歯医者新人面接・25 聖職なんぞ存在しない! | ちえ☆ライブラリー

歯医者新人面接・25 聖職なんぞ存在しない!

私はハッキリ言って、医者が特別な存在だとはちっとも思わない。

だって、れっきとした、ひとつの「職業」にすぎない。


資格を持って、人体を扱う特殊技能なのであって、
病気を治すから偉い!とか、神聖なる職だとかは絶対に思えない。

 

私のような歯科助手や、サラリーマン、八百屋さんなどと変わりがない。
そう思っている。
ただ、技能職なので稼ぎが良く、先生、先生と巷から言われているだけだ。

 

だから、その権威をカサに着て、妙に態度がデカかったり、
自分の了見で人を振り回すような医療従事者には、私は相当軽蔑する。

 

更にここでハッキリさせておこう。

「人間は、その人の育ちや技能で偉大だと肯定できるものは何もない。
ただ、”人間として何をなしえたか”。
その人間としての振る舞いこそが、他人から”偉大”であると評価を得るものである。」

 

人間、資格を取ったから偉いとか、何も資格がないから無能だとか、
えばったり、卑屈になることは一切ないのである。
これだけは、明快なる真実として声を大にして言わせてもらっておく。


盗聴なんぞ、およそ偉大な人のすることではなく、ましてや犯罪だ。

 

・・・次回に続く。