7月13日発売 Hanako No.1135
#HanakoTravel にて旅の記事を掲載中です。
今回の旅は「山梨県北杜市」。
世界を誇る南アルプスの山々と
そこから生まれる名水を求め
#水の山行ってきた。
尾白川渓谷の秘境へ。
トレッキング中、道々に聳える岩。
大きさが普通じゃない。
渓谷の手前にある駒ヶ嶽神社 竹宇前宮。
お清めとトイレはここで。
神聖な雰囲気の中、流れる小川と水。
パワースポット感が強い。
木漏れ日の中、手を合わせ先へ進む。
名水百選に選ばれている尾白川。
吊橋を支える石のこの雰囲気、たまらないよね。(色んな意味で)
吊橋にガクブルしていると、後ろから紳士が声掛けしてくれた。
大丈夫大丈夫!先行くよ!
とサクサク渡っていらした。
勇者でしかない背中を見送る。
とか行ってる場合じゃないのでわたしも覚悟を決めて後へ続く。
めっちゃ揺れるやん。
カメラ構えてる余裕とかあるかこんなの。
ひぃひぃ言いつつも、吊橋から眺める光景は圧巻。
怖い気持ちと美しい景色を眺めたい気持ちとで毎度錯乱するけど結局勝つのは見たいという意識。じゃないと足を踏み入れる意味ないもんね。と今なら冷静に考えられる。
わー、碧いよ。
川の激しい音に耳を傾けながら進む。
渡りきったところ。やってやった感。
川沿いをトレッキング。
大きな岩の上を歩きながら水の美しさに惚れ惚れした。
時期なのか、この日の川沿いには羽虫がたくさん飛んでいた。
蝶がとても優雅に待っていてどこからか妖精でも出てくるのではないかとわくわくした。
そんなこんなでたどり着いた秘境。
日本名水百選「南アルプスの天然水」の源水にもなる白州・尾白川。
甲斐駒ヶ岳の麓に位置する澄んだ水が流れ、生い茂る緑の深さに息を飲む。
この日、蒼色に輝く川を眺められたのは珍しいとのこと。
ここで宇多田ヒカルさんがCM撮影してたそうで完全にテンションが上がる。
帰ってから改めて観た映像。
ありがとー!と山に叫びたくなる気持ちもわかる。
あなたにもありがとうである。
トレッキングを終え、渓谷入り口へ戻り駐車場にある売店食堂「おじろ」で休憩しつつマダムに絡む。
ツンデレなマダムが出してくれた自家製赤しそジュースが染み渡る。
キャラクターの濃い彼女のトークがトレッキングで高揚した体に心地良い。
尾白川の名水を使った手作り味噌を手土産に頂いた。
帰ってから味噌汁に料理に使いまくって一瞬でなくなってしまったので次は特大サイズで買って帰りたいな。おいしかったよ、マダム。
そして訪れたのはサントリーの広大な森「サントリー天然水・南アルプス白州工場」で見学ツアー。
白州蒸留所も同じ敷地内にあるんだけど、まぁとにかく広い。
山登りさながら。
というわけで歩くと途方も無いので自然の力を借りて動く電気バスに揺られ工場へGo。助かった。トレッキングの後で完全に消耗している上に、天気が良すぎて汗だくである。今にも寝そうです。
ちなみに太陽光発電の電力を使った充電式なんだって、バス。
南アルプスの天然水が作られるまで約20年の月日が必要なのだとか。
知らなかった山々の自然が作り出す水の歴史と今を知る。
感化されやすいせいか、この時点ですでに水をもっと深く知りたくなってくる。
環境の事、自然を守る活動の事、様々な活動に取り組んでいるサントリーの森の事、知れば知るほど、美しい水に必要な事は世界規模で必要な事のように思えた。
わたしも何かできるかな。
イラストがとにかく可愛い。いたるところに可愛いキャラが。
青いこは「水クマ」という名出そう。
ガイドをしてくれた吉田さん、水色のスーツが眩しい。
和やかな空気で進むツアー、工場内は撮影禁止だったけどメカニカルな感じでちょっと興奮した。
工場見学ツアーの後は、バードサンクチュアリを散策。
サントリーの透明な飲み物達を飲み比べしたり、鳥達の話を聞いたり和やかな中、水の旅を過ごしたのだった。体の中から清らかになった気がする。
水、大事。
続きは紙面で。
今号は2頁担当させて頂きました。
美しい水で育った食材に美味しい料理やスイーツもご紹介しています。
水の事、もっと好きになってもらえるといいなー。
本号は北海道特集。
全く別件なのだけど、丁度わたし自身が今月は北海道にロケに行っていたので旬です北海道。また別の時にご紹介したいと思います。
インスタで北海道の旅を少し載せているので合わせてみてもらえると嬉しいです。