【レポ】子どもを上手に伸ばすほめ方叱り方講座 | 自分の才能に気づき、何かやりたい!と思う女性を応援

自分の才能に気づき、何かやりたい!と思う女性を応援

自分の才能にめざめ、気づき、何かやってみたい!という女性を応援します。
あなたの意識や行動の変化を促すヒントをお伝えし、あなたの*なりたい*を応援

とある小学校のPTAふれあい教育セミナーでの

子どもを上手に伸ばすほめ方叱り方講座

 

のレポをNPO法人あいちかすがいっこの代表松元さん

書いてくださったので、紹介しますねラブラブ

 

 

 

 

 

「だから●●って言ったでしょ!!!」

「いい加減にしなさい!!!」

 

そんな風に子どもを怒ったとき、

 

「わたしは、何に対して怒っているんだろう」

 

その怒りについて、冷静に向き合ったことありますか?

 

 

私はかわのゆみこさんから初めて「行動分析」という言葉を聞いて子どもと向かい合うことがとても楽になりました。

 

行動分析:その人の性格や精神力は関係がなく、その行為の前後の行動を見て分析すること

 

 

 

そして、実際にほめ方叱り方の講座を受講してから、

むやみに怒ることは減りましたし、自分の気持ちに冷静に向かい合える様になりました。

(これ、子育てだけでなく、夫婦間や人間関係すべてにおいて使えます)

 

子育て講座を受講するとき、「今日から使える!すぐに変わる」を求めてしまうことがあると思いますが、この講座は違います。

 

子どもが怒るときも泣くときも喜ぶときもすねるときも言うことを聞かない時も

その行動には理由があることが、観察することで知ることができる 不思議な方法のヒントを知ることができるのが「ほめ方叱り方」講座です

 

asterisk_03asterisk_03asterisk_03asterisk_03asterisk_03

 

実際に今回の講座終了時にあるお母様が質問されました。

 

質問:子どもに「早くしなさい」と毎日怒ってしまいます。こういったときはどうしたら直りますか?

 

わ!!!私がまさに1年生になったときに解決した事例だ!!!と

(娘のおままごとで「も――早くしなさい」と言って遊んでるときびっくりしました。

そのくらい連呼してましたし、自分でも「早くしなさい」って口癖だなと思います)

 

 

《子どもバージョン》

 

さばとらさん私の叱る理由:就業開始前に30分以上時間のゆとりがあると気持ちにも余裕ができるため、早く自宅を出たい。娘の支度を完了するためにも彼には7:30には完了してほしい。

 

息子の動かない理由:「間に合えばいい」とも思うが、早く支度ができたら好きなことができるという嬉しいこともある。

 

 

《行動からの分析》そこから解決策を見出したのは息子自身が時計をみて「焦る!」ということでした。

普通に家事をしているときに「時間大丈夫?」と問うと「ママ時計見て」といわれ…どうしたら自分で見てくれるかを考えた結果、お行儀としてはよろしくないでしょうがお手洗いの掃除や用事の際に「銀、今何時?ママトイレだから時計が見れない」と言ってみました。

 

すると「ちょっと待って!!●●分 あ!時間なくなる」と言いそれから数日それを繰り返したら「時間大丈夫?」で動くようになりました。

これで私は朝のエネルギーを無駄に使わなくなりました。

 

 

《夫婦バージョン》

実は私も旦那様に怒られます。

「(娘の)ヘアピンとかゴムとかその辺に置くな!」

でも、その行動を自己分析すると必ず理由があります。

 

「細かいな――と注意を聞いていない自分」・「私も忙しいんだから」

と聞きながら思っているとか…

 

でも、私のこの行動を変えるにはどうしたらよいと思いますか?

 

私が、その行動を変えることによっておこる良いことは何でしょう?

私が変えようとする理由はなんでしょう?

 

①子どもがランドセルなどを決められた場所に置いていない時に

「ママだってパパに怒られるじゃん!」では困る

 

②確かに、ふととったものをその辺に置くとなくなることもある。結果また探す時間を奪われる

でした。

 

なので、私は自分の行動を変える努力をすることができました。

(まだまだ現在進行形ですが…)

 

 

「疲れ」とか「忙しい」ってこれは本当に個人差があります。

それを尺度に話すとそれは喧嘩も増えますよね…(と気づいたのも行動分析からです)

怒るのも怒られる方もメンタル疲労ってありますよね。

だから、そこに標準を当てるのではなく、

「家族の時間(みんなニコニコで一日終わる)」に焦点を当てて解決したわけです。

 

 

※ちなみに行動は繰り返すことがあります。そして、また叱られることも…

そんな自分(36歳)がいるのだから、6歳の子どもが完璧だったら…

と思うと怒ることも必然的に減りました。(笑)

 

asterisk_02asterisk_02asterisk_02asterisk_02asterisk_02

 

子どもに毎日言い続けていても、いつの間にか『また言ってる』

=ママの「こら!」はBGM♪ になりかけているママやパパに是非聞いていただきたいと思いました。

(部下に怒ってばかりの上司の方にも是非!!社会人バージョンもきっとかわのさんは受けてくださいます。実際にご自身の職場の人事で活用されているそうです。)

 

asterisk_02asterisk_02asterisk_02asterisk_02asterisk_02

 

言い続けて変わることもあると思いますが、変わらないこともあると思います。

でも、「行動分析」を使うと、効果的な方法が見つかることもありますよ。

「うちの子怒っても全然ひびかない…」

「この子こういう性格だから…」なんて、

無意識に放置する前に、是非一度このお話を聞いていただけたらと思いました。

 

 

 

先日還暦をこえた母が初めてこの講座を受講しました。

孫を叱ったことについて行動分析し、少し面白かったです。

そして、私たちを育てていたころを振り返るとなおさら面白いことがいろいろわかりました。

(ある意味目の前に子育ての結果(娘自身)が目の前にいるから…)

 

「行動」から子育てを考える方法、是非たくさんの方に知っていただけたらと思いました。

 

 

asterisk_04asterisk_04asterisk_04asterisk_04asterisk_04asterisk_04

 

レポありがとうございました~

ほめ方叱り方講座は、

またご要望があれば、開催していきたいと思います。