・2月6日(土)
諸業務手続きのため、広島へ。午前中に新幹線に乗り広島駅へ到着、それにしても広島市に来るのは猛烈に久しぶり!
広島といえば、むかし僕が好きだった女の子が広島出身でしてね。
んで、当時一緒にお好み焼きを食べに行ったりとデートにいそしんでいたのだが、どうも僕のことは"お好み"ではなかったみたいで、そのままなし崩しに恋の千秋楽を迎えてしまう。いわゆる負け越し。
そういう事もあったなぁ。懐かしい。懐かしすぎて涙がちょちょ切れそう。
もう7、8年経ったけど、今どこで何してるんだろう?そんなセンチメンタルに耽っていたら、乗っていたバスをうかつにも乗り過ごしてしまう。
うーん、なんというセンチメンタル・バス。39度のとろけそ(以下略)
いかんいかん。
遊びで広島に来たわけじゃないのに、朝っぱらから僕の"妄想新幹線"は大爆発。まさに望みの無いのぞみ号。NO BRAKE!
一仕事をサクッと終えて、午後には尾道に移動する。
尾道という街、訪れるのはもう3、4回目なのだが、個人的にとても好きな場所。
・千光寺から尾道水道と市街地をのぞむ
瀬戸内の島々を遠くに見据えながら、眼前に流れるは尾道水道。そして背後には名刹・千光寺を抱く緑豊かな山が市街地のすぐ傍にそびえるという、日本の数ある都市の中でも個性的な地理構造。
こういう見事なコントラストを創り出す街は、他にはあまり無い。
箱館山を擁する函館、眉山を懐に抱く徳島など類似したものはあるが、ここまで海と山の距離が近く且つコンパクトに纏まった都市は珍しいと思う。
そんな尾道市、ここは言わずと知れた「尾道ラーメン」の本拠地。
「まさか、またラーメン食べたの!?」と思った読者諸氏のみなさま、勘違いしてはなりませぬ。僕だってこう見えてもある程度は多忙の身、しっかりと食べてきました。
頂いたのは「ベッチャーらーめん 門池(もんち)」というお店。
食べ初めから醤油の香りが台頭、仄かに甘さも感じられるが度は超えていない。胡椒ではなく七味(尾道は薬味が有名)をまぶして食べるのだが、意外にマッチして驚いた。
あっさりすぎず、しつこすぎず、丁度良いバランス感覚に優れたラーメン。
一仕事を片付けているうちに、もう時間は宵の口。
長年お世話になった方がこの3月で引退されるので、尾道で一緒に飲むことに。
日本酒をしっぽりとっぷりやりながら、尾道で獲れた魚を食べる。うまい。
その後、ほろ酔い千鳥足のまま、夜の千光寺に登ってみた。
・ライトアップされた三重の塔と右奥に見える尾道大橋
夜の尾道の街を見下ろすのは初めてだったので、その予想以上の美しさに感激。
外国の豪壮で厳かな建物もいいけど、日本にはやはり島国ゆえの特異で情趣が溢れる風景がたくさんあると思う。
・2月7日(日)
昨晩お会いした方が、尾道周辺を案内してくれると言って下さったので、お言葉に甘えガイドをしてもらう。
「そういえば、bibleさん、ラーメン好きだったよね?」
「私ですか?いえいえ、そんな炭水化物と脂質だらけのジャンクフードなど、全くもって大好物です」
そう答えると、
「うまいラーメン屋があるんだよぉー」と言ってお勧めの店に連れていっていただく。しかし、そこはなんと昨日僕が行った「ベッチャーらーめん」であった。うそんっ。
つくづく自らの引きの無さ・運の悪さに愕然とする。まさかの、同じラーメンを食べるというバッド・リフレイン。リフレインがあかんがなと叫んでる。
その後、福山と岡山の笠岡を案内してもらい、解散と相成る。
しかし、なぜか最寄の駅まで送ってもらえず、途中の田舎道で「じゃ!気をつけて!」と言われてしまう。
うぅむ、これが本当の意味での"放置プレイ"か。悪い意味で新鮮だった。
結局、最寄の駅まで歩いて30分もかかり、帰りの新幹線では案の定、寝てしまう。
しかも、お好み焼きをひたすら食べてる夢を見たのだが、これってどういう意味なんだろう?
過去の恋愛にしがみついてるという意味なのかな?
尾道だけに、まさしく「時をかける少女」、いや、 「時をかけるおっさん」であった。














































