実習3

このフェースブックの人物のプロフィール写真を検索しましたが、まったく検索がヒットしませんでした。次に何をすべきでしょうか。

 

 

注目すべき点:ほかの人物写真。

 

 

過去に使われたプロフィール写真のうち人物写真2枚をさらに検索してみる。

 

座った写真(左から2枚目)は検索にヒットしませんでした。

 

ところが、バックが白の右から2番目の写真が検索で見つかりました!! ブラジルの教会のサイトのようです。牧師さんの写真なのでしょうね。

 

となると、このフェースブックの人物は偽物であることが確定です。この人の姿していないのにあなたに会いたいなんておかしいですよね。詐欺師のなりすまし間違いなしです。

 

 

 

AD

画像検索(6)実習2

 

この写真、検索できますか?やってみてくださいね。

 

私は複数のサイト使って検索しましたが、GoogleもYahooもTineyeもYandexもみんなヒットしませんでした!!

 

John F Campbellさんといえば、米国陸軍将校でかなりたくさんの写真が詐欺師に悪用されているのです。たいていの場合写真検索すれば必ずどこかしらのサイトでヒットして、Campbellさんの名前や軍の所属などの情報が出てくるのですが。

 

写真が検索にかからない原因はいくつか考えられます。写真が合成で何らかの加工が加えられている。あるいは、ごく最近の写真やビデオ動画からコピーされたもの。

 

でもあきらめるのはまだ早い。時として詐欺師側がしっかりとヒントを残していることがあります。このフェースブックの詐欺師は、John Michael Metcalfeと名乗っていますが、カバーのところに表示される名前に括弧して(Gen John F Campbell)と書いてる。この名前で検索かけると、本物のGen John F Campbellさんの情報や彼の写真盗用の情報が見つかります。

 

John F Campbellさんはもちろん既婚、奥さんの名前はAnn Campbellさん。ネットで女性を探す必要はありません。

 

 

AD

実習(1) フェースブックでこの人物からリクエストがありました。米国の軍人のようです。果たして本物でしょうか?

 

 

プロフィール写真を見てみましょう。

 

 

スマホスマホの場合、「フルサイズで表示する」の選択肢がないようです。このままスクリーンショットをとってみましょう。スマホのアルバムに保存されたスクリーンショットをスマホアプリ、Veracity等で読み取ると、写真を切り取る機能があるので、スクリーンショットの余分な部分を取り除き、検索かけます。

 

PCパソコンはGoogle Chromeをブラウザとして使うと、右クリックで「Googleで画像検索」を選択するか、ブラウザの別ウィンドーにGoogleの画像検索画面を開き、画像をドラッグ&ドロップでコピーします。

 

 

ほら、写真検索がヒットしましたね。

 

 

 

検索結果からわかること;

1)写真の人の名前がGeneral James E Cartwrightという実在の米国海軍将校であること。

2)検索のトップに出てくるWikipediaの内容から、すでに退役していること。(2011年に退役)

3)詐欺師による写真の盗用の記録があること。

 

●ここで、本当の人の名前が分かったので、今度は『General James E Cartwright wife name』等のキーワードでGoogle検索してみると、奥さんの名前がSandeeということまでわかります。また、Cartwrightさんが情報リークのスキャンダルがあったことも。

 

●写真が退役した将校のものであること。つまり今現在戦地にいることも、あるいは戦地にいなくても指揮官として任務に就いていることもあり得ないわけです。

 

●そのような突っ込みを入れたら、本人(詐欺師のほう)は「実はそうだよ、今は退役して国にいる。スキャンダルになったら困るから別の名前使っているんだ」などと言ってくるかもしれません。しかし、『既婚であること』が、詐欺師の主張する妻と離婚もしくは死別しているという話とズレがありますね。

 

●Cartwright氏の写真が『過去にも詐欺に使われている』という情報は、Cartwright氏の写真を使った別の人物が出てきた時もそれも詐欺だと断定できる理由になります。奥さんがいるのに、どうしてFacebookで女性を探す理由あるでしょうか?

 

●自分ではない人の写真を使って、しかも「ファン」ならともかく、そうじゃなくてその写真の人に成りすましている。もしかしたら、あなたに会いに来たいといっているかもしれない。そうすると、その人は実際にあなたに会いに行くことができるわけないですね。どこかでハプニングがあってこられなくなる筋書になります。写真の人ではないのだから。そうすると、相手の目的は何ですか? 札束札束札束札束 以外のなんでもないですよね。 

 

 

 

 

 

AD

複数の検索ツールを使うことも大切ですが、検索する写真も複数のほうが良いです。例えば、プロフィール画像だけではなく、SNSのタイムラインにある写真や、彼または彼女から送られてきた写真なども検索の対象にします。

 

数枚から十数枚ある写真をすべて検索かけてみると、1枚くらい検索にヒットする場合が少なくありません。(下の画像を参照。)

 

人の入った写真が全く検索でヒットしなければ、風景写真や仕事場の写真(例えば軍人なら戦場の写真、戦場ジャーナリストなら報道写真、船乗りなら船の写真、土木エンジニアなら現場の写真、医師なら医療機器や手術室の写真など。) それらを検索すると何がわかるのかというと、その種の写真がどこかのニュースサイトや医療機器の商品カタログや、実在する建築会社のホームページなどから盗んできたものであることが分かるからです。

 

 

私はFacebookなどで怪しいアカウントが使っている写真を調べる際、Googleの画像検索をよく使います。ほとんどの場合これで見つかることが多いです。以下の情報が見つかれば、そのプロフィール写真を使っている人物はなりすましだと断定できるのです。

 

(1)写真の持ち主の名前とその人の社会的身分がわかる。偽アカウントの持ち主とは名前も違う場合も多い。例えば米軍将校、政治家、大学教授など。軍や大学や党のBiographyなどでは、既婚でお子さんがすでに成人といった情報もわかるかもしれない。

 

(2)写真が過去にどこかの詐欺情報掲載サイトに「詐欺に使われた写真」として載せられている。つまり、いまネットでお友達になっている、あるいはあなたに申請してきた人もなりすましである可能性が大きい。

 

(3)同じ写真が複数のSNSや出会い系サイトなどに載せられている。名前は同じかもしれないし、違うかもしれない。職業などもサイトによって異なり、例えばFacebookで「軍人」、Google+で会社社長、出会い系Aではエンジニアなど。