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2016-04-29 02:50:33

2社間ファクタリング なぜサービスをすることになったのか?

テーマ:資金調達

5月1日

2社間ファクタリングのサービスを行う時、どこを重点的に審査するか?

何回かにわたって審査する側の立場になってご一読いただければと思います。

このような記事を書く主旨は、利用される側の立場だけでは理解しにくい、案件の可否ポイントを審査する側に立ってご理解いただければ、非常に分かりやすく、ご利用される時のご参考になると思ったからです。

 

まずは2社間契約のファクタリングについて、サービスを提供することになった動機や立場などを説明します。

結論から言いますと、現在、銀行が中小企業、それも中堅会社に対してタイムリーな資金調達をサポートしているかと言うと、しているとは言い難い現状があることがスタートした動機です。

   

・設立間もない会社、正確に言えば設立後3年間は創業支援と言う融資が非常に受けやすい状況になっています。創業支援融資は、所定の条件をクリアし、代表者や役員の過去の金融履歴に問題がなければ、まだどのようになるか分からない会社に対しても、一律的に、無担保で低利の長期安定資金を融資する国や地方の制度的な融資になっています。

・上場会社あるいは上場会社の準じる会社へは銀行のプロパー融資を積極的に行います。    

・でも、創業支援を受ける会社と上場会社の間のゾーンの、中堅会社、年商で言えば3~10億円規模の会社への銀行の融資は、現時点ではタイムリーかつ満足なサポートが行われていない現状認識があります。

・継続的な赤字会社や破たん懸念先についても、銀行の融資をしなければいけないと言っているのではありません。

・年商3億円ぐらいから10億円までの会社で、売上は伸びている会社だけれど、融資のコミットメントラインが設定されるほどの状況までは行かない大半の会社の場合、何らかの原因で銀行から必要な資金を調達できないケースがあります。

1.リスケ中、あるいは過去の金融事故などがある会社で、事業再生の中で売上は伸びてきているが銀行から新規融資を受けることができない。だから事業再生のスピードが上がらない。

2.売上の伸び方が非常に急で、売上の増大とともに必要になる急増する運転資金のニーズに銀行が応えることができていない。だから、一気に伸びることができるチャンスをロスしている。

3.銀行からの融資を受けた直後に大きな受注の話が来て、追加融資はもう少し時間を置かないと難しいと言われている。だから、せっかくのビジネスチャンスを失っている。

 

要は売上の回収よりも仕入等の支払時期が先に来ることが原因で、伸びれば伸びるほど資金繰りが厳しくなってしまうと言う中小企業の資金調達をサポートすることが、長い期間にわたって、多くの会社からの相談案件でした。

でも、現実的に言って、担保価値がある不動産や株券などの金融商品がないと、条件もですが、何よりも金額を満足してもらえる資金調達のアレンジがなかなか難しいのが現実です。

特に平成22年度に完全施行された改正貸金業法がスタートし、上限金利が100万円以上で15%以内と言う、事業ローンとは違う性格の個人ローンの上限に合わせた規制がかけられて以降、過払い返還請求によって、超短期の今までなら問題なく行われていた融資。

貸金業者の数が少なくなっただけではなく、採算が取れないことを理由に、多くの中小企業の至急資金の調達のニーズを満たしていた融資がほぼ全滅状況になり、超短期資金の調達でさえ不動産や株券などの担保ローン以外の調達が難しくなったのです。

 

でも、多くの中小企業が融資の担保となり得る不動産や株券などの資産を保有しているわけではありません。

このような状況を国も何とかしなければならないと、売掛担保融資を中心とした動産担保融資の普及を拡散しようとはしたのです。

なぜなら、売掛担保融資の担保となる売掛金は、不動産や株券よりははるかに数多くの会社が所有していることから、このゾーンの融資を広げていけば数多くの中小企業の資金調達の選択肢が増えて資金繰りも好転するはずだったのです。。

その結果として、売掛金担保融資では銀行系や物流系のグループ会社が今もサービスを展開しています。

ところが、ここで大きな問題があります。

国のサイトでも指摘されていますが、中小企業にとっては優良資産でであるはずの対大手企業や上場クラスの会社ほど、契約書の中に判で押したかのように譲渡禁止条項を記載しているケースが多く、この無意味な商習慣が、本当であれば運命共同体であるはずの仕入先企業の資金繰りを滅茶苦茶厳しくさせているのです。

ぜひ、3社間契約のファクタリングが広がらない理由 の中で取り上げた売掛債権を利用した中小企業の資金調達について経産省の見解 をぜひご一読いただきたいと思います。

 

譲渡禁止条項を付けるぐらいなら早く支払えばよいのに、支払は遅いままなのに、このことが原因で仕入先企業の資金繰りが厳しいことなど無関係とばかり、資金調達のために売掛債権を利用する仕入先企業をお金が苦しいダメな会社なんてふざけた論理で苦しめる大企業の行動は、私感では優先的地位の濫用 そのもので、本来なら公取が取り上げても不思議ではない状況が現在の日本における中小企業の資金繰りを厳しくしている極めて重大な要因だと確信しています。

それも技術やノウハウ豊かな伸びている会社であるばあるほど厳しい現状があるから、中小企業の資金繰り好転のためにも、もっと言えば資金繰りが好転することで結果として中小企業から仕入れたり調達したりしている大手企業にとっても、良いサービス、良い商品の原点となる訳ですから、中小企業の経営者から厳しい資金調達から解放し、本来の経営者の仕事である、良いサービス良い商品の開発や製造やサービスに力点をシフトしてもらうことは大きなメリットがあります。

さらにその経済効果も大きく日本経済の活性化に大きく寄与すると思います。

 

しかしながら現実的には、大手企業の譲渡禁止条項は無くなる方向にまだまだなっていないのが現状です。

さらに、手形と言うと前時代的な決済手段と思われている方も多いと思います。

実際、手形の流通量は以前と比較すると激減しています。

大手企業が売掛金のまま支払いを何ヶ月先に銀行送金で支払ってくれるよりは、手形を早めに振出してくれるなら、割引手数料はかかるものの手形割引を利用して売上回収の早期化の可能性があったのです。

手形割引については、譲渡禁止条項などがあっても無関係ですし、手形を割ったからと言って、危ない会社だから取引を止めるなんてことを言われる懸念はありませんでした。

堂々と手形割引をやっても問題はなかったのですが、手形取引は国の方針もあるのか、手形は事故が起きる懸念や大手企業の事務効率化の流れもあって、電子債権にシフトするようになっています。

でもこの電子債権の普及は広まってきたとはいえ、多くの中小企業が普通に理徴している状況とは程遠いのが実情です。

ご参考に日刊工業新聞の電子債権取引、普及阻む「商慣習」の壁 をご参照ください。


このようなことから、現在、中小企業の資金繰りは、売上回収よりも仕入支払いが先に出る、いわゆるサイト負けすることと、売掛債権を資金調達に利用することが難しいことで、伸びている会社ほど資金繰りが厳しくなっている現状があるのです。
このことが私どもが2社間契約のファクタリングサービスをスタートした基本的な動機です。

後日に続きます。

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2016-04-28 22:53:15

2社間契約のファクタリングサービス 連休の対応について

テーマ:資金調達


4月29日

今日から連休です。

来月の2日と6日を休めば10連休!

休暇を過ごされる方

連休中も休めない仕事をなさっていらっしゃる方

いろいろだと思います。

資金繰りが厳しい中小企業の経営者の方にとっても、少しゆっくりできる時間があるものの、実質的な4月末である5月2日とか6日、あるいは10日の資金繰りのめどが立っていらっしゃらない場合は、連休中も緊張が解けず精神的にきつい時期だと思います。

でも、これから2日や6日実行のファイナンスは、私どものファクタリングに限らず難しいので、現実的には、各個々人の人脈からの資金調達か、ネットから申し込める事業ローンや個人ローン以外の資金調達はできないと思って行動されるようにお願いいたします。

     

私どもの連休の対応をご案内します。

・メールによるご相談やお申込み:連休中も通常と変わらず対応可能

 ご遠慮なくお気軽にbhycom@gmailcom までご連絡をください。

・これからの申込案件の最短実行日 

 私どもで9日以降

 提携会社(審査前の面談不要)で10日以降

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2016-04-28 00:01:01

2社間契約のファクタリング 設立間もない会社のファクタリング

テーマ:資金調達



4月28日

最近、顧客紹介で提携させていただいているファイナンス会社から11月に設立された人材派遣の会社の案件の相談がありました。

決して、決算期を1年経過していないと取り扱いが不可と言うことはないのですが、今回の場合、まだ設立後5ヶ月しか経過しておらず、この段階で、ファクタリング、それも2社間契約のファクタリングと言う、決して調達コストが低くない資金調達を検討しなければならないと言うこと自体、計画性があるとは言えないイメージを持たざるを得ませんでした。

毎月300万円程度の決まった売掛金が発生していて、今後も売上は拡大基調と、会社の状況は、設立後5ヶ月の会社としては悪くないから余計に、私どもとしてはリスクを感じてしまいます。

そもそも、銀行や政府系金融機関から最も融資を受けやすい創業時なのに、保証協会や政府系金融機関を利用できない何か原因となる過去の履歴があるのではないか?

別に過去に金融上のトラブルがあっても、私どものファクタリングは現状が良ければ問題がないのですが、さらにこの案件の場合は現状の把握が決算書がないことから難しいのです。 

そしてもう一つは、資金使途が、人材派遣会社としては大事な経営資源であるはずの人件費の支払いであり、いくら売り上げが拡大基調とは言え、この時期に人件費の支払いがショートする状況は、私どもとしても決して利用していただく会社としてふさわしいとは思えません。

 

試算表はあるのですが、試算表はあくまでも試算表であって、決算書とはその信ぴょう性について比較はできないほど低いです。

さらにこれから数ヶ月先までの資金繰り表を拝見しても、一旦ご利用いただくと私どもを利用しなければならない状況に陥るのは確実なイメージですし、長期のご利用は避けることができないだけでなく、ご利用していただかなくても良くなる時期が見えないのです。

この部分でも決算書があれば、毎月の資金繰り表の販管費等の管理費の把握もできて、年間の収益状況が分かりますが、この部分が弱く、さすがに今回の会社の場合、安心してファクタリングを実行させていただくことはできませんでした。

 

そしてさらにもう一つ。

失礼はお許しいただくとして、人材派遣やコンサル会社など役務提供の会社の売掛債権は、2社間契約の場合、架空債権を捏造しやすいので決算を経過していない会社の取り扱いは非常に難しいのです。

特にコンサル会社については、売掛金の内容が物流が絡むものでない限りお断りしています。

   

以上の点で今回は見送らせていただきました。

 

今日のポイントです。

①決算を経過していない会社の場合、決算を経過している会社以上に、現状の状況が明確に分かる説明が必要。

②信ぴょう性が高い、何回のご利用なのかが明確に分かる資金繰り表が必要。

③人材派遣など役務提供の会社の場合、決算期を経過していない会社の取り扱いは非常に難しい。

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