WSOP1500ノーリミットで飛んだ後、オンラインポーカーの出店(ドイルズルーム、フルチルトポーカー等)で、粗品をあさってから、とぼとぼとホテルの部屋まで引き上げてきた。
とりあえず、緊張から開放されたこともあり、終わった直後はボウッとしていた。家内はやっぱりねえ、という感じだった。腐っていてもしょうがない、ここは天国(Las Vegas)なのだということに気がつき、ポーカー以外のゲームを楽しむことにした。オトンの好きな?クレージー4ポーカーが異様についたのを覚えている。また、幸い?ブラックジャックやクラップスも好調だったので気晴らしにはなった。
しかし、やはりポーカーをしに来たのである。トーナメントストレスはすごいといわれるが、盛り上がりのそんなになかった私でさえ、終わった後は悔しかった。特に、翌日のトーナメントで知り合いが勝ち進んでいるのを見るのはつらいものである。
もう何回か1500ドルイベントがあったので、挑戦しても良いと思った。が、また、1500ドルを買うのも癪に障る。175ドルのサテライトを盛んにやっている。ついついつられて7回もトライしてしまった。しかし、結果は出ず、無駄なお金を使ってしまった。1500持ちで15分でブラインドが上がる。あっという間にチップがなくなるので、早めに勝負に出なければならず、ある程度の手で突っ込んでいくことになる。48で入ったら、フロップが448でいきなり一人飛ばしたこともある。でも、なかなか中盤では勝てない。サテライトにはそれなりのテクニックが必要だと知ったのは、部屋にも戻ってきて、CJクルティエのチャンピオンノーリミットを読んだときだった。コツは「じっと他人が潰し合うの待つこと」だそうだ。
翌日、やはり飛んでしまった友人とトーナメントの勝ち方、気の持ち方について2時間くらい話したであろうか。だいぶ考えが整理された、私には取り組みの剣さと、自分の経験から学ぶ姿勢が足りないと感じた。
ともかく、あと数日がんばってみるかと思ったしだいである。前向きに。。。
家内の調子が良くないので、なかなか時間をとることは出来なかったが、ハラスの3時30分からの100ドルノーリミットホールデムに出ることにした。となりに、英語のしゃべれないイタリア人が座ったのでややこしかったが、何とかしのいだ・・・一番困ったのは、トーナメントであることを認識してなくて、途中でキャッシュアウトしようとしたことである、これにはみんな慌てた(笑い)。
とにかく、真剣にやること、過去の経験則に沿って、地雷を踏まないこと、たとえば、中途半端なツーペアでセットにはまるとか。。。。A8リンプインで、フロップA86、6のセットにはめられてオールインアウトなどである。
あとは、まさにタイトアグレッシブに、AKなら3倍、リレイズなら、ポットをベットする、など。中途半端な手でリンプインしない、中盤はショートスタックの潰し合いを待つ。こんなことを考えていたら、ショートスタックながら、ファイナルテーブルに残ってしまった。参加者は約50名、インザマネーは8位からである。休憩の15分に一応、ファイナルに残っていることをBJを楽しそうにやっている家内に伝える、時間は既に7時近い、家内は夜中の便でニューヨークに行くので、そんなに長くやっているわけにも行かないが、なんとかインザマネーまでは行きたいものだと思った。
ほどなく、ダントツチップリーダが二人ほど飛ばして、インザマネーが確定した。ディールを提案した人がいたが、チップリはまったく意に介さない、いやな野郎だと思った。しばらく、辛抱しているとさらに3名が飛んで、5名になった。まだショートの部類だが、すぐに飛ぶわけでもないので、いい手が来るまで待つ作戦に入った。さらに2名飛んだ。この辺で、やや盛り返し、そこそこのチップ量になった。チップリの1/3はありそうだ。
そして、
ついにAAが来た。ボタンからオールイン、チップリもコール、もう一人もコール。相手はAKとミドルペアだったと思うが、何も起こらず、トリプルアップに成功。
ここで、念願のチップリーダーになった。家内を空港に送りに行かねば。自分がブルースウィルスになったような気分だ。
慣れてないのでへたくそな交渉だったが、スリーウエイチョップすることで合意した(本当は比例配分とかいろいろ可能性はあっただろう)。各人740ドルづつを手に入れる、さっきまで、チョップを拒否していた元チップリの親父が申し入れてきた。ソーシャルセキュリティ番号を書けといわれ、なかなか思い出せない。何とかそれらしい番号を思い出して書いて書類を完成。現金を受け取る。なんとかホテルに戻って家内の荷造りを手伝って、空港に間に合うことが出来た。
家内を空港に送ったあと、夜中のトーナメントを巡った、午前2時、3時、4時とトーナメントがいろんなところであり、結構盛況である。世の中変わったなあと思った。どれにも入賞できず、朝方ホテルに帰る。
午前10時30分に無理やり、目覚まし時計で起床。後から一日延長したので、一泊だけRIOからバリーズに移らねばならない。あわただしく荷物をまとめ、カードプレイヤーのトーナメントスケジュールを切り取ってポケットへ。運転しながら最後の日にふさわしいトーナメントを探す。Wynnの540ドルトーナメントが正午からある、まだチェックインしてないが、Wynnへ直行した。
15分前に到着、さっさと申し込みを済ませる。
なんと後ろにモトさんがいる。参加するらしい。昨日は120名参加で、終わりは夜の10時頃になったという。参加者が50名くらいになると8位までインザマネーになるということだ。この日の参加者は約60名。8位を目指す。体調は寝不足で良くないがそんなことは言ってられない。
両脇、刺青のマッチョに挟まれ狭い7番席でスタート。
早速、スティール気味のチェックレイズが決まり、3000点から少し増やす。
1ラウンド45分なので、本格的なトーナメントだ。
30分位して、右の東洋系の刺青マッチョが弱気なプレーで減らした、もしかしたらこの人は下手かもしれないと思った。
それから数分後、右がリンプイン、私はミドルポジションで、AKo。
3倍レイズした。
バタバタと皆降りて、東洋マッチョの番。何を血迷ったかオールインしてきた。手は88。
フロップ、ターン、リバーとAもKも落ちず。。。。
相手はショートだった(先ほど減らしていた)ので、破産することはしなかったが、1500以下になってしまった。
参った。
ここから苦しい戦いが始まる。
ぴたっと手が来ない。何度かのブラインドを経て、持ち点は500点ほどになる。ブラインドは確か、100-200。Mは5以下であり、もう何でもオールインするしかない状況まで追い詰められた。
そんな時、アーリーでA5ハートが来た。
意を決して、オールイン。
ダントツチップリーダーのボタンのみコール。 手はAQo、まずい。
フロップはQXX、絶体絶命。
ターン、リーバとも何も起こらず、万事休す、思わず、「ナイスハンド」とテーブルを叩く。
と思いきや、相手は「ノー、チョップ」という、全部ダイヤだ。場にフラッシュが完成していた。
モトさんが見ていたみたいだ。
命拾い。
しかし、チョップで、ブラインドを半分ずつが分け合っただけなので収入は少なく、クリティカルな状態は続く。
次の週、77が来た、今度こそ観念してオールイン、相手はTT。
今度こそ、万事休す?
しかし、場にスペードが四枚、7のひとつがスペードだったので、今度は勝ってしまった。
これでダブルアップに成功。
何とか一息。
しかし、そこからも苦しい戦いは続く。
刺青兄ちゃんの腕が邪魔で自分のコーラを派手にひっくり返したりしまった。
場の空気も乱した、左隣のマッチョは笑いながらたいしたことないよといってくれた(この辺がアメリカ人のいいところ)。
その後手が改善。
KKで無理やりみんなを降ろしたり、少し良い手が来てやや持ち直す。
圧巻は、ミドルからAKで3倍レイズ、レイトのチップリーダーがコール、ビックブラインドがオールイン。
私もなぜかオールイン(理由は忘れた)。
チップリーダーもコール。
手は、チップリと私がAK、ビックがQQ。
我々は不利である。
しかし、フロップにAが出て、そのまま。
またまたチップリと分け合う。
こんな勝負が何度か続き。。。。
気がつくとファイナルテーブルに来ている。インザマネーは8位、ファイナルは9人。
チップ量は下から3位くらい。しかし、ブラインドとアンテに削られるとすぐに逆転だ。
しかし、ここもじっと我慢。
コールできる手が来るのを待つ。
下を見ると本日二度目のKK。
オールイン。
皆降りるかと思いきや、2人もコール。QQ、JJ。
フロップでKが出て、トリプルアップに成功。
内一人はこれが元でカタワになり、そのままさようならとなった。インザマネー確定。良かったこれでもとはとった。
あとはどこまで順位を伸ばせるかだ。
チップ量はダントツチップリがいて、後はどんぐりだ。
つぶしあいをすり抜ければチャンスはある。
そんな時、UTGでA
3
が来る。8人ならもしかしてよいかもと思い、リンプイン。
スモールとビックがコール。
なんとフロップは、337。
すると、スモールがポット約3000くらいを打ってきた。
ビックが降りて、私の番、じっくり考えた。77の可能性もある、が、わざわざ打ってくるだろうか?
オーバーペアもありうる。
ダイヤが二枚なのでドローもある。
コールではまずいだろう。
持ち金は、約9000。
仕方ない、キッカーAだし、勝負だ、オールイン。
意外な展開にスモールは明らかに動揺している。今までの私のパッシブな打ち方からは予想しない反応だったのだろう。
数えろとディーラーに指示、60がらみの自由業っぽいおじさんだ。9500あった。
このおじさん、3500出してすましている。
ディーラが3000づつポットに入れたのを見逃したようだ、のこった私の6500を見て、のこり3500と思ったようだ。
ディーラーがあと3000足してください(50くらいの上品なおばさん)、といった、ここでおじさんは憤然となり、いや、もうコールしたと言い出した。結局フロアマネジャが呼ばれた。6500はコールしたくないようである。マネジャはやめてもいいよといったが、今度は他のプレーヤーが黙ってなかった。「ディーラーがあと3500といったわけでもなし、なんで一旦コールのアクションをしたのをキャンセルできるのか」というわけである。
結局、おじさんはコールした、A7であった。
7は出ず、そのまま、私はさらにダブルアップに成功。これでアベレージ近くなった。
おじさんはその後集中の糸が切れて脱落。
さらに、ラッキーな3者オールインなどもあり、5名になった、チップリーダQQに対して、AKが二名でオールイン。チップリーダが「これはいただいたぜ」という、確かに、AもKも切れている、に近い。そのように何も起こらず、AK討ち死に。
ここで2000ドルくらいは確定のはず。
が、ここからは、なかなか動かない。レイズ、フォールドの繰り返して、チップが動かない。
しかし、徐々に4,5位の二人の集中力が弱まっていくのを感じた。
ひとり、もう一人とオールインしていく。私は観察に回った。
ダントツチップリーダーが料理してくれるだろう、案の定、二人とも、A4とか、A8にやられて脱落。
あいては、AKとかAQなのに、なぜか場に44Xとか238とかが出てチップリーダーが勝つのだ。なんという不条理。
チップポジションは重要だと思った。
私は相変わらず、タイトパッシブに近い、ほとんどスティールもしない。実際リスティールが怖い。
1時間ほどこう着状態が続く、その間、チップリーダの交代もあったが、私は相変わらずチップ量三位で安定している。
この辺のショートのうち回し方が良くわからない。
残念ながら三位で終わってしまった、最後の手はA
7
。
フロップに4
8
Xと出たので、ナッツフラッシュドロースティールオールインしたら、チップリーダは、84oでコール。何も起こらず終了。最後に7が出たっけ。。。。
三位の賞金は、4003ドルでした。WSOPに比べるとちっぽけだけど自己最高の賞金額でした
税金とか面倒なことはなく、カジノチップで簡単にもらいました、1000ドルチップ×3+500ドルチップと細かいの、わざとデーラーへのご祝儀を渡しやすくしているらしい、一応25ドルくらい貯金箱に入れてきました。
モトさんに連絡したら、わざわざインディアンレストランからホテルにテイクアウトでお祝いしてくれました。ありがとう
彼は前回の滞在中に数回入賞してるみたいですね。
WSOPそのものは残念だったけれども、トーナメントに関してはなんとなく少し開眼した有意義な旅でした。
機会をくれた上野ルームとダースベイダーこと荒田氏にあらた
めて感謝します。
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