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2008-08-31 12:36:41

明日から本格的な秋の始まりです

テーマ:資金調達

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8月31日

クソ暑かった後、大雨で天候不順だった8月も今日で終わり、

明日から9月が始まり、休暇モードは政治も経済も終わりで、

いよいよ本格的な秋が始まります。
 

ビジネスにおいても、資金調達においても、

決済権者や担当者が休みで話が進まないようなこともなく、

ある意味ホッとしますが、この年の秋から年末年始に掛けての資金調達は、

かなり厳しいものがあると予想されるので、

資金繰りについては、本当に慎重に検討して、

最悪の時にも対応した計画を練っておくことが必要だと思います。

 

公的資金嫌いの私ですが、今の時期はそんな原理的なことを言っている場合ではなく、

正直言って、銀行のプロパー融資やビジネスローンを取り巻く環境は、

それほど好転するとは期待できないので、

中小企業にとっては、公的資金、特に景気対策の支援策頼みの感は否めないように思います。
 

ですから、どのような支援策があるか、常に情報収拾しておく必要があり、

中小企業庁の金融サポートのページ  や、

 

各都道府県及び市の信用保証協会のホームページ。

例えば 東京信用保証協会


各都道府県、市町村などのホームページ。

たとえば、東京都産業労働局 中小企業を応援 の融資のページ


各商工会議所や商工会。たとえば 東京商工会議所の制度融資のページ

 

あるいは東京の場合であれば、各区にも制度融資があるので、

公的資金、制度融資関連のページを常にチェックし、

該当するものがあれば直接担当部署に紹介するなり、

弊社のようなコンサルタントに照会することをマジでお奨めします。
 

それから、本当に新規事業をやろうとか、

保証協会の枠がいっぱいなどで追加融資が難しい状況にある場合は、

下記でもご案内している

 中小企業新事業活動促進法①   中小企業新事業活動促進法②  

を参考にご覧ください。

ともかく、保証協会の保証枠が倍増されたり、

政府系金融機関からの融資が有利になりますし、

こんな金融が締まっている時期には検討して損はないと思います。
 

いずれにしても、資金調達はしばらくの間、厳しい状況が予想されますので、

最悪なことが起きても、対処できるくらいの準備は必要です。

急にお金が足りなくなってからでは、円滑に資金調達がしにくい状況なので、

くれぐれも準備周到でお考えください。

 

もちろん、このような至急の資金についても、ご相談があればお気軽にご連絡ください。

餅屋は餅屋、それなりのメニューは準備しているので、

非常に難しい環境下ではありますが、お手伝いできるケースも多々あります。

ただ、至急の資金な上、既存取引先の金融機関がNGを出しているのに、

「銀行金利程度で至急の資金を」なんて非現実的なご相談にはお応えできないので、

ご了解ください。

 

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2008-08-30 17:57:17

日本○○銀行の借入があると融資はNG

テーマ:資金調達

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8月30日

一昨日も相談に来られたお客様の会社ですが、

営業妨害で訴えられても困るので、日本○○銀行としますが、

ここからの借入があるだけの理由で、数行から融資を断られています。

 

それこそ、目玉売れとか、腎臓売れとかで、

悪名高きノンバンクと同じような扱いをされているから、

びっくりすると同時に情けない銀行ですね。
 

一般的に、今までも金利の高い商工ローンからの借入があると、

ほぼ100%銀行から融資を受けることはできませんでした。

本当はこの銀行の判断自体おかしいと思っていますが、

その理由は、高金利など、ともかく悪い条件でもお金を借りなければならない会社は、

資金繰りも厳しく、融資したら焦げ付くんじゃないかと思っているからで、

まさに触らぬ神にたたりなし的な対応で、芸がないなとは思います。
 

まあこの話しはさておき、銀行なのに、この銀行の融資があるだけで、

他の銀行などが引いてしまうのは、かなり異例なことですし、

優良とは言え、ノンバンクでさえも審査の最終段階で、やはりこの銀行からの融資を見つけて、

融資がNGになったことが数ヶ月前にありました。

その理由を聞いたら、この銀行からの借入のある会社のデフォルト率が高いからとのこと。

やっぱり危ない会社しかこの銀行からお金を借りないのかもしれません。
 

なぜ、この銀行が他の銀行に忌み嫌われるのか、

その理由は、このノンバンクと同じく、

デフォルト率が高いからと判断するからかもしれませんが、

そこまで明瞭に因果関係を掴んでいなくても、

顧客に対する融資条件が普通の銀行とは違って厳しく、

理不尽とも思えるような条件を提示されてまで借りなきゃいけない会社は、

相当資繰りの厳しい会社だと判断されるからだと思います。
 

厳しい条件の内容は、まあこれはこの銀行の本来的なビジネスモデルでもあるので、

仕方のない部分ではあるのですが、

金利がまずは利息制限法の制限いっぱいの15%程度と高いこと。

安い金利が書いてあっても、事務手数料をいっぱい取るので、

実質金利は年利換算で14%台中盤の金利になります。

(事務手数料を8%とも取る銀行って、今まで見たことないですね。叫び
 

それから、何よりも???と思うのは、

債権譲渡に関する契約書類をこの銀行に預けないといけないところで、

一昨日の案件も数ヶ月前の案件も、両方とも債権譲渡登記をされていました。

そもそも、わずか数百万円の融資をするのに、いちいち債権譲渡の書類を取るのは、

この銀行の審査能力に脳がない証拠で、

はっきり言って、質屋さんには失礼ですが、質屋程度のレベルの金貸しというイメージですね。

こんな金貸しのイメージの日本○○銀行なので、

こんなところから借りる会社はダメな会社ということになって、

普通の銀行や優良なノンバンクは貸したがらないのだと思います。
 

さらにこの銀行、そもそも定期預金の金利も異常に高く、

10年の個人向け定期預金だと2.2%で、

メガバンクの0.75%や一部地銀の0.85%、

ジャパンネット銀行(100万円未満)の1.09%を見ても突出しているのが分かります。

まあ、預金金利が高いと言うことは悪いことではなく、

頑張っていて、本来なら賞賛したいところですが、

中途解約はNGな上、なにぶん19年度で開業以来初の黒字転換したばかりの状態で、

よくもこんな銀行にお金を預ける人がいるなと思います。

この銀行の経営が他行と比較して優れて入る結果、

高い金利が可能になっていると言うよりは、

高くしないと預金する人がいないから高くしているのは明らかで、

この部分でも、正直なところ安全な銀行と言うイメージはありませんね。

 

しかしながら、業態は確実に大きくなっていて、

支店も長崎から札幌まで拡大しているのは少し驚きです。

それだけ普通の銀行がお金を貸していないことと、預金金利が低過ぎるからであって、

その間隙を縫って、高い金利でお金を集めて、店舗網を拡げて、

高い金利で貸し付けて運用している、フル回転な経営をしている銀行と言えます。

要は経営に余裕のない体質で、このため回収も相当厳しく、

客とのトラブルが多いのだと思いますが、

私の周囲であったトラブルを見ても、よくも金融庁が経営改善命令など、

何らかの指導を出さないのが不思議で、公開されてないだけかもしれませんが、

この部分は忌憚なく言って不思議でたまらず、創業者の力なのかと、

正直なところ疑問に感じています。

まあ、先行きは??ですが、経営としては頑張っているのかもしれません。

 

いずれにしても、中小企業の資金調達が厳しい今、

中小企業にお金を貸すのは悪いことではありませんが、

この銀行からの融資があると、他の銀行が融資をしないのは、

100%ではありませんが、大枠傾向としてはあると言うことは認識しておく必要があります。
  

まあこの銀行は、銀行と言う名がついているからおかしいので、

商工ローンと考えればよくあるノンバンクで、

この銀行の銀行たる所以は、預金ができる部分だけだと理解すれば良いのだと思います。

本当は他の銀行の判断の方が問題ですが、

この日本○○銀行から融資を受けて、その存在が見つかると、

他の銀行からは融資が受けにくくなることだけは間違いないので、

気をつける必要があると思います。

 

最後に、余談ですが、

この銀行の批判的な記事を書くと、必ず、匿名で脅しのようなメールが届いたり、

わざわざメッセージをしたいだけの理由で、

アメブロに登録したとしか思えない状況でメッセージが届いたり、

コメントを受けていた時はコメントが届きました。(もちろん削除しましたが・・・)

今回は批判と言うよりは、私の周囲で起きたことを客観的に書いたつもりなので、

脅迫メールは来ないかもしれませんが、今度届いたら公開しますね。
 

この銀行の行員なのか、何なのか分かりませんが、けっこう面白いですよ。

今まで来たやつも保存して置けばよかったのですが、

全部削除してしまったので、今から考えると残念です。

 

確か一番最後にもらったメールでは、

この銀行の批判的な記事はいい加減にしておかないと、

あなた(私のことです)にとって良いことはなく、

すでに当局でも登録しているはずですと言うような内容だったと思います。

何が当局なのか知りませんが、馬鹿丸出しの内容だったので、

瞬間湯沸かし器の私は、削除のアイコンを瞬時に十数回強く叩き捲くって削除してしまって、

今残っていないのが残念でなりません。(●´ω`●)ゞ

短気は損気 まさに私のことですね・・・・・・叫び叫び叫び

 

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2008-08-30 01:35:21

新BIS規制が貸し渋りを助長している

テーマ:資金調達

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8月29日

不動産会社や建設会社の倒産が相次いでいます。

今日も海洋土木のりんかい日産建設が東京地裁に会社更生法の手続き開始を申請し、

受理されて倒産しました。負債総額は629億8380万円です。

この会社については分かりませんが、倒産した不動産会社のほとんどが黒字倒産で、

潰れなくても良い会社をなぜ潰すのか、金融庁や銀行の真意が良く分からなかったのですが、

昨日の日経の夕刊になるほどと思える記事がありました。

少し長いので面倒かもしれませんが、興味ある方はぜひお読み願いたいと思います。

では記事をどうぞ。

 

日本の大手銀行が貸出姿勢を厳しくしている。不動産や建設業向けなどでは貸し渋りも見られる
背景には、景気が悪くなると貸し出しが制約される新しい自己資本比率規制(新BIS規制)がある。
(中略)
従来のBIS規制では、国際的な銀行の場合、リスク資産に対する自己資本比率を8%以上にする必要があり、
企業向け融資のリスク量は融資額の100%として計算していた。
ところが邦銀に07年三月期から適用された新BIS規制の場合、リスク量は、企業格付けに応じて、
融資額の20%、50%、100%、150%の四段階に細分化される。
この仕組みでは景気が悪化して企業業績も悪くなると、融資額は同じでも、
格付けの低下に応じてリスク量は一挙に増える。
格下げに伴ってリスク量が50%から100%になれば、
融資額を半分にしないと銀行の自己資本比率は低下する。
晴れた日に貸した傘(融資)を雨の日に取り上げるような態度を制度的に後押ししているのだ。
現在、銀行は新BIS規制下で初めての景気後退を迎えている。
すでに、東京の地価も下がり始めている。不動産会社にとって地価下落の影響は大きく、
銀行は不動産会社の格付けを引き下げた。
それに伴うリスク量の増加を相殺するため、貸し渋りが起きている。
 
難しいのは景気との兼ね合いだ。個別銀行の観点からは、景気後退で焦げ付きそうな債権は極力減らし、
不良債権の増加を未然防止するのが合理的だ。
しかし、銀行が一斉に融資態度を厳しくすると、企業の資金繰り破綻が増え、
景気悪化に拍車がかかりかねない。
(中略)
不良債権を抱えたメガバンクはかつて公的資金で救済され、いまなお法人税を納めていない。
景気後退期に銀行がどういう役割を果たすべきなのか。
貸し渋りの状況次第では、
新BISな銀行規制や銀行に対する税制のあり方も含めて再検討が必要になる。
 

そもそも 新BIS規制とは何かと言う問題ですが、ネットで調べたところ次の記事がありました。 

国際決済銀行(BIS)が導入した新しい自己資本比率規制。従来の貸し倒れなど信用リスクをにらんだ規制に加えて、市場リスクにも耐えられるように自己資本を積み増すことを主眼としており、現行規制より厳しい内容となる。
 日本では2007年3月末から適用された。現行規制に加え、格付けをはじめとする企業の信用度に応じて銀行が融資額などの管理を徹底するよう貸し出しの質の向上も求める。(1)融資先の企業や国の信用度をきめ細かく計測、リスクに応じた自己資本を積むように求める、(2)銀行による内部管理体制の確立と情報開示の徹底、(3)事務処理事故や不正などで損失が発生するオペレーショナルリスクを把握し、適正な自己資本を積むように求める─などがポイント。

 
要は日経の記事にもありますが、同じ融資債権でも、
その会社の格付けに応じてリスク量を変えてカウントするところが、
従来のBIS規制とは違っていて、
確かに景気が上向きの時は、リスク量が旧来の規制よりも軽減されますが、
景気後退が始まると、企業の格付けは下がるところが多いから、
一挙にリスク量が増えて、銀行の自己資本比率は下がってしまいます。
そして、銀行の都合で近視眼的に見れば融資をしないようにするのが、
一番手っ取り早い対処法になります。
 
でも新聞の記事にもあるように、
晴れた日に貸した傘(融資)を雨の日に取り上げることになりますから、
ますます景気後退に拍車がかかり、企業の格付が落ちて、また貸し渋りや貸し剥がしが強化されます。
そして、更に景気後退を生んで、また企業の格付が下がって、また貸し渋りが・・・・・、
と言うような悪い循環が生まれて、日本の景気どころか日本が縮小してしまいます。
 
これで少し分かったような気がしました。
だから、金融庁はこんな厳しい状況なのにこれからヒアリングと言った曖昧な態度になるんですね、
今まで新BIS規制遵守を厳しく言ってきた手前、きつく貸し渋りをしないようにとは言えないし、
アメリカなどから新BIS規制遵守を多分うるさく言われていて、
金融庁は反旗を翻すようなことが言えるはずもなく、
銀行の貸し渋りを放置してきた理由が分かったような気がしました。
 
でも、これじゃ、政治は3流の官製不況と言われても仕方ないし、
銀行の保証協会偏重主義の理由も分かったような気がしました。
 
そもそも、以前のBIS規制も、前回のバブル時、
日本経済、もっと言えば日本の肥大化を恐れたアメリカなどが、
日本経済を潰すために、銀行の融資をやりにくくするBIS規制を、
国際金融の安定のためなんて言う嘘八百をでっち上げて作られたものと言われていて、
ご存知のように失われた10年と言われるような景気低迷期を日本にもたらせた訳ですから、
彼等の目論みは大成功で、ただ容認した日本とは、政治力の差が、大きく出たわけです。
  
今回も同様です。それでなくても比較的自己資本比率の低い日本の銀行ですから、
新BIS規制のように、国や企業の状態をリスク量に反映させるようにすれば、
景気後退時になると貸し渋りになるのはあたり前で、その予防措置を考えていなかったとすれば、
金融庁もしっかりして欲しいと言わざるを得ません。
 
でも、何よりも問題は銀行自身の経営マインドです。
記事にもあるように自分の危機は税金で助けられたり、
預金金利も上げないし、税制でも助けられているのに、
国が衰退するようなことを自分の都合だけで、徹底してやっているとしたら、
情けない心のない企業と言えませんか。
このような事態を生む最近の銀行経営者はサラリーマン化していて、
自行の業績やリスクにだけ近視眼的に興味があるようで、
日本のこと、社会のこと、経済のことなぞ知っちゃいないようで、
まさに経営者になっても、担当者と同じレベルの思考法しかできない人が多いのではないでしょうか。
こんな経営者が、現在の不動産会社や建設会社だけでなく、
前年対比で全体でも倒産企業が増えている大きな原因を作っているのは間違いなく、
日本経済の癌かもしれないですね。
 
実際、銀行、特にメガバンクは絶対に他の企業から経営者を招くようなことをしないから、
数字を作る達人しか経営者にならず、その経営だって、
銀行の数字を作ることだけしか頭になく、このような経営が永遠に続きます。
これはかなり憂慮すべきことだと思ってしまいます。
過去のバブル崩壊時の学習効果があって、
今回はハードランディングしか生まない馬鹿みたいなことはしないだろうと思っていたのに、
現状はまた新しい新BIS規制と言うものが原因となって、
貸し渋りに拍車を掛けて、黒字の上場企業まで潰してしまうんだから、
無能としか言えないですね。
今の銀行経営者は本当に縮小均衡しか考え付かない無能力者でしかありません。
こんなことなら、公的資金など入れず、外国の銀行にでもなっていたj方がマシと、
文句も言いたくないませんか。
  
さすがに政府も今の状況はやばいと、やっと思ったらしく、
公的な支援策を、総選挙対策もあって、多分、多少は本気で取り組むと思うので、
中小企業はこれから年末に向かって、この動向には注意する必要があると思います。
無能力で不見識な経営者が経営する、
銀行のビジネスローンやプロパー融資が盛んに行われることなんか期待できないので・・・・。
  

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