息子が一人暮らしを始めて、3週間が経ちました
始めの1週間は、「元気ですか?」のメールを送るたびに電話があるという日が続きました
ちょっと不安な声で、
「プラスチックトレイは、燃えるごみ?」
「割れた皿は、どうやって捨てるの?」
「速達郵便って何日で届くの?」
「ゴミは何時に出せばいいの?」
電話で確かめる程のことでは無いと思うようなことを、一つひとつ訊いてきます
その都度息子の寂しさが伝わってきて、胸がきゅーんとなりました
2週間が過ぎる頃、夕食が終わった頃の時間に電話がかかってくるようになりました
時には弾んだ声で、時には沈んだ声で
「明日は、2社掛け持ちで、会社説明会に行って来る」
「1次が通った会社のグループディスカッションが、明日ある」
「グル―プディスカッション受けた会社から、不採用の通知が届いた」
「3つ落ちた。落ち込む~!!」
「職種、増やそうかな」
期待、不安、怖れ、恐怖、そして寂しさ
就活が始まった時期と重なった一人暮らし
どれだけのプレッシャーが、圧し掛かっているのだろうか
不憫で愛おしくて・・・
辛い時期を乗り越え、その時育てた大事な想いを人生の宝物にして、その想いを掲げて次のステージに挑戦し始めた息子
そんな彼だから大丈夫!そう自分に言い聞かせても、時おり起こる私の不安、怖れ、もどかしさ
その度、向き合いました
そして、落ちるところは、”自分が本当に楽しいと感じる日々を過ごしてほしい”
3年ほど前のことを思い出しました
息子が、幼い頃から仲の良かったター坊と飲みながら語ったことを、話してくれました
ター坊と2歳上の兄ちゃんは、トラックの運転をしながらの母親に、女手一つで育てられました
忙しく働きながらも人への気遣いのある優しい母親の姿を見ながら育った二人の息子は、母親似の素敵な若者です
そんなター坊と”親孝行”の話になったそうです
ター坊の親孝行は
「母親の経済的な負担を無くしたい。経済的な心配をなくすことが、今の俺にできる親孝行かな」
(ター坊は、すでに高校卒で働き始め、給料の1/2以上の金額を家計に入れています)
息子の親孝行は
「日々楽しみながら元気に過ごしている俺の姿を、見てもらうことかな。
人って、みんな違うんだね」
(大学に入学したころです)
泣けました!
今の私にできることは
”息子に、思う存分親孝行をしてもらえる私になること”







