Twitter経由で、就活中の学生さんや、
将来、起業を考えていらっしゃる会社員やフリーの方から
ご質問をいただくようになりました。
DMでその都度お返事したり、
機会があったらお目にかかってお話しをしたり、
(お目にかかりましょうといって実現できていないケースも多いのですが)
ひょんなことで知らない方とご縁ができて楽しいです。
最近は時節柄でしょうか?
(3年生の就職活動が本格化したの???)
急激にご質問が集中しています。
もしかしたら私の経験でヒントになることはあるのかな???
とも思い、今現在、私でお答えできることを書いてみたいと思います。
まずはこんな質問から。
質問)
化粧品関係の企業に志望する上でやるべきことなどのアドバイスはありますか?
難しい・・・。
なぜ自分が通ったのか?を分析してみたらわかるかな?
1992年の夏だから20年前情報?????
古い・・・。
いや、でも、普遍的なこともあるかもしれないから書いてみます。
化粧品会社で女子総合職で・・・というのはやはり難関だった。
前の年までがバブル世代で、1つ下は氷河期世代。
私たちの代もちょっとその影響が出ていました。
6人しか合格しなかったような・・・。
しかも、個性はバラバラだった。
その後、自分が面接官のような立場になることもあったけど、
どういう子が受かるかどうかはわからなかった。
化粧品会社の場合は、基本、化粧品が好きで好きで仕方がない
という人が欲しい。
でも、それは強みじゃないですよね。
今の時代の女性はほとんど全員が化粧品が好きで好きで仕方ないから。
エントリーシート、
課題が「あったらいいと思う化粧品」だったと思うのですが、
普段からそういうことばっかり考えていたので、
ありんこみたいな文字を物凄く細かく真黒になるくらい書いた気がする。
こりゃぁ読めないよというくらいにびっちり。
入社後に、人事の方に読みにくかったと笑われたくらい。
今ってマニュアルびっちり決まっているから、
そんな読みにくいエントリーシートありえませんよね。
いや、当時もそんな汚い書類を出す人いなかったかも。
中味をじっくり読んで面接まで進めた会社の人事部がスゴイって話ですよね。
(確かにその時の人事ご担当者は物凄く熱心で真面目で、
おもしろさも見つけたいという方ばかりだった。
世の中、そういう人事ご担当者ばかりではないので)
ここはあまり参考にならないか。
じゃぁ、参考になりそうなことって何だろう。
会社員3年目くらいまで、OG訪問などを受けたのですが、
「どうして入れたのか?」と聞かれると、
「化粧品には湯水のようにお金を使ったので、
今度は化粧品で稼ぎたい」と言ったら受かった
と答えていました。
アホみたいだけど、面接では本当にそう言った。
そしてその場で大ウケしていた。
でもそんなアホなことで受かるわけがないですよね。
会社員3年目って、私は25歳くらいですよね。
その頃は意地悪で本当のことを教えたくなかったのだと思う。
ライバルになっちゃうから????
というのもあるかもしれないですが、
この子にはあまりミドコロがないな~と感じたからだと思う。
だから、今回初めて本当のことを話します。
最終面接のこと。
何の質問に答えたのかは覚えていなかったですが、
化粧品の大きな流れについて発言したのですが、
それが、ひとりの面接官が大きく頷いていたので、
ああ、受かるな!と思った。何を発言したかといえば、
「フランス発世界の化粧品の時代から、
フランス発ニューヨークの時代になっていると思う。
DiorもシャネルもYSLも、
従来のフランスらしさではなくNYでどう受けるかというマーケティングになっている。
NYで受けるということが、日本で受けることにもつながっている」
ということでした。
それが92年当時。
90年代半ばに、スーパーモデルブームが来て、
MACのようなアーティスト系のメイクアップが来た。
2、3年先の未来予測的なことを言ったんですよね。
その頷いた面接官は、周り年配の方ばっかりなのに、
ひとりだけ若い方でした。
ちょっと不思議だったのですが、
その方は常務取締役で未来の社長になる方でした。
キーパーソンを頷かせたというのが合格の決め手だったのではないかと。
ここには2つヒントがある。
●キーパーソーンを頷かせたら勝ち。
●未来予測をしっかりできる人が勝ち。
しかしまぁ、キーパーソンを見つけるのって難しいですよね。
でも、目で見つけれれなくても未来予測に反応するのはキーパーソンだと思いますよ。
だいたい、キーパーソンとなる人っていうのは、
仕事ができる人であり、会社の将来を背負っている人。
だから未来予測について日々考えている。
そして新入社員は会社の未来を担う人だから、
未来を一緒に共有できると思える「理由」を持ってくれる人が欲しい
そして、未来視点は仕事ができる人ならだれでも持っているから、
そこは共感してもらいやすい。
それは化粧品会社だけではなく、
全ジャンルにとって共通しているのでは????
特に何かを「企画」する仕事をしたい人は、
「未来予測力」が必要ですよ。
広告宣伝担当者だったら半年先の、
商品企画だったら1年2年3年先の商品を考えなくてはならない。
あれれ、こういうの今の就活生は当たり前のように知っているのかな???
もしもそうだったらすみません。
これで終わっては何なので、
未来予測力の付け方については、
改めて書きますね。
まずはここまで・・・。
未来予測力について・・・・。
前回までのお話・・・
氷河期一歩手前、就職がちょい厳しい時期になっているの92年に
就活中の女子大生Hさん(コネはもちろん、高学歴でも美人でもない凡人女子)は、
最終面接で化粧品業界の2,3年後の未来予測をすることで
無事、大手化粧品会社の内定を獲得したのだった。
で、この凡人女子はなんで未来予測なんてできたんでしょうかね????
答えはありきたりなんですが、未来予測をするのが趣味だったからです。
小学校のころからずっと、そういう目線でCMとか店頭とかみていた。
「これって売れるのかな?」ということにスゴイ興味があったし、
「こういうのがあったら売れるのに」と考えていた文房具が
2,3年後に店頭に並ぶと、
私の勘が当たった~~~と喜んでいた(6年生くらい)
しかし、こういう趣味をお持ちの方は珍しくないでしょう?
企画をやりたいなーと大学生で思っているような人は、
知らず知らずそういうことをしていた人なのではないでしょうか。
高校生まで興味は文房具でしたが、
大学生になったらその未来予測ターゲットは化粧品になった。
だからスムーズに言うことができたのでした。
で、この時の未来予測のソースは雑誌でした。
CREAだったか、美容ジャーナリストの渡辺佳子さんが
そういうことを本文2行くらいの小さな文字でチラっと書いていて、
「ああ、私もそう思っていたんです!
確かにこのところの化粧品のテイストが変わっている。
ヨーロッパ的なオーセンティック目線ではなく、
ニューヨーク的なモード目線になっている。
私の勘が当たった~」と思ったんです。
スゴイ発見、他の人も同じこと考えているんじゃないの???
と思ったけど、誰もそんなことに触れる人がいなかった、
雑誌を見ても。
ずっとそのことを考えていたからその小さな一文を見つけることができて、
私が勝手に思っているのではなく、
同じことを考える人もいるからこれは確信できる話だと自信をもって言うことができた。
後日談として、渡辺さんにこの話を伺ってみたら、
「書いたの覚えてない~、どこの雑誌だったかな???」とおっしゃっていました。
そりゃぁもう20年も前の話でずっと第一線で書きまくっている方だから
覚えていらっしゃるはずはありませんね。
ところで、未来予測力はどうやったらつけられるの???
ってことなんですが、
未来予測っていうのは、「次、絶対にコレくるよ!」っていうことなんだけど、
占いとか勘とか予感とかスピリチャルな能力じゃないんですよね。
とはいえ、スピリチャルな能力って経営者には必要不可欠な能力だと思う。
理由はわからないけど、こっちに進めば絶対に道が開ける!
とか、逆にこっちに進んじゃ駄目!とか、
そういう能力が必要。経営者にはね。
しかし、自分でジャッジを下せない会社員にとっては、
理由なき未来予測力っていうのは無用の長物ですよ。
会社員は、絶対に「理由」を求められる。
「私がそう思うからですっ(バンと机を叩きながら)」で、
通るわけがない。
会社っていうのは通さなくちゃいけない会議だらけ。
伝言ゲームだから、「熱い思い=熱量」だけじゃ通らない。
いろんな会議を通過していくうちにその熱は冷めちゃうんだから。
だから、その熱い思いの裏にある「理由」「裏付け」が必要で、
やはり分析力というのがモノを言う。
で、分析というのは基本ルールがある。
縦軸と横軸をきちんと見れているかということ。
ちなみに、「月刊 女性潮流研究所」に当てはめると、
●縦軸・・・時間軸
(5年間の過去まで遡ることで、現在の特殊性と未来への動きを予測できることができる)
●横軸・・・世代軸
(全世代女性誌60誌の見出しを抽出することで、ターゲット世代の独自性を見出すことができる)
ということになります。
その分析を毎月毎月繰り返していくと、
未来の動きもだいたい読めてくる。
だいたい、みなさん、「今、こんなのが流行っている!」ってことに関心が向くけど、
「これからどうなるの?」ということはわからないと思っている。
だからやっていない。
でもわかるんですよ。
「縦横の材料」をがっつり揃えた上で分析すると、
未来予測も科学的にアウトプットすることができるのです。
それだったら、縦横の分析のやり方を具体的に教えてほしい・・・
というお声もあるかもしれませんね。
それは「月刊 女性潮流研究所」を読んでいただくのがいちばんわかりやすいのかも。
この資料をもとに、弊社は企画案を出していますし、
それが大手メーカーや広告代理店できちんと通っている。
また、フリーのプランナーさんも、
この女性トレンドの把握で新規の仕事を獲得したという声も届いています。
「月刊 女性潮流研究所」って法人でとっていただいているレポート。
だから、法人価格(めちゃ高い)で一般の方は手が届きにくいんですよね。
でも、就活中の方や、企画の部署への配属を希望される方や、
異動で企画の部署に配属されたばかりの方や、
どうやって企画をしたらいいのかわからない方など、
個人の方からのお問い合わせも多いのが事実・・・。
テストケースでそういう個人の方への仕組みを作ってみようかなぁと
今考えています。
「月刊 女性潮流研究所」のインターシップ購読みたいなのかな???
決まったらお知らせしますね。