舞台《柳生十兵衛》を観てきました。

これにはアイドルグループ『アイドルカレッジ』の冨田樹梨亜さんが出演されています。ご本人にご招待をしていただき伺いました。ありがたいですね。
冨田さんは現在撮影中の映画《憑きもどり》に岸倉三穂役でご出演されています。

冨田樹梨亜さんはアイドルの鏡のような人。いつも自然な笑顔でニコニコしていて可愛らしく、良い意味で子供のような素直さがあり、接していると娘でもできた気分になります。邪な感情が窺えず、他人にストレスを与えないタイプですね。
親が放っておいても一人で楽しそうに絵本を読んだり砂遊びをしていたりする女の子っていますよね。そんな印象。
控え室などで時間があるときには、台本を熟読してます。

さて、冨田さんは十兵衛の妹である「茜」役でした。可憐ながらも、兄思いの凛とした筋がある女性。こういった役や演技もできるのだな、としみじみ。
それにしても茜って……憑きもどり、にも出てきますね。珍しいこともあるものです。

柳生十兵衛は昔から沢山の方々が演じてきた人物でしょうね。その数と同じだけの演じ方が存在するということ。今回も観劇しながら、この役者さんはこのような十兵衛を探り当てたのだな、と思いました。
ちなみに私は剣豪といえば宮本武蔵ですね。すでに存在しなくとも、私淑しています。小説では吉川英治さんの宮本武蔵がすごくよい。

なんにしても、演劇を久しぶりに観ましたが良いものでした。私も民間の劇団に所属していた時期があったので、舞台を見ているとまた挑戦してみたくもなりますね。

劇が終わった後には、冨田樹梨亜さんが記念撮影をしようということで、冨田さん(真ん中)と、同行していた《憑きもどり》脚本担当の市川さん(右)と一緒に写真撮影。珍しく私も顔出し。