Q11 宿題などの期日が守れないのはなぜでしょうか?
保護者の方々のお悩みの中で、お子さんが学校の宿題をきちんとやらない、期日を守ろうとしないという問題があります。
生活習慣の問題も含まれているとは思いますが、前にも書きましたように意識や考え方が間違えているわけです。
「やろうとは思うのだけど・・・」とこの程度の義務感ではやりませんよね。やはり、「やらなくてはいけない」と自覚しないといけません。
ただし、責任感と義務感で勉強をするようになると、学習というものが苦痛になりかねないのが問題です。
スピード・処理速度、スケジューリング・時間管理、あるいはタイムシェアリング・時間配分、優先順位付け、要領などの要素で考えたり、あるいは教えたりしたでしょうか?
ついつい、「この子はどんくさいわね・・・」「なぜ、こんなに要領が悪いのかしら・・・」「この程度のことがどうして出来ないの・・・」と、言葉で非難だけしてしまうのは、親だからこその歯がゆさからくるのでしょう。
気持ちは分かるのですが、これではどんどん子供が離れていってしまいます。心が離れてしまうと取り返しがつかなくなるので注意してください。
スピード、処理速度というものは、動きそのものですから、繰り返しによってスピードを上げられるようにすることが一つの手です。
繰り返して書くときに、丁寧だけれどもある程度の速さで書くように意識することです。数学の基礎計算も同様です。
速さを求めることが可能なことは、訓練で速さを身に付ければよいでしょう。
しかし、この速さがしっかり身に付くまでには時間がかかる ものです。
そこで、時間管理、時間配分というところで、対処せざるを得ない時期があります。
制限時間や守るべき期日を意識して、どうすればその制限内で任務を完了できるか と考えましょう。
日頃、行動は遅いように見えるにも関わらず、きちんと宿題や提出物を出している子を見かけると思いますが、それは行動のスピードに頼っていない からです。
うまく優先順位付けをして、締め切りの早いものから優先的にやり、自分の行動管理でスピードの遅さをカバーしているのです。
要領がいい という言葉の裏に何があるかも考えてみるといいですね。
一口に要領がいいと言いましても、どんな風に要領がいいのかは、その行動や状況で意味合いが異なります。
時間にしても、行動にしても、それらの配分の仕方がうまいのか、自分以外のものの配置の仕方がうまいのか、はたまた自分が居る位置の取り方・ポジショニングがうまいのか、そういったことまで見てみましょう。
上のようなことも考えに入れて、きちんと期日を守る意識を持って工夫して自分なりに対処できるように仕向けてあげてくださいね。
大人が簡単に出来ることも、子供には難しいということが多いですからその面も配慮してある意味では気長にいってください。
とりあえずは少しでも早く改善できるように、即効性のあるものを先に持ってくる ことをおすすめしておきます。





