少し前のブログにも書きましたが、私は、成年後見人をしています。
どのように成年後見人になるかというと、大きくわけて2つのケースがあります。
<ケース①>
ご家族などから直接依頼をうけて、私を後見人候補者として、裁判所へ申し立て、そのまま選任されるケース
<ケース②>
裁判所から、いきなり依頼が来て、まったく知らない方の後見人に選任されるケース
(私が裁判所の後見人候補者名簿に登載されているためです)
知ってました?! まったく知らない方の後見人になることもあるんですよ。
(もちろん拒否もできますが)
私が後見人に選任されて、一番気をつかうのは、②のケースの場合です。
特に、ご家族を後見人候補者にあげたにもかかわらず、それを裁判所が却下し、他人の私を選任したような場合です。
誰を後見人にするかは、一切の事情を考慮して、裁判所が選任することになっているため、申立人の希望どおりにならない場合もあるんです。
なんで気をつかうかって?
家族で財産管理をしようと思って申立てしたにもかかわらず、見ず知らずの他人の私がやって来て、財産の調査をされたり、通帳やら現金やらをすべて預けることになるわけですから、家族としては、気持ちのいいものではありませんよね。
当然、通常あまり歓迎されません(笑)。
気持ちがわかるだけに、とても気を使います。
このような場合は、いつも以上に、ご家族に綿密に報告を入れるなどして、信頼を得られるようにしています。
さて、タイトルのお話。
②のケースで受任することになった被後見人が、数ヶ月前亡くなりました。
普段、夜中に目が覚めることがない私が、何故かその日に限って朝の4時に目が覚めたんです・・・。
目覚めて数分後、私の携帯が鳴りました。
「被後見人の○○さんが、非常に危険な状態です。病院にきてください」
飛び起き、ご家族に連絡をし、病院に駆けつけましたが、すでに亡くなっていました。
仕事で、後見人をしているとは言え、やはり、長い間お手伝いしていると、情のようなものは、生まれます。
悲しかったです。
お葬式の際、ご家族に、亡くなる直前、夜中に私が目が覚めたことを伝えると、
「一番頼りにしていた大星さんに、本人も挨拶に行ったんじゃない。色々ありがとうございました。」
と声をかけてくれました。
司法書士になってよかったと思う瞬間でした。
これからも頑張ろう!
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大星司法書士事務所
司法書士 大 星 太 郎
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