画像検索して助かったという方から、「画像検索をする方法をぜひ載せて」とリクエストいただきました。実は前に書いてます。記事が増えてくると連載した画像検索の方法もうずもれてきますね。こちらでおさらいです。

 

調査方法 実習編(1)から

【オンラインロマンス詐欺被害を防ぐ】実践! 画像検索(1)から

SNSにおける国際詐欺をどう防ぐ? (その1)

画像検索の方法

 

このほか読んでほしいのは;

国際ロマンス詐欺被害に遭ったらするべきではないこと(1)から

国際ロマンス詐欺被害に遭ったらするべきこと(1)から

SNSにおける国際詐欺をどう防ぐ?(1)から

詐欺被害者が詐欺師をバイティングしようとすることに潜む危険

尚、ここでアドバイスしている通りにしないことは被害者の方のご自由です。その方の人生の選択。私の関知するところではありません。しかしながら、私がここに書いている内容はFBIや米軍などの注意喚起と一致する内容であり、メジャーなAntiscamサイトでも勧めていることであり、日本の一ブロガーが勝手に考えて書いていることではありません。つまり実績のある公的機関やボランティアグループにより提案されてることであるということです。

 

金銭的被害があったかなかったかにかかわらず、ロマンス詐欺被害者の方は必ず「詐欺だ」という疑いを抱いたときに気持ちがふらつきます。「相手を信じたい」という性善説的な思いと格闘し、時として「信じることは大切」と美しい言葉を胸に抱いて警告者よりも詐欺師を信じようと努力する。そして苦しみます。

 

フェースブックに「愛とは」「友情とは」「信頼とは」みたいなQuotesの画像を載せたりして「私は信じる」という悲しいまでも強い決意を示す方もおられるのです。しかしいつかその強い確信は崩れ去ります。数十万円ならまだしも、数百・数千万円の大金を送金してしまってからの苦しみは一生ものになるでしょう。家や車や貴金属など貴重なものを売ったり、友人知人や親族・金融機関からお金を借りたりして送金し続けたことが何も実を結ばないことに気づかされるのですから。

 

だからぜひ、ロマンス詐欺の被害を受けたと気づいた方は詐欺師との関係を断って苦しんでほしいのです。「彼が彼であってほしかった」と思いながら、「美しい言葉」を相手からもらったすばらしい感動を否定することへの葛藤を味わいながら。泣いてください。一晩眠れなくたっていいじゃないですか。ほんの短い期間の苦しみなんです。

 

相手との最後を美しく終わらせるため、大人な別れ方するためと思って詐欺師と接触続ける人もいるでしょう。

 

また、すでにSNSで婚約フラグを立ててしまっていて、友人知人の前でそれを否定することの恥ずかしさもあり、ゆっくりとそのことを周囲に忘れてもらうため、詐欺師と接触を続けたいと思う方もおられると思います。

 

でも、それよりも、詐欺師との関係を続けていた際に弱まったリアルの関係の人々との絆を強めるほうが良いです。今は苦しくても、それらの人々との関係を取り戻すことによって痛みはやわらげられてくる。だから、恋人が詐欺師だとわかったら、相手に何も言わずに接触を断ち、そしてリアルに会える人々との関係を取り戻してほしい、そう願います。

 

 

 

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1) 本物と偽物を比べてみる

 

 

 

 

2)友達数が少なくてタイムラインがほとんど何もない、コメントもないというのが詐欺師のSNSアカウントの特徴でした。しかし、最近はそうでもない。友達が多く、タイムラインに何かしらの内容がある。

 

 

 

3)自己紹介や好きな言葉などに書かれている文章をコピペして検索かけてみてください。典型的な詐欺師の自己紹介のキーワードをクリアしています。

 

 

4)その他注目すべき点を挙げてみます。写真ご参照。

 

 

 

 

 

 

 

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何処に着目すれば、お友達になりましょうとSNSで言ってくる外国人をなりすましと見破れるでしょうか。今まで説明した検索方法などを駆使すると調べられることもありますし、いくつかのパターンを把握していれば不必要に怪しい人物を自分の生活の中に取り込んでしまわず

に済みます。

 

日本人は申請が来たら承認しなければならないと思っている人も少なくないようですが、そんなことありません。外国の人は結構厳しく交流する必要のない相手を拒否しますよ。私も友人の友人から『面識ない』『パーティで会った程度じゃ記憶にない』って感じで拒否されたことあります。

 

面識ない人からの申請を拒否することで人生何か損することはないでしょう。おそらくその人が友達になっていなくても生きていけるはず。もっと大事なもの、自分の生活を支えるお金、家族や面識ある友人の安全も守る必要あります。

 

 

1)非常に珍しい名前なら、名前を検索すると意外なことがわかることもある。

 

 

 

 

2)有名人の写真盗用なら、検索するとヒットする。タイムラインの内容も注目。いいねをしているのがほとんど女性だったり。コメントは写真の称賛ややらせっぽいコメント。

 

 

 

 

3) 職業なども参考に。海洋エンジニアは典型的です。たとえ共通の友人が複数いても、怪しいとみてよいでしょう。

 

 

 

 

4)向こうからやってくる軍人は要注意。

  • アフガニスタンやシリア、イラクなどの戦地や紛争地域駐留。
  • 妻と死別(もしくは離婚、理由は妻が原因)
  • シングルファーザー

とくれば確実にミリタリー詐欺と思ってください。例外はないでしょう!!

時として括弧して別の名前が書いてあることがあります。おそらくは写真の人物の名前を見つけてしまった被害者に突っ込まれたから。

 

 

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実習4

 

 

この画像の検索やってみましょう。軍人でシングルファーザー。かわいい子供が二人いるようです。本当でしょうか? 写真を検索してみます。

 

実は、GoogleやYahoo、Tineyeではヒットしませんでした。しかしYandexに、別の顔の、同じ胴体の写真がヒットしました。

 

 

これをどう理解すべきでしょうか?

 

スキンヘッドの軍人の写真はTopface.comという出会い系サイトに登録されている写真でした。登録していないとこの写真のプロフィールに到達できないようですが、調査としてはここで十分でしょう。

 

目をつけるべきなのは、頭と体のバランス、それからバッジの文字の大きさ。

 

 

左の写真、つまりフェースブックのプロフィールにあったほうは右耳あたりがなんとなく加工した形跡があると思えませんか? 肩幅の割に頭が小さい気もします。そして光の当たり方、影の位置。右の写真も首が長いのと、スキンヘッドは比較的加工に使いやすいかもしれないのでこちらも加工である可能性は捨てきれませんが、頭と肩幅のバランスがこちらのほうが自然かもしれません。少なくとも、左の写真のプロフィールを本物かどうか判定するのであれば、左の写真は加工、だから偽物と判断できるでしょう。

 

次に名札です。左の写真の名札の字がはっきりしていて大きいところも、画像加工の形跡といえます。

 

実際に本物の米軍の制服の名札がどう見えるのかを見てみましょう。『US Military Uniform』などのキーワードでが層を探しました。

 

文字の大きさと余白の大きさを考えると、上の写真、スキンヘッドのほうの名札のほうが元の形だといえます。右の写真はJordanという文字が名札の大きさギリギリまでくるフォントになっています。

 

下の写真は本物の軍人の制服の写真。バッジの中の文字の大きさはJORDANのバッジより小さいです。スキンヘッドのほうのバッジが元のバッジでしょう。

 

 

ここまでわかれば、フェースブックのRichard Jordanを名乗る人物の写真が合成写真であることが分かり、たとえこの人物があなたに会いたいといってきていたとしても会えるはずがない、偽物だという判断ができます。

 

 

 

さらに調べよう…iToolsでWeb翻訳

 

アフリカン詐欺師とのやり取りというのはほとんど英語で行われるわけですね。相手がGoogle翻訳使ってくれて日本語でやり取りということもありますが。

 

そしてネットに掲載されている情報も英語が多い。せっかく検索かけても、それが詐欺情報なのか、それとも善意の人のただのプロフィールなのか判別つかないことがあります。

 

また、写真検索して出てきたニュースサイトがすべてロシア語やギリシャ語で書かれていて、写真の人についての情報がわからないこともあります。

 

完璧な翻訳で読みやすいものを得るというのは難しいですが、とりあえず何が書いてあるのかを知るにはオンラインの翻訳ツールで十分でしょう。