携帯電話充電器のマルチ商法を巡る事件で、充電器販売会社「MMS」(現・メディアクロス、大阪市)を実質的に経営する友田龍生容疑者(37)=特定商取引法違反(不実の告知)容疑で逮捕=が充電器を海外から約7万円で仕入れていたことが、捜査関係者への取材で分かった。MMSは充電器を1台約50万円で販売しており、大阪府警は友田容疑者らが多額の資金を得るため高額販売していたとみている。

 捜査関係者によると、友田容疑者が社長を務める関連会社が韓国と台湾から2種類の充電器を約7万円で輸入。充電器の購入者は、飲食店などに設置された充電器の利用料金から経費を差し引いた額の65%を所有台数に応じて配分されることになっていた。

 しかし実際に設置された充電器は販売台数の約4分の1に満たなかったことが既に判明。購入者への配当も次第に滞り、MMSに苦情が相次いでいた。

 府警は28日、友田容疑者ら7人を送検した。【渋江千春】

【関連ニュース】
特商法違反:疑いで内職教材会社を捜索 千葉県警など
携帯充電器商法:販売会社元幹部ら8人逮捕 大阪府警
業務停止命令:県が高額訪問販売の2社に /栃木
特定商取引法違反:容疑で結婚紹介業者を逮捕 必要な説明せず--県警 /秋田
浄水器虚偽販売詐欺:不起訴不当などの4人を起訴 /岩手

山崎拓氏、国政復帰は困難に…引退は否定(読売新聞)
首相動静(1月27日)(時事通信)
交通事故 コーヒー店にタクシー突っ込む 京都・左京区(毎日新聞)
石川議員の辞職勧告決議案、自公が起訴後提出へ(読売新聞)
抗がん剤「ネクサバール」、因果関係否定できない死亡が7例(医療介護CBニュース)