離婚した男性が82000ポンド(約1140万円)をロマンス詐欺被害で失い自殺

2010年2月 Daily Mail Onlineより

 

妻と離婚していたPhilip Huntさんはインターネットのデートサイトで美しい女性と知り合ったとき、本当に祈りが聞き届けられたと思った。彼女は若くてお金があり、290万ドルをナイジェリアから英国に送る手助けをしてくれれば二人は幸せな生活を始められるはずだった。しかし不幸なことにそれは巧みに作り上げられた詐欺であり、Huntさんは8万2千ポンド(約1140万円)を失い、自ら命を絶った。

 

 

58歳の男性はローズと名乗る女にすっかり夢中になり、彼女がマラリアにかかった、あるいは資金の入った荷物が税関で引っかかったなどという話に乗せられて何千ポンドも送金してしまったのである。

 

何度も詐欺師に送金した後、彼の家は抵当に入られ、借金をして、利息がうなぎ上りになり、雇い主に現金を貸してほしいと懇願したりするようになった。そして借金で首が回らなくなり、とうとう線路の上に横たわって自殺を図った。

  

元彼女からこれは絶対に詐欺だと警告されていたにも関わらず、ハント氏は最後までローズを信じようとしたのだった。

 

彼の携帯電話が遺体のそばに置かれたリュックサックから、ローズに送信されることも読まれることもなかったローズあてのテキストメッセージが見つかった。

「僕は冷たく、寂しく、落胆している。僕は今夜は君がいないと寂しい。僕は神様のもとにいくよ。」

 

ハント氏は2回離婚し、レスリー・スミスというガールフレンドと別れたあとでオンラインのデートサイトを利用するようになった。

 

彼はナイジェリアに住むというローズとテキストメッセージやメールをやりとりするようになった。ローズは彼女の写真をハント氏に送り、彼は美しいブルネットの白人女性に瞬く間に恋をした。

 

何か月か経って、Hunt氏はローズが重い病気で彼の助けを必要としていると信じさせられるようになった。そしてそのご褒美は彼女と彼女の持参するお金による生活。

 

 毎回ローズと会える機会が近づくと、姿の見えない犯罪者たちはホテル代や医療費、英国までの旅行代としてお金を請求してきた。

 

彼は詐欺団の2名の男と会うためにロンドンまで出かけてゆき、紙ぺらを100ドル札に変えるトリックでだまされた。彼はロンドンの空港近くのホテルでエージェントと会った。二人の巨漢が大きな黒と灰色の紙が入った箱を開けた。彼らの一人がスプレーを1枚の紙にかけると、それは100ドル札に変わったのだった。目の前で見せられたトリックを信じて、スプレー代のお金を払ったのだった。

 

ハント氏は2008年12月から送金を始めていた。ある時、彼は雇い主から2万5千ポンドを借りようとしたが、それを撤回し、その仕事を辞めた。

 

彼の詐欺師との最後の接触は前年の6月で、翌年8月13日に線路で列車にひかれて複数の傷を負って亡くなった。

 

警察が彼の死因を調べ、警察あてに書かれた手書きのメモが彼の自宅から見つかった。そこには「これ以上は何もできない」と書かれていた。それからたくさんの詐欺のメールと、彼自身の自殺を予告するメッセージも見つかった。「僕は返しきれない程の借金を負ってしまったので自殺する」と。当局は彼の死因を自殺と判断した。

 

元恋人だったスミスさんに事情聴取をしたところ、スミスさんは「奴らは人の弱みに付け込むハゲタカのような奴らよ。私はこのような犯罪について人々が注意深くなるように警告するわ。フィリップはおとなしくて控えめの紳士でした。そして知的で。だから詐欺に騙されるなんて信じられなかった。でも彼は最悪な状態だったし、奴らは彼が一番弱い時に付け込んできたのよ」

 

英国交通警察のダニー・スニー警部は「皆さんは警戒心を怠るべきではありません。あまりにもうまくできすぎた話などあるわけないのです。あったことのない人物とお金の絡む話が出たら特に警戒すべきです。そのようなことはありえないからです。医療費やホテル代、交通費などの要求は絶え間なく続くでしょう。」

 

警部はまた、この種の国際詐欺に関する犯罪捜査は続けているが、まだ一人も捕まっていないと語る。


中高年男性に「年齢なんてただの数字よ」といって近づいてくるネット上の若い外人美女の正体はアフリカの男です。男性のみなさん、お気をつけて!

 

ハートブレイクハートブレイクハートブレイクハートブレイクハートブレイク

 

FBIの統計によるとロマンス詐欺の被害は件数、被害総額ともに女性のほうが高いです。しかし男性が決してロマンス詐欺に引っかからないわけではありませんし、むしろ数字に出てこない潜在的な被害がたくさん存在している可能性があります。

 

例えば無害そうなおじさんの写真を使った詐欺師に騙された女性なら、周囲は同情してくれるかもしれませんが、胸の大きいAV女優やグラビアモデルの写真を使った女性を装う詐欺に騙された男性は「そんなのにはまるからよ」としか言われないかもしれませんね。このHuntさんの元カノは彼に注意を促していたのに、彼女のこと聞き入れなかった、男としてのプライドも邪魔したのかもしれませんね。

 

そして最初の頃の送金なら日本円で1万円か2万円程度。水商売の女性たちに大判振る舞いするより安いかもしれません。

 

 

AD

2013年4月

ナイジェリアの20歳の男性が白人の78歳の高齢女性と結婚

 

別に年の差恋愛否定はしません。高齢者でも若い人と結婚したって問題ないと思う。女性の方が年上でも全然構わない。


でも、不自然過ぎますよね。同じような文化圏内で、収入などもほとんど同じレベルの人同士だったら、稀ではあっても恋愛そのものが「自然」なものってこともあり得る。

 

白人の信頼できそうな男性を装ってこの女性位の年齢の女性を騙して送金させる詐欺に比べれば合法的ですが、途上国の若者が先進国の老女と結婚って、明らかに財産狙いでしょう。女性が亡くなって遺産相続したら、隠れていた本命の同世代彼女と結婚してメデタシじゃないですか?

 

これらの報道写真を見ると女性側の親族と思われる欧米人の姿が見えない。何もかも捨てて(でも亡夫の遺産はしっかり持参して)、ヨーロッパか北米からナイジェリアやガーナに飛んできた感じがしますね。勿論、花嫁側の親族が誰も来ないのは交通費の問題もあるでしょうけれど。

 

他にも;

24歳のガーナ人男性が73歳の白人女性と結婚

ナイジェリアの18歳の少年が70歳の白人女性と結婚

23歳のナイジェリア人の青年が白人のお婆さんと結婚

23歳の青年が68歳の女性と結婚

ナイジェリアの青年が白人のお婆さんと結婚

ナイジェリアの青年が白人のお婆さんと婚姻届け

 

{14C166D5-9E44-4990-A658-B2747951DF75}

 

 

 

 

 

 

AD

元の論文はこちら

The Psychology of the Online Dating Romance Scam

オンラインロマンス詐欺の心理学

Principal Investigator: Professor Monica Whitty (University of Leicester)
Co-investigator: Dr. Tom Buchanan (University of Westminster)
Report compiled: April, 2012

 

警察当局、オンラインデートサイト運営会社、司法側、医療関係者へのアドバイス

 

オンラインデートサイトの運営会社

  • この種の犯罪を防ぐため、利用者がサイトの利用を始める前にこれらの犯罪について完全に理解しているべきです。この調査で知ったのは、詐欺被害にあったサイトを被害者は使わなくなるが、オンラインデートサイトをまったく使わなくなるわけではないということです。
  • 被害者たちは詐欺師からお金を求められる段階に入る前に十分に用心深くあるべきです。サイトに誰でもアクセスできる形で情報が提供されているべきです。もし相手が一か月以内に実際に会うつもりがないのであれば、ほかの本当に会える人に切り替えるべきであると被害者たちが告げられるべきです。そして絶対に送金するなと警告されているべきです。

警察当局

被害者たちは弱い立場にいるものとして扱われるべきです。これは、すぐにでも医療関係のスペシャリストのサポートを受けられるようにすることも含みます。(特に被害者が事実を知った後自殺を試みようとした場合は特にです。) 家族や親族からのさぽーちが十分に受けられない被害者に関しても、医療関係のスペシャリストを被害者に紹介するべきです。

  • 被害の第二の波: 警察当局と医療関係のスペシャリストは、被害者が詐欺被害にあっていたという事実を知らされた後、しばしば否認の状態に入ってしまうことを留意すべきです。それによって被害の第二の波をこうむる危険性が潜んでいます。被害者たちを否認の状態から少しでも早く抜け出せるようにする必要があります。被害者たちはこの後起きると思われる潜在的な被害の第二の波について教育される必要があります。
  • 転移効果: 警察当局側は、被害者が架空の恋人への愛情を捜査官のほうへ移転する可能性がありうることも知っておくべきです。異性愛の被害者には同性の警察官が事実を得るようにすればよいでしょう。

 

司法側

これらの被害者たちが受けた性的虐待と心理的外傷を考えると、行政側は被害者が法廷で証言する場合に被害者をどのように扱うかを再検討する必要があるでしょう。被害者が影響力の大きい交際関係と性的虐待を受けた経験の後で、法廷で犯罪者と対面する場合、さらにトラウマを経験するでしょう。

 

法廷で証言するようなことは、被害者にとって非常に威圧的で心的外傷につながることになり、彼らを非常に傷つきやすい状態にして、法廷を台無しにしてしまう可能性すらあります。

陪審員は証人の自身の有無に依存する傾向があり、この種の犯罪の被害者は法廷で犯人と対面する際にほぼ間違いなく自信を失う可能性があります。(Penrod & Cutler, 1995)

 

多くの国では弱い立場の、もしくは怯えている証人のために特別処置を施し、彼らによる証拠を可能な方法で提供できるようにできます。これはビデオ回線による証拠の提出や、録画された証拠の提出、証人席の周囲を囲む、裁判官や弁護士のガウンやかつらを外す、証拠をプライベートで提出する、コミュニケーションの補助を使う、仲介者を通しての審問などが含まれます。

 

 

医療関係者:

  • この犯罪に関する知識とその心理学的影響の理解: 多くの被害者たちはこの種の犯罪や心理的なトラウマについてカウンセラーがほとんど助けにならなかったと報告しています。
  • 家族や友人からのサポートの欠如: これらの被害者は家族や友人からの伝統的な援助が期待できないことを考慮すべきです。
  • 二重の打撃: カウンセリングは金銭的なロスへのケアだけではなく、それと同じくらい打撃を受けた交際相手のロスについても扱うべきです。
  • 被害の第二の波: 被害者はしばしば否認の状態になり、被害の第二の波から守られる必要があることも覚えておくべきです。
  • 以前の交際での虐待と精神的な病気の問題: 医療機関側は多くの被害者が以前の交際関係での虐待や精神的な病気の問題を抱えていることを知っておくべきです。彼らの状態は犯罪の被害者になる危険性にさらされています。そしてそれらの問題は過去に彼らが助けを求めていない場合が多いのです。

 

AD

元の論文はこちら

The Psychology of the Online Dating Romance Scam

オンラインロマンス詐欺の心理学

Principal Investigator: Professor Monica Whitty (University of Leicester)
Co-investigator: Dr. Tom Buchanan (University of Westminster)
Report compiled: April, 2012

 

研究3 被害者へのインタビュー

3~5時間を費やして20人の詐欺被害者に対してインタビューを実施。被害者の「生きた経験」を聞いて解釈的現象学的分析を適用。

 

20人の回答者は:

  • 13人の異性愛の女性ー金銭的被害を受けている
  • 1人の異性愛の女性ー金銭的被害を受けていない
  • 2人の異性愛の男性ー金銭的被害を受けている
  • 1人の異性愛の男性ー金銭的被害を受けていない
  • 2人の同性愛の男性ー金銭的被害を受けている
  • 1人の同性愛の男性ー金銭的被害を受けていない

リスク要素

回答者たちは詐欺被害を受ける前の心理的な状態について詳しく述べた。

 

 

ニュートラル状態: ほとんどの被害者は詐欺被害を受ける前はほぼニュートラルな状態だったと説明している。

 

幸福: 被害者の幾人かは詐欺被害を受ける前は非常に幸福で、新しい伴侶を見つけることにワクワクしていた。

 

孤独: 何人かの被害者は詐欺被害にあう前は非常に寂しかったという。ある女性の被害者はこのように語った:

「私はとても弱い状態でした。私は孤独でした。Xと別れてからずっと彼氏がいなくて、そのXは本気でではありませんでした。おそらく、まともな交際が終わってから11年くらいです。」

 

不幸で不安定: 被害前は幸福だったという被害者がいる一方で、不幸で意気消沈していて、不安で不安定な状態だったと述べている被害者もいる。

 

インタビューアー: 彼とやり取りを始める前のあなたの心理的状態はいかがでしたか?

被害者: とても不安定でした。

インタビューアー: 不安定ですか?

被害者: 幸福ではない。

インタビュアー: 全く幸福でなかったのですね。なぜですか?

被害者: ええと、私には家族が誰もいませんでした。

 

精神的な健康の問題: 男性被害者の何人かは以前より対人恐怖やうつ病などの精神的な健康の問題をかかえていました。

 

交際相手による虐待: 多くの詐欺被害者の女性は言葉や身体的なひどい虐待を以前の交際相手から受けていました。そしてそれはいつも最初の恋愛関係からでした。

 

 

「最初は私は交際を求めていましたが、最後には金の壺を追い求めていました」

 

 

説得のテクニック

研究2で報告されたものとほぼ同じような結果が見いだされた。

 

プロフィール: 犯人のプロフィールは相手を探す人たちが魅力的に感じるステレオタイプ的な特徴を含んでいた。男性には(同性愛者も含む)、被害者たちには後に裸の写真が送られてきていた。

 

信頼: 情報通信技術を駆使して信頼が構築されていた。

 

ハイパーパーソナルな関係(濃密な関係):被害者と詐欺師の間の濃密な関係も同様に見いだされた。被害者たちはその偽の人物との関係を今までのどんな交際関係よりも親密に感じたと述べている。

 

無条件の肯定的な見方: Rogerian 療法と同様に、詐欺師は無条件の肯定的な見方を用いて被害者と親密になっている。被害者は自分は詐欺師から非難されていないと感じ、なんでも自分のことを打ち明けてくれることができるのだと感じる。

 

詐欺師の説得のテクニックのモデル: 研究2で展開したSPTモデルを裏付けることができた。

 

権威のある人物:架空の権威者、例えば外交官、法律家、医者、警察官などを使って被害者を説得する。

 

ほかの登場人物との関係: 架空の恋人以外に、何人かの被害者はストーリー展開の中でほかの登場人物との親しい関係も生まれていた。(それらの登場人物も架空のもので、すべて同一人物が演じている可能性がある。)

 

動機の変化―愛から金へ:時として被害者の動機が架空の恋人と結婚することよりも、約束されているお金を手に入れることに移行することがある。(従来のナイジェリアの手紙詐欺とよく似ている。)

 

経路: 同じ経路のパターンがこの研究でも見いだされた。

 

 

ある被害者たちは詐欺被害に関して「精神的なレイプ」をされたと感じたという。

 

被害のあとの心理的な影響、感情的・心理的な状態: すべての回答者は詐欺被害でマイナスの影響があったという。被害者たちは恥、羞恥心、ショック、怒り、心配、ストレス、おそれ、絶望感、自殺願望、PTSD等の感情的な影響を受けていた。彼らの何人かは精神的なレイプをされたと感じた。

 

被害者: まるで身体的に性的な暴力を受けたような。そんな感じなのです。

インタビューアー: はい、聞いたことがあります。

被害者: そう、精神的にレイプされたのです。彼らは私の脳とすべてをむしりとったのですから。

 

被害者の周囲の人々: 一部の被害者たちは家族や友人からのサポートを得ているが、そうではない被害者もいる。ほとんどの被害者は親族や友人からバカだと言われ、怒られ、そして経済的損失を理由に憤慨された。(例えば子供たちが相続財産を失ってしまったなど)

 

被害者: 家族に言えなかった理由がもう一つあります。この先彼らに残せるものは何もありません。彼らにその権利もない。

インタビューアー:あなたは本当にご家族を失望させたと思いますか?

被害者:そうですね。彼らは私のことを怒っています。

インタビューアー:なぜそう感じるのですか?

被害者: 彼らは私の子供たちです。そして彼らの相続分がなくなった。

インタビューアー:だからご家族に言えないのですね?

被害者:(泣き出す)

 

心的外傷を受けるようなことが起きて自責をする人、例えばレイプや虐待の被害を受けた人は心的外傷をなかなか克服できない。(Arat, 1992年)

 

この調査では、詐欺被害者は自分を責め、概して家族は自分のこの状態を変える助けを差し伸べてくれなかったと述べる。

 

二重の打撃:被害者は金銭的損失と関係の喪失の両方で心的外傷を負う。ある被害者たちにとっては、交際相手の喪失がより破壊的なものだった。

 

インタビューアー: それじゃあ、このことであなたはかなり憤慨したのではないですか? あなたはどんな気持ちになりましたか?

被害者: ただ泣きました。泣くことしか考えられませんでした。一週間泣き続けて悲しくなりました。そして立ち上がって、また泣き始めました。この男性は私のソウルメイトだったのです。とても深い関係の。たった一つの、本当の恋愛関係でした。

 

関係を断つことの難しさ

インタビューアー: 彼女との交際関係を何らかの形で懐かしく思ったことがありますか?

被害者: はい、そうです。もちろん。

インタビューアー: 彼が本当は男だったということがわかってもですか?

被害者: はい。

インタビューアー: それではあなたがどう感じたのかもう少し詳しく教えていただけますか?

被害者: 僕は明らかに腹を立てていました。でも作り物の相手であっても、僕はある意味、彼女をいとおしく思うのです。

 

偽物と本物の分離: 被害者たちにとって詐欺に騙されたと知った後でさえ、本物の犯罪者の姿を視覚化することが難しい。

 

被害者: 今となっては意味をなさないですが、その時点で私は詐欺だと気づいていました。でも彼が本物ではないとは信じていませんでした。なぜなら … 本当に説明するのが難しいです。一年間この男性と一緒でした、この写真を家の中において。彼と長い時間話をしていたのです。朝起きたら突然彼が詐欺師で偽物だったと告げられて、どうやってそこから抜けられますか? 気持ちは変わらないのです。気持ちは逃げてゆかない。そしてそれは…残念ながら…残るのです。誰もそれを理解してくれないので、私はとても悩みました。今でも、誰もそのことは理解してくれません。私の姉は全く理解してくれません。「相手は現実じゃなかったって分かっているのに、何でそんなこと感じるの?」と言われました。

このことでカウンセラーと決裂しました。 私を洗脳し、体にあるすべての感情を引き集めて、方向転換をさせようとして、「残念ながらこれらすべてはゴミの山だったんですよ」と言ったのです。でも、それはなくならないんです。そんなやり方ではだめなんです…。

インタビューアー: では本物の詐欺師について今はどう思うのですか?

被害者: 本当に混乱させられるのです。彼が偽物とわかる前と同じように私は座って彼からのメールを読んでいて、彼が偽物と分かった後でもナイジェリア人がインターネットカフェに座っている姿など見えませんでした。「彼」の姿が見えました。すべてを知った後でもです。

インタビューアー: 詐欺についてわかって、詐欺師たちの写真を見て知っていてもですか?

被害者: そうです。「彼」がこれらを書いて、これらの言葉を電話で語って。わかっていてもです。それが、皆に理解してもらえないのです。これらのメールの言葉は彼からのものです、本当はそうでないけれど。私はナイジェリア人が座っている姿をぼんやりと思い浮かべることはできます。6人のうちの一人で、彼は覚えておくべきことのリストを持っていて等。わかっているけれど、でもこのメールは…。

 

性的虐待: 詐欺行為の最後のほうで、何人かの被害者たちは性的な虐待を受けた。被害者たちは服を脱ぎ、ウェブカメラの前で性的な行為をするように要求された。これは後で脅しに使用される。

 

悲嘆の段階: 騙されたと気づいた後、Kubler-Rossの悲嘆過程ー否認、取引、怒り、抑うつ、受容ーの間を揺れ動く。否認の状態は再び詐欺被害に遭う危険性がある。

 

転移効果: 詐欺被害者たちに詐欺に騙されているのだという事実を知らせる際に、警察側は言うまでもなく被害者の気持ちを理解して話をきいてやるべきである。しかしこの研究の結果では、警察側の感情移入に対して被害者側は警察側の意図を勘違いしていたことが分かった。被害たちはしばしば偽の人物との関係で感じた愛を警察側に移し替えていた。

 

克服する方法: インタビューした被害者のだれもがこの犯罪のあと完全な回復はしていなかった。彼らの克服するための方法は:考えを書き綴ること、詐欺被害について注意喚起すること、そして新しい生活に対して肯定的な見方をするようにすることなどだった。

 

 

 

  • この研究報告の部分を読んでいて気が付いたことがあります。ロマンス詐欺の被害者はなかなか相手を断ち切れない。たとえブロックして相手とコミュニケーションをとらなくなったとしても、依然として彼らにとっての相手はなりすました白人の紳士や美女なのです。それを打ち砕こうとしてこういう写真掲載する私って、陰湿ですかね??? 

 

日本語掲示板http://ekaterina100.bbs.fc2.com/から、日本における過去6か月の投稿内容から、釣り師的な内容やロマンス詐欺ではないもの、および古い投稿への最近のコメントなどを除いて統計をとってみました。

 

英国の論文にあるような精神的な打撃がどれくらいあるのかを文章から読み取るのは難しいですが、「悔しい」「混乱している」などの言葉を書いている投稿は統計の対象にした36件中14件。金銭的被害がなくても、ロマンス詐欺は精神的に多大な影響を及ぼすものであるといえるでしょう。

 

この種の掲示板は被害にあいそうな方が「これって詐欺ですか?」と書き込まれることが多く、金銭的被害を受けていない方の数が圧倒的に多くみられました。

 

 

日本人がひっかかるのは圧倒的に非軍人が多いと思っていましたが、以外にも半数が軍人です。詐欺師が自称する国籍は60%が米国。これは自称軍人の比率とも重なります。

 

自称軍人が多いということで、詐欺師が自称する居場所もアフガニスタンやシリアといった戦場や紛争地域が多くなって言います。

 

金銭要求のパターンは軍人型と非軍人型両方にみられる箱もの(戦場や第三国から貴重品や贈り物の入った荷物を送るので受け取ってほしいというパターン)が40%を占めます。その次に続くのが休暇や退役の申請、20%。いずれもミリタリー詐欺に多い金銭要求のパターンです。実はこれら2つ、箱モノと申請ものに関係するキーワードでこのブログに到達する方々は少なくありません。

 

もっと多くサンプルをとると、もっといろいろなことが見えてくるかもしれませんね。

 

なお、その日本語掲示板は私が主催しているものではありません。marikoというハンドル名で参加していますが、あくまでも一人の回答者であって、何らかの管理をしているわけではありません。