先週から母が入院しております。
肝臓と胆のうに異常の疑いありとか。
まずは検査入院とのことですが、週が明けても退院のメドがたたず、不安が募ります。
母は現在、脳出血により半身不随となり性格もわがままになってしまった父を自宅で介護しながら、姑である祖母との三人暮らし。
祖母は元気ですが、元気であるがゆえに面倒なこともあり。。。
そしてこの父と祖母、実の親子であるにもかかわらず、似たもの同士ゆえかケンカが絶えません。
この二人のやり取りは、たまに行く私にもストレス。それを毎日見ている母は…。
そんな生活も3年を越え、母の体重は10キロ以上減、今年64歳の心的・肉体的疲労は想像するに余りあり。
そうでなくとも、介護生活が始まる以前、自営業の父を支え、決して裕福でない…というか実に厳しい家計をやりくりしながら兄と私を育て、
身内が食べる分だけの規模とはいえ米作りも行い、長男の嫁としての責務(行事に際した裏方業務、親戚づきあい等)も果たしてきた母。
加えて、娘である私の出産・育児フォローもしてくれていました。
時折こぼす愚痴はあるものの、いつも笑顔で接してくれる母は間違いなく私の心の拠りどころです。
父も祖母も母に甘えすぎだと常々思っていましたが、…私もでした。
母は、ここ最近よく言ってました。
「まいのじの子供も見れたし、ばあちゃんとお父さんを見送った後、ちょっとだけ自由させてもらったら死んでいいな。長生きはしたくないよ。」
遺伝がすべてではないだろうけど、どちらかといえば長寿家系と思われる母。
持病という持病もなく、胆石は一度発症しましたが、入院もなくこれまできてくれました。
私はそのことに安心し、母の言葉を軽く聞いていました。
でも、あれは間違いなく母の本音だったんだろうと思います。
他にも、「誰にも迷惑かけることなく死にたい」とか、「誰にも嫌われずに死にたい」とか言ってたんですよ。
その時はあくまで軽い感じで、「そのうち」「その時は」のつもりだったろうと思うんですが、
今思えば、母の日頃の苦労をふまえて想像すれば、こんなに重い言葉はなかったと思うんです。
「死にたい」なんて、親から聞くのと、子から聞くのでは、どちらがツライだろう…。
子から聞くことがあったとしてもまだまだ先であろうということもあり、現在は絶対的な存在である母親からの「死にたい」はやっぱり重い。
それなりの経験を踏まえた大先輩の「死にたい」だったんだよなぁ。
…ずいぶんと重たい話をしておりますが、「親孝行したい時に親はなし」という言葉が刺さります。
母にはぜひとも元気になってもらい、私に親孝行のチャンスを与えてもらわねば。
日曜日、お見舞いに行って話を聞いていたところ、「婆ちゃんとお父さんを残して逝くと、みんなに迷惑を掛けるからまだ死ねんよ。」と笑っていましたので
これまでなら、冗談に乗って「そうよ!」と背中を押していたところですが、
「やーもうそんなんいいから、お母さんは今は自分の身体のことだけ考えりぃ。」と言ってしまいました。
私の本音です。
そんなことを言ったら、せっかくの母の強がりをだいなしにしてしまうのにねぇ。
一夜明けて連絡アリ。黄疸がひどいとのこと。
先週からの検査結果では、腫瘍等は認められない。
同時に病気の特定にも至らず。
血液検査と症状から肝機能の異常は確実だろうとのことで入院延長、黄疸を抑える治療に入るとのこと。
入院計画としては1ヶ月だそう。
ガンなどではないらしいとひと安心するものの、原因がわからないのもまた気持ち悪い。
加齢と過労とストレスからきてるものなんでしょうかね。。。
わがまま婆さんとわがまま父さんの二人はどうしているのかといいますと…
2~3日で帰ってくるものとたかをくくり、自宅待機を選んだ父さん。1ヶ月ともなると…どうするんでしょうか。要相談。
「ゆっくり治してから帰っておいで」と言うようならいいのですが、「寂しいし、俺が困るから早く帰ってきて」って言いそう。
婆さんは、もちろん心配もしているらしいのですが、一方で、
「困る!毎日の炊事・洗濯・介護どうする?」
「しかもこんな時期(田植えが間近であります)に身体壊して使えない嫁!」
と、口には出さずとも不満をもっているらしい。。。
孫の私には信じたくない話ですが…我が祖母ながら残念といわざるを得ない。
二人とも、今回のことで母のありがたみが身に沁みてくれると良いのですが。