2006-02-03

フジロック '97のおもひで

テーマ:Rock
Fuji Rock Festival(以降FRF)が今年で10周年を迎えるらしい。何と言うことだ、あれからもう10年近く経とうとしている。光陰矢の如し、これじゃあボクだって聖☆おじさんになるわけだ。

ボクは一回しかFRFに行った事がない。しかも97年の第一回@天神山だけ。昔、友達や知り合いとかと飲みに行った時にFRFの話になったんだけど、97年の初回しか行った事がないって言ったら「ええ~!あの伝説の初回に行ったんですか!」って驚かれた。まあ、確かに良くも悪くも伝説となる内容だったけど。かなり前の話になるのでうろ覚えだけど、今日は覚えているエピソードをちょっとだけ書いてみよう。

当日、友人らと早朝の新宿駅で待ち合わせ、特急あずさなど電車を乗り継いで伊豆急河口湖駅に着いたのがお昼頃。伊豆急行はFRFに向かう若者たちで大混雑していたんだけど、河口湖駅前も相当混雑していた。会場までシャトルバスが運行していたんだけど、待てど暮らせどバスは来ない。結局90分ほど待ったんじゃないかな、やっとバスが来たのでいざ会場へ。会場周辺に近づくにつれて、バスが遅れている理由が判明した。会場入口に路上駐車している車が沢山いてバスが会場に入れなくなっていたのだ。いい加減にしてくれよな…。

昼頃から降り始めた雨。台風が接近していると聞いていた。当日のボクの格好はといえばTシャツに短パン、ビーチサンダル、その上に雨カッパ。山をなめていたよね。当時本格的ロックフェスって日本に根付いていなかったから誰もが同じような格好をしていた。

当日のラインナップはかつてないほど豪華な顔ぶれだった。初日ラインナップは次の通り。今のFRFと比べると格段に規模が小さいですね。

Main Stage

11:00 Southern Culture On The Skids
11:50 SUMMERCAMP
12:30 THIRD EYE BLIND
13:30 THE HIGH-LOWS
14:40 FOO FIGHTERS
16:20 RAGE AGAINST THE MACHINE
18:00 THE YELLOW MONKEY
19:40 RED HOT CHILI PEPPERS

Second Stage

11:20 B.B.B.B
11:50 ZBONS
12:50 GIRLS AGAINST BOYS
13:50 THE MAD CAPSULE MARKET'S
15:10 BOREDOMS
16:30 ATARI TEENAGE RIOT
18:00 DENKI GROOVE
19:30 APHEX TWIN

ボクたちの目当てはFoo Fighters/Rage Against The Machine/Red Hot Chili Peppers。今見ても相当凄い顔ぶれだし、二日目の顔ぶれ(BECK/ GREEN DAY/ THE PRODIGY/ Mad Professor/ SQUAREPUSHER/ Lee "Scratch" Perry/ MASSIVE ATTACK etc....)も豪華だった。

会場に入ったら既にFoo Fightersのアクトが既に始まっていた。モッシュ、ダイヴの嵐。雨は降りしきる。その後現れたRage Against The Machine。とにかく凄かった。何がって、演奏も凄かったけど、客の盛り上がり方が尋常じゃない。会場後方から見ていたんだけど、会場全体から煙が立ってステージが見えなくなっていた。それは煙ではなく、観客の熱気が雨を水蒸気に変えていたのだ。既に会場には観客が捨てたゴミが散乱していた。

その後、Second Stageに移動して電気グルーヴを見る。ピエール瀧が富士山の着ぐるみを着て「富士山」を歌っていた。富士山の麓で「富士山」を聴く。何て贅沢な。

Second StageではAphex Twinが登場する予定だったんだけどお目当てのレッチリを優先させるため、後ろ髪引かれながらMain Stageへ移動。この後目撃するレッチリのステージの感動をボクは一生忘れない。今までの音楽人生の中で最高のライヴだった。観客の殆どがこのステージを見るため、長いこと激しい嵐を耐えていたんだと思う。満を持して現れたレッチリが登場したとき、会場の興奮はピークに達していた。一曲目の「Suck My Kiss」の冒頭での「Hit Me !」というシャウト。観客全員が一体となって「Hit Me !」と叫んでいた。嵐はピークに達していて、ステージはたったの30分で終わってしまった。

終了時刻が21:00過ぎ。観客がバス乗り場へ殺到して、大混乱を極めていた。バスが到着した瞬間に誰もが我先にバスへ駆け寄りモッシュのようになっていた。「・・・これ死人出るんじゃない?」本当にそう思った。怖かった。結局ボクたちはバスを諦めて麓まで歩くことにした。結局90分~2時間ほど歩いたと思う。駅に着いた頃には終電はなくなっていた。明け方の4:00頃に到着する夜行電車に乗るためうだうだ時間をつぶしていた。新宿駅に着いたのが朝の7:00頃だったと思う。精も根も尽き果てて帰宅した。嵐と観客が残したごみの山のせいで会場がめちゃくちゃになってしまったので、結局二日目は中止となってしまっていた。

FRF

後で知ったんだけど、観客の1人が山を降りる途中、民家に忍び込み冷蔵庫の食べ物を盗んで警察沙汰になったらしい。信じられん。後日報道されたニュースでは観客のモラルの低さ、運営側の手際の悪さが指摘されて、結局その後富士山の天神山スキー場で開催するのは困難となった。もう富士山に戻るのは無理なんだろうか。今やボクも聖☆おじさん、あの時の体験をもう一度しろと言われたら丁重にお断りします。それほど体力がいるイベントだった。

コメント

[コメントをする]

1 ■壮絶な・・

おもいでですね。。
当時、まだネットしていなかったので
雑誌でこの様子を伺い知ることになったのですが・・
確かその次ぎの年は熱中症で倒れる人が多かったとか、
いろんな事が教訓になって今に生かされてるんですよね。
しかし10年前のリチャード・ジェイムス、見てみたかったなあ。。

2 ■無題

苗場に場所を移した今でもフジロックって名乗っていることに、オーガナイザー日高さんの決意を感じますよ。
「いつか富士山に戻ってやるぞ」って。
今では海外からのお客さんもびっくりするぐらいゴミもなくてマナーもいいらしいですね。

コメント投稿

一緒にプレゼントも贈ろう!

Amebaおすすめキーワード

    Your SEO optimized title page contents
    アメーバに会員登録して、ブログをつくろう! powered by Ameba (アメーバ)|ブログを中心とした登録無料サイト