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2017-02-28 03:02:40

アビスパの2017年シーズンは黒星スタート

テーマ:コラム(アビスパ)
2017年のJリーグがスタートしました。25日にJ1が、そして26日にJ2が開幕。これから12月初旬まで、熱い戦いが繰り広げられます。

今季はJ2を戦うアビスパ福岡は、ホームで開幕戦を迎えました。昨季J3で優勝し、2シーズンぶりのJ2復帰を果たした大分トリニータを迎えての一戦。昨季のサガン鳥栖戦に続いて、開幕から早速"九州ダービー"でスタートです。ライバルに勝って勢いをつけたかったアビスパでしたが、後半ロスタイムにゴールを許し1-2で敗戦。2017年シーズンは黒星スタートとなりました。


■後半ロスタイムのゴールで勝点を逃す…
試合の立ち上がりはアビスパが長短のパスを繋いでボールを支配しましたが、先制したのは大分でした。前半26分、ゴール前でDF岩下敬輔選手がファウルを犯すと、FKのこぼれ球をMF松本怜選手に決められました。先制を許したアビスパは、サイドからチャンスを作るも、決定機には至りませんでした。

しかし前半ロスタイム、アビスパが同点に追いつきます。ゴール前で得たFKを、DF駒野友一選手が直接決め、試合を振り出しに戻しました。アビスパの2017年初ゴールは、今季より完全移籍でチームに加わった駒野選手でした。今年7月に36歳を迎えますが、正確無比の右足は衰え知らず。今季も多くのチャンスを演出してくれることでしょう。

後半更にギアを上げたいアビスパでしたが、大分の積極的な攻撃に手を焼きます。大分は縦にグラウンダーのパスを入れたり、アビスパのサイドバックが上がったスペースを突くなどして、チャンスを作りました。アビスパはカウンターからチャンスを迎える場面がありましたが、ゴールを割ることができず。MF城後寿選手、邦本宜裕選手、FW坂田大輔選手と攻撃的なカードを切りましたが、状況を大きく変えるには至りませんでした。

引き分けが濃厚と思われた後半ロスタイム。大分にゴールが生まれます。左からのコーナーキックを、最後はDF鈴木義宜選手が蹴り込みました。これが決勝点となり、九州ダービーは大分が勝利。1年でのJ1復帰を目指すアビスパにとっては、悔しい敗戦となりました。

■開幕戦で見えたポジティブな要素
勝ってシーズンをスタートさせたいアビスパでしたが、非常に残念な結果でした。しかし、まだ42試合のうち1試合が終わっただけ。内容的にはポジティブな要素もあり、今後へ期待が持てるものだったと思います。

まず、新加入の岩下選手は、攻守両面で強さを見せました。攻撃面では、セットプレーのターゲットになるのみならず、長短のパスでリズムを作りました。守備面では、最終ラインから声を出してチームを鼓舞し、DF陣を引き締めました。

特に、後半における岩下選手の存在感は際立っていました。中盤で縦パスを通されたり、両サイドを突かれるシーンがありましたが、その度に岩下選手が立ちはだかりました。サイドにボールが出た際、CBがカバーに入るために外へ引っ張り出されると、中央が手薄になり危ない場面を迎えます。しかし、この試合の岩下選手は、サイドに引っ張り出されても、中へのボールをしっかりとカットし、ピンチの芽を摘みました。

清水エスパルス所属時代には日本代表候補にも招集された岩下選手。高校時代には全国高校サッカー選手権大会を制し、ガンバ大阪所属時代にはJ2・J1優勝を経験しました。高い技術と豊富な経験を兼ね備え、熱いプレーでチームに貢献できる選手です。新たなDFリーダーとして、今後も活躍してくれると思います。

ゴールこそセットプレーの1点のみでしたが、攻撃陣も見せ場を作りました。MF山瀬功治選手、FW石津大輔選手、松田力選手などボールを運べる選手が加わり、攻撃に人数が割けるようになりました。昨季はFWウェリントン選手にボールを当てるだけで精一杯でしたが、この試合では、多くの選手が攻撃に顔を出しました。ウェリントン選手と他の選手との距離も近く、コンビネーションからシュートまで持ち込むこともできました。

また、昨季はボールを奪う位置が非常に低かったですが、この試合では前線から積極的にプレスをかけ、高い位置でボールを奪い攻撃に繋げるシーンもありました。勿論、このような戦いを90分間続けるのは簡単なことではありません。この試合でも、後半途中から明らかに疲れが見えていましたし、攻撃に重点を置く分、逆にカウンター攻撃を受けるシーンもありました。運動量のさらなる向上、ギアの上げ方・メリハリのつけ方に期待したいところです。

一方、昨季に続いてセットプレーでの失点が多い点は気がかりです。昇格を決めた2015年シーズンは、セットプレーで多くのゴールを奪いました。一転して昨季は、セットプレーでなかなかゴールを奪えず、逆にセットプレーでゴールを許すシーンが多くありました。この試合の2失点も、いずれもセットプレーから生まれたものでした。早期解決が求められるところです。

■山口を下して、シーズン初勝利を!!
今季のアビスパは、目標勝点を84に設定しました。これは、昨季2位で自動昇格した清水が積み上げた勝点の数です。42試合を6つのクールに分け、1クール7試合当たり勝点を14積み上げる計算です。1クールを4勝2分1敗で終えると、この目標を達成することができます。

J1を最下位で降格したチームは、翌シーズンのJ2で苦しい戦いを強いられています。しかし、今季のアビスパは素晴らしい選手が揃いました。井原正巳監督体制となって3シーズン目、1シーズンでのJ1復帰は十分に可能だと思います。勝点84という目標は非常に高いですが、決して不可能な数字ではないと確信しています。

次節はアウェーでレノファ山口と対戦します。山口は開幕戦でFC岐阜と対戦し2-2のドローに終わりました。昨季からガラリとメンバーが変わり、まだ試行錯誤の段階かもしれません。試合を見ましたが、守備面はまだ仕上がっていない印象です。テクニックのある選手への対応を苦にする場面がありましたし、ボールホルダーに集中し他の選手が空く場面もありました。アビスパには個人技のある選手がいますから、チャンスは多くあると思います。

一方、攻撃面では、中盤には正確なパスを出せる選手がいますし、FW岸田和人選手は抜け出しの巧さがあります。昨季の戦い方のベースだった細かなパスを繋いでの攻撃もありますが、今季は一発の鋭いカウンターもあります。アビスパとしては、DF陣の集中は勿論ですが、中盤でパスの出所をしっかりと潰しておくことが求められます。大分戦ではMF三門雄大選手+冨安健洋選手のコンビでスタートし、途中から城後選手が入りました。次節は誰が起用されるのか、メンバー構成にも注目です。

次節はアウェー戦ですが、隣県での試合のため、多くのアビスパサポーターが後押しするはずです。今節同様難しい試合になりそうですが、今季初勝利を勝ち取ってくれることでしょう。


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2017-02-20 00:28:30

鹿島が激戦を制して今季初タイトル(その2)

テーマ:観戦レポート(サッカー)
■前半終了間際に2ゴールを奪った鹿島
この試合最初の見せ場を作ったのは鹿島でした。4分、金崎選手が土居選手とのワンツーで抜け出し、シュート性のボールを中へ送るも、これはGK西川選手にキャッチされました。

浦和はいつも通りのサッカー。GK西川選手も加わって自陣から繋いでボールを支配します。すると、10分過ぎから徐々にペースを握ります。13分には駒井選手が中へ送ると、ズラタン選手が落とし、青木選手がシュート。しかし、これは枠を外れました。16分には再び駒井選手がドリブルから中へクロス。これをズラタン選手が合わせるも、これも枠を捉えることができませんでした。このように浦和は、長短のパスを駆使して、左サイドを使う展開が目立ちました。

浦和にボールを支配される鹿島ですが、カウンターからチャンスを作ります。21分には中央で金崎選手が倒されるもアドバンテージ。ここからレオ・シルバ選手とペドロ・ジュニオール選手が持ち込み、最後は金崎選手のミドル。強烈なシュートでしたが、これはGK西川選手の好セーブに阻まれました。また、28分にも左サイドを抜け出した金崎選手のクロスを遠藤選手が合わせるシーンがありましたが、これもGK西川選手に阻まれました。少ないチャンスを決定機まで持ち込みますが、最後の一押しが足りませんでした。

なかなかゴールを割ることができなかった鹿島ですが、前半終了間際に先手を取ります。西選手がゴール前で倒されてFKを得ると、遠藤選手が直接決め1-0と鹿島がリードを奪いました。左足で上手く巻いてのゴール。名手・西川選手が一歩も動けませんでした。直後の40分には、金崎選手のスルーパスを受けた土居選手がワントラップからシュートを放つも、これはバーに嫌われました。チャンスを逃した鹿島でしたが、43分に追加点。レオ・シルバ選手→土居選手と繋ぎ、金崎選手がシュート。これはポストに阻まれましたが、こぼれ球を遠藤選手が決めました。

前半は浦和がボールを支配する時間が長くありました。そんな中、鹿島は限られたチャンスをシュートまで結び付けました。チャンスを逃し、嫌な展開になりかけましたが、終盤に2ゴールを奪い、良い形でハーフタイムを迎えることができました。

■最後は"新9番"のゴールで鹿島が勝利
後半も一進一退の攻防が続きます。浦和は15分と18分にズラタン選手がシュートを放ちましたが、いずれも枠を捉えることができませんでした。一方の鹿島は21分、途中出場の鈴木選手が右サイドへ長いボールを送ると、遠藤選手が頭で落として西選手が中へクロス。これを土居選手が頭で合わせましたが、シュートはGK西川選手の好守に阻まれました。

ボールを支配しながらなかなか決定機を作ることができなかった浦和ですが、27分に興梠選手が小笠原選手に倒されてPKを獲得。家でリプレイを確認したところ、接触こそありましたが、鹿島にとっては少し厳しい判定となりました。これを興梠選手が自ら決め、1点差に詰め寄りました。さらにその1分後、浦和が同点に追いつきます。関根選手の右クロスをズラタン選手がヘッド、これはポストに阻まれますが、こぼれ球を武藤選手が押し込みました。

決勝ゴールが生まれたのは後半38分でした。途中出場の山本選手のロングフィードを鈴木選手が追い、相手DF遠藤選手のGK西川選手へのバックパスをカットしてネットを揺らしました。遠藤選手と西川選手の連係ミスを逃さなかった鈴木選手。今季から背番号9を背負う若武者が、プレシーズン6試合で6ゴールと好調をキープしています。試合は3-2で終了、王者・鹿島が接戦を制して今季初タイトルを獲得しました。

■"らしくなさ"が出るも、最後は流石の強さ
鹿島はJリーグで最も"勝ち方"を知っているチーム。悪い時間を耐える上手さがあります。昨季も、相手にボールを支配される時間が続いても選手全員で耐え、少ないチャンスをモノにして勝点を積み上げました。その戦いぶりは世界でも通用し、南米王者アトレティコ・ナシオナルを下し、世界王者レアル・マドリードを苦しめました。

しかしこの試合では、珍しく、一瞬の隙を突かれる場面がありました。守備面ではPKで1点を返されてからすぐに同点弾を許し、立て続けにピンチを招くシーンがありました。連係ミスから相手にシュートを許す場面もありました。一方の攻撃面でも、本来ならば決めることのできるシュートを外すシーンが多くありました。そうした"らしくなさ"が出てしまいましたが、最後はしっかりとタイトルを勝ち取ることができました。

オフが短かったことや新加入選手が多く出場したこともあってか、本来の強さにはまだ至っていないように思えます。GKクォン・スンテ選手は、連携不足からヒヤリとする場面を招きました。また、怪我の影響でプレシーズンは出場機会がなかった永木選手も、まだ本調子ではないようです。しかし、そうした苦しい状況でも大崩れしないのが鹿島。試合を重ねるごとに、昨季同様の強さを見せてくれることでしょう。

鹿島は21日に蔚山現代FCとACL初戦を戦い、25日にFC東京とのリーグ開幕戦を迎えます。いずれもホームでの試合ですが、蔚山現代は韓国代表選手が多く所属していますし、FC東京も大型補強でタイトルを狙える布陣を揃えました。決して侮れない相手です。難敵との連戦でスタートしますが、ここで勝利し、勢いをつけたいところです。

■粘りを見せるも2試合連続でミスから失点した浦和
浦和は、12日のさいたまシティカップに続き、ミスから失点してしまいました。さいたまシティカップの失点について、ペトロヴィッチ監督は「あのような失点はあってはいけません」と指摘すると共に、「公式戦になって失点するよりは、今起こっておいた方が良かった」と話していました。ところが、1週間足らずで「あってはならない」ミスが公式戦で起こってしまいました。

決勝点の場面は、遠藤選手としては、①大きくクリアする、②体を入れてGKに任せる、③GKにバックパスという3つの選択肢がありました。結局、GKへのバックパスが短くなったところを鈴木選手に拾われ、ゴールを許してしまいました。勿論、諦めずにボールを追った鈴木選手は素晴らしかったですし、対処するDFとしては意外と迷う場面でもあります。しかし、遠藤選手は日本代表にも選ばれる素晴らしい選手。上記のいずれを選択するにせよ、ハッキリとしたプレーをしたいところでした。

しかし、悲観する必要はないと思います。主力選手を欠きながら王者を苦しめましたし、さいたまシティカップよりも内容面で充実していました。手数をかけた攻撃が見られましたし、サイドの選手は積極的な仕掛けで攻撃のアクセントになっていました。柏木選手が出場すれば、より多彩な攻撃が見られることでしょう。

浦和は21日にウェスタン・シドニー・ワンダラーズとACL初戦を戦い、25日に横浜F・マリノスとのJリーグ開幕戦に臨みます。鹿島と同じ日程ですが、浦和はいずれもアウェー戦。特に、ACLはオーストラリアでの試合となりますから、疲労が心配です。この試合で主力選手を温存した判断は決して間違いではないと思います。こちらも難敵との対戦が続きますが、アジアと国内で結果を出すためには負けられない試合となります。

■Jリーグの優勝争いを盛り上げるのは…!?
今季のJリーグは、昨季から大きく変わります。長年Jリーグを放送してきたスカパー!が撤退し、DAZN(ダ・ゾーン)が放映権を獲得しました。これにより、優勝賞金は大幅にアップし、優勝クラブには、3年かけて15.5億円が支給されます。昨季までのチャンピオンシップ制度も廃止され、シーズンで最も多くの勝点を積み上げたクラブが王者になります。

Jリーグ優勝による賞金が大幅アップすることもあり、各クラブは優勝を目指し積極的な補強を行いました。鹿島と浦和は勿論、FC東京やサガン鳥栖も代表クラスの選手を揃えました。また、実現しませんでしたが、ヴィッセル神戸が、元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキー獲得に動くなど、オフの話題は尽きませんでした。今季のJリーグは、例年以上に激戦となりそうです。

スーパーカップを戦った鹿島と浦和は、今季も優勝候補の一角に挙げられます。ACLに出場する川崎フロンターレとガンバ大阪も素晴らしい選手を揃えます。また、FC東京もGK林彰洋選手、MF高萩洋次郎選手、FW大久保嘉人選手、永井謙佑選手が加わり、優勝を狙えるメンバーが揃いました。メンバーを大幅に入れ替えた横浜FMも、ハマれば上位に進出しそうです。

上記クラブに加え、個人的には神戸が台風の目になるのではないか、と思います。名将ネルシーニョ監督体制となって3シーズン目。試合を重ねるごとに強さが増しており、昨季は2ndステージで2位に入りました。今オフはペドロ・ジュニオール選手が退団しましたが、FW田中順也選手が加わり、中盤には高橋秀人選手が加入しました。夏にはポドルスキー獲得も噂されています。ネルシーニョ監督の目指すサッカーが浸透してきており、今季実を結ぶ可能性も大いにあると思います。

Jリーグはいよいよ25日に開幕。12月2日の最終節まで、熱い戦いが繰り広げられます。今季も素晴らしい試合が観られることでしょう。期待しています。

まずは1冠獲得の鹿島。今季はアジアの舞台でも強さを見せつけるに違いない!!


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2017-02-19 22:09:21

鹿島が激戦を制して今季初タイトル(その1)

テーマ:観戦レポート(サッカー)
いよいよ2017年シーズンの明治安田生命J1リーグが開幕します。開幕を告げるのはお馴染みのこの大会。そう、FUJI XEROX SUPER CUPです。今年は、昨季リーグと天皇杯の2冠に輝いた鹿島アントラーズと、昨季リーグ2位の浦和レッズが対戦しました。

両チームと言えば、昨季のJリーグチャンピオンシップでの激戦が記憶に新しいですが、早くも再戦を迎えることとなりました。両チームともに、21日にAFCアジアチャンピオンズリーグ、25日にリーグ開幕戦を戦う過密日程。両チームの仕上がり具合は勿論、どのようなメンバーを組んでくるかにも注目が集まります。


■"将来の日本代表候補生"による一戦は、高校選抜に軍配
スーパーカップでは、前座試合として開催されるNEXT GENERATION MATCHにも注目が集まります。高体連所属チームの選手を選抜した日本高校サッカー選抜が、Jリーグのクラブユース所属選手を選抜したU-18 Jリーグ選抜と対戦します。

共に短い準備期間を経ての試合でしたが、結果は4-0で高校選抜が快勝。試合の立ち上がりは、共に連携不足からかパスミスも目立ちましたが、時間が経過するにつれて、高校選抜は相手を崩すことができました。前半21分にFW町野修斗選手(履正社)のミドルが決まって先制ゴールを奪うと、後半開始早々にMF鳥海芳樹選手(桐光学園)がヘッドで追加点。24分には相手のパスミスを拾ったFW伊藤龍生選手(米子北)が決めると、終了間際にはFW安藤瑞季選手(長崎総科大附)がダメ押しゴールを決めました。

U-18日本代表に選出されたDF阿部海大選手(東福岡)や安藤選手などが活躍し、高校選抜が勝利しました。Jリーグ選抜も、FCバルセロナのユースでプレーしていたFW久保建英選手(FC東京U-18)が選出されるなど、大きな注目を集めましたが、意外にも大差がつきました。Jリーグ選抜は、この試合のためだけに作られたチームで、準備期間も短く、連携不足が目立ちました。攻撃面でも個人技での強引な突破が目立ちました。サッカーはチームスポーツであることを感じる一戦でした。

高校選抜は3月・4月の3度の合宿を経て、4月8日~19日にかけてヨーロッパ遠征を行います。先の全国高校サッカー選手権では、多くの選手がインパクトを残しました。敵として戦った選手たちが、今度は日本を代表して、同じチームとして戦います。ヨーロッパ遠征では毎年海外の強豪クラブのアカデミーと対戦していますから、貴重な経験となることでしょう。今後のサッカー人生に活かしてほしいですね。

■さらなる高みを目指す王者・鹿島
鹿島にとって、昨季は充実の1年でした。リーグと天皇杯の2冠を達成し、FIFAクラブワールドカップでも準優勝に輝きました。今季はさらなる高みを目指すシーズンとなります。

大規模な補強はあまり行わない印象のある鹿島ですが、今オフは各ポジションに実力者を加えました。GKには韓国代表のクォン・スンテ選手、DFには三竿雄斗選手、中盤にはJリーグ屈指のボール奪取を見せるレオ・シルバ選手、元ブラジル代表のレアンドロ選手が加入しました。そして、前線には"博多のネイマール"こと金森健志選手、昨季11ゴールを挙げたペドロ・ジュニオール選手が加入しています。

ACLにも出場する鹿島にとって、充実の戦力が整いました。GK曽ヶ端準選手やMF永木亮太選手といった実力者であってもスタメンの座が確約されないほどの豪華メンバーです。他のチームに比べてオフの期間が短かったことは心配ではありますが、昨季の戦い方をベースに、さらなる強さを見せてくれるでしょう。

■ペトロヴィッチ体制6年目の浦和、目指すは11年ぶりのリーグ制覇
一方の浦和は、昨季悔しい結果を味わいました。リーグトップの年間勝点74を積み上げながら、チャンピオンシップで鹿島に敗北。大一番で敗れ、またもリーグ制覇に手が届きませんでした。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督が就任して6シーズン目、今季こそリーグ制覇を目指します。

浦和は今季も充実の補強を行いました。GK榎本哲也選手、DF田村友選手、MF菊池大介選手、FWラファエル・シルバ選手、オナイウ阿道選手と各ポジションに実力者が加わりました。また、MF長澤和輝選手と矢島慎也選手がレンタル先から復帰しています。昨季以上に選手層が厚くなり、リーグ戦とACLの過密日程に耐え得るメンバーが揃ったといえるでしょう。

浦和は今プレシーズンで好調をキープしています。トレーニングキャンプ地の沖縄県内で5試合を戦い全勝。また、12日に行われた第10回さいたまシティカップでは、韓国王者FCソウル相手に1-1で引き分けました。ACLで対戦することもあり、手の内を隠しての試合でしたが、粘り強さを見せました。良い形で鹿島戦を迎えることができます。

■今季初タイトルを目指す両チーム…新戦力が名を連ねる
この試合に臨む鹿島のメンバーは以下の通り。GKはクォン・スンテ、DFは西大伍、植田直通、昌子源、三竿雄斗。MFは遠藤康、レオ・シルバ、小笠原満男、土居聖真。FWは金崎夢生とペドロ・ジュニオールの2トップとなりました。ベンチにはGK曽ヶ端準、DF山本脩斗、町田浩樹、MF永木亮太、レアンドロ、FW鈴木優磨、金森健志が入りました。

一方の浦和のスタメンは以下の通り。GKは西川周作、DFは森脇良太、遠藤航、宇賀神友弥。MFは駒井善成、青木拓矢、阿部勇樹、菊池大介、李忠成、武藤雄樹。FWはズラタン・リュビヤンキッチの1トップとなりました。ベンチにはGK榎本哲也、DF那須大亮、MF平川忠亮、長澤和輝、関根貴大、矢島慎也、FW興梠慎三が入りました。

鹿島は新加入の4選手がスタメン入り。金森選手はベンチに入りました。一方の浦和も菊池選手がスタメン、榎本選手、長澤選手、矢島選手がベンチ入りしています。事前に予想された通り、過密日程を考慮した浦和は、DF槙野智章選手とMF柏木陽介選手がベンチ外、興梠選手もベンチスタートとなりました。

王者・鹿島は、ピンク色のセカンドユニフォームを着用して試合に臨んだ。


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