本当に良い水をもとめて①
テーマ:ブログ私の師匠、井戸勝富先生からよくお話を頂き心に滲みていることですが、
『私たちの生活にとって大事なことは、常に本当に良い水を求める心がけだ』
と言うフレーズです。
水を研究するものの一人として、常にあるのは、「本当に良い水とはどんな水だろうか」という自問自答の繰り返しです。
生命あるものには必ず水があるものです。動物も植物も微生物も水なしでは生きてゆけないのです。人間も体の60%は水(H2O)です。
どんな水が生命にとって良い水なのでしょうか?
口に入れる食物にも必ず水があります。水分の少ない食品は、水なしでは喉を通らないものです。90%以上が水分と言う食品も多いですね。それを考えると平均すると50%以上は水であると思います。ではどんな水が、飲用や食品にとって良い水なのでしょうか。
水の原点、自然界の中の水の循環を今一度、考えてみましょう。
生命が誕生する以前、地球上に水ができて以来このかた、この循環は一度も止まることなく続いているはずですね。
大地に雪や雨として空から降ってきた水は、山野を流れ大海に集まります。宇宙から降り注ぐ太陽のエネルギーは、水(海水)を水蒸気に変え宇宙に向って大空高く持ち上げているのです。
空高く昇った水蒸気は、宇宙空間にエネルギーを放出して、雪、雨と変わって再び大地に下りてくる。この循環を熱力学的な側面、エントロピーの変化としてとらえてみましょう。
水のエントロピーサイクル
図5に示すように、それはエントロピーの増大、減少のサイクルなのです。
エントロピーの最も小さい状態の雪から雨になり河川水、海水とエントロピーが増大し、水蒸気となってエントロピーは最大となります。このサイクルを造っている大自然のいとなみの中に、水の望ましい原点の姿があるはずです。
その姿の象徴を、六角形をした雪の結晶の美しい姿になぞらえて見たいと思うのです。
地上から空高く、宇宙空間との間に、6個の水分子を最初の六角形の水分子の集団(核)として結びつけ、そこから六方向へ水の分子の結合を成長させる大いなる波動(自然界の波動)があると仮定してみます。
その波動は、まったく無秩序化したエントロピーが最大となった水分子(水蒸気)をエントロピーが最小の水分子の集団(雪)に変換することができる波動であるはずです。
お盆の上に無秩序にまいた砂に、適切な振動を与え続けると、次第に秩序だった砂の配列ができるように・・・。
そして六角形の雪の結晶を成長させることができる自然界の波動は、水分子にとって、最も心地よい、ゆりかごの波動(振動)といえないでしょうか。
私は、水分子の性質から、このような波動は、自然界の電場の波動であってもよいと思うのです。
古来、雪解け水や氷解け水は生物を活性化させるといわれていますね。水のエントロピーサイクルからいえば、それらはまだまだエントロピーの小さな水であるともいえるのです
今日、私たちが、日常使っている水はどうでしょうか。
文明の進歩とともに、自然の水は人間の手で、また環境汚染によって、必要以上にエントロピーが増大させられているように思えます。
汚染物質を除くためにやむをえず使用する塩素等の殺菌剤や硫酸アルミニウムなどの凝集沈殿剤、その多くは、水の構造(秩序)を破壊する増エントロピー物質です。
化学成分としては、人体に害のないといわれる程度の量であっても、水にとっては大変疲れることかもしれません。私たちの現代文明における科学・技術の進歩は常に環境のエントロピーを増大してきたといわれています。
水に対してもこれが当てはまるように思えます。私たちは、科学技術の進歩とともに、次第にエントロピーの増大した(疲れた、老化した)水を口に入れざるを得なくなってきたのではないでしょうか。
結論的に浅学な私見として、生命体にとって良い水とは、自然界の波動に合ったエントロピーの小さな水、適切なクラスターの大きさや形状と秩序を持った水と、とりあえず定義してみたいと思います。
今までに取り上げた電子水は、その製法が自然界の電場の作用をも取り入れた電場処理水であることに注目したいと思っているのです。







