超急ぎの資金調達は悪徳業者の思うつぼ 2 | 思うように資金調達ができない方へ

超急ぎの資金調達は悪徳業者の思うつぼ 2

1月18日

超急ぎの資金調達は悪徳業者の思うつぼ の2回目です。

今日はあなたが融資なりファクタリングなり、

資金を提供する側に立ってまず考えていただきます。

家族や親しい知人など、

長い年月の付き合いでどのような人物なのか把握している場合なら、

お金を貸して欲しいと言われた時、

貸すか貸さないかは別にして、

返ってくるお金かどうかの判断はある程度付くと思います。

 

でも、今まで知らない人物に業として貸すなり、ファクタリングをする場合、

当然ながら家族や知人ではないから、

本当に限られて時間にせよ、

提供した資金が返ってくるかどうか、

ファクタリングならちゃんと精算してもらえるかどうか、

あなた自体が自己資金ではなく第三者から調達したお金を出すとしたら、

普通は納得できるまでの審査をするはずです。

顔や雰囲気や決算書など資料をパッと見て、

ある程度信用できるかどうかのイメージを持つことぐらいはできても、

大丈夫!と思えるまでいろんな角度から調べるのは普通です。

 

超急ぎのお客様と言うのは、

このような場合で言うと、

ちゃんとした審査をしたいのに、

とにかく明日までにお金が必要だから早く出してよ!と、

適当な審査でお金を出して欲しいと来られている訳です。

各種融資を行うファイナンス会社にしろ、ファクタリング会社にしろ、

自己資金を出しているところは本当に稀で、

多から少なかれ、金融機関や投資会社やファンドや個人投資家から調達した資金を、

融資やファクタリングとして使っています。

 

もし、出したお金が返ってこなかった場合、

あなたが腐るほど自己資金を持っていて別に1000万円なら問題ないと言う状況なら、

気に入った!

まあまあ大丈夫!と、

面談した瞬間に、

OKを出してお金を即日出すようなこともできるかもしれません。

でも、普通は回収不能のデフォルトを起こすと、

資金提供を受けている先の金融機関やファンドなどに、

弁済したり、違約金など何らかのペナルティを覚悟しなければならないのです。

 

ここまで書くとご理解いただくと思いますが、

要は出したお金が返ってくれば良いわけですから、

ちゃんと審査をして事故がない先かどうかの審査を十分しないところは、

事故が起きることをある程度覚悟して出している訳です。

もっと簡単に言うと、事故はある程度当たり前、

事故を起さない先に融資やファクタリングするよりは、

事故を想定して、保全を超強化しているのです。

 

保全の超強化するとはどのようなことと言うと次のようなことになります。

①金利や手数料をいっぱい取る

②回収を厳しくする

このどちらしかないのです。

 

つまり、闇金チックな資金提供のスタイルにならざる得ないのです。

金利が29.2%から15%に下がった途端、

お金を出すところが減り、審査も厳しくなったように、

金利や手数料が高いとリスクを大きく取れて、

事故案件の容認率が上がりますが、

金利や手数料が低くなると、

事故案件の容認率は低く抑えなければならないのです。

 

だから融資にせよ、ファクタリングにせよ、

即日実行可能なんてところは、

事故容認率が高いところ。

金利や手数料が高いところだけならまだしも、

回収も超厳しく、

場合によっては超法規的な蛮行に走るようなところもないわけではないのです。

 

もちろん事故を起さねば何も起きないと思っていらっしゃる方もいらっしゃると思いますが、

事故は当然と言うところの場合、

中には何社かで仕組まれて、

事故が起きたら仲間の他社に回され、

当然一番初めに利用したところよりも金利や手数料は高くなりますから、

また事故が起きたらさらに高いところ・・・・・

さらに脅されて家族の保証を取られたり、

代表者の資産や、

場合によっては家族名義の資産まで取られたり、

利用客の生活はおろか一生を棒に振ってしまうようなことにもなりかねないのです。

 

厳しい審査や超短期間の実行は行わないことを自己弁護するわけではありませんが、

審査緩いところや審査時間が超短いところは、

ご利用客のあなたにとって、決して安全な優しいところではないことを、

強くご認識いただきたいと思います。

 

今回お話ししたことは、

超急ぎの資金が必要ではない時なら、

当たり前と思っていただけると思います。

でもお金に困ってしまうと、

この普通の判断ができなくなってしまうのが怖いのです。

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