子どもの心のケアハウス嵐山学園 施設訪問レポート
2016年2月13日
子どもの心のケアハウス嵐山学園 施設訪問レポート
今回参加のサポーター
―漫画家―
山田貴敏先生『Dr.コトー診療所 』他
とみさわ千夏先生『てやんでいBaby』他
こしばてつや先生『天然少女 萬 』他
武富健治先生『鈴木先生』他
新條まゆ先生『快感♥フレーズ』他
須本壮一先生『海賊とよばれた男』他
宇和川恵美さん(声優)
荒木 巴さん(マジシャン)
川辺隆弥さん(元Jリーガー)
―ゲスト―
船橋屋 渡辺雅司さん
佐藤恭子さん
2016年2月13日、ビースマイルプロジェクトは埼玉県の情短施設
子どもの心のケアハウス嵐山学園に訪れました。
今回で4回目の訪問。すっかり顔なじみとなった子ども達もたくさんいますが半分近くの子ども達は前回の訪問時と入れ替わりがあったとのこと。
再開の楽しみと、初めての出会いへの不安でドキドキワクワクしながら我々スタッフも当日の朝を迎えました。
Am10:00
交流会スタートです!
am10:20
まずは、元Jリーガーの川辺隆弥さん(ナベさん)☆
元プロ選手のナベさんに「サッカーを通じて皆で盛り上がれないか」とお話し、サッカー教室のつもりでお願いしていました。
普段から子ども達にサッカーを教えているナベさん。
子ども達の心をひきつけるためにサッカーボールを使わないけれど、体を思い切り使うことも取り入れて子ども達を盛り上げてくれました!
am10:50
つづきまして、去年の交流会ではオオトリをしてもらい、交流会のラストを大いに盛り上げてくれたマジシャン荒木巴さんによるマジックショー!
最近、荒木さんはパフォーマンスの幅を広げるためにジャグリングの勉強も始められたとのこと。
ショーの中盤では荒木さんに習い、各自がジャグリングの道具を工作しました。
am11:10
次はいよいよ恒例の漫画家さんによるスマイルノートへのお絵かきタイム☆
子ども達それぞれが、漫画のキャラクターやアイドルの写真、似顔絵などをリクエストして描いてもらいます。
ここまでのパフォーマンスなどで初めの緊張も、タイブ解けていたからなのか、多くの子ども達が積極的に漫画家さんに声をかけていた印象を受けました。
am13:00 午後の部スタート!
午後一発目は声優・宇和川恵美さんによる
『教えて、恵美ちゃん!声優さんのお仕事』のコーナー☆
子ども達が声優さんについて疑問に思うことへの答え。
漫画の台詞のふきだしに対する声あてリクエストなど、
宇和川さんは一生懸命応えてくれました。
そして最後には宇和川さんが声優テクニックを今回も披露してくれました
お母さん・お父さん・男の子・女の子・おばあさんにいたるまで、多種多様な声色を使い分け日常の朝のショートドラマを演じてくれました。
特におばあさんの声のところなんて宇和川さんからこんな声が!?と
その意外性に子ども達はとっても盛り上がりました!
pm13:15
季節のイラストカレンダー作り☆
次は子ども達サポーターさんで班をつくり、班の中のリーダーである漫画家さんの先導のもと、自分達の班が担当する季節のイメージを一枚の紙に描いたカレンダーを作成します。
漫画家さんの描いた絵の回りに季節の絵を散りばめたり、折り紙を使って華やかにしたりと各班それぞれが世界に一枚だけのカレンダーを作りました。
このカレンダーは学園内の廊下に今日の記念として張り出され、いつでも皆が見返すことができます。
pm14:15
さてここで、カレンダー作りで頭を使った皆に甘~いおやつタイム☆
私達ビースマイルの活動に関心をもっていただいて、今回の交流会を見学に来られていた船橋屋の渡辺さんからお店で扱っている発酵和菓子の『くず餅』を差し入れしていただきました。
しかも、子ども達、サポーターさん、学園職員さん、ビースマイルスタッフに至るまで今日参加している全員分。
ありがとうございます!
丁寧にくず餅の食べ方を教えてくださる船橋屋の渡辺さんと佐藤さん
ごちそう様でしたぁ
美味しかったです◎
pm14:30
さて、楽しかった交流会も残りわずか。あとは時間一杯まで、スマイルノートにお絵かきタイム。
閉会の時間を過ぎても漫画家の皆さんは子ども達のリクエストする絵を懸命に描いてくれました。
ありがとうございます!
筆者も交流会に行く度に子ども達にちょいちょい作画を頼まれます。
ビースマイルにスタッフとして参加し始めた頃は、「僕は漫画家さんじゃないし、プロの人に比べたら、てんで絵が下手だから描けないよ~」と断っていました。
だけど会を重ねる度に毎回、「今回は描いてよ!」とお願いしてきてくれる子ども達がいて、ある時から下手でも下手なりに一生懸命描いてみようと覚悟を決めました。
一生懸命描きはしますが、時間だけかかって結果、プロの漫画家さんに比べたら本当に立体感も躍動感もない絵ができあがります。
そんな絵でも子ども達は、「ありがとう!大事にします」と言ってくれたりします。
申し訳ない!と思う反面、一生懸命やったことにお礼を言われるのはとてもうれしいもので、筆者もその度、気持ちがあがります。
子ども達に楽しい時間をプレゼントしにきた自分の方が、子ども達に元気をもらっていることに気がつく瞬間です。
いつもすみません、ありがとう。
今回皆で一緒に楽しんだ時間が少しでも、嵐山学園のみんなの心に残り続けてくれたらなと思います。
嵐山学園との交流会後、子ども達からの感謝状が届きました。
みんな、ありがとう☆
最後に今回の交流会にご尽力いただきました嵐山学園の職員の皆様、
そして参加くださいましたサポーターの先生方、船橋屋さん。
本当にありがとうございました!
文:ビースマイル 水沢