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2011年04月22日

運命は悪戯 偶然の生贄

テーマ:百花繚乱
幕間だけの天井桟敷-偶然の生贄

・2月20日 日曜

新しいコンパクトデジタルカメラを買い替えに大阪・梅田のヨド●シカメラへ。
ここ1年、カメラの画質やスペックを勉強していくうちに、いわゆるコンデジでもピンキリだということが解ってきて、今回満を持して最強クラスのコンデジに鞍替えを行う。

幕間だけの天井桟敷-偶然の生贄2

わーい! デザインもお気に入りだし、ちょっとかさばるけどポケットにギリギリ入るサイズなのでこれは今後重宝するぜ!と思って、試し撮りを終え電源ボタンを押したら、、、

「ヴァイィーン…」

あってはならないサウンドが響き渡り、なんと望遠レンズが閉まらない状態でまさかの電源OFF。車だん吉も驚愕するほどの絵に描いたようなお笑いマンガ道場的流れにあやうく気を失いそうに。

幕間だけの天井桟敷-偶然の生贄3 ・(写真)この状態のまま動かなくなる

うーむ、消費者をナメるにも程がある。
翌日、小雪さんもビックリなくらいの般若形相でBダッシュしてヨ●バシカメラへ。
カメラ売り場の20代と思われるオナゴ店員の後襟を掴み、巴投げを一発喰らわしてから、とりあえずクレームを入れてみる。

店員「それは申し訳ありません…」
私「あの、いちおうまだ買って24時間経ってませんし、新しいのに替えてもらえます?」
店員「あっ、それはちょっとここでは判断しかねるので、責任者に聞いてきます…」

おおっと、どういうことよ。3~4枚しか撮影してへんのに、まさか「修理」というナイトメアな展開無いよな? 訝しげながらこちらも再度そのへんをやんわりはんなり念押ししてみる。

店員「いえ、ですので、修理かどうかは責任者が判断しますので…」

「アホか!このカメラの状態見てみんかい!どっからどう見てもデストロイされとるやないか!つべこべ言わずに替えんかぁー!!!!!!」
……、っていうのもアレなんで「よろしくお願いします」と平身低頭した僕は教科書どおりの小市民。

ほどなくして責任者入場。
すぐに新品に替えてもらう事になり、事無きをえる。
いや、こんなことってあるのですね。もともと「家電運」は無いと思ってたが、まさかここまで薄幸とは。

・3月5日 土曜

母上が、家のテレビを3Dテレビに買い換えるということで、運転手役を命じられ、鞠躬如として●ドバシカメラへ再び参上。
「うーん、これにしよか」と数十分考えた挙句チョイスしはったのが、なんとフツーの地デジTVだった。
おいおいっ!っとすぐさま当方ツッコんどいたのだが、母上、どうも「地デジTV=もれなく3DTV」になると思っていたようだ。いやもう、この期に及んでなんというアグレッシブな勘違い。接客してくれた店員さんもおののいて目玉が3Dになってはった。

・3月20日 日曜

友人と飲むために繁華街のバーへ。
久しぶりの酒だったこともあり、話をしながらカクテルをあっという間に4杯ほど開けてしまう。
話はというと、やはり時節柄、地震やそれにまつわる諸々。友達いわく「日本の首相の"頼りなさ"と"国際的知名度"は反比例する」ということらしい。

「今の日本の首相だったら、外国人には有名なはずだよ」

えぇー、ほんまかいな。菅さんの名前なんて誰も知らんやろーって思ってたら、ちょうど隣の席に気さくそうな外国人が居たので、「ねえ、日本の首相って誰か知ってる?」って英語で訊いたら「Who are you ?」って言われた。

・4月1日 金曜

仕事帰りに駅のホームを歩いていたら、片面が赤色でもう一方が青色でできた物が飛び出て見える、いわゆるあの「3Dメガネ」をかけている東南アジア風の男が、堂々と電車待ちしていた。
いくらお笑いのカオスシティ・大阪であっても、これはパンキッシュである。
ご本人すでにこの世界に3次元として存在しているはずなのに、さらに飛び出ようと試みているのである。 


…という、ようわからん2ヶ月でした。
結局、忙しさにかまけて日記サボってしまう始末。相変わらずダメ人間のヒットチャートを駆け抜けています、はい。

なので脈々と続くこのバッドスパイラルから脱却するためにも、そろそろ結婚なり、彼女見つけるなり身を固めて生活を改めねば! こんな僕で良かったら、誰か「いい人」紹介してください、もちろん三次元でね。

2011年03月19日

春の手前

テーマ:英語
幕間だけの天井桟敷-春の手前

That's just like you, speaking with the clipped answers that tend toward clichés of a man accustomed to answering to yourself.

It's the same phrase as …, what's that…, "rubber and glue" something …, not off the top of my head though.
your biased assertion sometimes tickles my ribs with a piece of paper with a ragged edge even though no fault would be attributed to you.

What I'm trying to say is that it's a sign NEITHER of courage nor perspective to raise dusts about what they always do the routine tit-for-tat, pretty much like haphazardly blowing a raspberry into stuffs they defy understanding on the Web each other.


============================
A great deal of damages coming into sharp focus and disclosing new signs of radioactive contamination, the government claimed that the present situation is OK, with television broadcasting scenes like brief excerpts of what it said was really effective (in fact, it might be "moderate") progress in stabilizing some of the nuclear reactors.


There has been drizzle on and off since yesterday.
It seems to be a bit chillier than as usual.
Not even the long spell of drizzle, at least it seemd to me, diminished the feeling that one period was ending and another, however ambiguous, was under way.

I'm not that depressed.
words are failing me right now.

Spring is around the corner.


2011年02月28日

如月蟹工船

テーマ:放浪・旅行記・写真集
幕間だけの天井桟敷-山陰9

1、2月は毎年暇なはずなのに、んもうコテンパに忙しかった! おかげでショッピングにも行けず、デートにも行けず、仕事もろくにせず、ただただ時間に追われる楽しみゼロの日々。まあデートはもともとゼロなのだが。

そんな2ヶ月だったが、実はこの土日にお泊まりで山陰へカニを食べに行った。

なんといっても久しぶりの旅行。ふだんは"基本一人旅"スタンスゆえに、「誰かと行く旅行」がけっこう新鮮なのと、久しぶりに土日がまさかの「丸二日どフリー」という超絶ミラコー状態だったので個人的にテンションは狂おしいまでにスカイハイ。
おかげで行きの車内であまりのピッチで喋りすぎ、目的地に着く前には疲れ果てて551が無い時なみのローテンションに。
もう少し例えるならば、息も絶え絶えだったチビマリオが突然スターをゲットし、調子に乗ってBダッシュかましてたら、そのままやんごとなく穴に落ちてしまう感じである。

そうこうするうちに夕刻前には目的地の民宿に到着。

幕間だけの天井桟敷-山陰1
・黄昏時の日本海側風景

おお、さすがに大阪とは違う鄙びた美しい景色。これだけでも心が和むもんです。

チェックインを済ませ、さっそくひとっ風呂を浴びる。
湯上がってからほどなくして夕食タイム。お目当てのカニ料理がガトリング砲のごとく次々と容赦無く運ばれてくる。

幕間だけの天井桟敷-山陰2

幕間だけの天井桟敷-山陰3

幕間だけの天井桟敷-山陰4

いやはや、さすがカニの本場。ボリュームの凄さもさることながら、都会で買って食べるカニとはやっぱり味の質が違う。
あまりのカニの滋味の豊かさに「うまい」「ウマイ」「旨い」「美味い」とつい連呼して叫んでしまうほどだ。

フルコースを堪能した後、あったかいお茶が出されてひと休み。
厠で用を済ませ、僕もお茶をいただこうと席に戻りふと茶碗を見てみると、なぜかお茶の底に「たくあん」がフローティングしているではないか…。

そもそも今回一緒にカニを食べに行った人たちは、笑いのためなら自ら池にロケットダイブしたり、毒舌を撒き散らしたりと、お前らは「お笑いウルトラクイズ」かっちゅうぐらい、自らの体を張る(人生を賭ける)事を全くもって厭わないちょっとどうかしている人たちである。 
つまりはこの「たくあんfeaturingお茶」というパンキッシュなギミックも彼らの仕業なのは間違い無いわけで。
茶目っ気のあるイタズラのつもりだったのかもしれないが、実際に飲んでみるとええ湯加減でたくあんの味がお茶に染み込んで、なんとも言えないスーパーノヴァなフレーバーが漂う。飲んでいくうちに悲しく…いや、哀しくなる。日本海の荒波のようにゆらゆらと去来するエレジー感。この虚しさはいったい何。これを飲んでいるのを見られたら全米が泣きそうだ。 

というわけで、たくあんのエレジーをみんなで噛み締めるために、散歩しがてら夜の日本海へ。

幕間だけの天井桟敷-山陰5
・日本海に浮かぶ夜空をあおぐ

このへんの夜空はさすがに綺麗。いつも見る星空は、街のネオンの光に夜の持つ本来の明るさが隠されているだけに、改めてこの星空の多さに見とれてしまう。(※写真をクリックするともう少し星が綺麗に見えます)

にしても、冬場のほろ酔いの夜歩きってけっこう好き。体の火照りと外気の寒さがうまくミックスして、何とも言えない独特の気持ち良さがあると思う。


翌日、民宿を後にして、蕎麦でその名を馳せる出石(いずし)へ。

幕間だけの天井桟敷-山陰8
・城下町である出石の街並み

「全都道府県を制覇」が唯一の身上の小生だが、意外にも出石は初訪問。
ちょっとばかし観光という名の世俗化が目に付く街並みではあったが、こじんまりとして悪くはない。
ひとかた観光を済ませ、旅のしめくくりとして蕎麦にTRY!

幕間だけの天井桟敷-山陰10

出石蕎麦は、基本はこのように皿そば形式。この写真を見ると圧巻だが、複数人で食べたので1人あたりの量はそれほどでもない。
個人差はあるが、10皿食べると腹八分しっかり溜まるぐらいのボリューム。

ただ、観光地の蕎麦なので、どこの店も"いかに食べてもらうか"ということにドッグファイトばりのエネルギーを注いではるみたいだ。
「隣の店は手打ちちゃうよー。うちのは本物だよー」という胸元えぐるネガティヴキャンペーンから、なーんにも客引きをせずとも行列ができる名店(おそらく)までレンジは幅広い。
5皿1人前が基本スペックだが、追加注文で1皿ずつ増やせるようオプションを設定したり、2人前からは割引になったりと店によってサービスも種々様々。

ちなみに大食漢の人は、記念にこんなものもお店から貰えたりします。

幕間だけの天井桟敷-山陰11

「えーっ、20皿以上も食べたの? けっこう大食いねぇ」と思われるかもしれませんが、なんとこれ、1人あたり20皿以上食べてないのにお勘定時に、「これ記念にどーぞ」とフツーにサービスで支給されたのである。いや、それはそれでどうなんだろう…。 

てなわけで明日からは押しも押されぬ「そば通」という事でやっていこうと思います。てへっ。 文句あるやつはお茶にたくあん入れるぞ!


※3月はがんばって定期的に更新してゆくつもりです。よろしくお願いします。
2011年01月31日

神々の睦月

テーマ:百花繚乱
幕間だけの天井桟敷-At a Restaurant in Onomichi

今年は週に1回はブログを更新しまっせ!と意気込んだものの、すでに1ヶ月が経過。なんという時間の流れの早さ。これ何かの間違いちゃうのと思うほどの素晴らしいまでのLOST感。2011年こそはマジメに生きようとスタートダッシュを試みていたが、ダッシュどころかむしろ逆噴射。

というのもですね、新年仕事始めからわずか3日目で風邪になっちゃいまして。
新年早々から風邪引きになるなんて、たぶんよっぽど仕事に行くのが嫌だったんだろう。体は正直。その証拠にまだ今も治りきってないのである。

そういうわけで1月は基本的にどこにも行かず、誰とも遊ばず、灰色の日々。風邪ということもあり、体力もやる気も性欲も全て枯山水庭園状態。リアル竜安寺。
脳内ではディズニーランドばりの夢と魔法の世界を24時間365日間たくましくクリエイトしているだけに、アクテイブに動けない自分がかなりもどかしいのである(いやある意味、妄想だけでおなかいっぱいなので、これはこれでいいのかも、、、)

というわけで、なんかアホなこと書いたろと思いつつパソコンを立ち上げたものの、なーんにも思い浮かばない。とりあえずは、風邪をきっちりと治すのがまず先決なんだろうか、、、、そういう神様のおぼし召しなのかも。

そう思いながら街角をちゃらんぽらんに歩いていたら、こんな看板が。
どうやら最近は駐車場にも神様が宿っているようだ。


幕間だけの天井桟敷-神モータープール

熱も下痢も喉も治ったんで、あとは鼻水だけ。ロマンス…いえ風邪の神様、この薬でしょうか。

今年もダメ人間から脱却できなさそうですが、遅ればせながらも今年もよろしくお願いします。
2010年12月31日

胸いっぱいの愛と情熱を貴方へ

テーマ:百花繚乱
幕間だけの天井桟敷-胸いっぱいの愛と情熱をあなたへ

なんというあっと言う間の2010年!
実はまだ部屋の大掃除が終わってない!
昔のちょっとやりすぎなイタイ写真や、顔からヨガファイヤ…、いやヨガフレイムが噴き出そうな卒業文集を読み返しているうちに、H2Oよろしく「想い出がいっぱい」状態になって遅々として進まんのです。ほんともう、いったいどこにあるというのボクの大人の階段。

そういうわけで、今年も最後の最後までダメ人間のハイウェイを突っ走りました。
年の初めは上々な滑り出しか、、、と思いきや、3月に地下鉄にクラッシュし左足を負傷して「病院」という名のパーキングエリアへGO!!
それからあれよあれよと言う間に、腫瘍やら腎臓に異変が発生し(というかモトモトからだったのだが)、パーキングエリアどころかサービスエリアへがっつりピットイン。

このまま永久にサービスエリアに居るのは嫌だったので、ハイウェイを一度抜け出し、5月にイタリアへ一人旅。
ナポリでピッツァ・マルゲリータを最初に発明した店に行き、本物がもたらすあまりの美味さなマルゲリータの破壊力に、目からウロコが2億枚ほど落ちそうになった、いや落ちた。

帰国後、このまま黙ってハイウェイに戻っちまおうと軽く屁をこきながら油断していたら、もう一度ホスピタルという名のサービスエリアから召喚状が。素っ裸にされたあげく、ありえへん場所にありえへんモノを入れられる精密(?)検査を受け、いちおう異常無しの結果を貰ったが、この日の出来事が数ヶ月ほどTRAUMAになって違う意味で「異常」に。
というよりNO麻酔であんな検査が存在するのね。
ほんとヘンな意味で驚愕。世界FU・SI・GI発見。

ようやくいちおう健常状態に戻ったと思ったのもつかの間、9月の終わりに、大切な人が亡くなってしまった。
年末年始は実家に来て、テレビを見ながらお酒を飲み、そうやって家族みんなで楽しく過ごした歳月を、この再びめぐってきた年末の歳時に改めて偲ぶ。

その幸せが当たり前だったと思っていたいつかの日。

「辛い」と「幸せ」は字が似ている。たった一本の横線があるかないかでこうも違う。本当に辛い思いをした人が本当に幸せになれるのだろうか。
真理はわからない。でもそれが世の定めであって欲しいと今は思う。

この前の日曜日が百か日の法要。
百か日は「故人への悲しみのために泣き暮らしていたのを泣き止む日」という事を僕は前に教えてもらった。それを僕は話した。
「幸せっていうのは…」
その後に言葉を紡ぐことなく、むこうのご家族の方が笑って話すのを止めた。
後に続く言葉はなんだったのだろう?
たんに考えが纏まらずに話すのをやめたのかもしれないが、いまじっくり考えるとあれはある意味、「いまを生きる人」への究極の問いかけのようにも思える。

そういう私の2010年。
私に関わってくださったみなさま、本年もたいへんお世話になりました。
2011年もひとつ、というかたっぷりよろしくお願いします。

最後になりましたが、
先に逝った人たちの遺志を胸にしまいながら、行く年に胸いっぱいの想いを馳せ、そして来る年に胸いっぱいの決意と情熱を。

そして、 「幸せっていうのは…」 そのあとに続く2011年のそれぞれのハイウェイに身を投げるであろう、「いまを生きる」人たちに胸いっぱいのご多幸を祈って。

2010年12月29日

腹黒さと塩辛さは機会均等 〈後編〉

テーマ:百花繚乱
「どっからでもかかってこいやぁ!」

内心ビビリながら、店の暖簾を勢い良くくぐってみる。

幕間だけの天井桟敷-富山3

おおっ、よかった! 店内もいたって普通の感じ。
早速メニューを見てみる。
麺は「中華そば」のみの一本勝負。 小(並)、大、特大、とサイズが選べるだけのストイックレパートリー。

うむ、よろしい。
珈琲専門店を謳う喫茶店が「焼きそばはじめました」と、手作り感満開の張り紙を知らぬうちに店内に貼りだして没落してゆくように、品数を無闇やたらに広げて、いったい何屋やねんっとツッコミたくなるような残念な感じの店とは違う。本物の匂いがする。

迷う間もなく、「中華そば 小(並) 700円」をオーダー。
「あいよぉー」と昼下がりの主婦系店員さんの心和む相づちから待つこと約5分、お目当ての中華そばが運ばれてきた。

幕間だけの天井桟敷-富山4

うーむ、がっしりとしたソリッドなヴィジュアル。

幕間だけの天井桟敷-富山6

では、早速いただきます!
一口目の麺とスープを口に運ぶ。

……………
「☆$ж£㌦㍾!!!」

一口目からまさかの64メガbpsぐらいの猛烈な早さで塩辛さがダウンロード。
細かくは覚えていないが、たぶんぼくなんかちょっとした奇声を発したと思う。それぐらい今まで食べたラーメンの"塩辛さ"とは完全に別次元。

富山ブラックは、もともと肉体労働者の方々の塩分不足を補うために考案されたらしいが、個人的な感想を言わせてもらうならば、「補う」どころかこれは完全にオーバーフローの分量。「ソルティー」とかそんな生易しいものではなく、むしろ「ソルト」そのもの。 しかもチャーシューやメンマまでもが塩の味に完全征服されている始末。
表向きは「醤油ラーメン」を標榜しているが、これむしろ本当の意味で「塩ラーメン」だったとしてもあながち間違いではない。

誤解無きよう、お店の名誉のために言っておくが、スープ自体の香り、出汁の豊かさや麺のしっかりしたコシの良さなど、ラーメン自体のスペックとしては素晴らしいのだ。レベルは高いのである。ただ、いかんせん「塩分の分量」という考え方のところで、えらく珍しい物差しを持ってはるというだけなのだ。

後半あたりになってくると本気(マジ)で緊急事態。エマージェンシーIN富山。あまりの塩気に、舌が勝手にセルフバーニング。
もうこれだけの塩辛さだったら、バシルーラ喰らって大阪まで一瞬でフライアウェイさせられても文句は言えない。それほどまでの亜空間なテイスト。

おお、ラーメンの神様、去年の名古屋の激辛ラーメンから足掛け2年にもわたっていったい僕をどこに持って行きたいのですか、はっきりおっしゃってください。

しかしですね、ある一定の時間内において水を飲む量を競う種目があったとしたら、この時の僕はおそらく世界一だったと思う。
その証拠に、店を出てすぐに富山駅でTOILETに直搬入。んで、すぐに大阪に向かう特急サンダーバードに乗ったのだが、合計で5回も用を足しに車内のトイレに入り浸るありさま。それだけ腎臓がフル回転して、排尿を促進させたのだと思う。

もはやラーメンの神様どころか「トイレの神様」状態。
この感じだと年末の紅白歌合戦に白組として出場して、植村花菜さんとガチで勝負できるような気がします(ないない)。

んなこんなで、この年末は汚い私のお部屋と腹黒な心を掃除しまふ。

2010年12月17日

腹黒さと塩辛さは機会均等 〈前編〉

テーマ:百花繚乱
幕間だけの天井桟敷-富山1

ちょっと前の話になるのだが、仕事がまさかの17時30分というミラコーな時間にフィニッシュした日があったので、その足で大阪駅から特急に乗って富山まで行くという、かなりディープな"いい日旅立ち"を開催してみた。

個人的には、こういう後先かまわず勢いに任せてノーフューチャーな事をするのが結構好きでして。
だからなのか、気の知れた友人や諸先輩方からは、よく「もっと将来のことをしっかり考えなはれ」と事あるごとに小説教されていた。まあ、そう言われても、もうすでに「将来」だしなぁ。

そんな与太話はさておき、その日(金曜日)は富山駅に着いてから、あらかじめ特急に乗る前に連絡していた富山在住の友達と飲み屋へGO。ひさかたぶりの再開なので、えらい盛り上がった。
こんなビックリハウスみたいな登場をすると、向こうもそれなりに驚いて喜んでくれるので、いちおうハウス側としては、来て良かったかなと思えるもんなのである。それでも教科書どおり「もっと将来の事しっかり考えなよ」と叱咤激励は頂戴しましたが。

長尻しつつもたらふく飲んで食べて、飲み会は解散。
友人と別れ、滑り込みで予約したホテルへチェックイン。
さて、ここまでは良いのだが、明日の土曜日はどうするのかというとこれまた何にも考えてない。

富山と言われ思いつくものを考えてみる。
薬売り…
蜃気楼…
あっ!富山ブラック!

そうなのだ、ここ富山は「富山ブラック」という泣く子もさらに泣き倒すご当地ラーメンの申し子が君臨してるではないか。そう考えると、んもう食べずにはいられない。

完全にスイッチONになった僕は、翌朝は颯爽と起床し、富山市内のラーメン屋を早速マーケティング。

タクシーの運ちゃんを捕まえ、いろいろ情報を聞き出してみるに、どうも「大喜」というお店が、いわゆる「富山ブラック」という渓流の最古参の一つであり、ハードコアなDNAを今でも大事に受け継いでいるらしい。

「かんなり塩辛いぞー、覚悟しや」

こう言ったタクシー運ちゃんのデビリッシュな含み笑いがなにやら嫌な予感を抱かせる。
なにぶん僕はラーメン系については、あまり"引き"が無い。いや、無い。
去年の秋に名古屋に行った時だって、地獄のような激辛ラーメン を食べて記憶が初期化されたという微笑ましい逆スイートメモリーもすでに通過儀礼済みである。しかし、そんなトラウマに葛藤しながらも、僕だってそれなりに全国各地の手ごわいラーメンを食べ歩き、免疫だって相応にはあるはずだ。
ここはむしろ自信と鷹揚さを携えて、富山ブラックの1杯や2杯などちょちょいと軽く捻りつぶしてやるぐらいの余裕さが、アラサー世代の漢のマストスペックとして欲しいところだ。

そうこうするうちにお店に到着。


幕間だけの天井桟敷-富山2

うむ、店のナリ自体はふつーだ。
いかにもな怪しさやインチキくささは全く感じられない。
僕は店のドアに手をかける。

「どっからでもかかってこいやぁ!」

あえての強気モードで暖簾をくぐってみたものの、結果的にまたしても僕は驚愕の世界へとバッドトリップさせられたのである。


※後編へ続く
2010年12月08日

灼熱のスペイン一人旅 -1- 

テーマ:放浪・旅行記・写真集
幕間だけの天井桟敷
・マドリッド市街中心部のビルを写す

もはや旅行したこと自体、忘却の彼方に置き去りそうなぐらいの今さらスペイン旅行記。いちおう思い出せることだけを頼りに写真などアップしていきます。

季節は夏本番の7月ど真ん中。関西空港からオランダのアムステルダムを経由してスペインの首都・マドリッドへ16時間か17時間ほどかけてようやく到着しました。

しかしこれだけの長時間フライト、ただでさえお子ちゃま大爆発な私なので、拷問のような時間がんもう絶えられず、心の中で「うわぁあぁぁぁあ」とシャウトしながら、必死で我慢してました。

空港に着いて、地下鉄に乗り継ぎマドリッドの中心部に着いたのは夜の21時ごろ。
サマータイムを採用しているとは言え、さすがに真っ暗。

困った事に、空港で両替をする余裕が無かったので、全然ユーロ(現金)が無い。
「クシャ」とか「チャリン」とか景気の良いサウンドが鳴らない。
しかし、すでに僕の両腕、特に右腕はガタガタと小刻みに震えており、こんな異国にいるにも関わらず完全にガス欠状態である。
たちまち我慢し切れず、街角のATMへ。カードでキャッシングした10ユーロ札を何枚か握り締め、ひょっとこみたいなアホ顔のまま、近辺をパトロールして見つけたBAR(バル)へGO!

幕間だけの天井桟敷-マドリッド3

幕間だけの天井桟敷-マドリッド4

たまたまこの日はサタデーナイトだったので、猛烈な盛り上がり。
僕も場の雰囲気に乗じてビールと酒のアテを頼んで、ええ感じで酔っ払いました。

幕間だけの天井桟敷-マドリッド5

幕間だけの天井桟敷-マドリッド6

マドリッドは治安が悪いとよく聞いていたのですが、実際に行って見るとそうでもない。ヨーロッパの主要都市の中ではむしろ良いぐらいかと。バックストリートにソロで入らない限りはまずは大丈夫な感じです。


んなこんなでビール3杯ほど飲んで店を出たが、なんかまだ飲み足りない気分。
もう1軒行こうかな、、、と思ったが、いやちょっと待てぃ、ここはれっきとした外国。言葉さえも満足に通じない完全アウェイなのである。
僕も30代になりもう立派な大人。こんな夜遅くまで欲望の赴くままに行動していてはダメだ!とここはしっかり自戒し、兜の緒を締め直すことにした。


幕間だけの天井桟敷-マドリッド7

2軒目のお店は、肉料理がメインの大きめのBAR。人もたくさんいて喧騒加減が物凄い。おばちゃんたちがラテンミュージックに合わせ一心不乱にダンスし、子供たちが全力で店内を走り回るという物凄いグルーヴ。

僕も負けじと入店して0.5秒ほどでビールをオーダー。そしてスペインでお肉と言やぁ、もうあなた、それは"イベリコ豚"に限るわけで、、、
しかしメニューを見ると、普通のハムとイベリコ豚のハムで5倍近くも値段が違うという冗談のような本気のグランプライス。

若干ためらったが、せっかくだしねーと思い、えいや!と注文。

幕間だけの天井桟敷-マドリッド8

ほろ酔いだったというのもあるかもしれないが、これが結構美味かった!
脂身がたっぷり乗り、豚肉自体の滋味が豊か。そしてじんわりと口じゅうに広がる甘味。もはや「スイーツ」と呼んで差し障り無い。 

結局かなり飲んでしまい、店を出る時はホントにひょっとこみたいになって千鳥足。
はぁ、、、いつも同じ過ちを犯す自分が情けない。
要するに、僕は日本にいるからダメ人間というわけではなく、世界中どこに居ても悪い意味でブレることの無いグローバル・ダメ人間なのである。

幕間だけの天井桟敷-マドリッド2
・マドリッドの都心、マヨール広場にて

帰りは散歩がてら大都会マドリッドの夜景を堪能しにダウンタウンへ繰り出す。

幕間だけの天井桟敷-マドリッド9
・マドリッド随一の大通り「グラン・ビア」 大阪で言えば御堂筋。
幕間だけの天井桟敷-マドリッド10
・グランビア大通りの終点、「スペイン広場」

昼間は大賑わいの一大観光スポットとのこと。夜中に行くのも独特の雰囲気があってまた一興。

幕間だけの天井桟敷-マドリッド12
・逆にグランビア大通りの始点からビル群を写す

マドリッドはかなりの大都会です。地下鉄も12本ほど網の目のように通り、街自体の規模としては、東京よりは小さいけど横浜・大阪より大きい印象。
でも残念ながら、スペインにはバルセロナというモンスターシティがあるので、観光都市としての地位は、今ひとつ突き抜け切れないイメージが拭えません。

そうこうするうちに翌朝。
二日酔いを醒ますために、レティーロ公園という大きな公園でひと休み。

幕間だけの天井桟敷-マドリッド14

おおっ! 意図は全くもって意味不明だが、ものすごい銅像が設置されてはる。
日本男児たるもの、やはりこういう銅像を見ると居ても立っても居られない。酒が残ってたわけでは決してないのだが、こうやってイミテーションしてしまうのがにんともかんとも人情なのである。

幕間だけの天井桟敷-マドリッド17

嗚呼、齢三十にしていと哀れ(not古文の「いとあはれ」)
さてさて、次回はマドリッドの闘牛、美術館編です。

2010年11月17日

背中で泣いてる男の美学

テーマ:百花繚乱

幕間だけの天井桟敷-紳士たるものかくあれ


最近、折に触れて「彼女いないの? えーなんで?モテそうなのにー」というお決まりの言葉をよく言われる。


それに対しての杓子定規な答え方にもけっこう飽きてきたので、ここ最近は「ええ、モテません。また来世でがんばります」ってテキトーな事を言ってるのだが、よく考えたら年齢はもう31歳。

世間的にはいい湯加減の大人なのだが、僕の場合は年々精神が崩壊していっているのか、大人の階段登るどころか、階段の途中でけつまずいて転がり落ちて、さらにそこからフリーフォール(自由落下)している感じ。

 

そもそも僕たち30代メンズは、ひとたび気持ち悪くなろうと思えばいくらでもなれるデンジャラスなゾーンにいる。 

特に個人的には10代絶頂の中学生という高エネルギー体と関わることがある身ゆえ、いつ「うわ、おっさん臭っ!」と言われるようになるのか、もう不安で不安で、夜な夜な壁に頭を打ち付けては血みどろになっているわけです。
 

一方で、誰かに恋する気持ちがその人を若々しくさせるとはよく聞く話だが、

そんなトキメキ、もっと言えば、「誰か(周り)に見られているという事を意識する」という心持ちが、若さを保つための大事なエッセンスではなかろうかと思う。

もちろん自意識過剰にならない程度で。

 

「すぐそこのコンビニ行くだけやし、もうええわ、寝間着で行ったろ」

「昨日と同じネクタイでいっか、誰も見てないしね」

「今日は朝起きるの遅かったし、電車の中でお化粧しちゃえー。 変わるわよ!(本当の意味で)」

 

こういうポンコツな意識がすでにダメなのである。

日常に潜むこのような一瞬の油断、緩慢こそが、知らない間に人としての色気や若さを奪い取ってゆくハニートラップなのだ。

そもそも30代の漢たるもの、常にご近所の噂好きなマダムたちに一挙一動をロックオンされてるかもしれない、ビューティフォーな女の子が落としたハンカチを拾って、「あの、これ落と(以下略)」みたいな事を常日頃から脳内マーケティングして、魂を荒ぶらせながら一日一日をサヴァイヴしないといけないのだ。

 

 

そういうわけで、とりあえず僕はパンツ一丁でブログを書く癖をやめようと思う。
 

2010年11月05日

Vive la vida. Sé feliz

テーマ:百花繚乱

幕間だけの天井桟敷-幸せな人生


この1年は、今振り返ればこそ短かったけど、 今まででいちばん辛く楽しく悲しいことがよく詰まった1年だった。

 

去年に誕生日を迎えた日にはまさか1年後こんな境遇になってるとは全く予想もできず。

これからの1年がどうなるのかはこれから次第。

人生は要約もできなければ、いざ開けるまでそれが何かはわかんないのだ。

 

このブログで何回も言ってるけど、

今日が自分の中で一年の夜明け。つまり「自分正月」

 

これからもインチキっぽい感じを存分に醸し出しつつ、がんばらないけどがんばりすぎないようにがんばります。

とりあえずは貯金だー。 


お祝いの言葉くださったみなさん、どうもありがとう!




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