全世界で600万部発行の話題作となった1冊 『Wonder ワンダー』

 

 作:R・J・パラシオ  

 訳:中井 はるの  

 出版社:ほるぷ出版  

 本体価格:¥1,500+税  
 発行日:2015年07月18日 

 ISBN:9784593534951

 

 

 

 

 

 

 

 

みなさま、もう読まれた方も多くいらっしゃると思います。

一度ブックハウスカフェでもブックトークの会をしてみたいと思っていた本で、なんというか、いろんな方に読んだ感想を聞いてみたい1冊なのですよね。

 

その『Wonder ワンダー』の続編が2017年7月に出ます。

 

『もうひとつのWonderワンダー』

 作:R・J・パラシオ 訳:中井 はるの  出版社:ほるぷ出版  

本体価格:¥1,500+税  ISBN:9784593535224

 

 1作目の『Wonder ワンダー』は主人公オーガストと彼と交差する人たちそれぞれの心情を描いたもの。お姉さんのヴィア、友人のサマー、ジャック・・・人物が一章ずつ、登場人物同士で共有する物事や様々なことを一人称で語るところは非常に読みごたえがあります。

 

さて、邦訳2作目『もうひとつのWonder ワンダー』は。

 

オーガストをいじめるジュリアン、オーガストの幼馴染のクリストファー、優等生のシャーロットの3人の視点で書かれている、これまた非常に興味深い物語になっています。いじめっ子のジュリアンのことは書かない、と作者のパラシオは1作目の時に宣言していたにも関わらずこうして書くことになったのはなぜなのか。本国でも様々な問題提起となったそうで、現代社会に生きる我々に何かを問いかけるような物語です。

 

あらすじを知ると読むのをためらってしまう人がいてもおかしくないようなセンセーショナルな設定ですが、逆にそれがもったいないほど、パラシオさんの構成力、文章力、設定のたくみさなど純粋に物語としてとても良く出来ていて、それがこれらの本の真の魅力なんだと思います。

 

作者はニューヨークに住んでいて、この物語は元は英語で書かれています。なのでこの物語が日本語で読めるということは日本語を母国語としている人にはとってもラッキー。すべての海外書物が日本語で読める訳ではないですから。さらにそのラッキーを享受できるのは、何をおいても翻訳の中井はるのさんの功績なしではあり得ないこと。中井さんの翻訳は、元の文章が外国語で書かれたと思えないほどの自然で生き生きと踊るような優雅な日本語で私たちを物語の世界へ引っ張り上げてくれます。

 

翻訳ひとつで変化してしまう外国の物語。日本語で読みたい人たちにとっては、翻訳者の匙加減ひとつで最上の本にもなるし、最悪の物語にすらなってしまうような危うさを抱えています。私は中井さんの翻訳をとても気に入って読みましたが、それはワンダーという物語にとっても幸運なことなんだと思います。翻訳者に恵まれる、これはとっても貴重なことです。

 

翻訳という仕事を心から尊敬している私は翻訳者のお仕事に興味津々。ブックハウスカフェでも翻訳のお話を伺う機会を増やしていきたいと思っておりましたところ、ちょうどワンダーの邦訳2作目が刊行されるということで、中井さんにこの本のお話と翻訳のお話とを伺うこととなりました。

 

翻訳家・中井はるのさんのトークショーとサイン会を開催いたします。ワンダーのお話、海外取材のお話、そして翻訳のお話など、たっぷり貴重なお話が聞ける機会、ぜひみなさまのご来場をお待ちしております。

 

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『もうひとつのワンダー』刊行記念 

翻訳家中井はるのトークショー&サイン会

■日時:7月22日(土) 14時~16時(サイン会含む)
■要予約(TEL: 03-6261-6177  E-mail : book@bookhousecafe.jp) 
※ご予約の際は お名前フルネーム(ふりがな)/お電話番号/ご参加人数(大人・小学生以下) をお知らせください) 
■先着30名 ※終了後のサイン会は、当店で「wonder」「もうひとつのwonder」をご購入の方はどなたでもご参加いただけます。 
■参加費:大人¥1,000、小学生以下¥800(いずれもワンドリンク付)

 

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お問合せ・ご予約はブックハウスカフェTEL03-6261-6177/E-mail:book@bookhousecafe.jp

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