詐欺師がターゲットを探す方法(Facebook)

 この記事では、フィリピン人の出稼ぎ家事労働者を探す詐欺師の検索履歴が例に挙げられています。日本人狙いなら、離婚、死別、自営業などのキーワードを使うのでしょうね。

FacebookのAntiscam Group、John William Griffin Jr.の記事をご紹介します。

(Thanks to Raku for permission of translating articles on timeline.)

 

お友達やご親族の話を注意深く聞いてください。もし実生活でかかわりのある人が、誰かオンラインで出会った素晴らしい人についていて話してくれたら、オンラインの交際の危険について話してあげてください。彼ら・彼女らはあなたの言うことを信じないかもしれません。彼らの『特別な人』は『例外』で、絶対に危害を加えないと信じているからです。

 

その相手にお友達やご親族が一度でもお金を送ったことがあるか、あるいはお金を求められたらどうするかを聞いてみてください。あなたの話を聞いてくれない、もしくは聞きたがらないかもしれませんが、お金ばかりか自尊心をも失ってしまうような悲劇から助けてあげられるのですから、試しに聞いてみる価値はあります。

 

愛は盲目と言われていますが、本当でしょうか? そうではないでしょう。あなたが平均的な中高年の女性で、『オンラインのボーイフレンド』が会社経営者/米軍の高級将校/プロジェクトマネージャー/マッチョな兵士/超イケメンであれば、少しは疑わしいと思いますよね。あまりにもできすぎた話は、オンラインの交際ではまずありえないでしょう。まず自分のことをよく考えてみると分ります。人生はおとぎ話ではないし、シンデレラ物語の一部でもありません。

 

殆どの被害者は40代半ばから60代半ばの女性たちで、交際相手を求めている。詐欺師たちの手口で良く知られてるのは、つかの間の情事を求めているのではなく、永続的な関係を求めていると称することです。

 

詐欺師たちの活動は大規模な漁で、同じ手口で20人から30人も一度に被害者となり得る人々を確保しようとします。

 

詐欺師たちはあなたが以下に当てはまるなら近づいてくるでしょう。

#離婚して寂しい女性

#やもめ

#障害を持つ女性

#フィリピン出身の手稼ぎ女性(Overseas Filipino Workers、OFW) 

 

騙されないでください。

  • サイト外でチャットをしないで、お金を払って会員になっているサイトを使用する。
  • 話している相手の写真をインターネットで画像検索をする。(Reverse Image Search)
  • もし、お金の話が出てきたら質問をする。もし医療費の話であれば、どこの病院で手術を受けるのか、医師は誰かなど。
  • あなたがオンライで知り合った相手とはなしをしていること、そしてお金を求められているということを(リアルで知っている)ほかの人に話す。
  • もし実害が発生したのであれば、警察などに届け出る。犯罪者のことを全く届け出ない状態にするべきではありません。

以下は、二人の詐欺師のFacebookの検索の履歴です。2人とも検索キーワードに共通点がありますね。

 

詐欺師がどうやって獲物を探すか。

2人の詐欺師の検索履歴をご覧ください。共通点が見られます。詐欺師は実に洗練された方法で永続する関係を求めている寂しい女性を探し出します。詐欺師たちは『やもめ・離婚・障害・フィリピン人出稼ぎ労働者』などのキーワードをよく使います。詐欺師たちは寂しく絶望した人たちを餌食にします。誰も詐欺に関して免疫をもってはいません。安全に、そして用心深くあってください。

 

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これらはBaiterによって裏付けの取れた写真を紹介しているビデオです。写真を盗用している詐欺師がどんな顔をしているのか、ご覧ください。

●1時間くらいか、長ければ数日であなたを愛している、結婚したいと言う。
●男性ならやもめか妻の原因で離婚、子供がいる、職業は軍人やエンジニア、営業職等出張や海外勤務のある職業。
●女性なら看護師や女性兵士など。
●子供や親族が病気になりお金が必要。
●貴重品をどこかから送るといい、荷物がどこかの税関で引っかかる。
●送金はウェスタンユニオンやマネーグラムからと指定してくる。

みんな詐欺です!!

ビデオが表示されない場合、こちら。
其の1 其の2



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お金が盗まれて滞在費等が払えない

 

 

1.詐欺師の職業設定(他の職業で出てくることもあります。)

  • 男性を装う場合、エンジニア、医師、会社経営者、その他出張の多い職業。
  • 女性を装う場合、難民の令嬢、ナース、学生等。

 

2.お金がない理由と困っている内容

  • 強盗に遭って持ち金を全て奪われる。
  • 外国に滞在していて、ATMやクレジットカードが全く使えない。
  • ホテル代や下宿代などの滞在費や生活に必要なお金が払えない。
  • 現地作業員の給料が払えない。
  • 契約に必要なお金が払えない。

3.金銭要求の手口(下記以外の筋書きもあり得ます)

  • ホテル代や下宿代、生活費などとしてお金をウェスタンユニオンなどをとおして送ってほしいと頼んでくる。ホテル代はホテルに直接クレジットカードで支払うことを申し出ると何らかの理由を付けて断ってくる。(本当にそのホテルに泊まっていないから。)
  • 作業員の給料や契約に必要なお金等高額になると銀行口座を指定してくる場合もあり。(しかし、ATM使えない、クレジットカード使えないのに何で他人名義の銀行口座が使えるのか??)

 

4.怪しいといえる理由

  • パスポート盗られたらそこに拘束されるのではなくて大使館に行くべき。そこでパスポートの再発行もしくは渡航書の作成をしてくれる。
  • マレーシアやインドネシア、メキシコなどにATMがないとか、外国のATMカードが使えないなんていう馬鹿な話はない。
  • 仕事の契約や雇った作業員の給料をなぜ第三者であるあなたが払わなければならない?
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ネットを使って活動している有名人の写真を使った詐欺師なら、その写真の人の映像がインターネットに出回っているため、チャットをしてるように見えそうな動画を使うでしょう。字幕やTV局のロゴが入らないものを選んでカットしたりすればビデオチャットのトリックに使うのも可能なのです。

例えば、この人物、アメリカの催眠療法士のSteve G Jones博士の写真も詐欺師にはよく盗用されます。そして最近、そのビデオも詐欺師のチャットのトリックで使われていることが判明。

どのビデオを盗用されているのかまで私は把握していませんが、被害者の方から;

『Steve G Jones博士の写真を使っているというのはわかりました。ほかの名前で複数の人物が同じ写真を使ってFBでアカウントが存在しているのもわかりました。でも、私この人とチャットしたんですよ』

という証言をいただいたのでした。その方にはチャットのトリックについてご理解いただけました。

Steve G Jones博士のサイトはこちら。http://stevegjones.com/

ビデオもYoutubeにたくさんあります。こちらをクリック
詐欺師たちはビデオに文字などが映らない部分などを取り出してチャットに使っているのでしょう。



遺産相続、銀行を通した大金の移動等

 

 

1.詐欺師の職業設定(他の職業で出てくることもあります。)

  • 男性を装う場合、エンジニア、医師、会社経営者、その他出張の多い職業。途上国に滞在する宣教師。アフリカの紛争地域の人。銀行員、弁護士等。余命の短い病床の富豪や負傷兵士。
  • 若い女性を装う場合、難民の令嬢、ナース、学生等。
  • 年配の女性を装う場合、病床の未亡人。
  • 未成年を装う場合、孤児、難民の少年等。

 

2.詐欺師が巨額の資金を送るという理由(これ以外の理由を言ってくる可能性はあります。)

  • 生前父親が大きなプロジェクトと関わっていて、その未払い金数億ドル相当を受け取ることになった。
  • 生前父親が外国の貸金庫に預けていた巨額の遺産を受け取ることになっている。
  • 父親の遺産が外国の銀行口座にあり、その巨額の遺産を受け取り、婚約者かビジネスパートナーであるあなたの銀行口座に移したい。
  • 父親の遺書により相続人が結婚したときに外国にある父の遺産を受け取れることになっていた。それを最近知ったため、前の結婚のときは知らずにいた。これを受け取るためにあなたと結婚しなければならない。
  • 国で紛争が起きる前に父親が外国の銀行に預けた巨額な資金があり、難民の身ではそれを受け取る手続きを取ることができない。
  • 死に瀕している自分のお金を恵まれない日人々のために使ってほしいのでその資金を受け取ってほしいという。
  • 外国で亡くなったあなたの国の人の巨額の預金をその人の親族として受け取ってほしいという。

 

3.金銭要求の手口(下記以外の筋書きもあり得ます)

  • 巨額の資金を受け取るため、弁護士費用、証明書類、金庫保管料、銀行送金手数料、送金差し押さえ解除料、マネーロンダリングや半テロリスト証明の手数料、国際宅配料、保管料、その他の名目でお金を次々と偽銀行や偽貸金庫などから請求される。
  • 銀行から銀行への口座の移動の場合、口座移動のための名義変更手続き金としてお金がとられ、そのあと巨額の移動ということでその税金などを要求される。時として、偽銀行のオンラインバンキングのサイトを教えられ、そこにアクセスすると既にあなた名義の口座が出来上がっていて、何億ドルもの大金が入っている。しかし、そのお金を日本の口座に移動するためにさらにお金をとられる。偽銀行のサイトはWhoisやScamadviserで情報を調べると無料や格安のプロバイダーを使ったもの出ることがわかる。銀行は本物ではないので、巨額の口座の預金は存在しない。

4.怪しいと思うべき理由

  • 受け取ることになっている金額がものすごい巨額で、その金額を受け取れば手数料などの大金は元を取れると思わせる手口です。金額が大きいこと自体、できすぎていて、信じるべきではない話です。

 

 

 

お金を受け取って喜んでいるアフリカの青年