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2011-05-02 14:48:58

電力の鬼「松永安左エ門」

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3年前に父親が78歳で他界した


父が亡くなった後、手続きの為に父親の生まれた場所の市役所から原戸籍を入手した


その原戸籍を見ると戸籍上、曾おじいさんが別の家系から養子に来ていたことがわかった


その別の家系の当主の名前が「松永久左エ門」と書かれていた


父親も僕も生まれたのは長崎の北部にある壱岐という島だ


その壱岐出身の人物に、昔電力王と呼ばれた「松永安左エ門」という有名な人がいる


生まれたところが一緒だという親近感から


「松永安左エ門」に関する本や自伝はたくさん読んでいたが


ひょっとしたら親戚かもしれないと、原戸籍をみて心が躍った


昔のことなので、結局親戚かどうかの真実は分からなかったが


もし、仮に親戚筋だったとしたら、とても誇らしい気持ちと


逆に今の自分が対比して恥ずかしいくらい不甲斐ないという想いが交差してしまう


そのくらい、本で読む「松永安左エ門」という人の一生は


妥協しない、揺るがない、信念を曲げない、まさに鬼のような人生を送っている


東京電力の原発事故についてニュースを見聞きするたびに


電力事業に大きく関わった「松永安左エ門」が生きていたらどんなコメントを


残すのだろうかといつも考えていた



昨日の日経新聞の「春秋」に「松永安左エ門」についての記載があった


<下記一部抜粋>----------------------------------------------------------

戦後、電力再編が紛糾する中、9電力体制に導いた人物がいる


「松永安左エ門」、電力王と呼ばれた業界の長老だ


「関東電力」のはずだった社名を「東京電力」にしたのも松永


戦前、松永は東邦電力を率いて九州から関西、関東へと攻めあがったこともある


東京で使った会社の名前が「東京電力」だった


自らの夢を、ちゃっかり新会社に託すしたたかさ


それにしても、松永にどうしてこれほどの影響力があったのか


戦前、電力の国営化や軍需利用の流れに真っ向から反対した


軍部になびく経済人を戒め、大蔵大臣の就任要請もすげなく断ったという


そうした一貫した態度が戦後に生きた気骨の人である


戦後の民営化の後には電力投資が必要と料金を7割も値上げさせた


わが道をゆく姿は「電力の鬼」ともいわれた


その松永は本紙の「私の履歴書」で、自らを「常に反対の側の面が目につく男」と評した


「順調のようでも波乱が潜んでいる」と


松永が存命だったら東電にどんなカツを入れただろうか

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昨年の夏、壱岐にある「松永安左エ門」記念館に立ち寄った


その卓越した未来感が全く今も通用するほど古臭くなく驚きの連続だった


物事の真髄を突き詰め睨みつけるような顔写真の残像は


今もはっきりと脳裏に焼きついている


2011-04-28 13:46:24

「想定外」という言葉

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地震にしても津波にしても原発事故にしても


「想定外」という言葉を多く耳にする


「想定」の言葉の辞書を引くと


「ある条件や状況を仮に設定すること」とある


条件や状況を仮に設定してみたが


その条件や状況を大幅に逸脱した事象ということのなのだろうか




地震学者や津波の専門家や原発の専門学者たちの中には


想定内だったと言い出す人もいる




想定内だったとすれば


自治体の防災対策や東電の原発安全管理の責任者に対し


憤りを感じるが


今頃になって、想定内だと言い出す専門家達に対しても


なんだか腹立たしくもある




ただ、起きてしまったこと、起きていることは現実問題として目の前にあるわけで


想定外・想定内両方含めて検証して行き


今後について対応策を考えていくことが


人間の知恵なのだろう




そういえば、数年前「想定内」という言葉を誰か連発していたなと思い出す


その「想定内」という言葉を連発していた人は


収監されてしまった


なんとも、かんとも・・・





大前研一氏が原発事故の原因についてコメント

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東電の危機管理能力がここまで低下した1つの原因は、旧自民党政権との「癒着構造」である。
旧自民党政権は、東電をはじめとする電力会社を景気対策の道具に使ってきた。

たとえば、景気対策であと2000億円必要だとなると、予算を組まずに東電や関電などを呼びつけ、
2000億円分の設備投資を要求する。電力会社はそれに従い、不要不急のハコものを造る。
そういうことを繰り返してきたのである。

そして景気対策に協力する見返りとして、電力会社に対する政府の監督の目は甘くなった。
世界標準の2倍くらいの電気料金を認め、原発の安全審査を厳しくする代わりに、
住民対策ができていれば認可しよう、という倒錯した発想が咎められることもなかった。

だが、1979年にアメリカでスリーマイル島原発事故が起きたことで、その癒着構造に綻びが生じてきた。
同事故以降、アメリカでは新たな原発を造ることができなくなった。このため、さしものGEもだんだん
原子炉エンジニアがいなくなってイノベーションがなくなり、既存炉の運用とメンテナンスが中心となり、次第に技術力が低下した。

一方、日本では地元住民の原発反対運動が強まる中で、政府は国策として原子力産業を推進していながら、
原発が立地する地元の説得は電力会社に押し付けてきた。そこで電力会社はどうしたか? 

ひたすらカネをバラ撒き、地元を懐柔した。その結果、ひとたび原発を受け入れた自治体には、
福島第一原発や新潟県の柏崎刈羽原発のように、原子炉が1か所に6基も7基も集中するという歪んだ構造になった。
それが今回の4基同時に損傷する大惨事につながったのである。

しかも、東電の場合はGEとの蜜月関係が崩れた影響で2002年、圧力容器にヒビ割れがあることを
隠しているというGEの下請けのエンジニアによる内部告発を受けた。この「原発トラブル隠し」が大問題となって
当時の会長と社長が辞任に追い込まれ、福島第一原発所長を20年経験した常務をはじめとする原子力畑の人間はことごとく粛清された。

その後の東電は、供給力の35%を原子力に依存していながら原子力エンジニアを忌み嫌う会社になり、
経営陣の大半を人事や総務、経理など事務系の人間が占めるようになった。

その典型が、体調を崩して入院した調達部門出身の清水正孝社長である。今回、東電の危機管理能力が低くて対応が鈍いのは、
複雑きわまりない原発の内部構造を熟知している人間が上層部にいないからでもある。

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2011-04-26 15:09:34

何の罪もない自ら避難できない家畜達

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福島原発20キロ圏内で取り残された家畜の悲惨な記事を読んだ


養豚場のブタは全滅状態


餓死寸前でビニールを食べようとしている牛もいたそうだ




チェルノブイリでは30キロ圏内の牛1万頭、豚3000頭が


人間と一緒に1100台のトラックで避難したそうだ




福島でもなんとかならなかったのだろうか




このほかに、計画的避難区域に1万頭の牛が飼育されているそうだ


牛や豚には何の罪もない上に、自分達で避難することもできない



置いてきぼりにされた、犬や猫などのペットのことも気になってしまう