ゆうべは土砂降りでした。
一夜明け、今日は綺麗な青空が広がっていました。
今日は地区民運動会!
去年は運動会どころの状況ではなかったため開催されませんでした。
私は競技に参加できないので、全力で応援させていただこうと出席しました。
うちの区では小学生は2人しかいなくて、たくさんの子供たちを見るのは本当に久しぶりでした。
自分、歳をとったんだな~って実感したのは、子供たちの動きや声にいちいち感動しちゃったこと。
入場行進で大きく手を振りながらテントにいるお父さんやお母さんに手を振る姿や、
「気を付け」の号令にピン!って背筋を伸ばしている姿…
かわいいわ~。偉いわ~。って。もう、うるうる。
全校生徒が整列したところを見て、みんなで顔を見合わせました。「これだけ?」って。
息子が小学生だった10年くらい前はグラウンドいっぱいに並んでいたのですが、今は当時の1/3くらいでしょうか。
1クラス20人いるかいないかくらいで、5年生は1学年1クラス。他は2クラス。
それでも、応援合戦の歌声はすごく大きくて、少ないからこそ自分が声を出さなきゃ!ってみんなが思っているのかな、って思いました。
来賓ではなんと、佐々木一十郎名取市長もいらしていました。
「去年の東日本大震災は、本当に大変でした。閖上という地域はすっかり津波に流されてしまいましたが、今、復興に向けてたくさんの人が頑張ってくれています。みなさんも応援して下さい。」
と子供たちに分かりやすいようにお話してくださいました。
思えば去年の今頃は、まだ余震も多く、佐々木市長さんは恐らく寝る間もないくらいお忙しかったはず。
翌年にこんなふうに市の中心部から一番遠い小さな団地の運動会に参列できるようになるなんて、当時は想像もできなかったことでしょう。
テントの中は初対面の方も多かったのですが、震災の時はどこにいたかとか、家の被害はどうだったかとか、会話が飛び交い、お互いに無事にこの場にいられる事を喜びあいました。
子供たちも地区の選手の方も一生懸命で、応援にも力が入りました。
結果は、うちの地区が8年ぶりに優勝。
一番平均年齢が高い地区なので、もう優勝する事はないだろうと言われていたんですが、すばらしいチームワークで歳の差を克服!「喜び」よりは「驚き」の方が大きかったかも。
皆さんと一緒に嬉しい思い出を作れて本当によかったです。
終了後、ある先生に会いに行きました。
その先生は娘が5年生の時に転任していらして、担任になった事はなかったのですが、当時体調が悪かった娘をいつも気にかけて下さっていました。
中学に入って以来ご無沙汰してしまっていたので、娘の近況報告を…と思って。
先生は遠くから私に気付いて、「あら~、at-rieさん!お久しぶりですぅ。Chattyちゃんは元気ですか?」って駆け寄って両手を握って下さいました。
「え?覚えて下さっていたんですか。ありがとうございます」
って言ったら、
「お会いしたかったんです」って。
先生は娘が小6の時に「うちのお母さん、ビーズの先生やってるんだよ」という話を聞いて、オーダーをしてくださったんです。
竹トンボ協会の支部長か何かをやっていらしてて、「ぜひトンボのブローチを作って下さい。納期は無期限でかまいませんから。」と。
それまで動物系の作品は作った事がなかったので、試行錯誤の結果、デザインを決めるまで半年かかったのですが、すごくリアルで綺麗な作品が出来上がりました。銀色と金色の2種類を作ったら、両方買って下さって。
その作品をブティック社の「ビーズDEビーズ10」という本に投稿して優秀賞を頂くことができました。
(本屋さんで見かけたらチェックしてみて下さいね!5年前の私が写ってます)
「あれ以来、トンボのブローチしか使ってないんですよ。銀色は哀しみの場で、金色は喜びの場で使っていて、本当に気に入っているんです。ありがとうございました。」って言って下さいました。
今もデュエルジャパンで販売している作品で、たくさんのトンボちゃんがお嫁に行きました。
大恩人の先生にもったいないお言葉を頂いて、舞い上がっちゃいました。
身につけるたびに私の事を思い出して下さっているそうで、幸せな気持ちでいっぱいになりました。
運動会の帰りにビデオの編集を頼まれていたKさんにDVDをお届けに行きました。
そうしたら…
「at-rieさん!どうしていつもこういうタイミングで会うんだろうね」
って。
なぜか、Kさんがすごく落ち込んでいる時に私とバッタリ会うんだそうです。
ショッピングモールの大きな駐車場で会って、車の中で2時間も話し込んだ事もありました。
愛犬(14歳)が腎不全に罹り、頭皮にも腫瘍ができていて、来週手術をする事になったって。
持って行ったビデオは楽しい旅行のホームビデオだったので、「これを見たら元気になれそう。ありがとう」って。編集が仕上がってから半月くらい経つんですが、今まで何度か持って行こうとして忘れたりして今日になったのも、Kさんにとって一番必要なタイミングだったからなのかも知れません。
(夜にメールが来ました。DVD見て笑ったら、ワンちゃんの事で自分が落ち込んでいたって病気が治るわけじゃないんだから、手術が成功する事だけ考える事にした、って。すごく嬉しかったです。)
午後4時から祝勝会がありました。
ウチの自治会では班長の翌年は自治会の役員をする事になっているので、やはり知っている方がたくさんいた方が心強いから顔つなぎのためには出た方がいいのかな、と思いつつも、競技に参加したわけじゃないのに祝勝会に参加するのって図々しくないかな?と思ったり。
どうしようかな…と悩んでいたらご近所の奥様が声をかけて下さいました。
「こういうのって気後れしちゃうかもしれないけれど、せっかくの機会だし、最初だけでも顔を出したら?」って。それなら…と参加する事にしました。
恐る恐る会場に行ってみたら、意外と顔と名前が何とか一致している方が結構いてビックリ。
ご挨拶程度の「知り合い」で、立ち話とかはした事がない方ばかりなんですが…。
ところが、とっても不思議な事がたくさんあったんです。
皆さん、本当にお話が上手で、入居した頃(約20年前)の事から去年の震災の時の事など、共通の話題をたくさん振って下さって、身を乗り出して相槌を打っているうちに気が付けばすっかり話の輪の中にいました。
隣に座った方は特に私を気に入って下さって、涙をうかべながら身の上話を聞かせてくださって、「あなた、本当に感じがいいわね~」って。
去年の自治会長さん(女性)は「あら、at-rieさん、久しぶりだこと。太った?でもいい感じ。すごくいい!」って誉めて下さったり、
なぜか「ゆっくりお話してみたかったのよ~。」と涙をうかべて手を握って下さる方もいたり。
「どうしてそんなに素敵な笑顔なの?」って聞いて下さる方もいたり。
そうか…
みなさん、見ていて下さってたんだ。
子育てでなりふり構わず一生懸命だった頃
ビーズ教室をやったり、デパートなどで作品を販売していた頃
うつ病で寝たきりだった頃
毎日不規則な時間に娘を学校に送迎していた頃
そして、色々な事へのこだわりを捨てて、感謝の気持ちで生きる事で素晴らしい出会いに恵まれたり、嬉しい出来事がいっぱい起きている今
全部、陰ながら見守って下さっていたんだ…って。
もう、本当に嬉しくて嬉しくて、いっぱい「ありがとうございます」って言いました。
今年の班長、来年の役員、ご恩返しと思って心をこめて私にできる事を精一杯勤めさせていただきます。
何となく一歩また踏み出せたような気がした、思い出深い嬉しい一日になりました。
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