瀬 | 「らぽーる」日誌

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離婚と親子の相談室「らぽーる」の日々を綴ります。

年の瀬ですね。何かと気忙しい。

そんな折、28日の夜、胃痛と吐き気で救急外来にかかりました。

辛かったです…

でも、年の瀬においしいもの食べたい意地で(?)驚異的な回復を見せ、今夜はおうどん食べられました。


それより、私は、年の瀬の“瀬”という字も言葉の意味も何となく昔から好きです。

意味としては3つあります。

1、川などの流れが浅く歩いて渡れる所。浅瀬。

2、川の流れの急な所。また、海水の流れ。潮流。

3、物事に出あうとき。機会。「身をすててこそ浮かぶ―もあれ」「逢―」


1、の意味では「百人一首」にこんな句があります。


『瀬を早み 岩にせかるる 滝川の われても末に 逢はむとぞ思ふ』


この句の現代語訳は「川の瀬の流れが速く、岩にせき止められた急流が2つに分かれる。しかしまた1つになるように、愛しいあの人と今は分かれても、いつかはきっと再会しようと思っている」ということですが、

今年は、子どもたちから悲しい手紙を受け取り、まいってしまって引きこもったりもしました。希望を失くしかけました。けれど、この句のように、「われても末に 逢はむとぞ思ふ」ことにしました。

誤解はいつか解ける、きちんと話す機会は訪れる、そのために、元気で誠実に一生懸命生きていようと思います。


年の瀬の瀬は3、の意味ですね…
一年を振り返る機会って意味合いなのかもしれませんね。


皆さま、どうぞよいお年をお迎えください。