- 見てきました、映画「さくらん」!
「大奥」、「マリー・アントワネット」に続き、目にもあでやかな、
麗しい刺激を与えてくれる時代モノ。
思いっきりオメメをキラキラさせてくれる、絢爛コスチュームモノって、
絶対映画館の大きいスクリーンで見たいですよね!
セッティングは江戸時代だけど、ビビッドでガーリッシュで、
キッチュでコンテンポラリーな映像美。
「さくらん」って、さくら咲くと、錯乱と花魁をモジってるのかな?
オトロしい、女の世界...
まあ、ストーリー的には「吉原炎上」の焼き直し、って感じかな?
「さくらん」では、ヒロインは、かなりの乱暴モノになってますけど...
同じく遊女もので、宮尾登美子原作の「陽暉楼」って映画もありましたよね...
「女は競ってこそ華, 負けて堕ちれば泥」っていう
凄みのある一節、思い出しちゃいました...
「さくらん」の、土屋アンナと夏樹マリは、ほんとにハマリ役。
目ジカラがスゴイ!この二人って、なんか、似てません?
あんなハーフ顔の花魁なんて、江戸時代にいたのかな?
- 安野 モヨコ
- さくらん
私にとって、安野モヨコさんといえば「美人画報」なんですが、
「さくらん」を機に、コミックも読んでみました。
カラーページは、絵がキレイ。
濡れ場はけっこう、ナマ生しくて、レディコミちっく...
安野モヨコさんご本人を、書店のサイン会で目撃したことがあるんですが、
いかにもヘビースモーカーのお顔とお肌をしてるなー、
っていうのがスキンケア・スペシャリストとしての私の感想。
スモーカーフェイスっていうのは、まず、ホウレイ線が顕著、
脂性で、毛穴が大きいのにドライスキン、
肌色にツヤがなく、くすんでいて、肌理が粗い、
角質が肥厚している、あるいは薄くなって、毛細血管が浮き出ている...
マグランプ(拡大レンズ)で見ると、一目瞭然ですが、
裸眼で見ても、すぐわかる場合もあります....
安野さん、ごめんなさい,,,
漫画家さんとか、作家さんは、ヘビースモーカー、多いですもんね...
「美人画法」でも、ダイエット苦労話、かなり出してる安野さんですが、
こんな作品もあり↓
安野 モヨコ 脂肪と言う名の服を着て 完全版
- これ↑、すごく暗くて、後味悪いんですけど...
個人的なコンプレックスこそ、作家の創作の原動力、ってところ?
肥るのがイヤで、タバコを吸い続けている人もいるみたいですが、
健康あってこその美容です...
みなさん、喫煙の害は、イヤというほどご存知のはず。
ヘビーキセルスモーカーの、「さくらん」のヒロインよろしく、
短く散っていく、退廃的な女郎人生を送るなら別ですが...
現代では、花の命は、けっこう長いですよ...
燻された、ドライフラワーとして、人生の大半を送りたいでしょうか?
ながーく、イキイキと、みずみずしくお花を咲かせておきたければ、
いますぐ禁煙!
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「さくらん」の監督で、フォトググラファーの蜷川実花さんは、
なんで毎年出さないんだろ?