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2015-10-31 18:43:34

これから年末に向けての資金調達 11 売掛金④

テーマ:資金調達



10月31日

これから年末に向けての資金調達 10 売掛金③ の続きです。

3回にわたって書いてきました売掛金担保融資ですが、旧ガリアプラス方式を踏襲する東京スター銀行やクロネコヤマトの子会社の融資も、債権譲渡禁止条項がある売掛金も担保として見るファイナンス会社の融資も、使い勝手が良いサービスかと言われれば?????というのがここまで紹介した売掛金担保融資の現況です。

 

今日からはファクタリングについてご案内します。

ファクタリングの本来の姿はどういうものかと言えば、これはご利用客・売掛先・ファクタリング会社の3社間で契約して、もちろん売掛先もファクタリング業者への債権譲渡承諾に合意して、売掛金の支払い約定日には売掛先からファクタリング会社に直接送金がある形態がファクタリング本来の姿です。

この資金調達が普通にできるような状況になれば、多くの中小企業の資金繰りの状況は劇的に改善されると思います。

ところが欧米では当たり前のこの形態の資金調達が、日本では非常にマイナーな印象を持たれています。

売掛金担保融資もですが、特にファクタリングに対しては、そこまでして資金調達しなければならないほど資金繰りが厳しい会社なのかと、売掛先も取引銀行も判断しがちで、継続的な取引に対して多大な悪影響を与えることが多いのです。

以前、私はお客様がファクタリングを毛嫌いされるのは、考え過ぎ思い過ぎで、ちゃんと売掛先に話せば理解してくれるぐらいの甘い認識をしていたことがあります。

でも、今年の2月に、2社間契約のファクタリングサービスをスタートしてみて、本当に多くのお客様から3社間契約のファクタリングはまだ利用できる状況ではないと聞き、現在、中小企業が利用できる状況には、まだなっていないと強く認識することになりました。

実際、3社間契約のファクタリングをトライしようと、売掛先に債権譲渡承諾を話した結果、取引が停止されたり、担当者からそんな話を会社にしたら、間違いなく今後の取引に悪影響が出ると警告されたといった話は本当に多く、現実的に中小企業が3社間契約のファクタリングを利用できる状況ではないことがよく分かりました。

また、売掛先だけではなく、取引銀行との間でも、特に融資には悪影響が出てしまった実例を数多く聞きました。 

要は、3社間契約のファクタリングが可能なら、1~3%程度の買取手数料で資金調達できることから、特に支払されるまでのサイトが長くなりがちな大手会社に対する売掛金が多い会社にとって、資金繰りが劇的な改善ができるものの、まだファクタリングは日本では市民権を得ているとは言い難く、現実的な資金調達としては考えることができない中小企業がほとんどであることが分かりました。

手法としてはOKでも、現実的な資金調達とは言えないのです。 

そしてここで出てきたのが、売掛先には内緒で行う2社間契約のファクタリングです。

2社間契約のファクタリングについては次回に続きます。

   

今日のポイントは、

「3社間契約のファクタリングは、まだ現実的な資金調達とは言えない状況にある。」です。

思うように資金調達ができない方へ


銀行への融資を断られた経営者の皆様へ
  

売掛金担保融資とファクタリング【売掛金ファイナンスコラム】vol.1

画期的な売掛金担保融資(1)【売掛金ファイナンスコラム】vol.2

画期的な売掛金担保融資(2)【売掛金ファイナンスコラム】vol.3

戦略的な資金調達の必要性【売掛金ファイナンスコラム】vol.4

2社間契約によるファクタリング(1)【売掛金ファイナンスコラム】vol.5

2社間契約によるファクタリング(2)【売掛金ファイナンスコラム】vol.6

 

実践的資金調達原論 「思うように資金調達ができない方へ」
へそ曲的日々雑感
ウィーン賛歌

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2015-10-31 00:59:27

ファクタリングの新しい提携

テーマ:資金調達



10月31日

今日は「これから年末に向けての資金調達 」シリーズの番外編です。
この度、長年大手ノンバンクで重責を担ってきた方が退職を機にファクタリング業をスタートし、私ども財務会計支援機構と提携しました。

昨日1つ目の成約がありました。

ファクタリング額は250万円、買取手数料は20%で、事務手数料はなしです。

あれ?財務会計支援機構の買取手数料は10%が上限ではないかと思われると思います。

 

ここにこの事業提携の意味があります。

ご存知のような、3社間契約なら1%でのファクタリングも可能です。

ではなぜ、同業他社の中では低いものの、買取手数料が10%になるのかと言えば、イコール、2社間契約のファクタリングはリスクが高くなるため買取手数料も高くなるのです。

何が言いたいかと言うと、2社間契約、つまり、売掛先には内聞で契約するため、売掛金を買取ったことさえ売掛先に認知されず、さらには売掛先からの入金がご利用客の口座を経由して私どもに送金されることから、ご利用客の経営の状況や資金繰りの状況、また代表者がどんな方かを審査しないと買取れない2社間契約では、買取手数料が高くなれば、それだけ買取れる案件の範囲は広がるのです。

分かりやすく書けば、10%の買取手数料では実行できないご利用客の案件でも、買取手数料が20%になれば買取れるのです。

 

このようなことから、一部の同業他社のように、そのHPにファクタリング手数料が1%書きながら、実態は20%どころか、25%も30%も取るような欺瞞だらけの対応をするのではなく、最初から20%が基準で、その代わり10%の買取手数料では実行できない案件にも対応できることを明示してファクタリングを行うところと提携したのです。

 

今日のポイントは次の通りです。

この度新しく、私どもよりも買取手数料の基準が20%と高いファクタリング業者と提携しました。

この提携で、私どもでは実行できなかったお客様にも対応することができるようになりました。

例えば、会社の経営状況云々ではなく、私どもでは取り扱えなかった個人事業主の案件でも、年商が5000万円以下で取り扱えなかった案件にも、また支払手形が存在することで実行できなかった案件にも対応できるようになりました。

 

今回の提携した理由は他にもあります。

ただ、この新しく提携したのは幅広いご利用客にご利用いただけるようになると言うことだけではなく、長いお付き合いの中で、代表者の人格が良いのと、大手ノンバンクで高いポジションにいて、数多くの経験で金融にも精通し、金融に対する見識も高いことから、安心して提携できると思ったからです。

今まで財務会計支援機構のファクタリングでは対応していなかった次のような案件でも検討できるようになりました。

 

・年商が5000万円以下

・個人事業主

・支払手形がある

・実行額が100万円以下

 

一方で、当面ご利用いただける案件の地域は首都圏のお客様の案件限定です。

ご相談はbhycom@gmail.com まで

思うように資金調達ができない方へ

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売掛金担保融資とファクタリング【売掛金ファイナンスコラム】vol.1

画期的な売掛金担保融資(1)【売掛金ファイナンスコラム】vol.2

画期的な売掛金担保融資(2)【売掛金ファイナンスコラム】vol.3

戦略的な資金調達の必要性【売掛金ファイナンスコラム】vol.4

2社間契約によるファクタリング(1)【売掛金ファイナンスコラム】vol.5

2社間契約によるファクタリング(2)【売掛金ファイナンスコラム】vol.6

 

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2015-10-29 02:19:54

これから年末に向けての資金調達 10 売掛金③

テーマ:資金調達


10月29日

前回、売掛金担保融資について次のことをお話ししました。

「東京スターの子会社などが行う売掛金担保融資は譲渡禁止条項がある大手の会社の売掛金ほど担保として見ないため非常に使いづらい。ただ、原契約書がない、あるいは原契約書の中に譲渡禁止条項がない継続的に入金が確認できる売掛金先が数多く存在する会社なら利用できる可能性が高い。

実質上、年商は10億円以上ないと使いにくい。

 

このような東京スターやクロネコヤマトの関連会社が行う旧ガリアプラス方式の売掛担保融資では、資金調達ができない会社が多いことから、一昨年あたり、どこかもう少し現実的な対応ができるところがないかと探していたところ、譲渡禁止条項がついていても、売掛先の与信と売掛金の内容が問題なく、継続的取引先であれば担保として見るファイナンス会社がありました。

実際、一昨年は3000万円とかの金額を打診から実行まで4営業日ぐらいのスピード感でアレンジできたので重宝していた時期がありました。

最近でもこのファイナンス会社はサービスは継続していて、次のような条件の融資を行っています。

 

・融資額 ~5000万円(以前と比較すると1000万円位が現実的)

・金利 年利換算14%台(事務手数料なし)

・初回の返済は5か月均等返済(ロールオーバー可)

・譲渡登記は原則必須で費用として20万円程度負担有

・全国対応可

 

ところが、いくら使い勝手の良い融資を行っていても、貸金業もサービス業ですから、取り扱う社員の質が良いとは言えず、サービスの質はお世辞にも良いとは言えません。

社員全員の質が悪いわけではありませんが、はっきり言って私の好きな会社ではないので、積極的にこの会社でアレンジしていません。

最近、久し振りに1社紹介しましたが、案の定NG。

かなり質の良い会社だったので、この会社をNGにするのなら、どんな会社ならやるのか・・・・。

もうこの会社でアレンジするのは止めようと思いました。

ただ、偉そうに言っても、少なくとも調達コストは私どもの調達コストと比較すれば、同業他社と比較すれば半分ぐらいの調達コストでも、比較にならないほど安いから、条件に合う案件が出てくれば打診はしますが、多分、なんだかんだ言ってNGになるように感じます。

多分資金があまり潤沢ではないのではないかと思ってしまいます。

 

結論。

銀行融資が難しくなった会社にとって、売掛担保融資は非常に難しい。

大手の販売先でも原契約書がない、つまり譲渡禁止条項がない売掛金を保有する会社であれば利用はしやすい。 

思うように資金調達ができない方へ


銀行への融資を断られた経営者の皆様へ
  

売掛金担保融資とファクタリング【売掛金ファイナンスコラム】vol.1

画期的な売掛金担保融資(1)【売掛金ファイナンスコラム】vol.2

画期的な売掛金担保融資(2)【売掛金ファイナンスコラム】vol.3

戦略的な資金調達の必要性【売掛金ファイナンスコラム】vol.4

2社間契約によるファクタリング(1)【売掛金ファイナンスコラム】vol.5

2社間契約によるファクタリング(2)【売掛金ファイナンスコラム】vol.6

 

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