
なんかだ、リボルバーの続きを書くのが面倒になったのよ。
なんとなくわかるでしょ。
で、スロウ・ダウンにしたのね。した理由はよく解かんないんだけど。
上のジャケットが、アメリカ編集盤「サムシング・ニュー」なわけだ。
アメリカ盤は買わない(ホントは買う余裕がない)と決めてたのだけれど
しかし、しかぁーし、このジャケットをレコード屋で眺めていると、
どんだけ、かぶり捲っているかも忘れ買いたくなるんだわ、これが。
(これ、ユナイテッド・アーティストにハーデイズナイトにサントラ取られて、悔しくて無理に作ったんだな。収録曲は写真に載ってるから見て。)
んで、買ったわけだぁ。
「おんや、マーチン先生とエプスタイン氏が来なさった。なんだべかジョニー」
「なんだっていーべや、ポーリィ」
「諸君、以前より話に登っていたEP盤の発売に向けて、ア・ハード・デイズ・ナイトの録音で忙しいのは承知だが、曲を吹きこまなければならない。以前吹き込んだロング・トール・サリーとアイ・コール・ユア・ネームに追加するのだ」
「さすがロンドンが永いから、なまんねぇっすな。でもやっぱ、そのネクタイが気にいらねっす」
「だめじゃないの、ジョージ。コホン。その通りなのよ、坊や達。パーロフォンはア・ハード・デイズ・ナイトの前に売り出したいって考えてるの。強欲なのよ。わかっぺ」
「おねえ言葉に最後はリバプール訛りっすか。ブライアン」
「おだまり、ジョージ。あんたも映画で引っかけた女の子、パティとか言ったわね、訛り直さないとあのロンドン娘に馬鹿にされるわよ」
「おねえ言葉だっけどよ、ヘブライ語訛りは入ってないっすもんなぁ」
「ジョン!・・・ なにか曲あるのかい」
「あるわきゃねぇっぺよ、ハーデーズナイト埋めるので精いっぱいやってんだかんよ」
「まあ、当社、当レーベルとしてはビートルズ人気が続く限り、その間に多くのレコードを売り込みたいと考えているわけだ、でポールは」
「続く限りってのはよう、マーチン先生、聞きづてなんねぇ。やっぱ一過性のもんと思ってるってこってすか」
「ん、なんだねポール。上層部はだなぁ・・・で、あるのか曲がポール」
「ねえっすよ。何年かしたらジャンジャン作れるようになんだけんどね」
「じゃ、カバー曲にしましょう、坊や達」
「そういうことにしよう。諸君、頑張ってくれたまえ。当レーベルのために」
「やっぱ、サラリーマンの言うことはちげっぺねェ」
「リンゴ、私にだって立場と云うものが・・・時間がないんだ」
「スロー・ダウンにすっぺや、ジョニー、得意だんべ。時間がねぇってこってすから一発で決めてくれや。おらロング・トール・サリー一発で決めたっすからな」
「おらだってツイスト・アンド・シャウトは」
「ジョン。あの時は2テーク目録ったべよ。ボツなっただけだっぺ。1963年2月11日のあの日一発で決めたのは、おらのボーイズだっぺ」
「なんだぁ、リンゴまでぇ」
「おらも、みんないい娘で将来一発で決めるっす、自信ねえっすか、ジョン」
「なんだぁジョージ。ダブルトラックにすっからよ、一発は無理なんだべよ。ボーイフレンドのとこガールフレンドと重ねんだかんよ、むーりなーの」
「そーよ、ジョンには考えがあるのよ。ロック・アンド・ロール・ミュージックでは一発で決めるって、私にはわかるの。みんなジョンをいじめちゃ駄目よ。私がジョンを守るわ」
「守られたくねぇっすけど。でマーチン先生、ピアノを伴奏に入れてくれねっすかな」
「いやジョン、私はポロン・ポロンとピアノを弾くのは得意・・・ガガガガガと弾くのは・・・」
「まっ、俺ら頑張らすんだかんよ、おめえさんも頑張ってくんろ。エピーはなんも頑張んないけんどよ」
というわけで、ビートルズにあるまじき長い前奏のこの曲が始まったんであーる。
んで、サムシング・ニューでマッチ・ボックスとスロー・ダウンだけが、持ってない曲だったわけだぁ。ジャケット眺めるLPだった。スロー・ダウンだけ溝が減る・・・
ア・ハード・デイズ・ナイトの14曲目、マッチ・ボックスになる可能性が・・・
入ってなくてよかったのよね。
それじゃあ。