にお金送れって言ってきたの」とメッセージが入った。ちょうど、マークが出張先のマレーシアで大きな契約を取り付けることが出来そうだと連絡が入ったところだった。しかしその女の話ではマークはマレーシアではなくて今はトルコのイスタンブールにいると言ってるはずだという。 ちょっとした疑いの芽から、ミチコがパソコン教室の先生に教えてもらった方法でインターネットで写真検索を書けた結果、その写真を使っている別のSNSを見つけることが出来たのだった。   ミチコは「私はマークが好きだったのではない、写真の人が好きだったのよ。だからこの写真見ながら瞑想して、彼との相性抜群という結果が出たのよ。」そう確信したミチコは、スティーブンに連絡を取ろうと決心した。 何から話そう。彼の写真が詐欺師に使われていることを教えてあげよう。そんなやり取りがきっとスティーブンとのお付きあいにつながるに違いない。写真を見ながら瞑想して相性は抜群だと確信したのだ。 ミチコがスティーブンにSNSで友達申請すると、翌日承認されていて、さっそくチャットが始まった。スティーブンに彼を見つけた経緯を伝えると、「そうなんですよ、僕の写真が悪い奴らにたくさん使用されている。おかげで僕まで詐欺師だと疑われて困っていたのです。」と答えてきた。「僕は君と知り合えてうれしいです。」そう言って、スティーブンはミチコのコンタクトを歓迎した。 それから1年後…すでにマークのことなど忘れてスティーブンに夢中になっているミチコに、スティーブンが「実は父の遺産がトルコの銀行にあるんだ。そこに入っているお金を、君の銀行口座に写したいのだけれど、手伝ってもらえるかな。僕は今出張でインドネシアに来ていて、トルコの銀行のオンラインバンキングにアクセスできないんだ。 ミチコはスティーブンの「お願い」を信じて、銀行のサイトにアクセスし、スティーブンに言われた通りユーザーIDとパスワードを入力した。すると、本当に銀行口座に巨額の預金が入っていたのだった。そしてその預金を自分の口座に移す手続きをとろうとすると、それができない。そして、銀行のカスタマー窓口へのコンタクトが促された。 銀行のカスタマー窓口に自分の上場を入力すると、翌日に銀行の頭取を名乗る人物からミチコにメールがきたのだった。 「スティーブンさんの奥様ですね。私は頭取のハリー・ベンソン博士です。口座の金額が多額なので、オンラインバンキングでは口座の預金を移せないようです。申し訳ありませんが、手数料として10000ドルをお支払いください。」 ハリーのメールは礼儀正しく、銀行の頭取らしいとミチコは思った。そして言われるがままに銀行に10000ドルを支払おうとウェスタンユニオンに出かけて行ったのだった。 そう、スティーブンは、マークと同じ写真を使った別の詐欺師だったのだ。しかもマークより巧妙である。友達数をある程度持ち、タイムラインを活発にしていた。そして送金要求は数週間では出てこない。1年も待って、被害者がすでに洗脳されきっていることを確認してから送金をさせるのだった。

  • 07 Jan
    • 「何で写真の本物の人とコンタクト取るべきではないの?」

      インターネットを使って偽プロフィールで近づいてくる詐欺師。その写真が他人のものだとわかると納得する被害者の方は少なくありません。どんなに詐欺師が「僕が本物で他の奴らが偽物だよ」と言い訳してきても、本物と偽物のSNSの内容の厚みの差は大きいです。しかし、その写真が盗用されているとわかった時、写真の人にコンタクト取りたいという衝動にかられる被害者の方は少なくありません。そっとしておいてあげましょうといつも私は書いてますが、どうもそれをお気に召さない方々もたまにおられる。複数の方から言われたことを総合してみるとこんな感じです。『私は中途半端な恋愛感情や、騙した犯人への憎しみなどから彼にコンタクト取りたいのではない。彼の仕事への姿勢に純粋な関心があるからコンタクト取ってもっと彼のことを知りたいのだ。だからあなたが懸念するようなストーキングや彼の家庭を壊そうとなどは決してしない。「愛してるとか金返せ」と写真の人に言って近づくおバカな被害者と一緒にしないでほしい。私の気持ちをわかってくれないのが残念だ。あなたは狭量だ。純粋な気持ちで友達になりたいだけなのに、何がいけないのだ! 私の気持ちをわかってくれないのが残念だ!』お気持ち、わかるんですけれどね。被害者の方にとっては「詐欺師と自分と写真の人」という「1人対1人対1人」という世界なのです。しかし一方で、詐欺師と、それから写真の人はどうなのでしょう。詐欺師は1人(あるいは1グループ)で複数の被害者を騙している。そして、同じ写真を使った詐欺師も複数いる。例えばAさんの写真を使った詐欺師が50人いるとしましょう。彼らがそれぞれSNSやデートサイトで女性を騙している。その詐欺師の元に囚われている被害者がそれぞれ10人いづついたとします。ここで被害者数(まだ騙されてないタダ繋がってる人含む)は詐欺師 50人 x  カモ 10人 =  合計500人のポテンシャル被害者!500人いる詐欺師と繋がってる被害者(未遂含む)の中で本当に送金まで行くのは1%程度(5人)だとしても、何らかの形で詐欺と気づくまで詐欺師と交流している被害者はもっといる。仮に10%(50人)が詐欺師と交流を持っているとする。この50人が、写真がその人物のものではないと気づいて、写真の人のSNSを見つける。そしてその50人が揃って押しかけて「私は純粋な動機であなたのプロフェッショナルとして働く姿勢に感銘を受けたのでお友達になりたい」と言って来たら、どうなるだろうか。リブログしました記事は、写真盗用された男性からのYoutubeメッセージ。「私にコンタクト取るな、会社に連絡してくるな、家族に連絡しりないでくれ」と訴えています。タイトルがなかなかすごい。「精神病質のビッチへ」だそうです。そう、その「精神病質のビッチ」とは、彼にコンタクト取ってきた詐欺被害者たちのこと。「精神病質のビッチ」って呼ばれたら…嬉しいですか?それだけ、ロマンス詐欺被害者からのコンタクトは写真盗用被害者から嫌がられているという認識を持ってほしい。詐欺被害者にとっては1対1でしかない。しかし複数の詐欺師が同じ写真を使っていて、同じような考えでいる被害者が沢山いることを想像してほしい。現実には、写真盗用された側からすれば、「写真盗用被害者1人」対「多数の詐欺被害者」なわけです。もし、写真の人の福祉を少しでも考えたいなら、コンタクト取らないことが配慮ではないでしょうか。

  • 09 Jul
    • 写真の本当の人物を見つけたらどうしますか?(3)

      写真の人の本物のSNSやホームページ、個人情報を見つけてしまったロマンス詐欺被害者の方のお気持ち、全くわからないではありません。100%理解できるわけではないですが。写真の人が本当に既婚なのか、それとも相手の男性がいう通り、昔のフェースブックで今はログインできなくて、写真の女性はすでに離婚している元妻なのか。真実を知りたいのでしょう。確かめたい気持ち、抑えてほしいけれども抑えてくれない人もいます。残念ですが…。でも、写真の人やその関係者に確かめたいのなら、方法を考えてほしいと思う。例えば…「相手の男性」にコンタクトを取りたいですか? 相手の正体、2通り考えられます。(1)写真の本当の人 または (2)同じ写真を使った別の詐欺師。例えば…「奥さん」らしき女性にコンタクトを取りたいですか? その女性の正体も2通り考えられます。(1)写真の本当の人の妻か恋人 または(2)別の詐欺師に引っかかっている別の被害者、場合によってはすでに共犯者のレベルにまでいっている。 共犯者・協力者だったら、間違いなく詐欺師を支持することを言ってきます。実際、詐欺師の協力者に引っかかって詐欺師を信じてしまった国際恋愛詐欺の被害者の方はおられるのです。そのいずれの場合なのかを「感」に頼って判断ではだめなのです。なぜですか? 恋は盲目。例えば電話の声と写真の人のビデオ動画の声が一致しました。それ、本当ですか? 被害者の方がそう思い込みたいだけかもしれません。実際、ある詐欺師が使っている写真の本物の持ち主のビデオが見つかったのでお伝えしたら、そのビデオの音声を聞いて「声が一致しました。彼は本物です」と逆に確信してしまった被害者の方もおられました。写真の持ち主やその家族にコンタクト取ることは絶対におすすめではないですが、それでもどうしてもというのなら、方法を戦略的に考えてください。(1)本物だった場合 (2)別の詐欺師や関係者だった場合 のケースを十分に考慮に入れて。例えば、「奥さん」と思われる人物に「彼とまだ一緒にいるのか」なんて聞くのはNGじゃないですか? どう聞けばよいのか、「写真の本物の持ち主が本当に既婚で、その人が本物の奥さんだった」場合を考慮に入れて、真剣に考えてください。その人の家庭ぶち壊したいでしょうか? 被害者の方とは全く関係のない人々なのです。例えばです。おすすめしているわけではありません。本当は、被害者の方が写真の持ち主やその家族にコンタクトとってほしいとは思いません。しかし、例えば、こんな会話もできるかもしれません。被害者「こんにちは、人違いだったらごめんなさい。私は日本の田中花子といいます。前にパーティでお会いした、アメリカにホームスティした時のホストファミリーのお隣さんかなと思ってリクエストしました。」写真の人の妻「こんにちは。ごめんなさいね、記憶にないわ」被害者「ですよね…、ごめんなさい。やっぱり人違いでした。一つおうかがいしてもいいですか?」写真の人の妻「何ですか?」被害者「素敵なプロフィール写真だなと思ったので。一緒に写っているのはご主人? 素敵な方ですね」写真の人の妻「ありがとう。そうよ。」被害者「そうでしたか。やっぱり人違いでした。私の知人は確か5年前に離婚されているので。」写真の人の妻「お友達見つかるといいわね。被害者「ありがとうございました。」この会話で、相手の男性と同じ写真の人物は既婚ってわかりますよね。詐欺師はたいてい、離婚しているというばあい何年か前に離婚という話になっていますから。本物の人の奥さんを悲しませたり、家族の中をかき混ぜないでも、確かめたいことが確かめられる。

  • 04 Jul
    • 写真の本当の人物を見つけたらどうしますか?(1)

      アフリカの詐欺師によるロマンス詐欺。たいていの場合、「男性」なら信頼できそうな白人男性。イケメンあり、偉そうな人あり、無害そうなおじさんあり。「女性」なら美女が定番。写真を検索したり、名前を検索したりすると、写真の本当の持ち主と思われる人物のホームページやSNSを見つけることがあるでしょう。それが有名な女優さんだったり、ビッグネームな軍人だったりするとあきらめはつくでしょうか。でも、セレブリティではない人だったら、被害者の方の心理としては、まだ相手が偽物だと納得はいかないのかもしれません。もし、あなたがネットで知り合った外国の大事なお友達がいて、そのお友達と同じ写真をプロフィールに使っている人が既婚だったり、子供がいたりしたらどうしますか?詐欺被害者が写真の本物の人と思われる人物にコンタクトをとることはお勧めできません。その理由は;(1)その人も本物かどうか保証がない場合がある。もし同じ写真使っている詐欺師だったら、あなたは飛んで火にいる夏の虫。(2)写真の本物の人は何度も写真を詐欺に使われている可能性もあり、詐欺被害者からのコンタクトは歓迎されません。でも、本当に写真の本人と思われる人物やその家族にコンタクトを試みてしまう被害者の方おられるのですね。なぜ写真の本当の人物にコンタクトすべきではないか、過去記事を理ブログしますのでご参照ください。

被害額4500万円! 国際ロマンス詐欺の卑劣な手口 impress QuickBooks



新川てるえさんの新刊、日本語で書かれた国際ロマンス詐欺に関する本です。実際の被害者の方のインタビュー、被害に遭ったらどうすべきか等の情報が書かれています。是非ご覧ください。





"Hello Sweaty”, romancescam.comのスタッフによる著書。ナイジェリア詐欺師のおかしなメールを集めたものです。著者の一人、Frumpy氏は知り合いなので、許可をもらって和訳することも不可能ではないですが、原文の面白さを楽しむには原書が良いです。ぜひご一読ください!



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性別:
女性
自己紹介:
スカイプで異常な量のコンタクト要求が来て困ったのでそこあたりの話書いてます。

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