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2008-05-31 12:55:09

過剰反応な銀行の対応が少しは変わるかも  不動産融資

テーマ:資金調達



5月31日

少し氷河地代のような状況になっている不動産業界には、

ひょっとすると明るい話題かもしれません。

今日の日経の朝刊の経済面の記事で次のような記事がありました。

題名は 「不動産融資の抑制 指導の考えない」金融副大臣が表明

と言うものです。


30日に仙台で行われた東北地方の金融機関との意見交換会で、

山本金融副大臣が

「金融庁が不動産業界への融資を抑制するように指導することは一切ない」と言ったようで、

過剰な信用収縮をけん制したと見られると言うものです。

さらに記事では、金融庁が2006年後半から2007年前半にかけて、

大手行による不動産投融資へのリスク管理の状態を確認するなどして、

不動産市場に警鐘を鳴らしたことが、

銀行界が過剰反応して「金融庁が不動産融資引き締めに動いた」と受け取られ、

2008年3月期末の融資残高の伸びが前年度に対して急速に鈍化したことで、

過度の信用収縮を警戒したものと思われます。


この表明は大歓迎だけれど、遅い、遅すぎますよね。

不動産業界はそれでなくても昨年の国交省の建築基準法改正による運用失敗で、

多くの中小の建築業者やマンションデベやハウスメーカーに、

多大な損害を与えた上に、融資まで結果として絞ったのだから、

まったく政府の判断ミスは大きく、多分官僚の判断が大きいと思いますが、

不動産業界は確かに加熱はしていたけれど、

ここまで雁字搦めにしたら、潰れなくても良い会社がつぶれ、

不動産の流通だって止まってしまいます。

まさに官製不況の見本のような状況が、不動産業界にはあったので、

この意味では、遅きに失した感はあるものの、大歓迎です。

 

副大臣の談話と言うところに、政府の及び腰なところが垣間見えますが、

金融庁が、今の何でもかんでも不動産業界への融資はNGという状態はおかしいと、

渡辺金融担当大臣の談話として、メガバンクなどの頭取を集めて言えば、

銀行はまた過剰反応して、その意志に沿うように方向大転換をするから、

いまの不動産不況も少しは和らぐと思います。

 

ただ銀行と言うところは困ったところで、

不動産融資の残高を高めないといけないとなったら、

いかにも不動産の収益性を無視した、それこそ投機の様な案件にも、

また貸して実績作りをしたがるから気をつけないといけないと思いますが、

本当に収益性が保てる、真っ当な物件取引ついては、

絶対に融資の扉を閉ざすべきではないと思うので、

今日ご紹介した談話がきっかけとなって、良い方向になれば良いと本当に思います。


予定していた、昨日の弊社がお手伝いできることの続きは明日に書きますね。

 


メモ

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2008-05-31 02:51:15

弊社のお手伝いできることは・・・

テーマ:資金調達


5月30日

前回の、「資金調達で信じてはいけない話」では、

銀行と強い人脈があるから融資が通しやすいと言うような話は、

嘘っぱちなので気をつけてくださいと言うことをお話しましたが、

では、弊社はお客様に対して何がサービスできるのかをお話しないと、

弊社の存在意義はなくなってしまいますよね。叫び

今日は、弊社が普通の中小企業のお客様に対して、お手伝いできているのはどのようなことか、

書いていきたいと思います。


ご相談を受けるお客様を見てまず感じるのは、

自分の会社が、現状のままで、まずは資金調達ができるのか?

その額と方法は?

と言うことを具体的に理解している方はほとんどないように思うことです。
 

また、面談をさせていただく時、

ほとんどの場合、一度や二度は、金融機関からNGを受けていることが大半で、

金融機関はNGの場合、何を恐れているのか分りませんが、

なぜか、なぜNGであったか、その理由をはっきり言わないから、

資金調達できるように改善する具体的な方法が分らないでいることも多いですね。

 

この部分は、もし金融機関の方がお読みであれば、ぜひお願いしたいのですが、

なぜ、どの部分がNGなのか、詳しく断るときお話できないのでしょうか?

金融機関からすれば、取引できない相手だから、

相手の心象を悪くするNGの理由など言わなくても良いと言う理屈かもしれませんし、

何か言ってはならない理由があるのだと思うのですが、

このことはお客からすれば、本当に大迷惑で、

できれば詳しく言ってあげるように変わればといつも思います。

実際顧客に聞いても、ダメな理由をはっきり言って欲しいと思っているケースは非常に多く、

これは私の記憶違いかもしれませんが、

以前、何か新聞の小さな記事で、融資を断る場合、

顧客からなぜダメなのか聞かれたら、

誠実に丁寧に対応するよう金融庁が指導したとか、

通達を出したというような記事を読んだ記憶があるのですが、

ネットでいろいろ検索をしてみてもよく分からないので何とも言えませんが、

記憶違いでなければこれは当然の措置だと思います。

ただ、確かに個人情報保護の問題から、

例えば役員の中に、超ブラックリストの人物がいた場合、

この情報を社長に伝えるのは、確かに問題がないかと言えばあるので、

すべて開示しろとは言いませんが、

このような社長以外の個人情報の問題以外は、

たとえば社長の金融履歴が問題であるのなら、

本人には絶対に言ってあげるべきだと私は思います。

まして財務内容の問題点なら、NGな問題点は聞かれたら教えてあげて欲しいと思います。
 

本当にこの部分は重要で、どこが問題点が分っただけで、

資金調達の道が大きく開けると思うからです。

改善すべき問題点が分ることはとても重要で、まず弊社が顧客にできることはこのポイントです。


なぜ分るかと言えば、だいたい、金融機関は審査するところがそれほど違わないから、です。

もちろん社長や役員の個人情報は分るわけがありませんが、

会社の状況や財務内容やチェックされるポイントは分るから、

これらの部分がOKであれば、後は会社の属性や経営者の個人情報の問題になるから、

消去法で会社か役員か株主か取引相手の属性問題がNGの理由とほぼ特定できるわけです。 

このようなことを最初の面談でほぼ説明することがまず一つ目のサービスです。

 

そして二つ目は、銀行融資以外の資金調達の案内とその可能性の案内です。

多くの中小企業の資金調達の多くは銀行、信金などと、

いわゆる商工ローン系の事業ローンがほとんどですが、

単純な融資以外の資金調達も多様化してきているし、

知られていない優良なノンバンクやキャピタルもあるし、

この点の案内と、何よりも会社の現状や資金使途によって、

相応しい資金調達の案内しています。

 

たとえば支払い代行の会社のサービスを使って、

1~3ヶ月くらいの超短期の資金調達が可能になることがありますが、

このサービスも数ヵ月後に本当に入金がある場合は、

ものすごく効果があるし安全なのですが、

入金のあてがないのに、このサービスを利用すると、

また数ヵ月後に同様のサービスを受けるか、他のところからの資金調達が必要になります。

1回の利用なら、支払い代行してくれる金額の2.5%~7%で終るので、

年利換算すると安い調達コストではありませんが、

他の調達と比較すると比較的短期間に融資が実行されるし、

商工ローンのような社外保証人が必要であったりしないのでお奨めできますが、

これを何回も、極端な話、毎月利用したら、1回の利用なら2.5%でも、

2.5%×12回=30%になってしまいます。

このように資金調達には、会社の状況によって、使って良い場合とダメな場合があるので、

このあたりの案内も重要なサービスになっていると思います。

それから、次の問題は会社の状況や財務内容などに問題点がある場合は、

どのように改善する必要があるかの助言が3つ目のサービスになります。

 

このブログでは何度も書いていますが、

まず銀行などに融資を打診する時、一番大切なのは決算書です。

もちろん融資に限らず決算書は資金調達の重要なポイントで、

だから金融機関から見た時、好印象を与える決算書の存在は大きく、

理想の決算書近づけるためには、何をすれば良いかをご案内します。

本来ならこんなことがサービスの対象になること自体???とも思うのですが、

この仕事をしていて思うのは、本当に資金調達にとって良い決算書が少ないと言うことです。

この点は失礼を承知しながら言うと、税理士の先生方も理解が薄い場合が多く、

融資の需要な審査ポイントとなる流動比率を、

わざわざ悪くするような処理をしてある決算書はとても多く、本当に驚きます。

1年以内に返さなくても良く、どちらかと言えば資本金に近い性格の、

社長や親族や協力者からの借入を短期借入金でなぜ計上するのか私には理解不能です。

これを改善するだけでずいぶん違います。


ではまずい決算書の例を少し上げてみますね。

・税理士の署名のない決算書

・社長からの借入を短期借入金にしている決算書

・訳の分らない流動資産がいっぱいある決算書

・原価償却費がまったく計上されていない決算書

・商工ローンの名前がばっちり勘定科目明細に書いてある決算書

・現金が過大な決算書

・けっこうな業態なのに資本金が1000万円の決算書

・売上と比較して利益が小さな決算書  などなど


好印象を与えない決算書はいっぱいです。

この決算書の案内は面談時にかなりの時間をさいてアドバイスしています。

そして4つ目以降のサービスは明日に続きます。


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2008-05-29 15:23:22

船場吉兆

テーマ:日々のことから

5月29日

やっぱりと言うか、別に潰れることを喜ぶわけではありませんが、

船場吉兆が廃業することを発表しました。

有名な話なので、ご存知とは思いますが、念のために記事をどうぞ。

 

産地偽装などが相次いで発覚し、経営再建中だった高級料亭「船場吉兆」(大阪市中央区)は28日、経営再建を断念し、廃業することを明らかにした。湯木佐知子社長が同日午後、大阪市内で会見して発表した。大阪府警の強制捜査を受けて一時休止していた本店と博多店(福岡市)の料亭の営業を今年1月から順次再開していたが、客の食べ残した料理を使い回していたことが今月初めに発覚し、客離れがさらに進んでいた。

湯木社長は会見で一連の不祥事について謝罪し、「もはやこのような状況のもとで吉兆というのれんを用いて営業することは、社会的にも許されないものと考え、本日、この名称は自主的に返上することにしました」と頭を下げた。使い回しの発覚後、客の予約状況が半分から3分の1まで減ったことを明らかにした。代理人弁護士によると、本店での使い回しは14年前から続いていたという。

 船場吉兆をめぐっては昨年10月以降、福岡市の百貨店内にある天神店で消費・賞味期限切れの菓子や総菜を販売していたことが発覚。11月には本店でも贈答用商品などで九州産の牛肉を「但馬牛」と表示したり、ブロイラーを地鶏として客に提供したりしていた偽装が次々と判明した。

 大阪府警が同月、牛肉偽装について不正競争防止法違反の容疑で本店などを強制捜査。営業休止に追い込まれた。

 今年1月、民事再生法の適用を大阪地裁に申請。湯木正徳社長が辞任し、妻で女将(おかみ)の佐知子氏が新社長に就任した。大阪と福岡にあった計4店のうち本店と博多店の料亭の営業を順次再開したが、5月には、営業休止前に客が食べ残した料理を別の客に提供していたことが発覚。客離れが加速していた。

 「吉兆」は、料理人で文化功労者の故・湯木貞一氏が1930年に大阪市で創業。その子どもたちがのれん分けする形で、船場吉兆のほか「本吉兆」「神戸吉兆」「京都吉兆」「東京吉兆」が91年に設立された。五つの吉兆の間には直接の資本関係はない。


先日も書きましたが、賞味期限のシール張替えや、産地偽装の問題も大問題にしても、

食べ残しの使い回しは致命傷になると思っていたら、

やはり、使いまわしが公になってから、記事にもあるように、

予約状況が半分から3分の1まで減ったみたいですね。

私も刺身を使いまわしていた記事を読んだだけで、

過敏なのかもしれませんが、もどしそうになりましたから、

いくら馴染みの客で応援しようと思っていたお客も、使い回しだけは容認できなかったようです。


今日の記事で本当に驚いたのは、

このような残り物の使い回しが14年前からやっていたと言う事実です。

最初は苦労知らずの二人の息子がのれんに対する責任の欠如やお客をなめ、

阿呆なことをしたのかと思っていたら、前社長(女将の旦那)や現社長(女将)も容認と言うか、

むしろ首謀者として関わっていたようで、これには心底驚きましたね。
 

たまたま私の生家も大阪の料亭で、私の母が吉兆の創業者とも親しかったし、

時々は吉兆に仕出しをお願いしていたこともあったので、

吉兆のすごさ、料理に対する厳しさ、板場(料理人)に対する厳しい修行については、

けっこう理解している方なので、余計に食べ残しの使い回しを14年もしていた事実には、

驚いてしまいますね。
 

賞味期限のシールの張替えの頃は、

まだ、あの馬鹿息子(営業時間中に店内で従業員の面接をしていた次男)が、

社会や客をなめたことしやがって、親も馬鹿な息子を持って大変だな位に思っていました。

さらに産地偽装も、次男もアホだと思ったら、長男もアホなんだ、

でも吉兆ののれんの重さを知る両親はもっとよく監視しないとね位の感覚だったのですが、

この時の、記者会見で厳しい質問の答えに窮した長男に一言一句耳打ちしていた女将を見て、

このおばさんも創業者の三女で、もう少しまともかと思っていたのに、

どうしようもない息子のさすが母親だなと・・・・

創業者の厳しい修行に打ち勝った娘婿(前社長)は、女将に頭が上がらないのかな・・・

 

さらに、使い回しが発覚した時も、すべての責任を前社長に押し付けるから、

娘婿の悲哀でかわいそうだ位に思っていたものです。

 

でも、今日の記事を読んで見ると、

14年も前から残りものの使い回しをしていたわけですから、

完璧に首謀者としか思えないから、これは根深いなと思いましたね。
 

今から14年前と言えば、1994年ですが、この頃はバブル崩壊の後遺症が顕著に出てきた頃で、

私も苦しい頃で、取引銀行と交渉を重ねていた頃です。

まあ、この交渉が上手くいかず、この銀行と大変な係争に発展するわけですが、

船場吉兆の使い回しが14年前と言うのが事実なら、

バブル崩壊で船場吉兆でも、かなり厳しかった頃じゃないかと思います。

確かに船場吉兆は他のグループ会社と比較すれば、

規模も業績も店舗も中途半端な感じだったから、

バブル崩壊の余波をモロに受けていたことは想像できます。
 

だから、経済的なことが食べ残しの使い回しのきっかけだったのかもしれません。

でもね・・・・、それこそ料理とのれんを大切さを、

創業者から厳しくたたみ込まれていた娘婿の前社長が、

経済的に苦しいから、使える食べ残しは次の客に出したって良いと、

短絡的に考えたことが、どうしても私には違和感を感じてしまいます。

  

でも刺身も嫌だけど、このわたもやっていたと聞いてますます叫び叫び叫び

多分、綺麗に盛られた八寸の中に小さな器で客に出していたと思いますが、

少しでも客が食べていれば分りますが、

箸の先をちょっとつけたくらいなら、時間が経てばたぶん箸が付つられたかどうかは、

分らないと思います。

私はこのわたが大好物なので、他の吉兆ですが、喜んで食べていましたが、

客の箸がつけられていたと思うと、このわたの見た目や味から考えて、

これは刺身以上に気持ち悪いですね。
 

だから、船場吉兆が食べ残しの使い回しが致命傷になったことは当然で、

多分私みたいに、思い出して気持ち悪がった客は多いと思います。
 

こんなことを書くと、船場吉兆以外の吉兆に告訴されるかもしれません。

でも、あくまでも私の想像ですが、

飲食店ではこのような箸を付けられなかった料理の使い回しは、

みんな黙っているけれど、けっこう常態化していることのような気がします。

吉兆も創業者時代から、船場吉兆ほどの状況ではないかもしれませんが、

この習慣は他の店同様あったんじゃないかと思います。

でなければ娘婿が首謀者だと、理屈に合わないと思うのです。

それに、他の吉兆のグループ会社のこの問題に対する声が、

ことの重大性と比較して、どうも小さすぎるように思ってしまいます。

同業他社の声も、マスコミが取材しないのかもしれないけれど、

こちらも声が小さい・・・・・

私が意地悪なのかも知れませんが、自分もまったく白じゃないから言えないのかも・・・・

と思っています。

たまたま、船場吉兆が従業員とのトラブルがあって内部告発されたから出ただけで、

下手のことは言えないなと思っているように思えてならないのですが・・・・・

 

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