2016-02-02 00:01:37

PITTI UOMO ミラノショールーム 続報2

テーマ:PITTI UOMO

PITTI UOMOと聞くと、イタリアのブランドばかりの展示会だと思っている方も多いと思いますが、実際は世界中から様々なブランドが集まる展示会です。

最近は日本のブランドの出展が多いのは、ファッション業界の人達には知られていますが、一般の方にはほとんど知られていないのではないでしょうか。

イタリア以外だと特に英国のブランドの出展が多く、英国ブランドが集まるエリアもあります。

今回のPITTIは、先日ご報告したグレンフェルのように、英国ブランドでなかなか良いモノがありました。


その流れで、今回はPITTIで気になった英国ブランドについて更にご報告します。




日本でも既に展開のある英国ブランド ”PRIVATE WHITE V.C.”




デザイナーは、90年代中頃にBEAMSでも大人気だった英国ブランド ”NICK ASHLEY” のデザイナーだったニックアシュレイご本人。



あの”ローラアシュレイ”の息子さんですね。



懐かしい・・・。

私もブランドの取り扱いを始める際に、彼のロンドンのアトリエを訪問したので、彼と会うのは20年ぶりでしょうか。


彼も久しぶりのBEAMSのスタッフの訪問に、終始ご機嫌でノリノリでした。(笑)




英国の伝統的なアウターをベースに、最新の機能素材を使用したアウターは、今でこそ多くのブランドが採用していますが、当時は革新的な試みでした。


元々ニックアシュレイは、バイク乗りだった彼が 「バイクを降りてそのままレストランに行ける服がない」 という理由で始めたブランドでした。

このプライベートホワイトは、その精神を受け継ぎつつ、 ”モダンブリティッシュ・ミリタリー” をコンセプトに、英国のファクトリーで英国の素材のみを使い、”MADE IN ENGLAND” に拘ったブランドです。





コットン100%の機能素材であるベンタイルを使ったトレンチコートとバルカラー。

以前の英国ブランドのようなルーズなシルエットとは違い、今の時代感を感じさせるモダンなシルエットです。



ツイードのバルカラーコートもモダンなシルエットです。


サンプルサイズは2サイズアップぐらいを着ていますが、ボディーのシルエットも袖の太さも、今の時代感を捉えたラインが出ています。




このモーターサイクルジャケットも良かったです。


素材は昔からあるブラックウォッチのオイルドクロスを使っています。

フロントのディティールやバックルのデザインに特徴があり、フロントジップを取り外すことによってタイトにもルーズにも着られるという、ブランドのアイコン的なジャケットです。


英国の伝統的なアウターに新しさを加えると言う、往年のニックアシュレイを彷彿させるデザインです。




アメリカ的なボマージャケットタイプのブルゾンも展開しています。




素材は英国製の厚手のメルトンウールを使っています。


笑いながらも、ちょっとドヤ顔のニック。(笑)

必要以上にアピールはしませんが、英国製に対するプライドのようなモノを強く感じました。


そして、ここも私が注目している英国ブランド。



”BEGG & CO”


英国マニアの方には "ALEX BEGG" と言った方が馴染みがあるでしょうか。

元々は1866年創業の老舗ブランドですが、3年前にりブランディングして、ブランド名もBEGG & COになりました。


スコットランドの老舗ブランドにありがちな、クラシックな厚手のビーバータイプだけの退屈なコレクションではありません。


イタリアのスカーフのような軽くて薄手のタイプも多く、ウオッシュの加工を施したモノまであります。













色や柄に関しても旧来の英国ブランドのような古さはなく、時代性を感じさせるバリエーションです。

スコットランド製でありながら、トレンドに敏感なスカーフやマフラーと言うのは、このべグが初めてです。

既にBEAMSでもクオリティーの高さと、旧来のスコットランドブランドにはない色柄が人気で、毎シーズン早い時期に完売してしまうほどの人気ブランドになっています。

因みに、私も薄手のブラックウオッチのカシミアスカーフを含め、数枚所有しています。


少し前の英国ブランドは、”どんな流れが来ようが我が道を行く”的なところがありましたが、ここ数年は ”媚びない程度にトレンドに寄せる” というようなブランドも増えてきました。

一方、今のトレンドの流れは、今までの艶っぽいイタリア血中度の高いイタリアンスタイルは古くなってきているので、イタリアブランドも英国的な要素を取り入れるケースが増えています。

その様な流れもあり、元々英国テイストが大好きなイタリア人達も英国ブランドのそのような流れを歓迎しているように感じます。

もちろん、私も英国ブランドが時代性を取り入れることに関しては、とても好意的に思っています。



英国製のモノは、やはりイタリア製と比べるとプライスが高いと言うのは実状です。


イタリア人は英国ブランドに対しての憧憬が強いので、英国ブランドの製品は高くても売れます。


日本は90年代に起こった、いわゆる ”クラシコイタリアブーム” 以降、靴などの一部のアイテムを除いては、英国製はイタリア製のモノに比べると ”地味なモノ” というイメージがついてしまったように感じます。


”高くて地味なモノ” というイメージでは、多くの小売店が英国製品を積極的に展開しようとは思わないというのは仕方ないことだと思います。

しかし、今回のPITTIで時代性を取り入れた英国ブランドが多くなってきているのを見ると、今後英国ブランドの存在と新たな展開が楽しみになってきました。




元々20年以上前は英国ブランドをメインにバイイングしていた私。

イタリア製にバイイングをシフトしてからは、”魂を売った” とか ”流行りに乗った” とか、社内、社外から散々言わた時期もありましたが、実はそれにはヨーロッパのファッション業界の深い事情があった事はあまり知られていません。

と言いますか、自ら語っていません。(笑)

それを語ると、本が一冊書けるくらいになるので、今後英国製品に触れる際に少しづつお伝えできれば思っています。

あまり昔の事をばかり語ると、歳をとったなと最近感じてしまうこともあるので・・・








ホワイトスニーカーが流行りなのはわかっているのですが・・・


へそ曲がりなので、ネイビースニーカーを購入しました。




”adidas CAMPUS” のネイビースエード。

http://shop.beams.co.jp/shop/beams/goods.html?gid=6928857



BEAMSではブラックしか展開していなかったので、アディダス ショップで買いましたが、カジュアルセクションのシューズバイヤーに聞いたら2月末にネイビーも入荷してくるとのこと・・・

2月末まで待てないと自分に言い聞かせ、早速履いています。



2月末まで待っていただける方は、是非BEAMSでご購入お願いします。

コレはいいです。

色々なスタイルに合わせられる、まさに ”大人のスニーカー” です。

























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