ура! ура!! ура!!!
待ちに待った支援物資!ППШ-41がやっと届いたぞ!
これで祖国の勝利間違い無しだ!
「同志、新しい銃を買ったからにはその銃について徹底的に学ばなければなりませんよ」
「?! エマ、お前さん英国兵器限定じゃなかったっけ?」
「いいえ、軍事事情に詳しく武器・兵器の扱いを心得ているって
決定稿に書いてあるじゃないですか。
それにロシアの変態兵器も大好きですよ」
「・・・そんなら講義を頼む 初仕事やぞー」
え「ゴホン まず銃の名称と開発経緯から学んでいこうと思います。
この銃の正式名称が7,62-мм пистолет-пулемёт образца 1941 года системы Шпагинаといいまして、訳すと"シュパーギン1941年型7,62mm機関短銃"となります」
「7.62mm弾?小銃の弾と同じ口径やけど?」
「口径は小銃弾と同じですが実包はトカレフ弾を使用してます
ほら、日本のヤクザな人たちがよく密輸入してる・・・」
「う、うん・・・(何でそんなこと知っとんねん・・・)」

「で、開発経緯です。
1939年11月、ソ連労農赤軍はフィンランドに侵攻して「冬戦争」が勃発しました。貧乏なムーミン軍をいつもの物量作戦で押しつぶそうとしましたが、そのときに立ちはだかったのが機関短銃で武装したフィンランド軍のスキーによる一撃離脱戦でした。短い銃身のスオミKP-31が森林における戦闘で有効だったのです。これによりソ連軍はズタボロにされてしまいましたが、接近戦闘時における機関短銃の有効性を再認識したわけです」

「そこでППШが登場するわけか」
「とはいきません、その前に39年2月に生産の終了したППД-34/38を改良したППД-40が登場しますが、これがまた重くて重くて・・・」
「重いってどの位?」

「4kg越えます」
「なにその重量」
「ついでに部品が鍛造で大量生産に向かないとかで軍は大量生産可能なのを要求して来ました
そこで銃器設計技師のシュパーギンはППДを徹底的に分析して、より近代的な生産方式で製造する事を考えました。
かくしてППШ-41として正式採用されたのです」

「なるほどなるほど」

「次に機構の話をしたいと思います。
機関部はドイツのMP18と同じく上下2分割構造で、メンテナンス時には銃身基部にあるヒンジを軸に中折れ状態に分解できます。
銃身の放熱カバーと上部機関部は一体構造で、簡単な鋼板プレスで製造され、銃身はカラーと一緒に放熱カバー内にリベットで固定されています。
当時の短機関銃には低空で飛来する敵機への対空射撃能力も期待されていたため、ボルトは軽量化されて発射速度は900 - 1000発/分と格段に上がりました。銃身カバー先端を傾斜させ、発射時に噴出するガスの圧力で銃口を押し下げるマズルブレーキとして用いる工夫がなされ、以降のソ連製自動火器では様々なアイデアのマズルブレーキが装着されるようになったのです。」

「ほう、あの斜めに切り落としたような先端に
そんな意味があったとは知らなんだ
ППС43の銃口周りなんてかっこええし、さすがソ連といったところか」

「銃身については、
「どうせホースの水のように弾丸をばら撒くのだから命中精度は問題ない」とか言って、兵器庫で山積みになっていた
M1891/30の銃身を真っ二つにして、2丁のPPSh-41の銃身として製造しようとする話があったそうです」
「さすがソ連…」

「でも堅牢な作りのおかげで今もイラクやアフガンでたびたび見かけることができますよ。」

「何この画像…」
「イラク軍が持ってたやつを米陸軍空挺が捕獲して
タクティカルにした奴みたいです
何せ71発バラまけて便利だそうです」

「もし買って嬉しかったとしても絶対にこんなことしないで下さいよ」
「一体こんな画像どこから持ってくるんだ…」
次回、こいつのレビューを書きます、乞うご期待