普段のように学級委員がプリントを前列に配り受け取った人が後ろにまわす。
そんなあたり前の作業の中に最前列で学級委員からプリントを受け取ったY君は一言付け足す。
「ありがとう」
それを聞いたY先生はみんなの前でY君を褒め称えて「ありがとう」という言葉の素敵さを僕らにせつせつと話してくれた。
チョイ悪で通っていたY君は顔を真っ赤にしてはずかしそうにしていたが一番後ろの席でことのあらましを見ていた僕は
「なんてカッコイイやりとりなんだ!」
と全力で感心していた。
その日から「ありがとう」という言葉を頻繁に言うように心がけて今や自分の得意な言葉の一つに昇華したと自信をもっている。
しかしこの歳になって「もっと練習しときゃよかったなー」と思う言葉がある…
それは…「ごめんなさい」である!
分かってる!!全部俺が悪いのは分かってる!!
でもあやまれない…なんで?
遅刻しても、失敗しても、100行動して90間違ってるタイプの人間のクセに…
ごめんで済まない事もある…でも99%の出来事はごめんで済む。
ニッコリ笑って「ごめん」が言える、そんなデカイ男になりたい…
とレジをはさんで自分のクレームが間違っていることに気がついても引っ込みがつかずに僕を怒鳴りつけているおじさんを見て思った。
人のフリ見てカッコ悪さに気づいたよ。
「ありがとう」 (ありがとうは攻撃にも使える♪)







