ハデスの花嫁(Ⅴ ⑥)
テーマ:【ハデスの花嫁】
2009年05月24日(日) 12時00分00秒
Ⅴ ⑥ キリーが不思議そうに首をかしげると アレックスはうなずいて それ以上そのことについて話したくなさそうだった。 アレックスは屋敷の二階にある 一番奥の立派な部屋へキリーを連れて行った。 どう考えてもアレックスの部屋だった。 不安そうなキリーの頬をなでて 窓際のソファーに座らせると、 服を脱ぎだすアレックス。 キリーの体に緊張が走る。 アレックスのたくましい体がどんどんあらわになり 目のやり場に困るキリー。 呆然とするキリーの目の前に トランクス姿のアレックスが立つ。 「いつも寝る時は裸なんだが、 今日は特別に着ることにするよ」 そういわれても裸同然の姿に どうしていいかわからないキリー。 恥ずかしくてアレックスの顔を見ることができない キリーの耳元でアレックスが囁く。 「キリー。きみも脱いで」 言われてキリーの体がびっくと震える。 のろのろと服を脱ぎだすキリー。 自分のばかさ加減に嫌気がさしてくる。 こうなる事は予想していたことだが、 実際そうなると気持ちがなかなか追いつかない。 そこへアレックスの手がすっと伸びてきて キリーの服を脱がせ始める。 「大丈夫、何もしない。 僕はこの三日間ほとんど寝ていないんだ」 アレックスの優しい声に緊張が解けて 瞳が潤み声が震える。 「そうなの?」 そっと顔を上げると アレックスが優しく微笑んでいた。









