こんにちは。
飯島ムネヒロです。
今夜は東京信用保証協会にて
「飲食店の開業セミナー」を開催します。
(受付は終了しています。ゴメンナサイ。)
私は人材育成を中心に活動しています。
なのに、なぜ飲食店?と思われるかもしれませんが、
私が経営を実践したのが飲食店だからです。
もともと私は中小企業基盤整備機構に勤務して
いました。そこで、中小企業大学校東京校と
関西校にて研修の企画や運営を行っていたのです。
あるコースのカリキュラムを作っていた時のこと。
カリキュラムの中に「経営管理」という科目があった
のですが、この科目をどの先生にお願いしようか
考えていました。
いつもは中小企業診断士の先生にお願いしていた
のですが、都合がつかず、ほかの先生を探すことに
なったのです。
この時、ふと浮かんだこと。
「診断士の先生は実際に企業経営をしているのか?」
ということです。
野球をしたことのない人が知識だけで「こう打てばいいんだよ」
料理をしたことのない人が知識だけで「こう作れば美味しいよ」
信じられますか?
私は信じられません。
さらに追い打ちをかける出来事が・・・
私が診断士としてマーケティングの講義をしたあとの懇親会。
ある受講生(中小企業の管理職の方)にこう言われました。
「飯島さん、とても勉強になったよ。でもね、あなた、自分で物を
売ったことはあるの?」
私はこの質問に大きな衝撃を受けました。![]()
そう、私自身、自分がやったことのないことを教えていたのです。
「口だけの診断士になってはいけない」
10年以上勤めていた機構を辞めて小さな飲食店を対象にした
コンサルティング会社に転職しました。
2店舗の居酒屋の立ち上げと売り上げ改善を任され、店長として
現場に入りながら仕入、販売、人材育成、広告、接客を経験。
結果は・・・失敗。
正直言って、診断士の知識はほとんど役に立ちませんでした。
役に立ったのは「ファシリテーション」「ロジカルシンキング」
「マネジメント」といった技術。
ところが、今の診断士試験は知識ばかりで技術が軽視されて
います。(これは診断士制度が高度化を対象にした制度であり、
新しい内容の受け入れを拒んでいるからでしょう)
これだけは言っておきます。
診断士試験の内容だけでコンサルはできません!
診断士試験の内容は経営の基本にしかすぎません。
それを学ぶことは良いでしょう。
でも、その知識を生かすための技術がなければ
その知識は意味をなさないのです。
私はその技術を飲食店の現場で学ぶことができました。
そして、2店舗とも売り上げを倍増して黒字化できたのです。
今求められる診断士は、現場において経営改善の技術を
学ぶこと。それは演習や実習などの中途半端なもので
なく、実際に行うことが求められています。
実習でも「問題解決」の技術を教えてくれる先生は10人中1人
くらいですけども・・・。


