1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >> ▼ /
2005-11-30 01:48:40

三井住友銀行の排除勧告

テーマ:ブログ

11月29日

 

 

              

 

以前も記事になった時に触れましたが、

融資をする引き換えに、スワップと言う金融派生商品を売りつけたことが、

優先的地位を利用した取引であるとして、

公取委より排除勧告を受けるという記事が27日の日経に載っていました。。

 

匿名でこのブログを書くので忌憚なく書けるのですが、

三井住友銀行のこのスワップ販売は、

多額の融資額の場合は、ほぼ登場した、

顧客にとっては全くニーズのない魔の商品の売りつけであったと言えます。

せっかく金利がノンバンクより低くても、

こんな余計な商品を買わされ、最悪の状況になれば、返ってコストがかかる懸念があり、

誰も買わないから、融資とバーターで押し付け販売をしていたわけです。

 

記事によると全国各地の複数の部で行われていたと控えめに書いていますが、

私の印象では、ほぼ全ての法人営業部が恒常的にやっていたと言う印象を持っています。

 

このスワップ以外にも、保険の販売も合わせてする場合も多く、

他の銀行でもやっているのでしょうが、

さすがはガメツイ旧住友銀行のDNAを受け継ぐ銀行だけあって、

やり方も徹底していて、内部情報ですが、

法人営業部のスタッフに、融資の実行額以外にも、

このようなフィーを稼ぐ商品のノルマも確実に課していたことは間違いのない事実です。

融資の担当者に関連販売商品のノルマを課すなんて、本当にセンスの無さが伺えます。

バーターで押し付け販売を奨励しているようなものなので、

このような事態が起こるのは時間の問題であったと思います。

 

(キャッシュカードのトラブル、保険会社による保険料未払いの件も含め、

本当に日本の金融機関はかなり遅れているといわざるを得ません。)

 

確かに三井住友銀行は、すごくアグレッシブで、中小企業への融資にも非常に積極的で、

お勧めの銀行ではあるのですが、

このような顧客とバーターで顧客のニーズのない商品を、

強引に売りつける行為は、いかにも前時代的で、もういい加減にしろと言いたくなります。

 

以前オリックスが、融資やリースをすると、

やはり同様に、信じられない高額の生命保険を売りつけ、顧客が逃げたのは記憶に新しいところです。

 

弊社は両社ともお付き合いは密で、だからこそ言いたいのですが、

もう以前のように、融資をするからといって、強制的に余計な商品を売るようなことに

顧客が従順に従う時代ではなくなったことを、早く自覚するべきです。

両社とも非常に良いサービスをするだけに残念に思います。

 

多分今回の三井住友銀行の場合は、顧客の垂れ込みが相次いで、

公取委も重い腰を上げたのだと思いますが、

時代は違いますが、前職の時、

取引のあった都市銀行のあまりの不法行為に、公取委にも行ったのですが、

まったく門前払い的にあしらわれたことを考えると、隔世の感ありますが、

余程垂れ込まれた数が多かったのだと思います。(笑)

 

国からの締め付けで、革新的な商品やサービスを提供できない厳しい状況は理解するところですが、

顧客に不要な商品を無理やり売った高収益を自慢していても、

こんなことがベースの高収益なんて継続性がないのですから、

もっと他の業界のように、顧客にメリットを提供するサービスで、

高収益な会社にして欲しいものです。

 

やはり他の業界のように、国際的な競争がない温室育ちの金融機関は、

まだまだ発想力も努力も足りないのではないかと思います。

 

顧客を批判する評論家であっても、経営者たる人材が不足しているのかもしれません。

銀行出身の名経営者なんて誰かいましたっけ?

僕の記憶では、今は思い浮かべられません。

 

 

お願い!

 お一人でも多くの方にお読みいただけますよう、ブログランキングに参加しています。

 大変お手数ですが、次の二つのランキングをクリックしていただけるようお願いいたします。

       人気ブログランキング       有名ブログランキング

 

            ☆クリックありがとうございました。

 


ご案内!

 このブログでご案内している銀行融資を、どうすれば受けやすくなるかと言うポイントについて、

 1時間30分にまとめたCDです。詳細は次のアイコンをクリックなさってください。

                 CD

いいね!した人  |  リブログ(0)
2005-11-28 17:30:21

起業バカという本

テーマ:日々のことから

11月28日

 

                     

 

今日書店を覗くと「起業バカ」と言う本がありました。

続編も出ているようなので、結構売れている本かもしれません。

 

私も結構本を読む方ですが、全ての本を読むことはできないので、

本の表紙、目次、帯、カバーなどを読んで、

中の数ページをぱらぱらと読み、購入するかしないかを決めるのは多くの方と同じです。

 

この本を最後まで読めば違ったことが書いてあるのかもしれないので、

この本を批判したり、賛辞を送ることが真意ではありませんが、

目に付いた箇所を並べてみると

「起業起業と薦める風潮があるが、自分もやってみて分かったが、起業すれば地獄」

「成功するのは1500人に1人」

「起業と言う風潮に騙されてはいけない」などなど

少なくとも、起業を積極的に薦めている本ではなさそうです。

 

この著者の意図は何度も繰り返しますが真意は分かりませんが、

上記3つの「」の部分を見ての感想を書きたいのですが、

私見を言えば、至極当たり前のことを、なんでいまさらと言うのが率直な感想です。

 

以前あったような、会社に入社すれば、

能力や実績に関係なく、ある程度階段を上るように、

肩書きも上がり、給料も上がると言った良きサラリーマン時代をベースにしての主張と感じました。

 

成功と言うレベルが、どの程度かは別として、

起業して成功者が1500人に1人というのは、

毎日起業した方や、ご自分で長年経営している方を見ていると、

この数字はかなり大げさです。

 

もちろんソフトバンクや楽天のレベルと言うことであれば、

もっと大変厳しい率になると思いますが、

実際はそんなに成功への確率は悪くないと言うのが私のまず第一の感想です。

 

それから起業すればしたで地獄と言うのは、

これは全く甘ちゃん的発想と言わざるを得ません。

起業すれば、これは当たり前です。

でもこの地獄的な状況をどのように捉え対処していくことが大切で、

地獄と思って、起業したことを後悔して、日夜起こる様々な課題を受動的に見るか、

よっしゃと次へのステップと捉えて積極的に見て、達成感を得るために嬉々として対処するかによって、

結果は大きく変わります。

 

考えてみれば起業した当初は、人 モノ カネ 情報の4つの経営資源なんて、

どの分野もたいしたことがないのはあたり前で、

本当に土日も忘れて、極端に言えば寝食も忘れて取り組んでも、

まだまだ十分でないのが起業したての時代です。 

 

ゼロに近いレベルから発展していくのですから、

相当の覚悟でやらないといけないのは当たり前で、

この本も、ただ起業起業という風潮だけで安易に起業することを戒めているのが著者の真意であれば、

この部分は私も賛同します。

 

だから公的資金不要だと言う私の偏見にもつながるのですが、

4つの経営資源の中のカネの部分も、

ただ日夜努力をしていれば、自然にどの会社にも平等に与えられるものではないと言うことを

私は一番言いたいのです。

 

会社を作って、継続的な努力さえしていれば、

資金調達も自動的にできると言うものではなく、

資金調達も他の分野と同じように、相当戦略的に計画をして取り組まないと、

事業運営に必要な資金調達などできません。

 

この部分をもう少し実例をあげながら、明日もご案内したいと思います。


 


お願い!

 お一人でも多くの方にお読みいただけますよう、ブログランキングに参加しています。

 大変お手数ですが、次の二つのランキングをクリックしていただけるようお願いいたします。

       人気ブログランキング       有名ブログランキング

 

            ☆クリックありがとうございました。

 


ご案内!

 このブログでご案内している銀行融資を、どうすれば受けやすくなるかと言うポイントについて、

 1時間30分にまとめたCDです。詳細は次のアイコンをクリックなさってください。

                 CD

いいね!した人  |  リブログ(0)
2005-11-27 20:27:27

公的資金について

テーマ:ブログ

11月27日

 

                

 

昨日は保証協会の保証付き融資と言うものが、

銀行の小口融資のノウハウ構築を妨げていると言う点について書きました。

 

今日の日経の朝刊3面に掲載されていた記事、「融資リストのささやき」をご覧になったでしょうか?

ご覧頂くと分かりますが日本政策投資銀行の融資先のリストが載っています。

有力企業ばかりで、戦後復興真っ只中の時代ならともかく、

自前の社債など様々な方法で調達できる企業ばかりなのに????と言う印象を持ちます。

 

この記事でも、これらの企業が社債を発行するよりも有利な条件で融資したこと。

そしてこのことが日本の社債市場の発展の大きな妨げになったとこと。

明らかに補填する必要のない企業に対して、財投資金で補填し、財政の悪化の一因にもなり、

社債市場の発展と、これら企業の社債などによる調達ノウハウの構築を結果的に妨げになっていると言うことが書かれてあり、私も全く同感と思いました。

 

この記事にも書いてありますが、最近は法人税率も低くなっているので、

これら有力企業を本来企業が負担すべき調達コストをなぜ公的資金で補填する必要があるのか、

このあたりが私は公的資金の問題点で、もう不要だと言いたいのです。

 

さらに、軽々に言うことでもないかもしれませんが、

弊社の案件に限って言えば、

必ずこのような資金には、地方議員、国会議員の政治家の影がちらつくことです。

政治家の元秘書という人々も結構公的資金の周辺には見え隠れし、

本当にクリアでないイメージがあります。

 

もう一つ言えば、

政策投資銀行、中小企業金融公庫、商工中金、国民生活金融公庫。

これらの金融機関の特徴は金利が安いことです。

誤解を恐れずに言えば、安すぎるといって良いと思います。

 

もちろん公的資金は戦後日本のインフラや産業育成には大きな働きを持ったことは否定しません。

しかし、現在、有力企業は別にこのような資金を使わなくても調達に事欠くことはないので、

もうこんな馬鹿馬鹿しい制度は不要ではないかということが一つです。


では、弱小企業や設立間もない企業への資金調達にとってはどうかと言えば、

現時点では、間違いなく役立っていると思います。

代表的なものが国民生活金融公庫と保証協会制度だと思います。

 

しかしながら、後者は昨日書きましたように、

日本の金融機関の小口融資のノウハウ構築の妨げになっていること、

ブログに頂いたコメントにもあるように、コンサルタントの介入を異様に嫌がるくせに、

政治家の介入には非常に弱腰である不明瞭な部分もあって、

公的な資金に余裕がない現在、早急にこの部分は民間に移行すべきであるという感想を持ちます。

 

国金に関して言えば、設立間もない会社に対して従来通りの小額低利融資にプラスして、

リスクに応じてもっと金利が高くても良いので、

もっとスピーディーにしかも高額の融資も検討できるようなサービスをプラスして欲しいと思います。


しかしながら、本来はこの部分、とくにプラスしたサービスの部分は、

本来は民間の金融機関が取り組まねばならないマーケットで、

まして有担保の案件なんて、国金じゃなく銀行がもっと積極的にやらないといけない部分だと思います。

 

最後に言いたいのは、非常に誤解を生むことを書くのですが、

国金の横並一律低金利融資は、発展させる意欲のある会社にとって、

長い目で見ると決して良いものではないということです。

それは、会社は金モノ人+情報の4つの経営資源を最大限に生かして発展していくものですが、

この発展に、会社にとっては居心地の良い低金利の国金との取引は、

これに麻痺してしまうと、本当に高額な資金やスピードある資金調達が必要になった時、

あまりの調達コストの高さにのみ驚き、上手く対応できない懸念があるからです。

まして、今はゼロ金利と言われる、非常に金利水準が異常に低い時期なので、

このような環境に慣れてしまうと、調達コストは低くて当たり前と言う固定概念ができてしまい、

金利はこれ以上上がることはあっても下がることのない状況では、

あまりにも居心地の良い環境に慣れて、その判断を狂わせてしまう懸念が出てきます。

 

さらに、国金のみでは対応のできない資金調達に直面した時、

自分の会社の信用力に応じて金利水準など条件が決まると言う、

至極当たり前のことが認識できない、言わば温室育ちになってしまうことが二つ目の懸念です。

 

また、誰の目から見ても、政府系金融機関は縮小はあっても拡大はない現状なので、

私は弊社の顧客には、公的資金は余程の必要性や合理性がない限り、頼ることをお薦めしませんし、

公的金融でお手伝いをしていない理由なのです。

 

お願い!

 お一人でも多くの方にお読みいただけますよう、ブログランキングに参加しています。

 大変お手数ですが、次の二つのランキングをクリックしていただけるようお願いいたします。

       人気ブログランキング       有名ブログランキング

 

            ☆クリックありがとうございました。

 


ご案内!

 このブログでご案内している銀行融資を、どうすれば受けやすくなるかと言うポイントについて、

 1時間30分にまとめたCDです。詳細は次のアイコンをクリックなさってください。

                 CD


 



いいね!した人  |  リブログ(0)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >> ▼ /