私立高校の運営補助金として支出する私学助成(経常費助成)について、大阪府は、スポーツや進学で優れた結果を残した学校に助成額を加算する実績評価制度を来年度から導入する方針を固めた。

 「生き残れない学校には退場していただく」と明言し、学校間の競争を促す橋下徹知事による高校改革の一環。公立高では今年度からすでに、進学実績の高い学校などに予算を手厚く配分しており、今後、公立、私立を巻き込んだ優秀な生徒の獲得競争が激しくなりそうだ。

 府が評価項目に想定するのは、▽有名大学への進学実績▽野球やラグビーなどスポーツの全国大会の成績▽就職内定率――など。結果の優秀さに応じて助成額に“ボーナス”を上乗せする。日本私立中学高等学校連合会は「聞いたことがない制度。極めて珍しいのではないか」としている。

 上乗せ額は未定だが、財源は、財政再建に伴って2008年度から10%カットしている私学助成の減額分を一部復活させることなどが検討されている。

 府内の私立高校96校に対する10年度の経常費助成は計約228億円で、生徒1人当たり平均約28万円。原則として生徒数や教員数に応じて配分され、授業内容やクラブ活動を充実させても上乗せはなかった。

 橋下知事は府議会などでこうした配分基準を、「生徒や保護者の視点でなく、行政の論理」と批判。「重要なのは切磋琢磨(せっさたくま)。経営が成り立たなくなる学校が出ても、やむを得ない」と述べ、競争を促す考えを明らかにしていた。

 一方、府立高校では、高い進学実績を上げてきた北野、天王寺など10校を「進学指導特色校」に指定し、今年度予算で授業をネット中継するための費用など約1億円を計上。バレーボール全国大会やピアノコンクールで優秀な成績を上げた学校には計約3000万円が配分された。

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