MCS学生の受け入れ大学を探していて、当初、学生実験室の換気状態や研究でなるべく有機溶剤を使わない研究室探しをしなければと思っていました。
しかし、大学の訪問を進めるに従って違う問題も見えてきました。
学生が未成年のうち、あるいは3回生までは、親が実験内容を確認し、責任を持つことは以前、ブログでも書きました。
その話し合いを担任の教官と保護者でできるかどうかです。
勿論、親が大学の教官とほぼ同等の判断能力を持っていれば、問題はありませんが、そんな例は稀でしょう。
また、互いに理系で薬品を扱う専攻であっても、専攻が微妙に違います。
化学そのものについては大学の教官の方が詳しいですが、病気については保護者の方が詳しい訳です。
そこら辺の双方向の話し合いが成り立たないと受け入れられません。
保護者は学校を卒業して20年以上経っています。
卒業後、化学畑で仕事をしてきた人もいれば、そうでない人もいます。
塾講師や家庭教師をしてきた人や私のように医師や歯科医師と化学物質について議論を続けてこなければならなかった人間もいます。
一律に出身大学(偏差値ならまだしも、名前のイメージ)で判断しないで欲しい。
私も卒業して31年が経過しています。
しかし、その間、化学会社に勤務し、会社から勉強させて貰い、MCS悪化後は、毎日、専門書を開いて、いかに身の回りの化学物質を選ぶか、量的にどの程度まで使えるか、効率の良い解毒方法はと常に考えてきました。
目に入る化学的な工業製品は全て構造を把握し、安全性、どう除去するか、身の回りの多くの化学製品について広く学ばねばなりません。
大学の教官と話をしていて、相手の大学の偏差値しか考えていない先生も多い。
話をしていて、幼稚園児に話をするような話し方をされる方も多いのです、最初は仕方ないかもしれませんが、こちらも解り切った常識ばかり延々と聞かされるのはたまりません。
本質的な話に持って行こうとしても、当たり前の常識的な話ばかり延々とする先生方も多いのです。
尋ねるなり、試すなりして、無駄な話をしないで、どうやったらMCS学生が実験や実習が受けられるか議論して欲しい。
私は大学回りは半年に1校ペースで回ります。
大学の教官と話をすることは辛いことも多いです。
帰りに「私はそこまでバカじゃない」と自尊心ずたずたにされて泣きながら帰ることも多いのです。

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