2018年1月23日 午前7時55分まで

 

さくらの体は温かく 今にも起き上がりそうにして眼を開いていました

 

体に温もりはあるものの ピンクの嘴に紫色が混じっていました

 

手の平に抱き 何度も何度も名を呼び

 

身体を擦り 卵が詰まったお腹を撫でました

 

 

一週間前の朝 さくらは自力で生涯に二つ目の卵を

ケージの片隅に産み落としました

その後も 元気そうで安心していたのです

 

三年前に 病院で卵を出してもらって以来

発情抑制し 卵は絶対に作らない

産めないかもしれない子だからと 細心の注意をして育てていました

健康になったら いつか無精卵でもしっかり卵を

産めるからね

三年間毎日 続けてきた体重計測がこの数日は

ママの体調不良が重なり 出来ていなかったので

突然の産卵でした

 

それでも さくらがあれから丈夫になって卵を

産める体になってくれたのかしらと

健康なコザクラ女子になってくれたのかしらと。。。

むしろ 誇らしくさえ思ってしまったのです

無知な飼い主です

 

その後 健康な雌のコザクラさんが二日から三日位で

次のお玉ちゃんが出来るように

さくらもきっと。。。。。

ケージを30度前後に保温し

安静にし さくらが二個目のお玉ちゃんを元気に

産み落としてくれるような 馬鹿な錯覚を

してしまったのです

 

関東に大雪が降るとの予報が出た二日前

病院に行くべきでした

助けてあげられる命を 苦しめ逝かせてしまったこの思いが

救われることはありません

 

さくら ごめんね!

暫く 自分の身勝手でブログもお休みしてきました

いつか元気なさくらを 皆さんに見ていただける日を

楽しみにしていました

さくらは 本当に元気に毎日過ごしていました

冬の冷たい空気の中でも 日差しがあれば日光浴をして

鼻水を垂らすことも無いほど 元気でした

毎日 車でママと会社に出勤して皆と遊んで

悪戯して 可愛がってもらっていました

言葉を理解することも多くて 「これは だめよ」って

話すと 好きな紙切りも大人しくやめるようなお利口さんでした

 

「さくらは 幸せだったよ」と息子たちが慰めてくれます

生後2カ月でママと暮らし始めて

同じ鳥さんと触れ合うことも ただの一度も無く

憧れの鳥さんのオフ会とやらにも出してあげられず

もしかしたら 自分を人間と思い暮らしてきたのかもしれない

さくらはそんな コザクラでした

6年と三ヶ月 毎日が密度の濃い日々でした

お留守番させることが出来ず 毎日24時間を共に

過ごしてきました

発情のお相手は いつもママで相思相愛だったね

タオルに包れて眠るさくらの顔は 昨日と同じ

不思議とピンクの嘴の色が戻ってきています

辛かったよね 苦しかったよね

さくら ごめんね。 

 

卵詰まりの怖さと無知な飼い主の愚かさ

それでも懸命に生きようとしたコザクラインコ

さくらの生きた証をここに残します

 

最後までお読み頂き有難うございました。

 

 

 

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