• 31 Jul
    • 離婚した男性が8200ポンド(約1140万円)をロマンス詐欺被害で失い自殺

      離婚した男性が82000ポンド(約1140万円)をロマンス詐欺被害で失い自殺2010年2月 Daily Mail Onlineより妻と離婚していたPhilip Huntさんはインターネットのデートサイトで美しい女性と知り合ったとき、本当に祈りが聞き届けられたと思った。彼女は若くてお金があり、290万ドルをナイジェリアから英国に送る手助けをしてくれれば二人は幸せな生活を始められるはずだった。しかし不幸なことにそれは巧みに作り上げられた詐欺であり、Huntさんは8万2千ポンド(約1140万円)を失い、自ら命を絶った。58歳の男性はローズと名乗る女にすっかり夢中になり、彼女がマラリアにかかった、あるいは資金の入った荷物が税関で引っかかったなどという話に乗せられて何千ポンドも送金してしまったのである。何度も詐欺師に送金した後、彼の家は抵当に入られ、借金をして、利息がうなぎ上りになり、雇い主に現金を貸してほしいと懇願したりするようになった。そして借金で首が回らなくなり、とうとう線路の上に横たわって自殺を図った。元彼女からこれは絶対に詐欺だと警告されていたにも関わらず、ハント氏は最後までローズを信じようとしたのだった。彼の携帯電話が遺体のそばに置かれたリュックサックから、ローズに送信されることも読まれることもなかったローズあてのテキストメッセージが見つかった。「僕は冷たく、寂しく、落胆している。僕は今夜は君がいないと寂しい。僕は神様のもとにいくよ。」ハント氏は2回離婚し、レスリー・スミスというガールフレンドと別れたあとでオンラインのデートサイトを利用するようになった。彼はナイジェリアに住むというローズとテキストメッセージやメールをやりとりするようになった。ローズは彼女の写真をハント氏に送り、彼は美しいブルネットの白人女性に瞬く間に恋をした。何か月か経って、Hunt氏はローズが重い病気で彼の助けを必要としていると信じさせられるようになった。そしてそのご褒美は彼女と彼女の持参するお金による生活。毎回ローズと会える機会が近づくと、姿の見えない犯罪者たちはホテル代や医療費、英国までの旅行代としてお金を請求してきた。彼は詐欺団の2名の男と会うためにロンドンまで出かけてゆき、紙ぺらを100ドル札に変えるトリックでだまされた。彼はロンドンの空港近くのホテルでエージェントと会った。二人の巨漢が大きな黒と灰色の紙が入った箱を開けた。彼らの一人がスプレーを1枚の紙にかけると、それは100ドル札に変わったのだった。目の前で見せられたトリックを信じて、スプレー代のお金を払ったのだった。ハント氏は2008年12月から送金を始めていた。ある時、彼は雇い主から2万5千ポンドを借りようとしたが、それを撤回し、その仕事を辞めた。彼の詐欺師との最後の接触は前年の6月で、翌年8月13日に線路で列車にひかれて複数の傷を負って亡くなった。警察が彼の死因を調べ、警察あてに書かれた手書きのメモが彼の自宅から見つかった。そこには「これ以上は何もできない」と書かれていた。それからたくさんの詐欺のメールと、彼自身の自殺を予告するメッセージも見つかった。「僕は返しきれない程の借金を負ってしまったので自殺する」と。当局は彼の死因を自殺と判断した。元恋人だったスミスさんに事情聴取をしたところ、スミスさんは「奴らは人の弱みに付け込むハゲタカのような奴らよ。私はこのような犯罪について人々が注意深くなるように警告するわ。フィリップはおとなしくて控えめの紳士でした。そして知的で。だから詐欺に騙されるなんて信じられなかった。でも彼は最悪な状態だったし、奴らは彼が一番弱い時に付け込んできたのよ」英国交通警察のダニー・スニー警部は「皆さんは警戒心を怠るべきではありません。あまりにもうまくできすぎた話などあるわけないのです。あったことのない人物とお金の絡む話が出たら特に警戒すべきです。そのようなことはありえないからです。医療費やホテル代、交通費などの要求は絶え間なく続くでしょう。」警部はまた、この種の国際詐欺に関する犯罪捜査は続けているが、まだ一人も捕まっていないと語る。中高年男性に「年齢なんてただの数字よ」といって近づいてくるネット上の若い外人美女の正体はアフリカの男です。男性のみなさん、お気をつけて!FBIの統計によるとロマンス詐欺の被害は件数、被害総額ともに女性のほうが高いです。しかし男性が決してロマンス詐欺に引っかからないわけではありませんし、むしろ数字に出てこない潜在的な被害がたくさん存在している可能性があります。例えば無害そうなおじさんの写真を使った詐欺師に騙された女性なら、周囲は同情してくれるかもしれませんが、胸の大きいAV女優やグラビアモデルの写真を使った女性を装う詐欺に騙された男性は「そんなのにはまるからよ」としか言われないかもしれませんね。このHuntさんの元カノは彼に注意を促していたのに、彼女のこと聞き入れなかった、男としてのプライドも邪魔したのかもしれませんね。そして最初の頃の送金なら日本円で1万円か2万円程度。水商売の女性たちに大判振る舞いするより安いかもしれません。

  • 30 Jul
    • 西アフリカの青年が高齢女性と結婚

      2013年4月ナイジェリアの20歳の男性が白人の78歳の高齢女性と結婚別に年の差恋愛否定はしません。高齢者でも若い人と結婚したって問題ないと思う。女性の方が年上でも全然構わない。でも、不自然過ぎますよね。同じような文化圏内で、収入などもほとんど同じレベルの人同士だったら、稀ではあっても恋愛そのものが「自然」なものってこともあり得る。白人の信頼できそうな男性を装ってこの女性位の年齢の女性を騙して送金させる詐欺に比べれば合法的ですが、途上国の若者が先進国の老女と結婚って、明らかに財産狙いでしょう。女性が亡くなって遺産相続したら、隠れていた本命の同世代彼女と結婚してメデタシじゃないですか?これらの報道写真を見ると女性側の親族と思われる欧米人の姿が見えない。何もかも捨てて(でも亡夫の遺産はしっかり持参して)、ヨーロッパか北米からナイジェリアやガーナに飛んできた感じがしますね。勿論、花嫁側の親族が誰も来ないのは交通費の問題もあるでしょうけれど。他にも;24歳のガーナ人男性が73歳の白人女性と結婚ナイジェリアの18歳の少年が70歳の白人女性と結婚23歳のナイジェリア人の青年が白人のお婆さんと結婚23歳の青年が68歳の女性と結婚ナイジェリアの青年が白人のお婆さんと結婚ナイジェリアの青年が白人のお婆さんと婚姻届け

  • 29 Jul
    • オンラインロマンス詐欺の心理学(9)

      元の論文はこちら。The Psychology of theOnline Dating RomanceScamオンラインロマンス詐欺の心理学Principal Investigator: Professor Monica Whitty (University of Leicester)Co-investigator: Dr. Tom Buchanan (University of Westminster)Report compiled: April, 2012警察当局、オンラインデートサイト運営会社、司法側、医療関係者へのアドバイスオンラインデートサイトの運営会社この種の犯罪を防ぐため、利用者がサイトの利用を始める前にこれらの犯罪について完全に理解しているべきです。この調査で知ったのは、詐欺被害にあったサイトを被害者は使わなくなるが、オンラインデートサイトをまったく使わなくなるわけではないということです。被害者たちは詐欺師からお金を求められる段階に入る前に十分に用心深くあるべきです。サイトに誰でもアクセスできる形で情報が提供されているべきです。もし相手が一か月以内に実際に会うつもりがないのであれば、ほかの本当に会える人に切り替えるべきであると被害者たちが告げられるべきです。そして絶対に送金するなと警告されているべきです。警察当局被害者たちは弱い立場にいるものとして扱われるべきです。これは、すぐにでも医療関係のスペシャリストのサポートを受けられるようにすることも含みます。(特に被害者が事実を知った後自殺を試みようとした場合は特にです。) 家族や親族からのさぽーちが十分に受けられない被害者に関しても、医療関係のスペシャリストを被害者に紹介するべきです。被害の第二の波: ​警察当局と医療関係のスペシャリストは、被害者が詐欺被害にあっていたという事実を知らされた後、しばしば否認の状態に入ってしまうことを留意すべきです。それによって被害の第二の波をこうむる危険性が潜んでいます。被害者たちを否認の状態から少しでも早く抜け出せるようにする必要があります。被害者たちはこの後起きると思われる潜在的な被害の第二の波について教育される必要があります。転移効果: 警察当局側は、被害者が架空の恋人への愛情を捜査官のほうへ移転する可能性がありうることも知っておくべきです。異性愛の被害者には同性の警察官が事実を得るようにすればよいでしょう。司法側これらの被害者たちが受けた性的虐待と心理的外傷を考えると、行政側は被害者が法廷で証言する場合に被害者をどのように扱うかを再検討する必要があるでしょう。被害者が影響力の大きい交際関係と性的虐待を受けた経験の後で、法廷で犯罪者と対面する場合、さらにトラウマを経験するでしょう。法廷で証言するようなことは、被害者にとって非常に威圧的で心的外傷につながることになり、彼らを非常に傷つきやすい状態にして、法廷を台無しにしてしまう可能性すらあります。陪審員は証人の自身の有無に依存する傾向があり、この種の犯罪の被害者は法廷で犯人と対面する際にほぼ間違いなく自信を失う可能性があります。(Penrod & Cutler, 1995)多くの国では弱い立場の、もしくは怯えている証人のために特別処置を施し、彼らによる証拠を可能な方法で提供できるようにできます。これはビデオ回線による証拠の提出や、録画された証拠の提出、証人席の周囲を囲む、裁判官や弁護士のガウンやかつらを外す、証拠をプライベートで提出する、コミュニケーションの補助を使う、仲介者を通しての審問などが含まれます。医療関係者:この犯罪に関する知識とその心理学的影響の理解: 多くの被害者たちはこの種の犯罪や心理的なトラウマについてカウンセラーがほとんど助けにならなかったと報告しています。家族や友人からのサポートの欠如: これらの被害者は家族や友人からの伝統的な援助が期待できないことを考慮すべきです。二重の打撃: カウンセリングは金銭的なロスへのケアだけではなく、それと同じくらい打撃を受けた交際相手のロスについても扱うべきです。被害の第二の波: 被害者はしばしば否認の状態になり、被害の第二の波から守られる必要があることも覚えておくべきです。以前の交際での虐待と精神的な病気の問題: 医療機関側は多くの被害者が以前の交際関係での虐待や精神的な病気の問題を抱えていることを知っておくべきです。彼らの状態は犯罪の被害者になる危険性にさらされています。そしてそれらの問題は過去に彼らが助けを求めていない場合が多いのです。

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  • 28 Jul
    • オンラインロマンス詐欺の心理学(8)

      元の論文はこちら。The Psychology of theOnline Dating RomanceScamオンラインロマンス詐欺の心理学Principal Investigator: Professor Monica Whitty (University of Leicester)Co-investigator: Dr. Tom Buchanan (University of Westminster)Report compiled: April, 2012研究3 被害者へのインタビュー3~5時間を費やして20人の詐欺被害者に対してインタビューを実施。被害者の「生きた経験」を聞いて解釈的現象学的分析を適用。20人の回答者は:13人の異性愛の女性ー金銭的被害を受けている1人の異性愛の女性ー金銭的被害を受けていない2人の異性愛の男性ー金銭的被害を受けている1人の異性愛の男性ー金銭的被害を受けていない2人の同性愛の男性ー金銭的被害を受けている1人の同性愛の男性ー金銭的被害を受けていないリスク要素回答者たちは詐欺被害を受ける前の心理的な状態について詳しく述べた。ニュートラル状態: ほとんどの被害者は詐欺被害を受ける前はほぼニュートラルな状態だったと説明している。幸福: 被害者の幾人かは詐欺被害を受ける前は非常に幸福で、新しい伴侶を見つけることにワクワクしていた。孤独: 何人かの被害者は詐欺被害にあう前は非常に寂しかったという。ある女性の被害者はこのように語った:「私はとても弱い状態でした。私は孤独でした。Xと別れてからずっと彼氏がいなくて、そのXは本気でではありませんでした。おそらく、まともな交際が終わってから11年くらいです。」不幸で不安定: 被害前は幸福だったという被害者がいる一方で、不幸で意気消沈していて、不安で不安定な状態だったと述べている被害者もいる。インタビューアー: 彼とやり取りを始める前のあなたの心理的状態はいかがでしたか?被害者: とても不安定でした。インタビューアー: 不安定ですか?被害者: 幸福ではない。インタビュアー: 全く幸福でなかったのですね。なぜですか?被害者: ええと、私には家族が誰もいませんでした。精神的な健康の問題: 男性被害者の何人かは以前より対人恐怖やうつ病などの精神的な健康の問題をかかえていました。交際相手による虐待: 多くの詐欺被害者の女性は言葉や身体的なひどい虐待を以前の交際相手から受けていました。そしてそれはいつも最初の恋愛関係からでした。「最初は私は交際を求めていましたが、最後には金の壺を追い求めていました」説得のテクニック研究2で報告されたものとほぼ同じような結果が見いだされた。プロフィール: 犯人のプロフィールは相手を探す人たちが魅力的に感じるステレオタイプ的な特徴を含んでいた。男性には(同性愛者も含む)、被害者たちには後に裸の写真が送られてきていた。信頼: 情報通信技術を駆使して信頼が構築されていた。ハイパーパーソナルな関係(濃密な関係):被害者と詐欺師の間の濃密な関係も同様に見いだされた。被害者たちはその偽の人物との関係を今までのどんな交際関係よりも親密に感じたと述べている。無条件の肯定的な見方: Rogerian 療法と同様に、詐欺師は無条件の肯定的な見方を用いて被害者と親密になっている。被害者は自分は詐欺師から非難されていないと感じ、なんでも自分のことを打ち明けてくれることができるのだと感じる。詐欺師の説得のテクニックのモデル: 研究2で展開したSPTモデルを裏付けることができた。権威のある人物:架空の権威者、例えば外交官、法律家、医者、警察官などを使って被害者を説得する。ほかの登場人物との関係: 架空の恋人以外に、何人かの被害者はストーリー展開の中でほかの登場人物との親しい関係も生まれていた。(それらの登場人物も架空のもので、すべて同一人物が演じている可能性がある。)動機の変化―愛から金へ:時として被害者の動機が架空の恋人と結婚することよりも、約束されているお金を手に入れることに移行することがある。(従来のナイジェリアの手紙詐欺とよく似ている。)経路: 同じ経路のパターンがこの研究でも見いだされた。ある被害者たちは詐欺被害に関して「精神的なレイプ」をされたと感じたという。被害のあとの心理的な影響、感情的・心理的な状態: すべての回答者は詐欺被害でマイナスの影響があったという。被害者たちは恥、羞恥心、ショック、怒り、心配、ストレス、おそれ、絶望感、自殺願望、PTSD等の感情的な影響を受けていた。彼らの何人かは精神的なレイプをされたと感じた。被害者: まるで身体的に性的な暴力を受けたような。そんな感じなのです。インタビューアー: はい、聞いたことがあります。被害者: そう、精神的にレイプされたのです。彼らは私の脳とすべてをむしりとったのですから。被害者の周囲の人々: 一部の被害者たちは家族や友人からのサポートを得ているが、そうではない被害者もいる。ほとんどの被害者は親族や友人からバカだと言われ、怒られ、そして経済的損失を理由に憤慨された。(例えば子供たちが相続財産を失ってしまったなど)被害者: 家族に言えなかった理由がもう一つあります。この先彼らに残せるものは何もありません。彼らにその権利もない。インタビューアー:あなたは本当にご家族を失望させたと思いますか?被害者:そうですね。彼らは私のことを怒っています。インタビューアー:なぜそう感じるのですか?被害者: 彼らは私の子供たちです。そして彼らの相続分がなくなった。インタビューアー:だからご家族に言えないのですね?被害者:(泣き出す)心的外傷を受けるようなことが起きて自責をする人、例えばレイプや虐待の被害を受けた人は心的外傷をなかなか克服できない。(Arat, 1992年)この調査では、詐欺被害者は自分を責め、概して家族は自分のこの状態を変える助けを差し伸べてくれなかったと述べる。二重の打撃:被害者は金銭的損失と関係の喪失の両方で心的外傷を負う。ある被害者たちにとっては、交際相手の喪失がより破壊的なものだった。インタビューアー: それじゃあ、このことであなたはかなり憤慨したのではないですか? あなたはどんな気持ちになりましたか?被害者: ただ泣きました。泣くことしか考えられませんでした。一週間泣き続けて悲しくなりました。そして立ち上がって、また泣き始めました。この男性は私のソウルメイトだったのです。とても深い関係の。たった一つの、本当の恋愛関係でした。関係を断つことの難しさインタビューアー: 彼女との交際関係を何らかの形で懐かしく思ったことがありますか?被害者: はい、そうです。もちろん。インタビューアー: 彼が本当は男だったということがわかってもですか?被害者: はい。インタビューアー: それではあなたがどう感じたのかもう少し詳しく教えていただけますか?被害者: 僕は明らかに腹を立てていました。でも作り物の相手であっても、僕はある意味、彼女をいとおしく思うのです。偽物と本物の分離: 被害者たちにとって詐欺に騙されたと知った後でさえ、本物の犯罪者の姿を視覚化することが難しい。被害者: 今となっては意味をなさないですが、その時点で私は詐欺だと気づいていました。でも彼が本物ではないとは信じていませんでした。なぜなら … 本当に説明するのが難しいです。一年間この男性と一緒でした、この写真を家の中において。彼と長い時間話をしていたのです。朝起きたら突然彼が詐欺師で偽物だったと告げられて、どうやってそこから抜けられますか? 気持ちは変わらないのです。気持ちは逃げてゆかない。そしてそれは…残念ながら…残るのです。誰もそれを理解してくれないので、私はとても悩みました。今でも、誰もそのことは理解してくれません。私の姉は全く理解してくれません。「相手は現実じゃなかったって分かっているのに、何でそんなこと感じるの?」と言われました。このことでカウンセラーと決裂しました。 私を洗脳し、体にあるすべての感情を引き集めて、方向転換をさせようとして、「残念ながらこれらすべてはゴミの山だったんですよ」と言ったのです。でも、それはなくならないんです。そんなやり方ではだめなんです…。インタビューアー: では本物の詐欺師について今はどう思うのですか?被害者: 本当に混乱させられるのです。彼が偽物とわかる前と同じように私は座って彼からのメールを読んでいて、彼が偽物と分かった後でもナイジェリア人がインターネットカフェに座っている姿など見えませんでした。「彼」の姿が見えました。すべてを知った後でもです。インタビューアー: 詐欺についてわかって、詐欺師たちの写真を見て知っていてもですか?被害者: そうです。「彼」がこれらを書いて、これらの言葉を電話で語って。わかっていてもです。それが、皆に理解してもらえないのです。これらのメールの言葉は彼からのものです、本当はそうでないけれど。私はナイジェリア人が座っている姿をぼんやりと思い浮かべることはできます。6人のうちの一人で、彼は覚えておくべきことのリストを持っていて等。わかっているけれど、でもこのメールは…。性的虐待: 詐欺行為の最後のほうで、何人かの被害者たちは性的な虐待を受けた。被害者たちは服を脱ぎ、ウェブカメラの前で性的な行為をするように要求された。これは後で脅しに使用される。悲嘆の段階: 騙されたと気づいた後、Kubler-Rossの悲嘆過程ー否認、取引、怒り、抑うつ、受容ーの間を揺れ動く。否認の状態は再び詐欺被害に遭う危険性がある。転移効果: 詐欺被害者たちに詐欺に騙されているのだという事実を知らせる際に、警察側は言うまでもなく被害者の気持ちを理解して話をきいてやるべきである。しかしこの研究の結果では、警察側の感情移入に対して被害者側は警察側の意図を勘違いしていたことが分かった。被害たちはしばしば偽の人物との関係で感じた愛を警察側に移し替えていた。克服する方法: インタビューした被害者のだれもがこの犯罪のあと完全な回復はしていなかった。彼らの克服するための方法は:考えを書き綴ること、詐欺被害について注意喚起すること、そして新しい生活に対して肯定的な見方をするようにすることなどだった。この研究報告の部分を読んでいて気が付いたことがあります。ロマンス詐欺の被害者はなかなか相手を断ち切れない。たとえブロックして相手とコミュニケーションをとらなくなったとしても、依然として彼らにとっての相手はなりすました白人の紳士や美女なのです。それを打ち砕こうとしてこういう写真掲載する私って、陰湿ですかね??? 

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  • 27 Jul
    • 数字で見る日本における国際ロマンス詐欺の現状~日本語掲示板過去6か月のデータ

      日本語掲示板http://ekaterina100.bbs.fc2.com/から、日本における過去6か月の投稿内容から、釣り師的な内容やロマンス詐欺ではないもの、および古い投稿への最近のコメントなどを除いて統計をとってみました。英国の論文にあるような精神的な打撃がどれくらいあるのかを文章から読み取るのは難しいですが、「悔しい」「混乱している」などの言葉を書いている投稿は統計の対象にした36件中14件。金銭的被害がなくても、ロマンス詐欺は精神的に多大な影響を及ぼすものであるといえるでしょう。この種の掲示板は被害にあいそうな方が「これって詐欺ですか?」と書き込まれることが多く、金銭的被害を受けていない方の数が圧倒的に多くみられました。日本人がひっかかるのは圧倒的に非軍人が多いと思っていましたが、以外にも半数が軍人です。詐欺師が自称する国籍は60%が米国。これは自称軍人の比率とも重なります。自称軍人が多いということで、詐欺師が自称する居場所もアフガニスタンやシリアといった戦場や紛争地域が多くなって言います。金銭要求のパターンは軍人型と非軍人型両方にみられる箱もの(戦場や第三国から貴重品や贈り物の入った荷物を送るので受け取ってほしいというパターン)が40%を占めます。その次に続くのが休暇や退役の申請、20%。いずれもミリタリー詐欺に多い金銭要求のパターンです。実はこれら2つ、箱モノと申請ものに関係するキーワードでこのブログに到達する方々は少なくありません。もっと多くサンプルをとると、もっといろいろなことが見えてくるかもしれませんね。なお、その日本語掲示板は私が主催しているものではありません。marikoというハンドル名で参加していますが、あくまでも一人の回答者であって、何らかの管理をしているわけではありません。

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    • オンラインロマンス詐欺の心理学(7)

      元の論文はこちら。The Psychology of theOnline Dating RomanceScamオンラインロマンス詐欺の心理学Principal Investigator: Professor Monica Whitty (University of Leicester)Co-investigator: Dr. Tom Buchanan (University of Westminster)Report compiled: April, 2012詐欺師の説得のモデルこの研究では説得に関する既存の社会心理学者による理論だけでは十分にこの種の詐欺について説明できないことがわかった。これをSPTモデル(Scammer Persuasive Techniques、詐欺師の説得テクニック)と名付けた。被害者たちは愛を探そうと動機づけられていた。(研究1で分かったように、ほかのオンラインデートサイトユーザーに比べて理想の相手を探したいという傾向が強い。)警戒心を弱めるプロセス:個人を手なずける。これは強い心の底からの反応を導き出し、ハイパーパーソナルな関係(濃密な関係)が情報通信技術を利用して発展する。被害者は認識の違いを小さくしようと必死になる。危機:被害者は肯定的なフィーリングをとり戻そうと動機づけられる。そして、認識の違いを小さくしょうと必死になる。被害者が見返りや直感的なものへの関心が薄くなり、(法的機関や身近な人々などの)外的な認識に基づくものに注意が向けられるようになると、詐欺行為が徐々に終わりを迎える。心理学的なインパクト被害者たちは以下のような否定的な感情を経験したと述べている。絶望感罪悪感羞恥心きまり悪さ怒り恐れ他の心理的な要素として自殺願望極度の苦痛状態感情が侵害されたと感じる人間不信恐れ自分が愚かだと感じる否認

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  • 26 Jul
    • オンラインロマンス詐欺の心理学(6)

      元の論文はこちら。The Psychology of theOnline Dating RomanceScamオンラインロマンス詐欺の心理学Principal Investigator: Professor Monica Whitty (University of Leicester)Co-investigator: Dr. Tom Buchanan (University of Westminster)Report compiled: April, 2012説得力のあるテクニックプロフィール: 殆どの投稿は被害者が引き込まれた犯人のプロフィールについて言及していた。29%はプロフィールが非常に魅力的だったと説明している。偽の男性プロフィール: 多くの場合男やもめで子供が一人いて、専門職かビジネスマンである。偽の女性のプロフィール:多くの場合絶世の美女(モデル級)で、学生か収入が慎ましい職業(看護師か教師など)。.これらの描写は相手を探すときの典型的な男性像や女性像を特徴づけるもので、詐欺師たちにとっては非常に合理的な戦略となっているとみられる。ある調査によると、女性は社会的経済的ステータスの高い相手を探し、男性が見た目が魅力的な相手を探す傾向にある。(Kendrick, Sadalla, Growth &Trost, 1990年)信頼関係の構築: 投稿内容から、どのようにオンラインデートサイトから様々な形態のコミュニケーションに移行していったかがわかる。(図2)図2.コミュニケーションの進展ほとんどの被害者は犯人側からデートサイト外への移行を促されていた。そして犯人は被害者に専心する証しとしてデートサイトのプロフィールをすぐに削除する。被害者たちによると、詐欺師は愛の詩を送ってきて、インスタントメッセンジャーを使って毎日コミュニケーションをとっていた。この結果はオンラインの交際で信頼を構築する過程に関する以前の調査結果とよく似ている。(Whitty &Gavin、2001年)ハイパーパーソナルな関係: 情報通信技術を駆使することで詐欺師たちはハイパーパーソナルな関係(非常に濃密な関係)を被害者との間で構築する。警戒心を和らげる過程: 子供時代に性的虐待を受けた人と同様に、詐欺被害者もまた犯罪者によって詐欺師によって手なずけられてくる。騙し: お金の要求よりも前に、詐欺師は被害者に贈り物を求めることがある。そしてそのあとで、危機的な問題が起きる。(空港に向かう前の自動車事故、ビジネス上の問題、戦争で負傷など)。この時点で、大きな額が要求される。詐欺の継続: 時として、危機的な状況の後に続いて新しいキャラクターの登場で、さらに新しい金銭要求の言い訳が作られ、詐欺が継続することがある。(典型的なのは弁護士や外交官、警察など権威のある立場の人物。)(人々は権威のある人物からのリクエストを受け入れやすい。Cialdini, 1984年)詐欺の経路:詐欺の経路は3通りある。図3.ロマンス詐欺の経路フット・イン・ザ・ドア テクニック:少額の要求をして、被害者が応じれば金額を釣り上げてゆく。直接危機的な状態に入るテクニックドア・イン・ザ・フェイス テクニック: 最初に巨額の要求をして、被害者が応じない場合金額を下げてゆく。説得の理論既存の説得の理論の一部は詐欺の成功を説明できる。しかしそれだけでは不十分である。(次回掲載のSPTモデル参照)Cialdini(1984)の肯定的な反応を得るための6つの基本的な特質:返報性、希少性、権威、コミットメントと一貫性、好意、社会的証明規範活性化モデル:他の人を助けたり、良い市民であろうとするための社会規範。例えば病気の子供を助ける、愛する人の自動車事故など(Lea, Fischer & Evans, 2009).精緻化見込みモデル:中心経路と周辺経路によるアプローチのどちらも利用して説得するモデル (Petty & Cacioppo, 1986).軍人の写真は信頼できそうに思われるらしい。

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  • 25 Jul
    • オンラインロマンス詐欺の心理学(5)

      元の論文はこちら。The Psychology of theOnline Dating RomanceScamオンラインロマンス詐欺の心理学Principal Investigator: Professor Monica Whitty (University of Leicester)Co-investigator: Dr. Tom Buchanan (University of Westminster)Report compiled: April, 2012研究2:インターネット上の被害者の経験についての分析インターネット上のサポートグループに投稿された200件の投稿から、被害者の経験をサイトのモデレーターの許可を受けて無作為にダウンロード。投稿は50人の金銭的に被害を受けた被害者の男女、および50人の金銭的被害を受けていない被害者の男女から集めた。リスク要因孤独: 5%の被害者は被害にあう前から孤独だった。ある男性の被害者によると「僕は一人で、孤独で悲しく、イライラしていた。そして時々意気消沈していた」やもめ: 6%の被害者は配偶者に先立たれていると述べていた。信じやすくてナイーブ: 5%の被害者は被害を受けた原因は自分が人を信じやすくてナイーブだからだと考えている。交際相手からの虐待の経験: 7%の被害者は以前交際相手から虐待を受けていた経験がある。ある女性の被害者はこういう。「私は前夫から29年間ひどい虐待を受けていました」惚れやすい: 16%は犯罪者に最初の数週間で恋に落ちてしまったという。ある男性の被害者はこう語る。「彼女が僕を愛してくれて、僕に結婚してほしいと言ってきた。だから僕らは最初の数週間で長期的な交際関係について話をするようになった」密度の濃い恋愛というのは通常初期の段階にみられるものではない。最初は遊び的なものから始まるものである。(Hammock &Richardson 2011年) 最初の段階から被害者が強いフィーリングを持っているおとから、多くの被害者たちは恋をしたいと強く願っていて、詐欺被害を受けやすい状態になっている。

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  • 24 Jul
    • オンラインロマンス詐欺の心理学(4)

      元の論文はこちら。The Psychology of theOnline Dating RomanceScamオンラインロマンス詐欺の心理学Principal Investigator: Professor Monica Whitty (University of Leicester)Co-investigator: Dr. Tom Buchanan (University of Westminster)Report compiled: April, 2012調査対象になった人々は年齢、性別、最終学歴などのデモグラフィーと、孤独度・恋愛に関する信念・刺激追及などの度合いに関するアンケートの質問に答えてもらった。回答者はオンラインデートサイトおよびロマンス詐欺サポートサイトから。研究1A オンラインデートサイト :大手デートサイトから796人の回答者年齢による有意差は見られなかった。女性よりも男性のほうが被害者になる可能性が高い。男性が被害者になる可能性はゲイでもヘテロでも変わりがない。唯一仮説が当てはまったのがロマンチックな考え方が強い人ほど詐欺被害を受けやすいということである。特に相手に理想を抱いている人はリスクが高い。研究1B 被害者支援サイトから397人の回答者被害を受けていない人、お金をだまし取られた被害者、被害を受けたがお金を取られていない被害者に分類。唯一仮説が当てはまったのがロマンチックな考え方が強い人ほど詐欺被害を受けやすいということである。特に相手に理想を抱いている人はリスクが高い。平均して被害を受けていない人(平均年齢=48.05; 標準偏差=12.13) は被害を受けてお金を失った被害者(平均年齢=53.06歳, 標準偏差=9.03) と、お金を取られていない被害者(平均年齢=52.38歳、標準偏差=9.68)に比べて若い。被害の受けやすさの度合いは男女差が見られなかった。金銭面の被害を受けた被害者とそうでない被害者の比較1Bの研究において、お金を失った被害者と失っていない被害者の比較を行った。お金を失っていない被害者とは、詐欺師に騙されたが途中で詐欺と気づいて金銭を失っていない被害者のこと。この比較の結果、ロマンチックな考え方が強い人ほど金銭的な被害を受ける傾向にあることがわかった。研究1C 複合的な分析1A, 1Bの詐欺被害を受けた人からの結果からさらに最終的な解析を行った。両サンプルの被害者を合わせた。感情的な苦痛1から7のスケールで感情的な苦痛を報告してもらた。1が全くない、7が非常に長い期間にわたって非常に苦痛を味わっている。金銭的被害を受けていない被害者の感情的な苦痛に関しても検証。孤独さ: より孤独な人がより強い感情的影響を受ける。神経質で感情的に不安定な人はより強い影響を受ける。性別では女性がより影響を受けやすい。グラフ:金銭的被害を受けていない詐欺被害者の感情的影響(1が全くない、7が長期にわたってひどく苦痛を感じている)お金を失った被害者は、お金を失っていない被害者に比べて顕著な苦痛を訴えている。とはいえ、金銭的被害を受けていない被害者も深刻な影響を受けている。金銭的被害を受けていない被害者も高いレベルの感情的な影響を受けている。金銭的被害と感情的影響には相関性がみられる。男性より女性のほうが多くお金を失っている。女性のほうが男性より感情的影響が大きい。神経質な男性は感情的に安定した男性に比べてより苦痛を訴えている。

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  • 23 Jul
    • オンラインロマンス詐欺の心理学(3)

      元の論文はこちら。The Psychology of theOnline Dating RomanceScamオンラインロマンス詐欺の心理学Principal Investigator: Professor Monica Whitty (University of Leicester)Co-investigator: Dr. Tom Buchanan (University of Westminster)Report compiled: April, 2012詐欺被害の第二の波詐欺被害者が第二の波を経験することはよくある。(たとえ容疑者が拘束されたとしても、これは組織犯罪のため、継続が可能。) 第二の波は交際相手が詐欺だったことに被害者が気づいて、犯人側も被害者が詐欺に気付いたと悟った後に引き起こされる。この段階では詐欺師は別の方法で被害者をだまそうとする。例えば;犯人は警察を装い、詐欺の犯人を捕らえたので、だまし取られたお金を取り返せるといってくる。犯人は被害者にコンタクトをとり、自分が詐欺を働いたことを認める。そして、その間に本当に恋に落ちてしまったと告白し、さらに被害者にお金を要求する。犯人は銀行のマネージャーを装い、被害者の恋人が空港に来てくれなかったのは恋人が実はなくなったからだと告げる。そして葬式の金を求める。研究1 オンラインロマンス詐欺被害者のタイプについてこの研究はオンラインロマンス詐欺の被害に遭いやすい人の心理学的な特徴の類型を考案するものである。マスマーケティング詐欺の被害にあう人々の心理学的な特徴はあまり知られていない。オンラインロマンス詐欺の被害者に関しては猶更である。詐欺や恋愛に関する論文から6つの仮説を立てた。この研究における仮説:仮説1 ロマンス詐欺被害者はほかのオンラインデートサイトユーザーに比べて孤独度が高い。仮説2 ロマンス詐欺の被害者は被害を受けないオンラインデートサイトユーザーに比べてより外向的である。仮説3 ロマンス詐欺の被害者は被害を受けないオンラインデートサイトユーザーに比べて人づきあいが良い。仮説4 ロマンス詐欺の被害者は被害を受けないオンラインデートサイトユーザーに比べて神経過敏ではない。仮説5 ロマンス詐欺被害者はほかのオンラインデートサイトユーザーに比べて恋愛に対する信念が高い。仮説6 ロマンス詐欺被害者はほかのオンラインデートサイトユーザーに比べて刺激追及のスコアが高い。さて、仮設通りの結果が出たのでしょうか? 続きは次回。

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  • 22 Jul
    • オンラインロマンス詐欺の心理学(2)

      元の論文はこちら。The Psychology of theOnline Dating RomanceScamオンラインロマンス詐欺の心理学Principal Investigator: Professor Monica Whitty (University of Leicester)Co-investigator: Dr. Tom Buchanan (University of Westminster)Report compiled: April, 2012序文に書かれている数字をざっと見てゆきましょう。オンラインロマンス詐欺は2007年頃から発生し始めたもので、もともとは(ナイジェリアの手紙で知られるような)紙ベースのものだった。2010年1月4日から2011年1月4日までの1年間で英国だけでも592人の被害者が確認されており、そのうち203人が5000ポンド(約71万円以上を失った。実際には警察に報告されていない被害が発生しており、それ以上存在する。Whitty教授とBuchanan教授の推定では、2012年で英国だけでも23万人がロマンス詐欺の被害を受けている。そしてその被害額は50ポンド(約7000円)から80万ポンド(1億円)の開きがある。西欧諸国でオンラインのデートサイトが非常に人気になる中、被害は増えていると思われる。Dutton とHelsperの報告によると英国のインターネットユーザーの23%は知らない人物とオンラインで出会っている。英国人のインターネットを使う夫婦の6%はオンラインで知り合って結婚している。オンラインロマンス詐欺の構造オンラインロマンス詐欺は「なりすまし詐欺」と電話やメディアやインターネットを駆使した「マスマーケティング詐欺」の犯罪が関係する。この種の犯罪はオンラインデートサイトやソーシャルネットワークを通じて犯罪者が被害者から大金を奪う目的で関係を構築するものである。詐欺師たちは盗んだ写真(美人のモデルや、軍の将校など)を使ってプロフィールを作成する。かなり早い段階から被害者に愛を告白し、デートサイトからメッセンジャーやメールに移行させ、その被害者との交際だけに専心すると言う。コミュニケーションは非常に頻繁でかつ濃いもので、数週間から数か月、長いものは何年かに及ぶ。電話もかかってくるが、メッセンジャーなどと比べれば少ないのが特徴的。(最近は電話のアプリを使うと声を変えたりアクセントや性別を偽ることも可能であるが。)詐欺師たちは最初はお試しで贈り物を求めてくる。(香水や携帯電話、ノートパソコンなど) 時として詐欺師の側から関係が純粋なものであることを信じ込ませるために被害者に贈り物を送ってくることもある。これらの贈り物を受け取ったり送ったりした後、詐欺師は少額の送金を求めてくる。(例えば航空券代、外交官手手数料など) もしこれらの少額の要求に被害者が応じるなら、詐欺師は何か危機的な問題が生じたとして、さらに要求額を引き上げてくる。(例えば犯人の荷物を移動する費用、仕事上の問題、医療上の問題など)。時としてほかの登場人物が対話に加わるようになる。例えば「外交官」もしくは「税関の役人」が被害者にコンタクトをとり、被害者あての荷物を保管庫から取り出すための費用としてお金を求める。あるいは「医者」が被害者にコンタクトをとり、恋人が病院に入院していることを告げる。詐欺師たちは、細部にわたる情報を提供して、さらにリアルに感じられるようにする。例えば犯罪者たちは最近のニュースの話や時事問題に関係した文脈を加え(例えばイラクのアメリカ軍人を名乗っているのであれば、イラクの最新のニュースを。あるいはビジネスマンであればその年のオリンピックに関係することなど)。本物らしく見せるために偽のIDや文書も作成されている。(例えば偽の搭乗券、偽のビジネスに関する文書など)物語の進行は被害者が男性か女性かで異なってくる。男性のなりすましのキャラクターはたいていの場合、上流階級のお金のある男性(例えば陸軍将校、会社経営者、大企業のマネージャーなど)。悲劇的な事故で妻を失い、子供を一人で育てている。女性のキャラクターは若くて頼りなげな感じである。そして仕事をしているが、収入は慎ましいものである。(看護師や教師など。)時として被害者がアフリカのどこかの国を訪問するように説得されるが、誘拐の危険性が非常に高い。時として被害者自身がマネーロンダリングやビザ取得のほう助などの非合法的な活動に(時として知っていながら)引き込まれる。詐欺行為の最後に、ある被害者たちはウェッブカメラの前で服を脱いで性的な動きなどを取らされることがある。映像が録画され、後で脅しに使われる。詐欺行為は被害者が詐欺にあったことに気付いてお金を送るのをやめない限り続く。写真は詐欺師による偽物の証明文書

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  • 21 Jul
    • オンラインロマンス詐欺の心理学(1)

      英国のLeicester大学の研究報告があるんですね。元の論文はこちら。The Psychology of theOnline Dating RomanceScamオンラインロマンス詐欺の心理学Principal Investigator: Professor Monica Whitty (University of Leicester)Co-investigator: Dr. Tom Buchanan (University of Westminster)Report compiled: April, 2012Whitty教授が1年かけて研究した報告の概要は以下の通り。研究の目的被害者になる険性の高い人の心理的特性を把握する。オンラインロマンス詐欺で被害者が騙されやすい説得力のあるテクニックを検証する。オンラインロマンス詐欺の被害者への心理的影響を調べる。研究1では、詐欺に騙される危険性の高い人のタイプを検証し、結果として「相手に高い理想を抱いているロマンティックな考え方が強い人」が被害に遭う可能性が大きいということがわかったそうです。この種の犯罪に関する統計結果に反して、中年女性が被害にあいやすいというわけではないとのこと。研究2では、上にあげた3つの主な目的の検証。協力を得たサポートグループの掲示板に投稿されていた200の投稿内容を調査したものです。一部の被害者たちは、以前付き合っていた相手から虐待を受けていたそうです。偽プロフィールは相手を探す人にとって理想的なステレオタイプの内容が書かれていて、詐欺師たちは情報機器を駆使した「ハイパーパーソナルな関係(きわめて密度の高い関係)」を構築します。詐欺師たちの「説得力のある成功したテクニックのモデル」の説明、そして被害者に対する心理学的なインパクトも報告しています。研究3では、被害者への詳しいインタビューを行い、その内容を検証したものです。女性被害者たちの多くは年若い頃に虐待を受けた経験があり、男性被害者の何人かは精神的な問題の経歴を持っていたとのこと。さらに「詐欺師の説得力のある成功したテクニックのモデル」を裏付ける調査も行われています。また、犯罪者によって示された無条件の肯定的な見方によって被害者が引き込まれてしまうことも分かった。被害者たちは金銭的損失と交際関係の損失という二重の打撃を受けていました。騙されたことに気付いた後でさえ相手との交際関係を断ち切り、相手が現実ではないことを認めるのが被害者たちには難しい。被害者たちは悲嘆にくれる段階を通り越し、受け入れがたい状況を認めない場合は第二の詐欺被害にさらされる。この報告書はオンラインデートサイトや法的機関、公共政策立案者、医療関係者などへのアドバうすで締めくくっています。オンラインデートサイトはサイトではっきりと詐欺に関する情報を提供すべき。ほかの人々は、被害者が非常の弱い立場にあり、事実を知らされた被害者には特別なケアが必要であるなど。

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  • 20 Jul
    • FBIレポートの数字で見るインターネット詐欺犯罪(2)

      FBI IC3のインターネット犯罪に関するレポート2014年版には年齢層及び男女別の「信用詐欺および恋愛詐欺」の被害に関する統計がありました。この報告を見ると、被害総額でいうと40歳以上の女性の被害総額がダントツに大きい。さらに、年齢層を細かく分けた統計を見てみましょう。そうすると20代ではインターネット犯罪の被害件数が男性のほうが多いのが、30代以上では女性のほうが多くなり、被害総額でみると50代がトップ。そして、件数でいうと40代・50代の女性が多いのに対して、被害総額を件数で割ると実は60代以上の女性の一人当たりの被害額が非常に大きいのです。40代女性一人当たりの被害額      1万5千ドル50代女性一人当たりの被害額       2万1千ドル60代以上の性の一人当たりの被害額  2万7千ドルつまり、ネットにおける恋愛詐欺(および信用詐欺)は40代以上の中高年女性を狙ったものが多く、そして年齢が高くなるにつれ一人当たりの被害額が大きくなる。男性の被害件数及び被害額が女性に対して少ないですが、男性の被害額に関しては私の経験的観測とも一致する部分があります。つまり、男性を狙ったロマンス詐欺は最初は少額から始まる。「女の子」の飲食代やノートや教科書を買うお金をおねだりされて総額2万円程度だったら、国際詐欺に引っかかったとは誰も思わない。詐欺だと気付く前に、したたかな「女性」に見切りをつけるのが早ければ数百ドルの被害額で済んでいるわけです。また、女を装ったなりすまし詐欺師に騙されたなんて恥ずかしくて泣き寝入りということもあるでしょう。だから、「男はこんなロマンス詐欺などにはだまされないのだよ」などとは考えないほうが良いでしょう。

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    • 警察白書によるネットワーク犯罪に関する統計

      平成27年警察白書によると、日本におけるネットワーク使用犯罪件数7,905 件中1,133件がネットワーク使用の詐欺犯罪件数であり、そのうち34%、381件がオークション関係の詐欺。もちろん、この数字には国内詐欺の件数も多く含まれていますが、オークション詐欺でよく知られているのはナイジェリア詐欺ですね。しかしながらネット上のロマンス詐欺や信用詐欺といわれるFBIの統計に含まれるカテゴリーは日本の警察の統計にははっきりと表れてきません。国際ロマンス詐欺の被害を受けられて、警察に行ったけれども助けにならなかったという方が少なくないと思います。しかしながら、警察に報告することの重要性は、被害者の方の件数が警察の統計にどれだけ反映され、どれだけ重視されるかということにかかってきます。なぜならば、警察は重大と判断される犯罪の捜査に多くの時間と労力を使う必要があるからです。皆さんの事件の件数が警察の統計の数字に反映されるようになれば、警察はそれだけ注目するべきと見てくれるわけですね。だからぜひ、ご自身にとっては無駄かもしれないけれども全体像を見たときに大きな意味を持つかもしれないので、被害を受けられた方は警察に報告なさってください。

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  • 18 Jul
    • ”【国際ロマンス詐欺の金銭要求シナリオ】 遺産相続、銀行を通した大金の受け取り”

      偽銀行を通した大金の受け取りを促す手口は「【国際ロマンス詐欺の金銭要求シナリオ】 遺産相続、銀行を通した大金の受け取り」でもご紹介しました。

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    • SNSで知り合った外国のお友達(恋人)が大金をあなた名義で銀行口座を作って入金してくれた

      以前書いた偽医者の「ケーススタディ」をリブログします。この手口は詐欺師が装う職業が医者である必要はなく、エンジニアやビジネスマン、軍人や船乗りでも、あるいはつつましい仕事をしているけれど実は富豪の令嬢だったという美女、いずれでもありうるものです。被害者の方が何らかの理由で金銭を要求され、送金する。そのあと、金銭が必要となった問題が一件落着し、今度は被害者にお金を返す二人で新しい生活を始めるための資金を送るなどの理由(ほかの理由もあり得ます)で「お金を送ってくれる」と相手が言ってきます。実はこれは次なる419詐欺のスタートです。相手の、もしくは相手があなた名義で作ってくれたという外国の銀行口座には数百万、数千万ドルの大金が入っています。そのお金をあなたの口座に移せると言ってくれます。その金額はおそらく被害者が「貸した」お金よりはるかに高い金額です。その一部を返してくれるというだけで被害を受けた方はうれしくなりますよね。しかしそれが罠です。偽の銀行マネージャーが、銀行の正式なメアドではなくYahooやGmailなどのフリーメールで名前部分が銀行マネージャーの肩書になっているメアド(例えば gold.bank.general.manager@yahoo.com など) を使って連絡が来ます。偽の銀行へアクセスするように促され、口座番号と口座にアクセスするパスワードがメールで知らされます。この時点でおかしいと思う人はおかしいと思いますよね。フリーメール使ってパスワードを連絡してくるわけですよ!!そしてその偽銀行にアクセスすると、相手が言った通り大金が入っています。しかしです、その大金を自分の口座に移してもらうのはなかなかできません。偽銀行員が登場し、電話かメールで大金が彼女の口座に移す手はずが整ったことを知らせてくる。そしてそのあと、金額が大金であるため、銀行への手数料として数千ドルを支払うことを銀行員が要求してくる。そのあと、今度は送金元か送金先の政府からの要求と称して、税金や送金がマネーロンダリングと関係ないことを示すための料金として数万ドルを要求してくる。そのあと、その手続き手数料として数千ドル。そのあと、この送金がうまくゆかない状態で、彼の口座のある銀行の銀行員から連絡があり、この送金方法はうまくゆかないのでATMカードを作るからそのATMカードで彼からのお金を引き落とすようにと指示される。そしてそのATMカードの料金として数千ドル。しかしながらATMカードは届きません。詐欺に使われた偽銀行のサイトのデータベースはこちらをご参照。もし、詐欺師から知らされた銀行サイトがここになければ、「非公開コメント」にてURLをお知らせいただければサイトのほうに報告します。

    • ご質問:成りすまし

      実名でコメント下さっているようですので、ご質問を公開しないでこちらでご回答します。ご質問「なりましではない場合」私も4月にFacebookで知り合った男性に5回送金してしまい総額25000USDになりました。 2日前に又金銭要求があり断ったら連絡がこなくなりました。詐欺だと疑ってる事に相手も気づき捨て台詞でチャトが終わりました。私なりに調べて写真も何枚も送ってもらい本人だと思うのですが私の口座に40000USD振り込んで(その操作は私がしました、シンガポールはwi-fi事情が悪いとか)送ってきたログインページが偽物のようです。入金されるのに28日かかると銀行から連絡が来たと私にいいました。今週22日がその日です。警察、銀行には行きました。被害を報告するサイトは英語で報告ですか。私はPCを持ってなくてiphoneなのでページは開けますが繋がりらないようです。この人をFacebookに報告した方がいいですよね。彼の写真にいいねを押してるアイルランドの女性がいます。彼女にコンタクトして聞いてみようかなと思ってます。お答えします結論から申しますと、お相手は成りすましです。手口が典型的です。写真がたくさんあれば本人とは限りません。ビデオチャットしたとしてもです。シンガポールはハイテクな国です。東南アジアのハイテク企業の関係会社も沢山あります。Wifi事情が悪いなんていうことはあり得ません。(ちなみにシンガポール、マレーシアは前に仕事してたことがありました。)本物の人がするフェースブックでの詐欺行為は簡単に足がつかない方法です。例えば、貧乏な中東の失業者がお小遣いほしいとか言って合意の上で送金してもらったと主張する。お金持ちでは決してないです。ですから、あなたのケースは本人ではなくてなりすましであることは明らかです。その振り込みと銀行サイトも怪しいです。この後相手を信じて言う通りにしたら偽銀行から手数料などを請求されます。偽銀行債とには偽の大金が振り込まれていることになっています。しかし、あまりにも金額が大きいため、相手から言われた通りの操作をしてもお金があなたの日本の銀行口座に移りません。そして、そのことを偽銀行員やほかの関連する登場人物に告げると、大金であるためそのお金を動かすための手数料が必要なのだといわれる。偽銀行サイト関連の記事、次のページにリブログします。実際にあったケースをもとにして書いたケーススタディの記事です。>>被害を報告するサイトは英語で報告ですか。どのサイトにご報告されるおつもりでしょうか? 1)米国のIC3に報告されるのであれば英語です。但し、コメントいただきました記事にも書きましたが、IC3に報告するのは数字を増やすことに寄与し、将来的に日本の警察もこの種の犯罪を問題視してくれることを目的とすることで、FBIが詐欺師を逮捕してくれることにつながるわけではありませんので、どうかがっかりなさらないでくださいね。2)詐欺情報をさらすサイトへの掲載をお考えですか? 英語のサイトはもちろん英語でということになりますが、romancescam.comは英語以外の言語をかける会議室もあるので、そちらへ投稿することもできますよ。フリーメールを使って登録して日本人だとわからないハンドル名使えば匿名性を保てます。日本語が書き込めるかいぎしつはこちら。3)フェースブックにも日本語で情報を書き込めるグループがあります。ページに「いいね」すれば投稿ができます。国際ロマンス詐欺撲滅協会4)もし、相手に見つかるのが怖いと思われるようでしたら、相手のメアドや電話番号、使っている名前などの情報を「非公開希望」というタイトルでコメントいただければ代理で英語のサイトに掲載しますよ。ご質問2回答ありがとうございました。シンガポールから有名なマリアナ ベイ ホテル やマーライオンが同時にはいる所をバックに写した写真やマーライオンの近くで写した写真を3枚送って来ました。合成という事でしょうか?NY在住となってますが、Whatsappでチャトして時差はあってるような気がしました。シンガポールの時差も違和感がなかったのですが…英語の文章はまともだと思いましたが、出身はナポリとなってて多少なまりがあり聞きとりにくかったです。でもネイティヴではなくても今風な英語だなと感じました。ただハニーが時々ホニーになるのでイタリア訛りはこうなるのかな本当にイタリアかなぐらいは思いました。Facebookの本物が詐欺をはたらくとはどういうことですか?顔出しして詐欺が出来るということですか?お答えします>>シンガポールから有名なマリアナ ベイ ホテル やマーライオンが同時にはいる所マーライオンの向きによりますが、写真を拝見していないので何とも言えません。Marina Bay Sandsはマーライオンのある位置の反対側なので。相手の名前とかメアドが分かればフェースブックで検索してみてみますが。>>シンガポールの時差も違和感がなかったのですが相手がシンガポールやマレーシアにいるアフリカ人の留学生である可能性は大きいです。時差は特に意識する犯行グループもいますし、意識しないのでよく考えれば嘘が見え見えの犯行グループもいます。奴らの頭の程度次第です。シフトを組んで仕事をしているので、本当に住んでいるところ(アフリカや東南アジア)が真夜中の時間でも遅番の詐欺師がいて、24時間被害者からお金を取るために働いているわけです。>> 英語の文章はまともだと思いましたが、出身はナポリとなってて多少なまりがあり聞きとりにくかったです。でもネイティヴではなくても今風な英語だなと感じました。ただハニーが時々ホニーになるのでイタリア訛りはこうなるのかな日本人の被害者の方によっては、相手の英語がまともだったと仰います。しかしながら、相手との濃密なコミュニケーション(毎日チャット、毎日メール)をしていると相手の英語に慣れてしまいますので、「おかしいな」と感じられない可能性もあるので本文を拝見しない限りは私は相手の文章がまともかどうかはコメントできません。もし差し支えなければ、お相手の「自己紹介の文章」「金銭要求時の文章」「詩のような美しい愛を語る文章」を拝見できますか? 「イタリア訛り」を自称するというのもアフリカ人の詐欺師によくあることです。(アフリカンっぽい)鈍りを指摘されたときに、親のどちらかがイタリアやスペイン出身と偽ると、だまされた方はセクシーでクールだと感じるわけです。ハニーがホニーになるのは、しゃべっている人物が変わっているからという可能性が考えられます。>> Facebookの本物が詐欺をはたらくとはどういうことですか?顔出しして詐欺が出来るということですか?顔出しでお金をだまし取るのは、男性は「たかり屋」「ジゴロ」「ビザ狙い」、女性は「Gold Digger」「Pro Dater」です。男性はたいていの場合途上国の貧しい層です。工事労働者とか失業中の青年など。薬中毒者などもいると元被害者の方から伺ったことがあります。女性の場合、自称無職、家事手伝いなど(つまりデートするのが仕事、プロのDaterですからね)。女性を装う場合ゴージャスなプロフィールですが、男性はカッコイイ軍人やエンジニアや医者では絶対にありませんよ。ですから貴女のケースは本物の人ではありません。たかり屋は手の込んだ銀行サイトを作ったりはしませんよ。

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    • FBIレポートの数字で見るインターネット詐欺犯罪(1)

      2015年のFBIによるインターネット犯罪に関するレポートによると、もちろんFBIのIC3に寄せられるレポートなので米国がダントツトップになります。80%が米国からのレポート。2015年のレポートは国別の細かい順位は見当たりませんでしたが、2014年の報告によると日本はIC3に寄せられた報告数が32位。これがどれくらいの位置づけになるのかというと、2014年の報告では1 米国 246,620 91.54%2 カナダ 4,074 1.51%3 英国   2,103 0.78%32  日本   162 0.06%被害総額が第一位の米国で$672,080,323。日本は被害総額ではランキングが18位で$1,941,273、0.24%。これはもちろんFBIのIC3に報告がなされたケースの数字ですので、本当はこれ以上の数字になっている可能性はあります。もちろん、IC3に日本人が報告したところで、犯人逮捕につながるわけではないのですが、報告をすることは無駄ではありません。このような報告に国別の被害件数と被害総額がリストされているということは、この数字が大きくなればなるほど日本での被害についても問題視されるようになってくるでしょう。国際オンライン詐欺の被害を受けられた方、どうか泣き寝入りなさらずに、IC3 https://www.ic3.gov/に報告なさってみてください。

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  • 16 Jul
    • ご質問:フェースブックの友達から上官にメールを出してほしいと頼まれました。メールするべきですか?

      ★ご質問★Facebookフレンドからの依頼Hello Sir / MadamI am ( ) from Japan. I am writing on behalf of my future husband, 2nd lieutenant Paul Fox with military code number USB427181. He is currently in a peace keeping mission in Syria and we have been in a relationship for some time and i want him to come over to meet with me and my family in Japan for proper planning of our marriage and i will be so much grateful if his leave request is granted.Yours sincerely,( )以上のメッセージを送るようにとな依頼を受けていますが、送って良いのでしょうか?■ご回答■(誠に勝手ながら、個人名を含むコメントの内容は削除させていただきました。)結論から言うと、依頼通りにメッセージを送るべきではありません。理由は、質問者様もきっとお気づきなのでこちらにご質問くださったのだと思いますが、これは明らかに詐欺だからです。どうか彼を友達削除し、ブロックなさってください。メールをお出しになるべきではありません。メールの文面からしてアフリカの詐欺師が書いたものであることは明らかです。小文字のiが使われています。それから、軍人の休暇申請を配偶者や恋人がするということはありえません。軍人は自分で自分の休暇を申請します。これはMilitary Leave Scamなどと呼ばれていて、手口は以下の通りです。●恋人となった軍人から、あなたに会いに行くために休暇をとる、もしくは退役してこれからともに人生を歩んでゆきたいと言われる。そして、休暇申請のため、上官や軍の総務(エージェントなど)、あるいは滞在国政府などに許可を得る必要があるといわれ、上官やエージェント、滞在先の公務員などあてにメールを書くように言われる。なんて書いてよいかわからないというと、質問者様のように相手が例文を書いてきて、この文面で送るように指示してきます。この他、危険な任務をはやく終えさせてほしいという嘆願を上官にするように頼んできたという話も、幸い詐欺被害未遂で終わった方から伺っております。●メールを送ると、メールの宛先の人物から返事があり、直接休暇や退役の申請料を請求して来る。もしくは、宛先の人物が休暇や退役などの申請をするサイトを指定してくる。軍の公式サイトをまねた偽サイトには、相手の軍人のID番号を入力するとその人物のプロフィールが出てくるように作ってある。(しばしば、どの番号を入れても同じプロフィールが出てくることもあり。かなりいい加減なつくりのサイト。) サイトから申請すると何らかの形で申請料が請求される。休暇や退役の申請料はだいたい1000ドル前後が相場のようです。これはお試しセットで、この1000ドル程度の送金ができると判断されると、この後それ以上の送金が要求されます。申請料を振り込んでしまったらこの後どうなるのかご説明しましょう。1) 兵士の交通費を要求してくる。(このあたりで2000ドル台に倍増)2) 兵士の休暇中の代理の士官を配置する費用。(3000ドル台)3) 兵士が無事にあなたのもとに到着するための保険料を要求してくる。(もっと増える)4) 兵士が出発するが、恋人のための高額のプレゼントや、二人で将来暮らすための多額の現金か金塊を持参していた、あるいはマリファナなどを持参していた、など様々な理由で兵士がトランジット先で差し押さえられる。差し押さえられてお金もおろせない状態のため(しかしなぜかスマホ使ってメールができる)、代わりに罰金や税金、保釈金などを払ってほしいと兵士から泣いて頼まれる。このあたりでもっと増額。5) 結局兵士は恋人の待つ国に到着することができず、病気になるなどして今度は医療費が求められる。6) あるいは国に残した子供が病気になり、その治療費が必要になるが、兵士はお金をおろすことができないため、未来の継母である恋人に代わりに払ってほしいと泣いて頼んでくる。ほかにもいろいろ典型的な筋書きが存在します。きっと何か月かお付き合いを続けて、相手に好意をお持ちかもしれません。もしかすると、現実の男性なら言ってくれないような素敵な言葉を何度となくかけてくれて、本当に良い人だと思われているかと思います。でも、彼とつながっていることでプラスとなることはありませんのでぜひ彼に何も告げずにブロックなさってください。相手はアフリカの犯罪者集団です。本物の軍人が休暇をとる場合、配偶者や婚約者からの申請は必要ありません。軍でも普通の公務員でも、私企業の社員でも、休暇は自分で申請しますね。奥さんやガールフレンドが休暇申請のための手続きをしなければならないとしたら、軍人や国連職員などで戦地に行きたいという人はいなくなります。もし、日本のいちブロガーの証言だけでは確証が持てないようでしたら、本物の軍人や軍人の奥様に是非ご確認ください。以下、ご紹介です。Captain James Văn Thạch青い承認済みマークのついたフェースブックページをお持ちの軍人さんです。彼自身、なりすましの被害を受けた写真盗用被害者で、積極的にAntiscamの活動に取り組まれています。時差もありますし、勤務中はご返事ないと思いますが、ページに「いいね」をした後メッセージ送ると軍人らしい簡潔なご返事を下さいます。ベトナム系移民なので英語がシンプルで分かりやすいです。国際ロマンス詐欺撲滅協会(Japan)日本語のフェースブックページです。日本語でご質問されると、有益な回答をしてくださる方がおられるでしょう。写真はフェースブックの偽兵士が使っていたもの

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    • アメリカのマネーミュール母娘が詐欺の共犯者として逮捕、実刑判決

      母娘がミリタリー詐欺の共犯者として逮捕される。2012年6月のニュース(ABCニュースなど複数のオンラインニュースで2012年に報道されていました。)米国コロラド州の母娘が米軍を装った詐欺団の「ナイジェリアロマンス詐欺」の共犯者として100万ドル以上を374人の被害者からだまし取ったとして逮捕されました。娘のTracy Vasseur(40歳)と母親のKaren Vasseur(当時73歳)は2009年から詐欺の共犯者としてアフリカの詐欺団に協力し、アフガニスタンに駐留する米軍兵を装って疑うとを知らないインターネットのデートサイトで女性たちを罠にかけ、3年以上にわたって米国をはじめ40か国の374人の被害者を騙したとのことです。米国のIC3(インターネット犯罪苦情センター)によると、40代以上の離婚したり夫に先立たれたり、あるいは障害を持つ女性がオンラインのロマンス詐欺に引っかかりやすいといいます。Vasseur親子はコロラド州の犯罪に関する20の法律の違反、マネーロンダリング、および窃盗などで告発され、有罪と認められれば娘のTracyは205年、母親のKarenは172年の服役ということになります。偽りの恋愛関係が構築されると、兵士たちの持ち物を届けるため、あるいはアメリカに戻るため、もしくはほかの費用を賄うためなどとして金銭が要求されました。この親子は被害者からのお金を受け取ると、10%を自分たちのものとして、残りをナイジェリアの仲間に送っていました。Vasseur母娘にとられたお金は112名もの異なるナイジェリア人の名前に送金されていましたが、そのほとんどは「Olamigoke Ayodeji」という人物あてだったそうです。送り先はエクアドルや英国、インド、UAE、そして英国にもありました。ほとんどの被害者は女性で、インターネットで伴侶となる相手を探して、様々なデートサイトやフェースブックなどのSNSを利用していたそうです。これらの詐欺行為をしている間、Vasseur母娘は被害者にコンタクトとったり、海外の共犯者と会ったりはしたことがないといいますが、定期的に主犯たちとコンタクトをとっていたようです。そして娘のTracyは共犯者のためにデートサイトを作ったりもしていました。そしてオンラインの関係が確立してくると、犯人たちは自分たちが本当の米国兵士でアフガニスタンに駐留していることを証明するために、偽の軍の証明書類や写真を被害者に送ります。そして、関係が確かなものになると、犯人たちはコロラド州にいる「エージェント」を通じで送金するようにと要求してきます。最初はウェスタンユニオンやマネーグラムなどの送金サービスを通じてです。被害者たちは兵士たちと話をするための衛星電話のための支払いを要求されたり、兵士が被害者のもとを訪ねるための交通費、あるいは休暇をとるための許可などとしてお金を要求されます。送金金額はたいてい1万ドルを超え、高額になると5万9千ドルにも上ったといいます。母娘二人は親戚の若い女性を雇い、被害者からのお金を受け取らせ、一年以上もそれをナイジェリアに送金させてきました。ウェスタンユニオンが二人の利用を制限したからだと言われています。起訴状によると、一人もしくはそれ以上のナイジェリア在住の人物たちがこの詐欺にかかわっていることがわかっているが、それらの人物を特定することはできないそうです。Vasseur母娘は20の個人及び法人名義の銀行口座を11の地元銀行に持ち、それらをだまし取ったお金の洗浄(マネーロンダリング)に利用していました。また、訴状によると、複数の被害者に対するゆすりの疑いも挙げられていました。何人かの被害者は疑いを持ちましたが、お金を取り戻すことはできませんでした。Jack Campbellを名乗る共犯者からのメールによると、彼はノースキャロライナの被害者に「軍のエージェントであるTracy L. Vasseur」に送金するようにと指示していまいsた。軍人であると称するCampbellは、旅行費用と私物を取りに行くために必要な費用と被害者に伝えていました。その被害者は2010年の11月9日と12月31日の間に10回の送金を行い、合計被害金額が2万4200ドルにも上りました。捜査当局によると、捜査員が話を聞いた被害者たちは誰もお金を取り戻していないそうです。2014年3月のニュースではこの母娘は娘のTracy L. Vasseurが19年、母親のKarenが12年の実刑の判決を受けたそうです。ナイジェリア人のロマンス詐欺の手助けをするようになったときは娘のTracyは離婚したシングルマザーだったそうです。ナイジェリアの犯罪グループはアメリカに共犯者を必要としていて、Tracyを共犯に引きずり込めそうな相手と判断し、実際にそうなったといわれています。このナイジェリア詐欺というのは年間10億ドル以上にも上る犯罪産業で、その中心がナイジェリアと言われています。ほかのロマンス詐欺被害者と同じように、Vasseurは騙されていました。シングルマザーを相手に探している兵士など存在しません。しかし心痛よりも貪欲さをVasseurは募らせました。Vasseurは名前が挙げられていないナイジェリアの企業のためにマネーロンダリングをはじめ、母親のKarenまで巻き込みました。そして米国軍のエージェントと称して共犯者たちに被害者がコロラドのエージェントに送金するようにさせるようになったのです。顔立ちで人を見るべきじゃないですが、いかにも犯罪者っぽい感じの母娘ですね。この娘のTracyという人物は、シングルマザーでした。そして、詐欺被害者でもあったわけです。しかし、ある時点で詐欺の共犯者に転身。自分が騙されたと同じ方法で別の被害者たちを騙し、そして共犯者たちに分け前を送っていました。これも、悲しいロマンス詐欺被害者の成れの果てです。彼女のようにならないようにするためにも、詐欺被害を受けた方々には相手が詐欺師だとわかったら接触を断つことをお勧めしています。もちろん相手との接触を続けることは被害者の方のご自由で、私にはそれを無理に止める権利はありませんが。

被害額4500万円! 国際ロマンス詐欺の卑劣な手口 impress QuickBooks



新川てるえさんの新刊、日本語で書かれた国際ロマンス詐欺に関する本です。実際の被害者の方のインタビュー、被害に遭ったらどうすべきか等の情報が書かれています。是非ご覧ください。





"Hello Sweaty”, romancescam.comのスタッフによる著書。ナイジェリア詐欺師のおかしなメールを集めたものです。著者の一人、Frumpy氏は知り合いなので、許可をもらって和訳することも不可能ではないですが、原文の面白さを楽しむには原書が良いです。ぜひご一読ください!



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性別:
女性
自己紹介:
スカイプで異常な量のコンタクト要求が来て困ったのでそこあたりの話書いてます。

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