「ザ・スナイパー」
The Matador
ジョンキューとモーガン・フリーマン主演の同邦題の映画があるけど、それとは全くの別物。
ちなみにあっちの原題はThe Contract。
更に言うなら実は作られたのは今回の映画のが1年早い。見比べてみるのも一興。
で、コティさんはどっちのが好きかというと、断然こっちですねw
もうね、ブロスナンオヤジったら登場シーンから飛ばしまくりwww
さすが自身がプロデューサー買って出てるだけあって、サーヴィス精神満載でガンガン行っちゃいます。
イッちゃいすぎてて多分普通の女子ならこの映画、特に前半は鉄板で引きますヽ(;´ω｀)ノ
何もあんなに下ネタてんこ盛りしなくてもよかろうにと思うんだけど、そこはやぱしブロスナンオヤジの真骨頂、
娼館のおねいちゃん相手にガッツリ飛ばします。その辺のB級臭さがもう、堪らんですわ。
でもね、この映画、そこが主題じゃない。
確かに「精神的にキちゃったアサシネーター」っていう設定は（しかもやるこたやってる）無理があると言えばあるけど
そんな彼を一人の人間として、時に可笑しく、時に真剣に相手をするグレック・キニアが最高。
しかも彼の妻役のホープ・デイヴィスがこれまた最高。いやあ最強の夫婦でしょうこの2人！
このコンビがとにかくいいので（ファックしまくるシーンがあれだけ可愛いのはあの2人だからだよね）、
違和感の若干あるブロスナンオヤジも段々画面に馴染んでくる。
欲を言えば、この夫婦とブロスナンオヤジの絡みをもっと盛り込んで欲しかった。是非とも。
余りにもそこはかとなく全体が可笑しいもんで、くすくすと笑いが止まらないのだけど、
最後の最後に来てあの、オヤジとキニア兄のあのシーンだもんね。いやあ参ったよ。
あのひっくり返しが素晴らしかった。久々にこの手の映画で唸ったね。
ああいう役だからこそ、グレック・キニアを持って来たんだね。いやあさすが。天晴。オヤジばんざーい！w
暑苦しいメキシコでの闘牛のシーンや、雪が降りしきるデンバーのクリスマスシーンなど、見どころも多い。
もしもこれを借りるなら、マルガリータだのウイスキーだのしこたま買い込んで、陽気に行きましょう。
気の置けない仲間と共に見るのもお薦め。友情に乾杯しながらどうぞ。
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