2017-06-10 21:54:18

千葉相手に引き分けも首位をキープしたアビスパ(その2)

テーマ:観戦レポート(サッカー)
■システム変更後徐々に盛り返したアビスパ
立ち上がりは千葉のペースでした。中盤の数で勝る千葉が中盤でボールを繋ぎ、アビスパは守備の時間が長くなりました。9分には町田選手が清武選手にスルーパス、これは繋がりませんでしたが、アビスパDFにとってはヒヤリとした場面でした。

前半10分頃からアビスパは冨安選手を中盤に上げ、駒野選手と亀川選手をサイドバックに下げ、4-3-3のシステムにします。千葉の清武選手と船山選手は、サイドに開くことが多かったため、アビスパのCBが3枚であるのに対し、千葉は指宿選手が1枚と、アビスパのDFが余る状態になっていました。また、上記の通り、千葉に中盤を支配されていたため、バックの枚数を削り、中盤の枚数を増やしたのでしょう。

アビスパはシステム変更により、徐々にペースを握ります。21分には駒野選手の右からのクロスをウェリントン選手がヘッド、その2分後には再び駒野選手のクロスを坂田選手がヘッドで合わせました。いずれもシュートは枠に飛びませんでしたが、アビスパの攻撃パターンである右サイドからのクロスが立て続けにみられました。35分には山瀬選手のパスに抜け出したポッピ選手が右からクロスを入れるも、ウェリントン選手のヘッドは枠外となりました。

42分にもアビスパにチャンス。駒野選手のクロスを三門選手がボレーで狙うも、シュートはバーの上となりました。前半は両チームスコアレスで終了。立ち上がりは千葉、20分過ぎからはアビスパが優位に進めましたが、ゴールを奪うには至りませんでした。

■一進一退の攻防も両チームスコアレス
後半最初のチャンスは千葉でした。3分、指宿選手がペナルティエリア左からシュート、懐の深さを活かして巧く向き直ってからのシュートでしたが、惜しくも枠外でした。一方のアビスパは相手DFの裏を目掛けたボールを送る場面がありましたが、オフサイドに引っかかり、チャンスには繋がりませんでした。

なかなかペースを掴めないアビスパでしたが、26分に大チャンス。途中出場の松田選手からのパスを受けたポッピ選手がシュート。しかし、これはGK山本(海)選手が好セーブ、こぼれ球を三門選手が狙いましたが、これもGK山本(海)選手に阻まれました。

終盤は千葉がチャンスを作りました。40分には清武選手の右からのロングスローを、GK兼田選手がパンチングミス、これを途中出場の菅嶋選手が合わせましたが、枠を外れました。後半ロスタイムにはコーナーキックのこぼれ球を、途中出場の熊谷選手がボレーで狙いましたが、GK兼田選手がキャッチ。千葉の選手はボールがラインを超えているとアピールしましたが、ゴールは認められませんでした。

結局試合は0-0で終了。両チームとも前後半に見せ場を作りましたが、ネットを揺らすには至りませんでした。福岡は勝点1を得るにとどまりましたが、他会場の結果により、今節も首位キープが確定。一方の千葉は今季のホーム無敗を継続することができました。

■砂ぼこりの中、両チーム&審判にとって難しい試合に
この試合の途中から、スタジアム内は砂ぼこりを含んだ風に包まれました。サッカーを観る際はいつもメモを取っているのですが、この試合では、紙が砂で黒くなってしまいました。

2012年くらいだったでしょうか、JFLの東京武蔵野シティFC(当時は横河武蔵野FC)の試合を夢の島競技場で観たときも、砂ぼこりの中での観戦でした。原因は分かりませんが、夢の島と蘇我に共通するのは、ともに埋立地であること。もしかしたら、このことが一因となっているのかもしれませんね。

ピッチ上も灰色に濁り、選手たちは難しい状況下での試合でした。また、この試合を裁いた審判にとっても難しい試合だったと思います。終了間際の千葉のCKの場面で、千葉の選手はゴールをアピールしました。家に帰って映像を見たところ、微妙ではありますが、ボールはラインを完全に割っていたようにも思えます。しかし、副審はゴールを認めませんでした。仮に視界がハッキリしていたならば、違う判定になっていたかもしれません。

■アビスパの前に立ちはだかった千葉の守護神
相手にボールを支配される時間も長くありましたが、アビスパは前後半で幾つかのチャンスを作りました。しかし、その度に千葉のGK山本(海)選手が立ちはだかりました。後半26分のセーブは勿論、後半17分にもウェリントン選手からスルーパスが出ましたが、GK山本(海)選手が見事な飛び出しでシュートを打たせませんでした。

各世代の代表を経験し、2014年には日本代表にも招集されたGK山本(海)選手。2013年シーズンからヴィッセル神戸で活躍していましたが、昨季は韓国代表GKキム・スンギュ選手加入により、リーグ戦での出場がありませんでした。千葉に移籍した今季も、ここまでGK佐藤選手の前に出場機会がありませんでしたが、初出場で素晴らしい仕事をしました。

J2は厳しいリーグですが、J1とは大きな差があります。その差の一つとして、GKの差があると思います。J2の中で、優秀なGKがいるチームはほんのわずか。シュートが多少甘いコースに飛んでも、GKが弾ききれずにネットに入ることはしばしばあります。アビスパの前節の試合もそうでした。そんな中、千葉は素晴らしいGKがいます。この試合で活躍したGK山本(海)選手は勿論、GK佐藤選手も守備範囲が広く、良いGKだと思います。今後も多くのピンチを救ってくれることでしょう。

■エースを欠いての次節…昇格争いのライバルを下せるか!?
敵地で勝点1を得るにとどまったアビスパですが、名古屋グランパスが敗れ、横浜FCが引き分けたため、今節も首位をキープすることが確定しました。しかし、勝利した湘南ベルマーレが勝点差で並ぶこととなったため、今後も激戦が続きます。

アビスパは次節、ホームで名古屋と対戦します。2連敗中の名古屋ですが、風間八宏監督の下、1年でのJ1復帰へ向けて奮闘中です。昨季はホームで0-0でしたが、アウェーでは5-0と大敗。この敗戦が、アビスパの降格を決定づけました。今回は、昨季の借りを返す大きなチャンスです。

しかし、アビスパにとっては不安材料もあります。まずは、セットプレーでの守備です。昨季からセットプレーで失点する場面が目立ちます。この試合でも、失点にこそ繋がりませんでしたが、ヒヤリとするシーンが何度かありました。名古屋のMF田口泰士選手は正確なキックを蹴ることができ、前線にはFWロビン・シモビッチというターゲットマンがいます。ゴール付近ではファウルを犯さないことを心掛けたいですね。

また、エースのウェリントン選手が累積警告で出場停止である点も痛いところ。ここまで11ゴールを挙げていますし、セットプレーのターゲットになるなど得点以外での貢献度も非常に高い。アビスパの攻撃に不可欠な選手です。彼がいない中で、アビスパがどのような攻撃を組み立てるのでしょうか。長い滞空時間でのヘッドが持ち味のFW中原貴之選手を起用するのか、或いはスピードがある松田選手や石津選手が入るのか…井原正巳監督の采配に注目です。

アビスパの昇格争いのライバルとなる湘南はホームで京都サンガF.C.と、横浜FCはホームでモンテディオ山形と対戦します。いずれも難敵との対戦です。その次は湘南と横浜FCが直接対決となります。そのため、次節名古屋を下すことができれば、首位での折り返しも期待できます。難しい試合になりそうですが、集中を切らさず、ホームで勝点3を獲得してほしいですね。

引き分けたものの首位をキープしたアビスパ、次節は名古屋との大一番を迎える!!


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