本当に戦慄を覚える政治の動き
テーマ:日々のことから2月15日
橋下徹のTPP賛成を公約にするというのも驚きましたし、この男の正体もアメリカの犬だったのかと本当にがっかりしました。
でも、みんなの党との友好関係を考えれば、当然のことかもしれません。
でも、びっくりしたのは、国民新党が消費税増税の賛成に回ったと、植草氏のブログの新しい記事に書かれていたことです。
それは「国民新党が消費増税賛成に変節か」 という記事で、次のように書かれています。
『野田佳彦氏が「シロアリ退治なき消費増税」を推進しているが、連立与党の国民新党が、これに賛成する方針を決めたと報道されている。
政府は昨年12月30日に政府税制調査会に提出された
「社会保障・税一体改革素案(案)」
を閣議決定する意向である。
これを国会に提出するのだという。
このなかに、2014年4月に消費税率を8%とし、2015年10月に10%に引き上げることが明記された。
野田佳彦氏が声を張り上げて主張したのは、
「シロアリ退治なき消費増税は絶対に認められない」
というものだ。
2009年9月に民主党政権が樹立されたが、「シロアリ退治」が実行されたとは寡聞にして知らない。
それなのに、野田氏は街頭演説で糾弾した、
「シロアリ退治なき消費増税」
に突き進んでいる。
国民新党は消費増税に反対の意向を表明していたのではないか。
それがなぜ、消費増税賛成に回るのか。
消費増税反対を貫き、閣議決定に反対する場合、国民新党は政権を離脱世せざるを得ない。国民新党は消費増税反対の筋を通すことよりも政権内部に留まることを優先したということか。
郵政改革法案もたな晒し状態が続いている。
そうであるなら、野田政権は国民新党の意向を無視しても、国民新党が下駄の雪のようについてくると高を括るだろう。
国民新党の矜持が問われている。』
そして、確かに朝日新聞に次の記事が出ていました。
消費増税大綱、国民新が賛成へ(朝日)
国民新党の下地幹郎幹事長は13日、民主党の樽床伸二幹事長代行と会い、今週中にも閣議決定される消費増税法案の大綱に賛成する考えを伝えた。1月にまとめた素案の内容がほぼそのまま大綱となる見通し。国民新党は国会議員定数や公務員給与の削減など「身を切る努力」をしないまま増税することに慎重だが、素案には賛成していた。
ただ、興味深いのは、私はご存知のように東京新聞以外購読していないので、あくまでもサイト上の各紙の記事に限られはするのですが、朝日新聞以外に、国民新党が消費税増税の賛成に回ったと書いている新聞が、少なくも私が見た読売、毎日、産経、日経と東京新聞には見当たらないことです。
ご存知のように、国民新党の亀井静香は、ことあるごとに、現時点での消費税増税には反対していたはずですから、本当ならこれは大きな問題で、消費税増税を画策する財務省のTPR(増税PR)作戦からすれば格好な話題で、絶対に各紙に書くように働きかけるはずです。
でも、朝日が間違った情報を書いたということも考えにくく、何が起きているのかと感じています。
もし、亀井静香の国民新党が消費税増税の賛成に回ったとしたら、これはたいへん大きな政治上の出来事になります。
マスコミ上ではないけれど、亀井静香は小沢一郎と同様、待望論がある政治家であることも事実です。
私の周辺では、小沢より経済政策では期待できると支持する人も結構います。
確かに、元警察官僚で、守旧派的なイメージとその風貌から、良い印象をもたない人も多いかもしれません。少なくとも、ことあるごとに、国民ありきの発言をしてきたことは事実です。
財政規律よりも景気浮揚が優先されなければならないと発言しているし、この延長で消費税増税に対しても反対をしていたはずです。
だから、私も支持していたわけで、菅や野田みたいな頼りない国民の敵よりは、数万倍はまっとうな政治家だと思っていただけに、14日の朝、受信した植草氏のメルマガ(ブログと連動したメルマガ)のタイトルを見たときはびっくりしてしまいました。
その瞬間、この話が本当なら、もう政治には何も期待できないと、正直なところ戦慄を覚えました。
今の流れから言えば、野田政権は早期に潰れ、そのあとを継承するのは、橋下+みんなの党を中心とした政治勢力になりそうです。
特に橋下を中心とした維新の会は全国的に支持されそうな状況になっていて、その橋下がTPP賛成と明言したことで、橋下の政治も対米従属からの変革はないと本当にがっかりしたのに、数少ない国民を優先した政治を考えていると思っていた亀井までが消費税増税に賛成に回ったとなると、目には見えないけれど、何か大きな力が日本を潰しにかかっているのではないかとほんとうに危機感を覚えました。
この流れだと、小沢も有罪になるのではないかと感じましたし、本当に国民が国民のためになる政治を求めようと思っても、支持できる、投票できる対象が皆無になってしまうのではないかという危機感を本当に感じたのです。
橋下のことは、彼の今までの政治行動に対しては支持していたけれど、国政レベルに来たときに、どんな政治をするか、その正体が分からないと思っていたから、やっぱりと思ったのも事実です。
もっと言えば、アメリカが考える、自民と民主亡き後の親米政権の中心に、橋下とみんなの党の渡辺を選択したのではないかとも感じました。
だから、橋下がタレント政治家から一気に権力者に上り詰めてきたのも、このような背景がなければ、小沢みたいにスキャンダルを仕掛けられ潰されそうなのに、この点で少し不思議さを感じていたから、がっかりした反面、やっぱりそうだったんだと納得ができました。
でも亀井の消費税増税賛成への変節が事実なら、これは橋下以上に政治が国民からなくなっていく変調と感じるから、朝日の記事が誤報であって欲しいという気持ちです。
15日中には事実が分かると思います。
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