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Last Autumn's Dream/「Saturn Skyline」
lad4th
ノノノノノノノノノ⌒\<神毛アーライッ!!



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 元Fair Warningの哀しみの吟遊詩人ことアンディマレツェク率いるメロディアス・ハード・プロジェクト、Last Autumn's Dreamの4th。


 毎度短いリリーススパンを全く感じさせない充実の作品を提供し続けてくれるLADですが、本作においてもその哀愁と気品溢れる灰色メロディの質の良さは特A級を誇っております。アヴァンギャルドなアダルティロックを展開する#1「For The Young And Wild」や#6「Critical」、タリスマン組の、安定的ながらも個性に満ちたリズムにプロとしての妙を覚える#2「After Tomorrow's Gone」、疾走する美旋律に悶え狂う灰色キラーチューン#3「Pages」、LAD流癒し系ロックの真骨頂といった感じの#5「I Know A Lot About Love」、#7「Supersonic」、#9「American Girl」、そしてLADをLADたらしめているアイデンティティとしてもはや不可欠とも言える#4「Rock'n Roll Is Saving My Soul」、#8「Frozen Heart」、#11「Still On The Run」、#12「Skyscraper」といった極上の輝きを魅せる珠玉のバラード勢。アンディの、何かを切実に懇願するかのような嗚咽ギターソロから哀愁サビに倒れこむ#8の退廃的カタルシスは最近では比肩し得るものが無いほどの美しさ。ギターってホントに泣くんですね。#12では、聴き手の涙腺を完全に握りつぶすミカエル・アーランドソンのハートフル・ハスキーヴォイスが堪らんです。死人出るんじゃないですか?コレ。


 ヴァース→ブリッジ→サビ→間奏→サビという展開ばかりでもう少しアレンジの面でこだわって欲しいというところもありましたが、メロディがあまりに良いのでまぁそこまで気にならないです。それよりもメロスピに路線変更したのかと勘ぐらせるようなジャケットの酷さだけは何とかならなかったのでしょうか('A`)


 厚着して空っ風の吹く寒々とした街路樹を歩きながらLast Autumn's Dreamの新譜を聴く。管理人がここ数年の年の瀬に最も愉しみにしてることを、今年も無事遂行できてヨカタです。